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日本VSコートジボワール

日本は何だか今までやってきたのと違うプレーを連発して負けてしまうという不思議な試合だった。

コートジボワール 1 vs 1 日本
0 (前半) 1
2 (後半) 0
コートジボワール 日本
得点 ウィルフリード ボニー(後半19分)
ジェルビーニョ(後半21分)
本田 圭佑(前半16分)
警告 スレイマヌ バンバ(後半9分)
ディディエ ゾコラ(後半13分)
吉田 麻也(前半23分)
森重 真人(後半19分)
18 シュート 8
11 直接FK 10
1 間接FK 2
8 CK 5
1 オフサイド 2
62 ボール支配率 38

http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/text/?gid=2014061403

日本代表の選手のプレーとかで気になった所

採点

川島  5  好セーブを見せるも相変わらずパスに問題があり危機を招く
長友  4.5 アシストするが後半は左サイドを崩されクロスで2失点
内田  5.5 フィジカルで劣勢だったが危機を何度も救う。攻撃も惜しい形を作る
吉田  4.5 攻撃参加もし危機も防いだが、肝心の失点シーンでマークがずれる
森重  5  献身的な守備をした
山口  5.5 ピンチを何度も防ぐが不用意な縦パスが目立った
遠藤  4  長谷部と交代し守備が劣化、攻撃もキープも出来なかった
長谷部 5.5 安定した守備でギリギリの所で失点を防いだ
香川  5  チャンスも作ったが厳しいマークに苦しんだ
本田  6  厳しいマークの中得点。最低限の仕事はした
岡崎  5.5 攻守に献身的に動いたがボールをもらえなかった
大迫  4.5 前線でボールを追ったが攻撃では消えていた
大久保 4.5 交代で入ったが消えていた

ザッケローニ 4.5 結果にこだわるザッケローニとしては内容も結果も伴わなかった。また交代で入った選手もいい形では働かなかった。特に長谷部交代後に左サイドの守備力が落ち左サイドから2失点を招いた。

試合の総評

日本が先制したが、試合は終始コートジボワールが試合し、日本は持ち味を出すことなく終わった。

日本代表の印象

全体としてはザンビア戦の最後の大久保の飛び道具的なゴールの影響をチームに強く感じた。ただし、本来のパスサッカーが見られず、偶に使う飛び道具だったはずの縦に速いプレーに終始してしまいカウンターを招き主導権を奪われた。後半は完全に制圧されポゼッションも維持できずカウンターも成功しなかった。何故かW杯本番で以前と少し違うスタイルのサッカーをするという不完全燃焼のような試合だったと思う。
守備に関しては、以前からの問題を分析されて狙われた印象。例えばW杯直前のザンビア戦も左サイドからのクロスで失点している。その時は長友のよせが機能しておらずクロスを簡単に挙げられてしまった点に問題があったが、そういうちょっとした問題以外にも、日本代表は長友が攻撃的にいく戦術を採用しているので長友の裏が常に危険なゾーンになりやすいという戦術的な問題と、左サイドのボランチに遠藤が配置されると右サイドより守備力が落ちる点。更に長友が中の守備に入ると高さが足りないという点から左からのクロスに弱くなりがちな傾向が元からあった。更に攻撃の起点は香川と本田に大きく依存しているので二人が持った時に寄せることでカウンターを成立しやすくなって居たように思う。

適当に見つけたyoutubeの動画

日本vsザンビア 国際親善試合

日本 4 vs 3 ザンビア
1 (前半) 2
3 (後半) 1
日本 コスタリカ
得点 本田 圭佑(前半40分)
香川 真司(後半28分)
本田 圭佑(後半30分)
大久保 嘉人(後半46分)
クリストファー カトンゴ(前半9分)
ネイサン シンカラ(前半28分)
ルバンボ ムソンダ(後半44分)
警告 大久保 嘉人(後半27分)
吉田 麻也(後半37分)
酒井 宏樹(後半41分)
クリストファー カトンゴ(後半34分)
8 シュート 8
12 直接FK 14
3 間接FK 2
3 CK 3
3 オフサイド 2
52 ボール支配率 48

http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/text/?gid=2014060601

Japan vs. Zambia - 7 June 2014 - Soccerway
http://int.soccerway.com/matches/2014/06/07/world/friendlies/japan/zambia/1665094/

試合の総評

全体の印象としてはザンビアが予想以上に強いチームで、一方の日本はコンディションの問題だけではなく連携や戦術面に偏りが見えてチームとしての課題が多々あった。

ザンビアの印象

ザンビアは中盤の守備のプレスが強く、本田や香川などキープレイヤーを中盤で抑えてきた。攻撃の戦術としてはフィジカルだけではなく、ロングボールだけでもなく、狭い所でのショートパスもかなり上手い。そこにサイドチェンジでフィールドを大きく使っていた。日本のコンパクトなプレスをサイドチェンジで揺さぶりボールを運ぶ。ある所まで持ち上がると今度は、一転中への速いクロスや強烈なミドルなどの飛び道具。日本の場合は運んだ後も人数をかけて細かく崩すが、ザンビアはパワフルなミドルがあり、これにより少人数がバイタル付近に近づくだけでペナルティエリアの中まで突破しなくても得点できる可能性がある。パスワークだけではなく最後はフィジカルも十分に生かした面白いスタイルだったように思う。何故か昔のベンゲルを思い出すような戦術だった。

あえて特筆すべき点はこのザンビア代表は主力が「CAFコンフェデレーションズカップ」の試合の関係で離脱*しており主要メンバーが少なかったという点だ。アフリカでW杯に出場できなかった国の主力抜きのメンバー相手としてこの結果を見るとコートジボワール戦には不安を残す形となった。

* : http://qoly.jp/2014/06/07/zambia-wants-to-see-how-far-we-are-from-worldcup

日本代表の印象

いつもに比べ中へ切れ込む攻撃パターンが多く、サイドからの攻撃がこの試合では少なかったように思う。また長友や内田、酒井がサイドの裏に抜けるプレーも少なく、サイドの裏の岡崎へ出すプレーも少なかった。これによりサイドからマイナスの低いボールで降り返すプレーはあまり見られなかった。代わりにサイドから中に切れ込むプレーは多く中央のバイタル付近からのシュートや、ゴール前のFWの裏へ出すボールを多用しており、柿谷や岡崎が裏へ抜け出す動きに合わせるプレーを主体としていたように思う。得点は1点目が相手のハンドによるPK、2点目がクロスボールがそのままゴールになるラッキーなゴール、3点目はその直後の隙を突くゴールと、ほとんどが正攻法の崩ではないのも気になる。

スタッツを一つ

スタッツで気になった所は、まずインターセプトの回数。

日本 ザンビア
15 インターセプト 30

http://www.goal.com/jp/match/%E6%97%A5%E6%9C%AC-vs-%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2/1665094/stats?ICID=MP_MS_4

日本が15に対して、ザンビアが30と倍も違う。これはフィジカルチームと対戦した時のいつもの日本の言い訳がしにくい数字だ。フィジカルを強みとするチームに単純に高さやスピードで負けるのとは違う。インターセプトはむしろパスワークの問題による所が大きいからだ。日本は前半にボールを回せてないイメージはあったものの後半は攻めれていた部分もあったので予想以上の開きという印象。しかし、よくプレーを見ると実は後半も日本の攻撃は青山の縦パス1本だったり、DFの森重が攻めあがるという特殊な形で得点しており、攻撃陣のパスワークで崩したわけではない。W杯のように日本対策をしたチームとの対戦を想定すると日本のパスワークに対策を立ててくるケースは常に想定されるパターンで、非常に意味のある試合だったように思う。

日本代表の選手のプレーとかで気になった所

採点
西川 4.5 失点数とミドル対応に課題。パスは違いを見せた
吉田 5  
長友 4.5 突破が少なく、自身の裏は防いだがクロスを上げられた
今野 5  
内田 4.5 決定機に加速で裏に抜けられ失点。体調に不安
遠藤 5  敵の中盤対策に決定的な仕事はできず守備には不安
山口 5.5 中盤をスタミナでカバーしたがミドルが失点に
香川 6  得点したが、連携は単調で多くが防がれた
本田 6  マークに苦しんだが、相手が浮き足立つ瞬間を仕留めた
岡崎 5  献身的に動いて貢献したがゴールにはつながらなかった
柿谷 4.5 裏への抜け出しは決まらず、それ以外は消えていた

大久保 6.5 連携対策を吹き飛ばす個人技と勝ちへの拘りを見せた
大迫  5  無難にプレーしたがFWとしては、もっとゴールに期待
森重  6.5 安定した守備と素晴らしいアシストで攻守に貢献
酒井宏 5  スピードとフィジカルは十分。コンディションは良好
齋藤  4.5 ボールタッチが少なすぎた。味方との意思疎通に期待
青山  6  コスタリカ戦でも見せた深い位置からの縦パスが決まった

ザック 5.5 勝利へのこだわりと結果を出すスタイルは流石。ただし相変わらず選手には無理をさせる傾向があり、明らかに調子の悪い内田や、試合中に右手を痛めた大久保、頭から出血した岡崎についても、怪我の後も試合に出場し続けてたので本番への影響が気になる。怪我の長谷部と酒井のコンディションも気になる。また本田も常に出場し続けているので、本田が怪我をした時のトップ下の交代などの形が想像できない。本田潰しで日本が対応できるのか不安が残る。

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日本vsコスタリカ 国際親善試合

国際親善試合 日本 vs. コスタリカ

日本 3 vs 1 コスタリカ
0 (前半) 1
3 (後半) 0
日本 コスタリカ
得点 遠藤 保仁(後半15分)
香川 真司(後半35分)
柿谷 曜一朗(後半47分)
ブライアン ルイス(前半31分)
警告 大迫 勇也(前半7分)
今野 泰幸(前半39分)
ジャンカルロ ゴンサレス(後半18分)
16 シュート 8
8 直接FK 17
3 間接FK 8
7 CK 3
3 オフサイド 8
55 ボール支配率 45

http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/text/?gid=2014060201

Costa Rica vs. Japan - 3 June 2014
http://int.soccerway.com/matches/2014/06/03/world/friendlies/costa-rica/japan/1660446/


https://www.youtube.com/watch?v=0OyDStgvC1Y

日本代表の選手のプレーとかで気になった所

ザッケローニ:相変わらず戦術的には安定した組み合わせを提示してくるのだけど、コンディション管理という面においてはむしろ過去の監督と比べてもリスキーな采配を好む傾向があると思う。この試合でもそれが一部見えたので本番が心配になる。本番で怪我ならまだしも、本番前に怪我で使い物にならなくなったら今までの4年が水の泡になるだけに心配

採点
川島4.5:セーブもするがパスの成功率が気になる
今野4:肝心の所でミスし失点
吉田5.5:素晴らしいボール奪取。体調は戻してきているが、昔からやらかすフリーにする癖が抜けきらない
森重6:DFラインからの素晴らしい組み立て
内田5:体調を戻してない。前半に痛め怪我が悪化
本田5:前回よりは体調も回復傾向ゴールには絡んだ
山口7:素晴らしいボール回収率
遠藤6:青山の縦パスに対して遠藤の散しが試合を変えた
香川7.5:安定のボール奪取率、素晴らしいクロスとゴール
岡崎5:攻撃は失敗していたが守備でカバー
大迫4.5:チャンスは十分にあったが得点なし
大久保5:自ら決定機を作るもシュートを外す
柿谷6:短時間で点を取った
青山6:素晴らしい縦パスでチャンスを作る

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日本vsキプロス 国際親善試合

日本 1 vs 0 キプロス
1 (前半) 0
0 (後半) 0
日本 キプロス
得点 : 内田篤人(前半43分)
警告 : 岡崎慎司(前半28分)

youtube で適当に見つけた ハイライト


https://www.youtube.com/watch?v=sFTM7K_tbSs

日本代表の選手のプレーとかで気になった所

柿谷:裏への抜け出し一度以外はほぼ消えてたイメージ。ただ、代わりに入った大久保でちょうど比較できて鮮明になったのは裏に飛び出す加速力はやはり大久保よりもかなり速いということ。相手の裏にスペースがある試合なら柿谷が輝く可能性は高そう。逆に相手に引かれたときに柿谷の引き出しが少なすぎるのが気になる。
大久保:積極的なシュートとボールキープ、そしてフィジカルコンディションもよさそうで大型DF相手にもポストプレーっぽい事が出来たシーンもあった。あとは連携次第。
香川:決定機の演出という意味では物凄く目立ったわけではないが、FWがいまひとつ物足りない日本代表においてはフィニッシャーとしても外せない状態になってる。ミドルシュートだけでなく、得点につながったシーンでも香川の最後に抜け出た所で相手が崩れて転がったボールを内田が入れれたわけで、攻撃面でも役立っていた。そして守備が素晴らしく高い位置で奪うシーンが何度もあり、このボール奪取能力は前線の選手としては極めて貴重で、パスカットや相手の来る場所を読む守備が非常に上手い。本田もフィジカルで寄せるのが上手いので、結果的にセカンドボールの回収率が劇的に向上している気がする。
清武:相変わらず守備は不安が残るが攻撃の連携は素晴らしく、リーグでの現状を考えれば上出来だったように思う。
本田:はやり体が重そう。走行距離は十分だったので動けないというより、出足の加速が悪い印象。チャンスには頻繁に絡みシュートも打てたが入らなかったので
山口:代役としては十分にプレーしたし、対面した時の守備も悪くなかったが、守備の連携の面で偶にずれるのか相手がフリーになっていたのが気になる所ではあった。
長谷部:怪我で難しいとの話もあったけど、この試合を見る限りなら十分プレーは出来そう。今後のコンディション改善を考慮すれば上出来
森重:吉田の代わりを安定して勤めた。怪我を考えると森繁スタメンもありえそう
吉田:コンディション以外は特に不安はない感じ
内田:怪我の問題は少し感じさせたが、ゴールも決めただけでなく素晴らしい戦術眼で非常に光るものがあった。内田は対面の強さというよりも、守るべきタイミングでちゃんとDFとして守備の場所に居る能力が異常に高いと思う。あれだけSBとして攻撃参加している割に守備の時にはほぼ戻っている。これは長友や酒井にはない素晴らしい特性で流れを読むのが異常に上手い。
長友:相変わらずこのレベルの相手には突破力十分でドリブルやボールの運び役としては負ける感じがしない。1vs1で対面した時の強さを重視する人なら絶賛するだろう。ただ、ボールを運んだ後の選択しが少なく、一応シュートも打てるけどインテルでもシュートが必殺の武器というわけではなく、結局最後の所でクロスを上げるしかないのだけど、クロスの質の問題と中であわせるFWが今の代表には居ないので正直長友の武器は現代表では猫に小判というか、どういう風に長友を生かすと点になるのかが少し見え難い。そして守備に関しては相変わらず対面した時のフィジカルは強いのだけど、上がり回数が多いので反面裏を取られる危険性が常に高いというリスクが目立つ。
伊野波:ちょっと守備で約束事でずれる事があったので心配。交代ではいったイノハが不安すぎる出来だった部分もあるがDFとして常に低い位置に居るという点ではイノハに変えると守備できなバランスで選手を配置できるという意味で長友の持つリスクは軽減する効果はありそう。

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