「試合結果」カテゴリーアーカイブ

キリンチャレンジカップ 日本vsボリビア

日本 1 – 0 ボリビア
中島 翔哉 後半30分 得点
警告

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 23 シュミット ダニエル 5.5 落ち着いた試合で危険なシーンが少なかったが安定した無失点に抑えて安定したプレーを魅せた
DF 2 三浦 弦太 5.5 攻撃でのボール回しはしっかりしており、無失点に抑えた
DF 19 安西 幸輝 6.0 守備ではしっかり防ぎプレーの強度をみせた。上がりも多く攻守のバランスが取れたプレーをみせた
DF 20 畠中 槙之輔 5.5 日本がボールキープしている時間が長く見せ場が少なかったが危ないシーンはしっかり抑えた
DF 22 西 大伍 5.5 高いクロス精度、タイミングの良いあがりなどいい部分が随所にあったが。年齢を考えると、8年前に見たかった選手。今は選ぶべきだとは全く思えない
MF 10 香川 真司 4.0 足元の上手さと視野の広さの違いは見せた。ただ消極的で点にはつながらなかった。自身の足元のテクニックを活かしきれておらず持っているん能力やポテンシャル、プレーの質を無駄遣いしていた
MF 11 宇佐美 貴史 4.5 後半16分OUT 攻撃ではいまいち見せ場を作ることが出来なかった。強みを活かすには周りの文句を恐れず仕掛けてシュートを打つべきだと思った。守備ではよく走ったが代わりに攻撃力が落ちてしまった印象
MF 14 乾 貴士 5.5 後半17分OUT やや消えている時間が長かった。一瞬で抜け出るなど何度か決定的な形を作ったが決めきることは出来なかった。ただし前半はシュートへの積極性がある唯一の選手だったのでそういう意味ではチームでは重要な役割を果たしていた
MF 15 橋本 拳人 5.5 危ないシーンで上手く抑えるプレーが光った。カウンターが危ない場面で戦術的なファールなども見せた
MF 25 小林 祐希 5.5 FKの持ち味や足元の上手さ、攻撃参加出前に走り込むプレーなど持ち味はみせた
FW 18 鎌田 大地 5.5 後半38分OUT 可能性を感じさせる場面はあったが、戦術が鎌田を生かしていなかった印象。後半は中島堂安を投入すると素早いパスワークで足元の上手さが機能しだした。ただし見せた強みはCFではなく香川が空いた場所のOMFとしてパスの出してとしていいプレーを見せた
交代
MF 21 堂安 律 6.0 後半16分IN 入った直後に高い位置で素晴らしいボール奪取をみせて守備の違いを感じさせた。短い時間でボールを奪う能力と、一人で突破する能力で違いを作った
MF 8 中島 翔哉 6.5 後半17分IN サイドを抉る素晴らしいドリブル。堂安と南野の連携で、南野がアシストで中島が1ゴール。その後も攻め続け枠に当てるミドルなどもみせた
MF 7 柴崎 岳 5.5 後半24分IN ボールキープはやや不安定になったが、得点の可能性を上げるリスクのとり方をしていた
MF 9 南野 拓実 6.0 後半24分IN 入ってすぐ1アシスト結果を出した。その後もミドルにつめて惜しいシーンなどをみせた
DF 4 佐々木 翔 5.5 後半28分IN 少しリスキーになった試合展開を抑える働きをした。また持ち味のミドルシュートなどもみせ攻守一体となった安全策も頭の良さを感じさせた
FW 13 鈴木 武蔵 5.0 後半38分IN 点は入らなかったが惜しいヘッドや裏に抜けるスピードを見せるなどCFらしさも見せたが、ポストプレーはほぼ失敗しており課題も残した
監督 森保一 4.0 相変わらずサブのメンバーの戦術が機能しておらず、このままではターンオーバーした時の大幅な戦力ダウンは否めない。しかも選手の問題というより戦術的な組み合わせがハマっていない感じが非常に強くコーチ監督などの戦術的な問題を強く感じさせた。良かったのは膠着した時に早いタイミングでちゃんと交代出来たという点で採点は+1くらいしている。
試合後、森安監督のコメント

「代表を作っていく上で経験は浅いが、いい選手達がまだまだ沢山居るということを示してほしかったので、勝利という結果で示してくれたのはよかった。前回のコロンビアに負けていたので勝ててよかった」

日本の立ち位置を測る試合とのことだったが測れたか
「手応えは1-0でかてたのは良かったが、これがもう少し得点できればよかった」

日本代表の印象

 一人ひとりは確実に上手い。香川もプレーは明らかに上手い。鎌田も足元はぶっちゃけ相当うまいなと思った。乾も上手いしシュートも打った。宇佐美も正直一人で抜けそうなくらいには上手かった。だけどチーム戦術が点を取る形になっていない。バラバラに前の3人が流れ込んでゴール前がごちゃごちゃしてシュートコースなくなったところで耐えかねて乾がシュートしたのが一番攻撃的な形になっていた。それ以外には決定的に崩す形がほぼ0という感じでこのサブはテクニックや技術レベルは高いがチーム戦術が弱くて誰がシュートを打つのか誰に合わすのか、誰にボールを集めるのかよくわからないチームになってしまっていた。

 鎌田を使うのならば、もっと単純に鎌田にボールを集めれば点を取ったのではないかなという印象。全体として受けたイメージは主力に比べて大分弱い。これに尽きると思う。

やはり残るサブメンバー選考の問題

 前半を見る限り、宇佐美も香川も鎌田も似たような役割になっていた。誰か一人をセカンドトップかOMFとして使えばいい状態で誰もCFでもなくサイドの選手でもなかった印象。組み合わせとして機能していたのは得点をした時間の鎌田がOMFで南野がCFっぽい動きをした時間。鎌田と香川は役割をしっかり分担しないと似たような動きになってしまっていた。逆に武蔵をCFで出すのならば、香川がOMFでも良いのではないかと思った。また前半の構成だとDMFにボールを入れてもらわないとボールを運ぶ選手が居ないように見えた。その結果香川が下がってきてDMFみたいな動きをすることになるがそうすると前で火力を出す選手の枚数が足りず誰がフィニッシュするのか見えてこない。前の選手で誰が打つのか誰にボールを合わせるのかがはっきりしなかった。
 またボールを前に上げるまでに時間をかけすぎているため相手が引いてしまい、ゴール前がこじ開けることが出来なかった。また単純なクロスやミドルが少ないので中だけを防げばいい状態になってしまっていた。どうやって攻撃の可能性を上げてリスクを低くするのかがわかりにくい。SBを上げてまでリスクを取ってシュートにつながらないとカウンターのリスクばかりが上がっていく。幸い橋本がカウンターを潰すのが上手く危機にはならなかったが、それも橋本の個人技という印象。

試合の総評

日本が高いポゼッションでボールを持ち続けるも全く攻め手がなくボールを回し続けて45分。じれた乾がシュートを打つ以外まともな攻撃の形を作ることが出来なかった。
後半は速いタイミングで中島堂安南野が出場し一気に流れが変化してすぐに1得点。日本の主力とサブの明暗がはっきりと別れた。

スタッツ

日本 ボリビア
68% ボール支配率 32%
17 シュート 4
3 枠内シュート 0
680(88%) パス(成功率) 264(67%)
5 オフサイド 5
14 フリーキック 22
8 コーナーキック 3
0 ペナルティキック 0

U-22日本 vs マカオ 8-0

A代表とU-22代表の監督を兼任する森保一監督に代わり、横内昭展コーチが監督代行として指揮を執った一戦で、最もインパクトを残したのは後半から出場した上田綺世だ。

 前半をスコアレスドローで折り返した日本は、後半から先発したボランチの齊藤未月に替えてFWの上田を投入。3‐4‐2‐1から3-5‐2にフォーメーションを変更し、前田大然と2トップを組ませた。

 すると、この采配がピタリと当たる。51分に、三好康児のCKに町田浩樹が頭で合わせて先制点を挙げた、その3分後だった。前田が右サイドから切り込んで崩した後、低めのクロスを入れると、上田がDFを背負いながらも右足で合わせ、ゴールネットを揺らしたのだ。

 これで完全に波に乗った若き日本代表は、60分にも三好からのクロスを上田が右足でボレーシュートを決める。67分に遠藤渓太、69分に前田が続くと、70分には上田がこの日3点目となるゴールを決めてハットトリックを達成。72分に前田、78分には途中出場の久保建英のCKを板倉が決め、ゴールショーは幕を閉じた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190323-00056022-sdigestw-socc

今の時点での大会の熱気が冷めた視点でいうと、もっと若い選手を入れた方が強い気がしている。CFも大迫の控えとしては鈴木、前田や上田、オナイウ。南野の控えでも鎌田や伊藤。乾の所も三好や久保など可能性が転がっている。CBも板倉中山、それに杉岡もいい選手だと思う。CBはそれに加えて植田も居るわけで、4年後が下り坂の先にしか見えない槙野、佐々木あたりとどこかでパフォーマンスの曲線は交差して若手の方が良くなると思う。4年は長いので。あと個人的な第一印象では上田は只者ではない。

http://football.ologies.net/2019/02/02/asia2019/#more-1055

でも書いたが、個人的に見た印象では、上田は只者ではない。まだ若く、相手もマカオとあまり強意図は言えない相手。しかし、秘めているポテンシャルは明らかで。この前の試合でも上田の素晴らしい試合を何試合か見た。U22ではなく堂安のようにA代表に呼ぶべき一人だと思う。おそらくA代表はもっと若い選手を入れたほうがむしろ強くなると今も思ってる。

スタッツ

日本 マカオ
70% ボール支配率 30%
37 シュート 0
12 枠内シュート 0
662(84%) パス(成功率) 129(50%)
0 オフサイド 3
6 フリーキック 13
19 コーナーキック 1
0 ペナルティキック 0

アジア杯2019予選 日本 vs カタール 1-3

日本 1 – 3 カタール
南野 拓実 後半24分 得点 アルモエズ アリ 前半12分
アブデルアジズ ハティム 前半27分
アクラム アフィフ 後半38分

柴崎 岳 前半20分
吉田 麻也 後半37分
酒井 宏樹 後半41分
警告 アクラム アフィフ 後半38分
ペドロ コレイア 後半48分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 5.0 オーバーヘッドで1失点し流れを作られてしまったが、コースが良かったためある意味1失点目は仕方がなかった面もあった。2失点目も同じくミドルレンジから少し入った所のシュートで、権田のやや課題であるとも言えるミドルへの対処能力の低さが目立った。ただし3失点したがシュートはどちらも素晴らしい精度で、残りもPKとGKのプレーで止めれなかったとしても仕方がない内容だった
DF 5 長友 佑都 4.5 サイドをえぐられこそしなかったが、左サイドからのカットインで崩されてしまっていた。攻撃では追う場面でリスクを取って勝負した
DF 16 冨安 健洋 5.5 中央を突破されての2失点。攻撃でも何度も見せ場を作りCKのチャンスもあったが決めきることはできなかった
DF 18 塩谷 司 5.0 守備で期待されたが、遠藤の代わりとはなれなかった。逆に攻撃面では予想通り遠藤では出せない素晴らしいパスで1アシスト
DF 19 酒井 宏樹 5.5 サイドからの攻撃はほぼ押さえ込み、攻撃面でも崩す形を何度か見せたが崩し切ることが出来なかった
DF 22 吉田 麻也 3.0 失点はいずれも中央を突破されてからのシュートで決められており、最後の場面でのよせで吉田のマッチアップから失点。さらにハンドでPKを与えてしまい試合を決定づけ吉田の試合となってしまった。攻撃では惜しい場面でのヘッドも見せたが決めきることができなかった
MF 7 柴崎 岳 5.0 決定的な崩しの場面でやや連携が取れなかったが、引いてきた相手にいいパスも何度も見せた
MF 8 原口 元気 4.5 ハードワークしたが攻撃面ではやや消えており、決定的な形を作ることが出来なかった
MF 9 南野 拓実 7.0 失点してからメンタル面の強さを感じさせるプレーは他の選手と1段階違うレベルにあった。勝機を見出す能力が高く後半に裏に抜け出し1ゴール。後半は特に攻守で超人的な粘りを見せた
MF 21 堂安 律 5.5 右サイドからの攻撃は崩す形を見せたが結果にはつながらなかった。武藤が交代で入ってからはトップ下へポジションチェンジして再三に渡りゴール前で惜しいシーンを作ったが決め来れなかった
FW 15 大迫 勇也 5.5 前線でボールを収め何度も形をつくったが、カタールに上手く対策されていた。後半はサイドでもボールを受けるなど攻め続けた
交代
FW 13 武藤 嘉紀 6.0 後半17分IN 取り返す場面で、消ややえていた原口に代わり投入。ヘッドで惜しいシーンを何度か見せ、武藤が入ったことで裏へのボールが効果を見せ流れを作った
MF 14 伊東 純也 後半38分IN 塩谷と変わって出場したが、塩谷が居なくなったことでボールが取れなくなりかえって守備的な形になってしまい伊東の持ち味を見せることができなくなった
MF 10 乾 貴士 後半44分IN 時間が短すぎて採点不能
監督 森保一 4.5 試合前から予測されていた遠藤の所の処理が甘く、中央のところから2失点。戦術的に何らかの対応が必要だったと言わざるを得ない。攻撃面でも控えメンバーの中に反撃できる切り札が作れておらず、終盤にはDMFの塩谷を外して攻撃枚数を単純に増やしたためかえってボールが奪えなくなり試合をひっくり返すことは出来なかった

試合後、森安監督のコメント

「優勝を期待してもらっていたので優勝できなかったのが残念。選手たちは優勝を目標にしてチームでやってこれたことは誇りに思う」
「負けたということは相手のほうが強かったということ。この試合を分析して、この大会を分析して、次にステップアップしていければと思います」

日本代表スタメン

 前回のイラン戦で負傷した遠藤に変わり、塩谷がスタメンとしてDMFに。イラン戦でも遠藤の働きで守備が安定していたため守備ではチャレンジングなスタメンとなった。ただし、攻撃ではややコンディションの良くないとされていた大迫がスタメンで出場し、前回全得点に絡んだ南野、期待の若手の堂安、イラン戦でも1得点した原口など攻撃力は十分の構成となった。

試合の総評

 試合会場がUAEでカタールとUAEの中が悪いという話なので現地が中立の状態になるのが期待されたが、実際に開始してみると完全にアウェイで会場はカタールを応援しており、審判もややカタールよりで期待された中立の状態ではなくアウェイの雰囲気。
 試合内容も試合前から予想されたとおりカタールの火力は十分で、日本の守備をきれいに崩して1失点。特に前線の選手はUAE戦の2得点目でも見せたような素晴らしいコースへのシュート精度を見せた。遠藤が居ないことで日本はややDMFの守備力にいつもと違う部分があり、そのすきを上手く付かれた形になった。2失点目も吉田の前の所で、塩谷吉田長友の辺りからカットインしてシュートで失点。やや権田のミドルの弱さ(権田はポジショニングがよく前にでたりするプレーは上手いがミドルのセーブ率はややシュミットより劣る印象)も目立った。
後半は日本の攻撃が目立ち塩谷のアシストから南野が素晴らしい粘りで1ゴール。しかしその後吉田がハンドでPKを取られて3失点目。時間が無くなってから伊東、乾を投入したが時間切れで試合終了。

 全体としては1-3ほどの差はなく、PKでの1失点で、日本もかなりいい形での攻撃を何度も見せ1点取り返せたのは大きな進歩だった。ただ本当の強豪ベルギーのように3点取り返すほどの控えの選手層とメンタル管理は出来ていなかったように思う。その中でも南野や塩谷など点に絡んだ選手だけでなく、冨安や堂安などむしろベテランよりも若手の選手にメンタルの強さを見せた選手がいた点は評価できると思う。

スタッツ

59% ボール支配率 41%
13 シュート 9
2 枠内シュート 3
506(80%) パス(成功率) 308(77%)
1 オフサイド 0
9 フリーキック 19
13 コーナーキック 2
0 ペナルティキック 1

アジア杯2019予選 イラン vs 日本 0-3

イラン 0 – 3
得点 大迫 勇也 後半11分
大迫 勇也 後半22分
原口 元気 後半46分
オミド イブラヒミ 前半44分
バヒド アミリ 前半24分
警告 酒井 宏樹 後半1分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 6.0 いいポジショニングで積極的にボールを取りに行くプレーが光った。DFラインとのパス回しで危機を招いたシーンもあったが、自らセーブして窮地を脱した
DF 5 長友 佑都 5.5 ここまで少なかったSBの上がりを見せ積極的な攻撃参加をみせた
DF 16 冨安 健洋 7.0 懸念されていたアズムンを抑え込こみ、ハイボールを尽く弾き返した。後半も完全にイランの攻撃を防ぎきり20歳とは思えない落ち着き
DF 19 酒井 宏樹 6.0 後半28分OUT 前半に激しく足首へスライディングされてしまいフィジカルで激しく争う場面が多かったが大事な場面は防ぎきった。前半の怪我が響いたのか後半に交代
DF 22 吉田 麻也 6.0 裏に何度もロングボールやロングスローを出されて対応に苦しんだが、決定的な仕事はさせず防ぎきった
MF 6 遠藤 航 6.5 後半15分OUT 守備面でセカンドボールを拾うことで相手のカウンターを防ぐ役割をした。負傷交代したため怪我が気になる所
MF 7 柴崎 岳 6.0 プレースキックの精度など、流れの中でのパスの供給以外にも良さを見せたが、後半イランが攻撃に出てスペースができた所で決定的なパスを何度も通した
MF 8 原口 元気 6.5 いつもどおりハードワークした。相手のフィジカルも強く難しい時間が長かったが、最後にダメ押しとなる1得点
MF 9 南野 拓実 7.5 前線からのいつも以上のハイプレスをみせボールの保持に貢献した。前に出た時はCFのようなポジションに入ったり、OMFのように下がってボールを受けたりと広く動いたポジショニングで相手を翻弄し攻撃の組み立てを見せた。後半には裏に抜け出た所を吹き飛ばされたが倒れた後もボールを追い続け上げたクロスボールで1アシスト。更にその後のイランの猛攻を逆に振り切る事になる相手のハンドでPKを獲得。全得点に絡む決定的な仕事をした
MF 21 堂安 律 6.0 後半44分OUT 惜しい形でのシュートなども見せたが完璧に崩し切ることができなかった
FW 15 大迫 勇也 8.0 明らかにポストプレーのボールの収まり方で違いを見せた。後半の競り合った試合展開で均衡を崩すヘッドを決めて1得点。更にPKで1得点と2得点。決定的な仕事をした
交代
DF 18 塩谷 司 6.0 後半15分IN 怪我の遠藤に交代で入り試合をコントロールし無失点で終わらせた
DF 3 室屋 成 5.5 後半28分IN 怪我で酒井に交代して入り酒井の穴を埋め若手とは思えない手堅い守備を見せた
MF 14 伊東 純也 後半44分IN 出場時間が短すぎるため採点不能。ただし良い攻撃のシーンも見せ、試合を無失点で終わらせるのに成功した。
監督 森保一 6.5 スタメンはやや保守的な選抜ではあったが、この大会では今まであまり見せなかったハイプレスやポゼッションのキープを見せるなど戦術の引き出しも一つ見せた。試合中に怪我人が何人もでるなかうまく交代をして切り抜けた

試合後、森安監督のコメント

「3-0という試合になりましたけど、本当に厳しい試合で」とコメント。「選手たちが覚悟を持って、最初から戦う姿勢を示してくれたこと、そして勇気を持ってプレーしてくれたので勝利に繋がったと思います」と勝因を挙げた。

「今日は本当に完全アウェイのような雰囲気の中、たくさんの日本人の方が応援に来てくれましたし、たくさんの応援をしてくれた日本人の皆さんに勝利を届けられて良かったです」と決勝進出を喜んだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190129-00307122-footballc-socc

日本代表スタメン

 ベトナム戦から殆ど変わらず、大迫がCFに入ったことで招集されたメンバーの中ではほぼベストメンバーに近い主力を投入した試合になった。GKは怪我明けの東口ではなく、ここまで使ってきた権田とかなり保守的なメンバー選考。ただし今までと違いSBも攻撃参加を見せたり、中盤でのボールキープをみせるなどこの大会ではココまで見せてこなかった戦術の多様性を見せた。
激しい試合になったため、中盤を支えていた遠藤やSBの酒井など、けが人が増えた点が非常に気になる。そして大迫も削られるシーンが目立ち次の試合に不安が残った。あと大迫はんぱない。

試合の総評

 日本が前半の序盤から攻撃的に仕掛け、この大会ではあまり見なかった前線の高い位置からプレッシャーをかけショートカウンターでボールを奪う動きやSBの上がりを加えた厚みのある攻撃を見せた。イランはフィジカルを活かしロングスローを多用。そこに競り合ってラフプレーとやりたい放題のストロングポイントを組み合わせてきた。徐々に荒いイランのプレーが増えたことで選手が削られてしまい故障が心配される展開に。日本側が相手に対して強くあたっていないようなシーンでも簡単に笛を吹かれてしまいセットプレーが増え、権田やCBの冨安吉田が目立つ展開に。前半はやや笛の難しさを感じた。
 後半もお互いに得点できない試合展開が続くが、ファールが多くなり日本の自陣で何度もセットプレー。さらに遠藤が削られて負傷交代するなど、荒い試合展開。その苦しい展開で南野が抜け出しクロスボールに大迫がヘッド出会わせて得点。試合の流れが大きく変わった。更に南野攻撃でPKを獲得し大迫が更に追加点。前半から削られていた酒井も途中で負傷交代。激しい試合になったが日本が力の差を見せつけた。

スタッツ

41% ボール支配率 59%
9 シュート 5
3 枠内シュート 2
211(63%) パス(成功率) 281(77%)
2 オフサイド 0
14 フリーキック 14
5 コーナーキック 1
0 ペナルティキック 1

アジア杯2019予選 ベトナム vs 日本 0-1

0 – 1
得点 堂安 律 後半12分
ブイ ティエン ズン 後半11分
ドゥアン バン ハウ 後半15分
警告

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 6.0 危ないシーンもあったが無失点に抑えきった
DF 5 長友 佑都 5.5 攻撃参加よりも安定した守備が光った。長友の裏を身長の低さを狙われてつかれる危険性が付きまとっていたが運動量でカバーした
DF 16 冨安 健洋 6.0 若手とは思えない安定感で、吉田と共にCBコンビを形成しており、CKなどでの攻撃参加も十分期待できるプレーをした
DF 19 酒井 宏樹 5.5 フィジカルでの持ち味は見せたが相手の足元がうまく苦戦した面もあった
DF 22 吉田 麻也 6.5 攻撃参加でもVARで取り消しになったヘッドのゴールなどもあり、攻守にわたっていいプレーをみせた。特にシュートのコースをブロックするプレーで何度もピンチを救った
MF 6 遠藤 航 6.5 中盤の守備的な役割を果たし決定的な仕事をした
MF 7 柴崎 岳 5.5 相手のパスを何度もカットし、パスワークで攻めてくる相手にインターセプトのうまさを見せた。寄せる守備はやや物足りなかったが別の持ち味は十分見せた。また攻撃面でも精度の高いクロスやセットプレーで流れの中での崩しとは違う持ち味を見せた
MF 8 原口 元気 5.0 交代:後半33分OUT 守備面と運動量で中盤を支えたが、いつも通り決定的な仕事もできなかった
MF 9 南野 拓実 5.5 交代:後半44分OUT 裏に抜ける決定的な場面が何度かあったが決めきることはできなかった
MF 21 堂安 律 6.0 PA内で相手のファールを誘いPKで一得点。決定的な仕事をした
FW 11 北川 航也 4.5 交代:後半27分OUT 怪我で先発できなかった大迫と累積カードで出場できなかった武藤に代わって出場。消えている時間が長く、ここ数試合の出来を見ると年齢を差し引いても次の代表選出には希が薄いプレーを「また」みせた。急遽招集されたアジア杯のチャンスだったが。今後も代表に選出されたいのならば何か違いを見せなければ次は下の成果の出ているオリンピック世代を試す時期に入るため苦しい試合結果となった
交代
監督 森保一 5.0 負けれないトーナメントで求められていた勝利で、最悪の展開は免れた。ただしターンオーバーはせず、CFだけを変える形で、交代枠も大迫を使ったため次の試合にツケを回した。そして当初選んだメンバーのもともと持っていたコンディションの問題が噴出しており、スタメン選考の時点で総力戦がうまく機能しにくい状態になってしまっている
試合後、森安監督のコメント

「ベトナムが辛抱強く戦えるチームだということは分かっていたので、本当に難しい戦いになりました」と振り返った。

「選手たちが焦れずに、試合を通して集中を切らさず戦ってくれた。カウンターで危ないシーンがありましたけど、みんなで止めて失点ゼロに抑えられたことは良かったと思います」と指揮官は選手の奮闘を称えている。

 中3日で行われる準決勝では、中国対イランの勝者と対戦する。「これまでも一戦一戦目の前の試合に向けて最善の準備をしてくるということをやってきましたし、一戦一戦成長しながら戦っていこうということを次の試合に向けてもやっていければと思います」と森保監督は意気込みを述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190125-00306516-footballc-socc

日本代表スタメン

武藤がカードの累積で出場停止。大迫が怪我で別メニューの調整を続けていたため先発をはずれ、鈴木の怪我で急きょ招集された北川が出場。しかし北川がここまでの所あまり期待に応えれおらず、今後の代表にはかなり不安が残るCFの組み合わせとなった。DMFは遠藤、柴崎の主力で控えに調子のいい塩谷が入ったことで逆に安定している。SBもベテランの長友と酒井で非常に安定しており、CBも若手とは思えない富安とベテラン吉田のコンビで近年の日本代表ではまれにみるほど固い守備になった。攻撃がSBを除いた左右のサイドのプレーに依存しているためやや火力不足は否定したガタイが1-0で勝つ昔のイタリアっぽいプレー(おそらく森安監督が全盛期に熱心にチェックしたであろう)としては十分なスタメンとなった。

試合の総評

試合は膠着した状況から吉田がヘッドで1ゴールしたがVARで取り消しになり、その後堂安がPA内でファールされてPKも自分で決めて0-1。その後は基本的に無理をしない展開で安定した勝利を収めた。ただしベトナムの技術力が向上していたためもし相手が中東のように中東の笛があったり、韓国のようなら酷いラフプレーをしてきた場合は今後はベトナムは日本イランに次いだ2番手の位置につけるチームになる可能性が高い。

スタッツ

36% ボール支配率 64%
12 シュート 11
4 枠内シュート 6
325(69%) パス(成功率) 707(85%)
2 オフサイド 2
7 フリーキック 12
4 コーナーキック 6
0 ペナルティキック 1

アジア杯2019予選 サウジアラビア vs 日本 0-1

サウジアラビア 0 – 1 日本
得点 冨安 健洋 前半20分
ファハド アルムワラド 後半10分 警告 武藤 嘉紀 前半39分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 6.0 ゴール前の上手いボールの処理からCKに繋がり、権田の上手さを見せた。セービングでも枠に飛ぶシュートも全てセーブし無失点で抑えた
DF 5 長友 佑都 5.5 後半の苦しい時間で手堅い守備を見せ、後半になるほどメンタル面でもベテラン持ち味を見せた
DF 16 冨安 健洋 7.0 先制点を柴崎のCKから得意のヘディングでゴール。持ち味である攻撃面の良さが発揮された。守備面でも足元へ入ってくるボールを効果的に防いだ
DF 19 酒井 宏樹 6.0 相手がボールを持ちクロスを上げる時間も多かったため酒井の高さやフィジカルが生きる展開になった
DF 22 吉田 麻也 6.0 守勢に立たされる場面がかなりあったが、中に来るタイミングで尽く防いだ
MF 6 遠藤 航 6.0 守備での奪い合いで硬さを見せた。遠藤がDMF入ることで守備的な落ち着きをもたらすことができていた。特に守備的に展開したこの試合に置いて非常に重要な役割をした
MF 7 柴崎 岳 5.5 消えている時間も長かったがセットプレーでキック精度をみせた。CKで先制点をアシスト
MF 8 原口 元気 5.5 激しい奪い合いがあり、原口のフィジカルや走力が攻守にいい影響をもたらした
MF 9 南野 拓実 5.0 後半32分OUT 耐える時間が長かったためやや消えている時間もあったが、何度かゴール前での決定的な場面はあった。肩でトラップしたシーンは何故かハンドを取られるなど笛にも恵まれなかった。スタミナや気持ちが切れるのがやや早かったのは気になる所
MF 21 堂安 律 5.5 後半44分OUT いつもよりややミスが目立ったが、中盤からのドリブルで何度かチャンスを作ったが、ゴールにはつながらなかった
FW 13 武藤 嘉紀 5.5 後半47分OUT 攻撃面では目立たなかったが、守備面での貢献が大きくよく走った。持久力の強さを見せた
交代
DF 18 塩谷 司 後半44分IN 出場時間が短すぎて採点不能。前回の試合で得点もしており、調子も良さそうなだけにもっと早い時間に交代で見たかった
MF 14 伊東 純也 5.5 後半32分IN 苦しい時間に入る事でスピードで相手を崩したが、決めきることはできなかった
FW 11 北川 航也 交代後半47分IN 出場時間が短すぎて採点不能
監督 森保一 5.5 勝つという目標は達成したが、綺麗なカウンターは決まらず狙い通りのサッカーとはいいがたかった。セットプレーでの失点が多かった日本にとってセットプレーから得点できたのは分析やチーム戦略の成果に感じられた。選手交代に関しては毎試合5~10分遅いという印象。恐らく慎重に判断しているのだと思われるがかえってリスクを高くしている。何試合も判断が遅いため、交代のタイミングだけは採点的にはマイナスせざるを得ない

試合後、森安監督のコメント

「想像以上に厳しい試合になった。選手たちが頑張ってくれた」

「日本も攻撃を仕掛けたかったがサウジアラビアが攻撃力があるチームだと分かっていた」

「次の試合にも最善の準備をして試合に望みたい」

日本代表スタメン

 前の試合で大幅に選手をターンオーバーをして休ませたことで疲労の面では有利な状況で試合を開始できた。CFの大迫はコンディションが悪く代わりに前の試合で得点していた武藤がCF。大迫とは少し持ち味が違うが武藤もよく守備走ったことでバランスは崩れなかった。DFラインは吉田冨安長友酒井とほぼフルメンバーで非常に守備が固く、MFも遠藤原口が守備的に動いて中盤に安定をもたらした。カウンターで武藤南野堂安の3人程度で崩す形が多くリスク管理をした。
 交代に関しては5分はタイミングが遅く、選手が疲れ切ってから交代しており、後半には南野は運動量が落ちて武藤は足がつってからの交代と後手後手に回っている。また時間稼ぎのタイミングで入った堂安と塩谷との交代は変則的な交代で、ポジションが入れ替わるため集中力が落ちている時間の交代としてはやや不安を感じた。またDMFとして入っていた青山がチームから離脱しておりDMFの選手層にはやや不安が残るが、控えの塩谷の調子がいいのが救い。

試合の総評

 試合会場はかなり気温が高く日が高い時間でスタミナの辛い試合だった。前半はサウジアラビアがかなりポゼッションを取る形で試合が展開し、審判のファールもややサウジアラビアよりという印象でサウジ側はセットプレーを何度も繰り返したが、中で上手く日本の守備陣が弾き返し、逆に日本側の柴崎のCKを冨安がヘッドで合わせて先制点。コレで試合の流れを作った。後半は試合が膠着し、耐える時間が長かったが、ほとんど試合の流れは変わらず1-0のまま試合は終了して日本の勝利となった。
 試合を通して守備の選手が非常に目立ち、吉田と遠藤が、無失点に防ぎ切る重要なプレーを見せた。得点も守備でも上手くプレーしたCBの冨安が決めたのでMoMは冨安。

スタッツ

29% ボール支配率 71%
5 シュート 15
2 枠内シュート 1
183(59%) パス(成功率) 653(84%)
3 オフサイド 1
16 フリーキック 27
4 コーナーキック 6
0 ペナルティキック 0

特に気になった点

ウズベキスタン人のイルマトフ氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)や2014年のブラジルW杯、2018年のロシアW杯で複数試合の主審を務めるなど、アジア屈指の名レフェリーとして知られているが、原口は「(ボールを)取りに行ったら、全部ファウルになる。でも見てもらったら分かると思いますが、まあ普通じゃないかなと」と、強度の高い守備を見せるとFKを取られるリスクがある中でのプレーに苦しんだ様子をのぞかせた。それでも、「彼ら(サウジアラビア)の間合いも、最初はなかなか掴めなかったですが、20分くらいからチーム全体としても僕としてもうまくアジャストできたかなと思います」と語り、チームとして“我慢の守備”ができたことには一定の満足感を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00010001-goal-socc

サウジアラビア戦のハンド?

アジア杯2019予選 日本 vs ウズベキスタン 2-1

2 – 1
武藤 嘉紀 前半43分
塩谷 司 後半13分
得点 エルドル ショムロドフ 前半40分
武藤 嘉紀 前半33分 警告 ファルフ サイフィエフ 後半24分
イゴール クリメツ 後半27分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 23 シュミット ダニエル 5.5 CBが抜かれた後1vs1の形で失点がありスーパーセーブはなかったが、全体的にミスのない手堅いプレーを見せた
DF 2 三浦 弦太 4.0 ややボール回しで危ないシーンもあり不安定な守備となった。失点シーンでは決定的な場面でカバーに入った所を抜かれて決められてしまった
DF 3 室屋 成 7.0 守備の堅さと素早い攻撃参加を見せた。ボールを持った状態でのプレーはやや課題が残ったがサイドでのポジションのとり方は攻撃でも光るものがあった。失点直後の場面で室屋の個人技で仕掛けて素晴らしいクロスで武藤のゴールをアシスト。仕掛けたタイミングなどもメンタルの強さを感じさせる素晴らしい出来。また後半でもオーバーラップを何度も見せ決定的なシーンでも守備で戻って奪うなどスタミナと守備の堅さも見せた
DF 4 佐々木 翔 4.5 攻撃参加の後の守備でもよく戻り危ない場面を防いだが、左サイドはなんどか危ない場面で崩されており、佐々木がやや前にでていたタイミングで左サイドの裏を崩されて失点
DF 18 塩谷 司 6.5 中盤でのボールキープやボール回しで違いを見せ、縦に惜しいパスを何度も供給した。危険な場面での戦術的ファールも光った。後半には勝ち越しを決める決定的なゴール。運動量の多さからも調子の良さを感じさせた
DF 20 槙野 智章 4.5 DFラインでのボール回しがやや難しい中、安定したパス回しで攻撃面でいいプレーを見せたが、相手のボールの場面でスピードで裏をとられてしまい失点
MF 10 乾 貴士 5.5 後半36分OUT 明らかに足元の技術で圧倒しておりテクニックの違いを感じた。特に攻撃では圧倒的で試合を通じてかなりレベルの違いを感じさせたが、守備では相変わらずもらさを感じさせた。特に後半になると足が止まり守備で走れなかった。相変わらずの諸刃の剣
MF 14 伊東 純也 5.5 右サイドからの突破でいい形でのクロスを何度か見せたが、崩し切ることができなかった。後半は激しく突破を繰り返したが前半は消えていた時間が長く少し調子の悪さも感じさせた
MF 17 青山 敏弘 4.5 中盤での奪い合いではウズベキスタンとせめぎ合う形になり、ウズベキスタンのムサエフにいいプレーをさせてしまった。また塩谷が精力的に動いていたため、やや物足りなさを感じた
FW 11 北川 航也 5.5 決定的なチャンスをゴール前で何度かもてたがゴールはできなかった。決定力という点で課題を残している
FW 13 武藤 嘉紀 6.5 後半40分OUT 何度か決定的な場面で何度も顔をだし、守備でもよく走った。失点した直後の場面で決定力を発揮してヘッドで1ゴール
交代
MF 8 原口 元気 5.0 後半36分IN 乾に変わっての出場。足が止まってきた乾の代わりに守備固めで入った感じだったがしっかりと勝ちきった
MF 6 遠藤 航 後半40分IN 時間が短すぎて採点は不能。守備での硬さは見せた
監督 森保一 6.5 ターンオーバーをしての勝利。さらにサブのメンバーの組み合わせからも光るプレーを見出したことで、グループリーグ突破を決めた後の試合として考えられる中では一番素晴らしい結果。敢えて言えば失点と得点の少なさがやや気になるが、サブのメンバーでも勝ちきれたという事に意味があった

試合後、森安監督のコメント

-10人メンバーを入れ替えての逆転勝利。今日の試合について
「選手たちが総合力を見せようと総力戦で戦って結果を見せてくれた」
-次の試合について
「決勝トーナメントに向けてもチームで準備をして次の一先に準備を尽くしていきたい」

日本代表スタメン

 前回の試合から北川を除くほぼ全員のスターティングメンバーを入れてターンオーバーしていた。キャプテンは青山。決勝トーナメントの日程がきついことを考えてサブの組のモチベを維持し経験を積ませつつ、スタメン組を温存する構成。現在の日本代表のサブのレベルが高いからこそできるようになった戦略で有り、今後のW杯などの大きな大会でも主力選手のコンディション調整と新しい選手に大会本番で出場機会を与えることができる。若手の育成、サブのコンディション調整、調子のいい選手の発掘、スタメンの疲労予防などターンオーバーによる効果は一隻何鳥にもなる。層が厚く選手が多い強豪国や選手層の熱いクラブチームなどではむしろ常套手段として使われており、日本もこの大会に限らず、日本の選手層の暑さを利用するためには、今後もこのノウハウを残して欲しい。

 塩谷は調子の良さを感じさせたのDMFとしてのスタメン候補に躍り出たのではないだろうか。特にコンディションが万全とは言いにくいDMFの中で最近のクラブでの出場試合数が少ない柴崎や発熱していた遠藤の代わりに、塩谷も十分選択候補になったと思う。またRSBの室屋も再三右サイドを崩し試合の機を読む決定的な仕事をしたのでスタメン候補の一角に入ったのではないかと思う。あまり評価はされていない室屋だが個人的な評価では右サイドバックとしては素晴らしい選手になってきていると思う。この試合でもSBとして与える試合への影響力としてはこれ以上となるとさらにアシストを増やすか得点するくらいしかないのではないか。またCFでは大迫の代わりで北川よりも武藤の方がアピールできたのではないだろうか。

試合の総評

DFラインの微妙なプレーと、相手の突破力のあるドリブルで失点して嫌な流れだったが、その失点直後に室屋の縦に突破からの武藤のヘッドとFC東京のラインで攻撃が決まり同点に追いついた。クラブでの連携面が代表でも機能する所を見せた。またその後は日本が再三崩し、相手の選手が1人倒れた状態でも審判が止めず試合は続行されていたすきに塩谷が素晴らしいミドルで逆転。試合を決めた。

スタッツ

43% ボール支配率 57%
15 シュート 11
5 枠内シュート 2
431(84%) パス(成功率) 548(84%)
0 オフサイド 1
10 フリーキック 18
4 コーナーキック 7
0 ペナルティキック 0

アジア杯2019予選 オマーン vs 日本 0-1

オマーン

0 – 1
得点 前半28分 原口 元気
前半26分 アフメド アルマハイジリ
後半4分 ラエド サレフ
後半47分 サード アルムハイニ
警告 前半36分 堂安 律
後半22分 南野 拓実

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 6.0 東口のコンディションが悪化しているため2戦連続のスタメン出場。あぶない場面も無失点で抑えて安定した守備を見せた
DF 5 長友 佑都 6.0 タイミングを見た攻撃参加で相手を綺麗に崩し、上がった時のリスクを上手く減らしたプレーをした。全体に日本の突破力がやや少ないメンバー構成のため長友の攻撃参加の意味が増した試合だった
DF 16 冨安 健洋 5.0 守備は相手の強いフィジカルに苦しんだ。攻撃では決定的なパスを何本か通した
DF 19 酒井 宏樹 5.5 サイドからの攻撃は確実に止めるいい守備を見せたが、攻撃では崩し切ることができなかった
DF 22 吉田 麻也 5.5 オマーンが攻める時間もあったが全体としては最後の所で失点を防いだ
MF 6 遠藤 航 6.0 中盤を遠藤が抑えたことで明らかに中盤に安定をもたらした
MF 7 柴崎 岳 5.5 攻撃時のパスの展開良さも合ったが、不用意なロストも出た。逆にあまり得意としてはいない守備でよく走り相手のボールを奪ういいプレーも見せた
MF 8 原口 元気 6.0 序盤はオマーン側もチャンスを作ったがPKで先制点を決めて試合の流れを作った。もしPKがなかったら採点ももう少し辛くならざるを得ない出来ではあった
MF 9 南野 拓実 5.5 故障した大迫の代わりに CF としてプレー。大迫とはプレースタイルは違うが決定的なチャンスを何度か作った。後半までスプリントをしスタミナも見せたが最後の所は決めきることが出来なかった。
MF 21 堂安 律 6.0 ドリブルからの崩しで何度もシュートをしチームの攻撃にアクセントを作った。PKにつながるドリブルをみせ決定的な仕事をした。相手にかなり守備で削られており、怪我が心配な所
FW 11 北川 航也 4.0 後半12分OUT 守備では精力的に走ったが攻撃ではやや消えていた時間が長く持ち味を見せることができず課題の残る試合となった
交代
FW 13 武藤 嘉紀 5.0 交代:後半12分 北川に交代してプレー。右サイドからの崩しを何度かみせ、ゴール前でのポストプレーで決定的な形を作った
MF 14 伊東 純也 5.5 交代:後半39分 少ない出場時間ではあったが、裏に抜け出てGKとの1vs1のシュートチャンスもあったが決めきることは出来なかった。
監督 森保一 5.5 遠藤が熱から復帰する中、大迫が離脱。厳しいコンディションの中で限られた選手を使っての試合となったが、しっかりと勝てた。疲労が心配される大会を考えると選手交代がやや少なく疲労の蓄積が懸念される

試合後、森安監督のコメント

試合を終えて
「選手たちが勝ってグループステージを通過しようとハードワークしてくれた」

「総力戦でアジアカップを戦っていく。できれば全員の選手を使っていきたい」
次の一戦いに向けて
「次の勝利を目指して最善の準備をしていきたい」

日本代表スタメン

熱でダウンしていた遠藤が復帰してDMFに戻り、冨安が本職のCBで出場。これで守備は固くなったが、代わりに大迫が怪我で離脱。CFに南野を配置したスタメンとなった。右サイドに北側を出し、トップ下が堂安とやや変則的な形。試合の流れもそのスタメンを反映したようにややいつもの崩しとは違う形での攻撃が多くなった。今後も大迫が試合に出れない場合、武藤や北川をうまく運用しなければ苦しい展開が予想される。GKも東口が離脱しており、権田を使って2連戦となったがGKに関しては権田の持ち味もあり得意不得意はあるが大きく戦力や戦術が変化したとは言えないと思う。

試合の総評

 前半にPKで先制し0-1とすることが出来たが、かなり審判の笛に依存した試合で、もしPKが取れていなかったならばさらに苦しい試合となっていた。流れの中での攻撃では相手のDFを完全に崩し切ることが出来ず、中島がいないことでの突破力の低下、大迫がいないことでの決定力の低下を感じざるを得ない試合となった。本来ここには香川や鎌田、鈴木などのオプションがあれば違った形での攻撃もできたかもしれないが招集されておらず、今後の展開も難しいものが予想される。

スタッツ

40% ボール支配率 60%
8 シュート 12
0 枠内シュート 6
312(68%) パス(成功率) 512(80%)
1 オフサイド 1
17 フリーキック 17
4 コーナーキック 8
0 ペナルティキック 1

アジア杯2019予選 トルクメニスタン vs 日本 2-3

2 – 3
アルスラン アマノフ 前半26分 得点 大迫 勇也 後半11分
大迫 勇也 後半15分
堂安 律 後半26分
ベジルゲルディ イルヤソフ 後半45分 警告 酒井 宏樹 前半33分
権田 修一 後半33分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 6.5 予想以上に多かった危ない場面でも素晴らしいセービングをみせた。この試合日本側では大迫についで目立つ事になってしまった
DF 5 長友 佑都 6.5 安定したプレーを見せた。特に危険な場面での寄せが素晴らしくうまく相手の攻撃を遅らせた。後半には大迫の2ゴール目をアシスト
DF 16 冨安 健洋 4.5 本職ではないDMFでやや不安の残るプレー。守備面でのリスク管理は素晴らしく見るべき点が合ったが連携が上手くいっていなかった。またやはり攻撃面時の崩しの部分でやや見劣りした
DF 19 酒井 宏樹 4.5 裏への突破には堅い守備を見せたが攻撃面では物足りないプレーだった
DF 20 槙野 智章 4.0 相手に先制点を決められており昌子、吉田コンビに比べると不安が残る守備だった
DF 22 吉田 麻也 5.0 数の少ない相手にドリブルで抜かれて致命的な場面がありいつもに比べると安定しなかった
MF 7 柴崎 岳 4.5 パスを散らしてはいたが、うまく相手を崩せずに日本の攻撃はサイドのドリブルでの突破に依存する形に。また富安との連携も上手く言っていたとは言えなかった
MF 8 原口 元気 5.5 消えている時間も多かったがドリブル突破で崩しを見せた。後半には大迫のゴールをアシスト
MF 9 南野 拓実 5.0 交代後半27分OUT スペースを突く動き。裏に抜ける動きで違いを見せたが、決定的な崩しにはつながらなかった
MF 21 堂安 律 6.0 持ち味の突破力をみせた。前半ほとんど堂安を経由しなければまともな攻撃が展開出来なかった。ロストした時の危険性もあったが後半には1ゴールと結果にも繋げた
FW 15 大迫 勇也 7.5 試合前は別メニューで調整しており、コンディション面でも不安がある状況でのプレー。相手が引いた守備的なプレーだったためチャンスは限られたが、後半11分には同点に追いつくゴールを決めた。また得点で浮足立つ相手にさらに2ゴール目を決めて逆転。決定的なプレーをした
交代
FW 11 北川 航也 4.0 交代:後半27分 南野と交代ではいったが消えている時間が長く崩しの形以前にボールタッチ自体がすくなかったような印象を受けた。2失点目の起点になるボールロストもしており課題が残った
監督 森保一 5.0 ハーフタイムの戦術的な変更で一応試合には勝てたが、恐らくグループリーグで1番弱いトルクメニスタン相手に苦戦とかなり課題が残る試合となった。失点した状態から勝てた事とハーフタイムで修正出来た部分は調整能力の高さを見せた

試合後、森安監督のコメント

「何とか勝ったという感じですけど初戦は難しい試合になると思っていました。これがこの大会の難しさかなと思っています」
「選手たちは先制されてもプレーすることをやめずに、チームとして戦い続けて、今日ここにこられている皆さん、日本で応援してくれているサポーターの皆さんに勝利をとどけられてよかったです」
「すべての部分で改善し、成長しながら勝っていくことをこの大会で掲げています。次のオマーン戦でも最善の準備と、試合でベストを尽くすこと、成長と勝利を目指してやっていきたいです」

日本代表のプレーについて

直前での中島、守田の離脱がかなりの影響を及ぼしており、親善試合での攻撃的なプレーは影を潜めた。特に DMF は守田以外にも遠藤直前に発熱。冨安をDMFとして使っての変則的なフォーメーションとなった。そのためか、プレーもいつもの連携というわけには行かず微妙な立ち上がりを見せた。この大会は中島が出ていれば中島の大会となった可能性も高かっただけに、大会前にも書いたように大変微妙なスタメンのチョイスとなってしまっている気がする。
この試合を見た限り、怪我人の離脱の時点で当初のプランは崩れており、サブのメンバーの組み合わせが元々難しい船場だったため予想されていたターンオーバーの難しい展開に見えた。これは、この試合だけの偶発的に置きた問題とは思えない。TVではアナウンサーが”まさかの失点”と繰り返していたが、日本側の状態が悪くなればそういうこともあるだろうなという失点だった気がする。この後の試合も急にコンディションが回復するとも思えないので、ターンオーバーを上手く駆使して行かなければならず、苦戦を予感させる試合だった。

試合の総評

 ボールボゼッションは日本が優勢だったが、相手は引いて守備的にきたため日本側が攻めあぐねた。逆にトルクメニスタンは日本に攻めさせた後のカウンターで先制点。得点につながらなかった場面でも何度も相手の7番にドリブル突破されており、日本のCBやDMFの所で少数の相手の攻撃が上手く機能してしまった。

 日本はメンバー交代せずにそのまま後半突入。前半に見られた楔になるパスや中を連携で崩す動きから裏やサイドへ広く展開するプレーに戦術の変更があり、相手が疲れてきた所で大迫が個人技で2点とって試合の流れを変えた。2失点後はトルクメニスタンの選手の足が止まり、スタミナ切れで日本に有利な流れに一気に変わったが、守備の乱れで日本もさらに1失点。やや後味の悪い危うさを残す結果になった。

スタッツ

65% ボール支配率 35%
21 シュート 8
5 枠内シュート 4
688(87%) パス(成功率) 286(70%)
0 オフサイド 1
6 フリーキック 9
5 コーナーキック 2
0 ペナルティキック 1

CWC 鹿島アントラーズ vs レアルマドリード 1-3

 FIFAクラブワールドカップ2018は19日、UAEのアブダビで準決勝を行い、アジア代表の鹿島アントラーズは欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、1-3で敗れた。鹿島は22日の3位決定戦で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と対戦。レアルは同日の決勝で前人未到の大会3連覇を懸け、開催国代表のアルアイン(UAE)と対戦する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-10748411-gekisaka-socc

試合を見た感想は「あれ?レアルがあんまり強くない?」

点差は3-1と普通に負けたが、試合内容はどちらも普通にチャンスがあり、明らかに両チームのコンディションも良くなく、鹿島は鈴木や三竿など中心選手が抜けていたにもかかわらず前半はむしろ鹿島の方がチャンスがあった。更に鹿島の失点も2失点目はバックパスとCBの酷いミスで、3点目もチームが浮足立ちその動揺が収まらない同じCBの所をつかれての失点であまり崩されたという感じではなかった。それどころか1失点も同じCBのチョンの所を狙われており、一人で試合を決められてしまっただけで。全体でみた場合は鹿島の守備はほとんど崩れてすら居なかったように感じた。後の違いは決定力の差でFWの鈴木が居なかった鹿島と、ベイルという決定力が居たレアルの違いでしかなかったように思う。

確かにJリーグは欧州のリーグよりはレベルが低い。しかしその差は思ったよりも縮んでいる。年々CWCのアジアのチームの試合結果は改善しており欧州のチームの背中が見えてきたと言っていいと思った。

鹿島のスタメン

レアルのスタメン

試合のスタッツ

鹿島 レアル
7 シュート 17
2 オフサイド 1
13 フリーキック 14
6 コーナーキック 3
0 ペナルティキック 0