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バイエルンとドルトムントの比較(2015/2016)

2015/2016 におけるバイエルンとドルトムントのスタッツの比較。このシーズンは1位バイエルン2位ドルトムントとなっているが、実は2位のドルトムントも記録的なほど勝っていて「2位チームとしても歴代2位の勝ち点」を記録している。実はバイエルンにかなり迫っていたという意味でも、色々と見てると面白い。

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https://twitter.com/WhoScored/status/734036200051249158

好調を維持するドルトムントと欧州の異常な日程から導き出される事

去年書いたけど公開するのを忘れていたので、今更だけど2月末の日程と絡んだ話なので良いかなということで公開。

16日に行われたDFBポカール3回戦で、ボルシア・ドルトムントはアウェーでアウクスブルクと対戦し、2?0の勝利を収めた。MF香川真司は途中出場で1アシストを記録している。

10月にブンデスリーガで対戦した際はドルトムントが5?1と大勝したこのカード。前半はスコアが動かず、0?0で折り返す。

ドルトムントは前半途中にトラブルがあったベンダーが交代し、ソクラティスが入って後半開始。試合が動いたのは、58分に香川が投入された後だった。

ドルトムントは61分、中央からムヒタリャンが右前方にスルーパスを送ると、これはDFの裏を取れず。しかし、ピシュチェクが相手がクリアするコースに入ってブロックに成功し、中央にこぼれたボールをオーバメヤンが決めた。

香川のアシストは66分。ペナルティーエリア左手前から中央に横パスを出すと、前を向いて受けたムヒタリャンが持ち出して右足でシュート。追加点を奪った。

これで楽になったドルトムントは、3点目こそ決められなかったが、しっかりと勝ちきって次のラウンドに駒を進めた。

http://www.goal.com/jp/match/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF-vs-%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88/2166649/report

アウグスブルク戦でのトラップで交わしてからの又抜き

異常な日程

良くプレミアが日程が厳しいというが、実はELやCLに出ているチームはブンデスでも他のリーグでも実は日程は厳しい。ELやCLがグループさえ突破すればいい時期から負けられない決勝に入ってくるし、カップ戦もあるので純粋に試合数が多い。ドルトムントも12月にはいってから11日、14日、17日とほぼ3日間隔で試合があり、更に19日にまた試合がある。

ドルトムント結果 - Goal.com

今後の日程も見ると酷い時期がある2月の26日、27日に至っては連日の連戦で、更に中3日あけて3月2日に試合がありその後も3月5日とどうやってこの日程をターンオーバーでやりくりするのかある意味興味深い。ただ、Jリーグや代表戦などと違い、欧州の強豪チームは一応メンバーをそろえてあるので運動量が多いポジションにはスタメンになれる程度の選手を複数いることが多い。ドルトムントも運動量の多い、MFやサイドには一つのポジションに二人くらいは選手がいる。SBにはやや不安が残るが。
ドルトムント日程 - Goal.com

スタメンの固定は不可能

この日程からいえる事は欧州の強豪チームのように試合数が多い場合は、チームのスタメンを固定すると選手が疲れてしまいコンディションの悪化やパフォーマンスの低下があり、最悪の場合は怪我をする。その為、事実上強豪チームではスタメンを完全に固定すると言うのは不可能。特に運動量が多いポジションのメンバーは必ずスタメンレベルのサブを用意しローテーションさせながら使う。日本で言えば野球の投手のような使い方が必要になっている。

香川がスタメンを落ちたとかよく分らない批判が2chでされているが、こういう試合日程を少し知っていれば意味不明な監督批判など出来るわけがなく、そもそも試合を見ている香川ファンなら見る方も試合日程を気にしているので直ぐ分る問題だと思う。恐らくこの辺を理由にトゥヘル批判をしている層は、そもそも試合を見ているファンですらないのではないかと。カップよりさらに重要な優勝争いをしているリーグ戦の試合が二日後にある状態なわけだから、香川に限らず日程がつまっていたこの数試合はメンバーがかなり入れ替わっている。

Jリーグの日程問題とベストメンバー規定

この問題についてはJリーグとの比較が面白いと思う。Jリーグでもガンバ大阪が3冠によってJのチームとしては異常に試合数が増えてしまうという問題があった。Jの場合CLやELなどの住み分けがないので、勝つチームだけが一方的に日程が厳しくなる。更にこれに絡んだ問題としてよく言われるのが「ベストメンバー規定」

ベストメンバー規定(ベストメンバーきてい)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)やVリーグにおいて、常時「その時点における最強のチーム」をもって試合に臨まなければならないとする規約・規定の通称である。

この規定によって実際にベストメンバーでスタメンを固定しなければいけないという解釈につながり、結果的に同じ選手ばかりを厳しい日程の中使う事になってしまい、チームが厳しい日程耐えるのが難しい状態になっている。Jリーグによく言われる日程問題は実は本質的には「選手のローテーション」の問題だともいえる。ただし、この規定自体に意味がないものだったというわけでもなく、これによって欧州などで横行している八百長問題をある程度防げているのではないかとも思える。

ベストメンバー規定の主な目的は、totoなどに絡む八百長試合・無気力試合の防止、スター選手のプレーを目的に観戦に訪れるファン・サポーター、または資金を提供してくれるスポンサーへの配慮などである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E8%A6%8F%E5%AE%9A

Jリーグは批判に晒されがちだが、こういう意味ではいい事もある。審判が厳しく取り締まり怪我が増えずに、八百長がしにくいのでスポーツとしての競技性が十分保たれている。ここに関しえてはむしろ欧州より一歩リードしている部分もあると思う。欧州では頻繁に八百長問題が起きており、サッカー賭博と絡んでいる。更にその賭博にはマフィアなどとのつながりがあるといわれて最近でもイタリアでは八百長問題(カルチョスキャンダル)によりチームが2部に降格するなどという問題が起きていた。

従って、単純にシステム的にどちらがいいとはいえないが、少なくともJリーグにおいてもACLなどの重要性が増している事、更に試合数を増やす事で集客人数を増やせる事を考えれば、試合日程での公平性を保ちつつ八百長を回避する新しいシステム的なサポートが必要なのではないかと思う。少なくとも競技性という今までのJが重視していた観点から見ても一方だけが疲れた状態で試合をするのは望ましいといえない。

似たポジションの選手と比較すると良くわかる香川の得点能力

43 :名無しに人種はない@実況OK・\(^o^)/:2015/12/17(木) 06:38:41.93 ID:NrOM7Ynh.net[1/19]
今季の香川
ブンデス16試合4G6A
EL7試合3G2A
ポカール1G1A
計8G10A

960: 名無しに人種はない@実況OK・\(^o^)/ 2015/12/17(木) 10:51:56.59 ID:Js5dLmte.net
モドリッチ 1G2A
イニエスタ 1G1A
ヤヤトゥーレ 3G6A
ビダル 3G6A
ラキティッチ 3G2A
コケ 2G4A
ガビ 1G4A
フェリペメロ 0G1A
グアリン 1G3A
ポグバ 3G6A

有名なのほぼ並べてみたが
IHで8G10Aはいないww

964: 名無しに人種はない@実況OK・\(^o^)/ 2015/12/17(木) 10:52:59.43 ID:Qyj423aB.net
>>960
リーグ違うし
香川だけ都合よくリーグカップ合算すんな

969: 名無しに人種はない@実況OK・\(^o^)/ 2015/12/17(木) 10:54:27.44 ID:Js5dLmte.net
>>964
全部合算だよ CLもカップも入れてる
それほどIHでアシストやゴールは難しい

http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1450301255/

今季の香川
ブンデス16試合4G6A
EL7試合3G2A
ポカール1G1A
計8G10A
モドリッチ 1G2A
イニエスタ 1G1A
ヤヤトゥーレ 3G6A
ビダル 3G6A
ラキティッチ 3G2A
コケ 2G4A
ガビ 1G4A
フェリペメロ 0G1A
グアリン 1G3A
ポグバ 3G6A

レヴァがドルを批判?思わず調べたくなる話

レヴァンドフスキ「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった」

というようなタイトルで、あちこちの2chのまとめサイトがまとめていた。読んでみると

「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった。でもここでは、ポゼッションが決定的な違いなんだ」

結構レバも言うね何て思いながら見ていたのだが、元の記事を見てみようと実際の2chが引用している記事をみるとタイトルはこうだ。「 フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい 」あれ?レバじゃなくてフンメルス批判が主題なんじゃないかこれは、という感じの内容。何かコレジャナイ感が凄くあったので、色々見ていくとレヴァのインタビューを日本語訳している所があった。下にその印象的な部分をあえて引用しておく。

ドルトムント戦後のレヴァンドフスキのインタビュー

あなたはどうしてゴールシーンであのように振る舞ったのですか?

敬意からです。僕はドルトムントで4年間すばらしい時間を過ごしましたから。クラブには感謝していますし、それを忘れることはありません。

どちらの監督がより優れていますか? クロップそれともグアルディオラ?

そのような比較をすることはやめておきましょう。どちらもはっきりとした計画と独自の哲学をもった素晴らしい監督ですよ。どちらも素晴らしい仕事をしますしブンデスリーガではベストです。

http://ichliebefussball.net/blog-entry-337.html

このように実際の、レヴァは煽るような質問も避けているわけで。むしろ批判するのとは全く逆で、一生懸命対立軸を作りたいマスコミから逃げていたのではないかと。元のもポゼッションの違いについて、戦術の違いからやる事が多くて大変だというような感じの話だったのではないかと。それをああいう風に使うととんでもなく批判しているように見えてくるわけで。まあ、ああいう風に伝わってしまうって言う所は問題がある。記事の読解力がない人が読んだ印象を2chに書き込んだら実際となんか違う感じに伝わるわけで、2chは常に情報源を確認が必要ないい例だと思う。

Robert_Lewandowski_FCBhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD

関連項目

ゴールを喜ばなかったレヴァンドフスキ、「ファンをリスペクトしている」 – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/123/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84/2015/04/06/10511992/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E5%96%9C%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%92%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B
【コラム】フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/4130/%E7%8B%AC%E9%80%B8%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/2015/04/06/10506592/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%95%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E9%A3%9B%E8%BA%8D%E3%81%AF%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84

どのリーグが一番強いのか

ELOレーティングによるリーグの強さ

最強のリーグを測る方法はいろいろあるが、ELOレーティングを使った場合の順位と年代毎の変遷が紹介されているサイトがあったのでまず紹介。

ClubElo - Articles - AverageEloofTopLeagues
http://clubelo.com/Articles/AverageEloofTopLeagues.html

ELOレーティングでリーグの平均値を出したものでは。現状はスペインのリーガが最強で、ついで2位がブンデス、3位がプレミア、4位がイタリアのセリエとなっている。ただしこの記事ではどのリーグが強いかを測る目安は難しいともかかれており、チーム毎のELOレーティングとは異なりあまり絶対的なものではあるとはいえないようだ。

Goalimpact によるによるリーグの強さ

ELOレーティングを紹介されているサイトでも参照する事を強く推奨されている、別の指数としてリーグの開発指数があり、その別のサイトで紹介されている Goalimpact によるリーグの開発指数を測ったものが下の表になる。

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http://www.goalimpact.com/2013/10/development-of-top-five-leagues.html

この Goalimpact の指数(GI値)は、選手が1分当たりどの程度ゴールに貢献するかというのを数値化したもので、選手がプレーした場合とプレーしない場合での違いを見ていくものとのこと。チームスポーツ版の「シャープレイ値」だと説明されている。

関連項目

ELO レーティング footballologies
http://football.ologies.net/2015/02/14/elo-%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0/

Borussia Dortmund 3:0 FC Schalke 04

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ドルvsシャルケのダービーマッチは今回もファン同士の一触即発の状態で試合を迎えたが、試合内容ではチーム全体に不調で苦しんでいたドルトムントが試合を通して圧倒し、最終的には3-0で完勝した。香川も前半は素晴らしい出来だったが、点に絡むことは出来ず途中交代。DFのクリアで転がったラッキーなボールをオバメが決めて、緊張の糸が切れたシャルケの堅守だったDF陣が一気に崩れた。長くスランプだったムヒも、ついにゴールを決めた。ゴール直後には泣きそうになっていたの印象的だった。

試合後のシャルケ内田のコメント

「あのメンバーでどうやったら勝てねぇんだよ。すげぇな。逆にすげぇよ、勝てねぇの」

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https://twitter.com/BVB/status/571714632638988289

ブンデスリーガの歴史「ルールダービー」 footballologies
http://football.ologies.net/2014/09/26/%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%93%e3%83%bc/

シンジダービー

 ブンデスリーガ第21節が13日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと、同代表FW岡崎慎司が所属するマインツが対戦した。

 前節6試合ぶりの白星を挙げて最下位から16位に浮上したドルトムントがホームのシグナル・イドゥナ・パルクに、13位のマインツを迎えての一戦。香川と岡崎はともに先発出場しており、スタートから“シンジ対決”が実現した。

【スコア】
ドルトムント 4-2 マインツ

【得点者】
0-1 1分 エルキン・ソト(マインツ)
1-1 49分 ネヴェン・スボティッチ(ドルトムント)
2-1 55分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
2-2 56分 ユヌス・マッリ(マインツ)
3-2 71分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
4-2 78分 ヌリ・シャヒン(ドルトムント)

http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150214/280978.html

香川マインツ戦タッチ集


https://www.youtube.com/watch?v=V06xTS5n4Lc

個人的に見た印象では、正直なところ香川のいい点もあれば相変わらずシュートが枠からギリギリそれたり、GK正面に飛んだりとシュートの最後の精度が以前に比べて低いのが気になる。またスピードも回復しつつあるが、それでもまだ以前よりは加速が遅い気がする。そういう意味ではフィジカル的にも最盛期よりいいとは思えない。それ以外にも気になったのがポジションの取り方とボールの集まり方で、そもそもタッチ数自体がすくないのだが香川へのパスがかなり少ない。特にギュンドアンとカンプルからのパスに香川のプレーが非常に強く異存しいてる。他の選手からのパスがすくないのは香川がもらい難い位置にいるのかそれとも連携がうまくいっていないのかはわからないが、戦術や連携面でもかなり問題点を含んでいる可能性もある。相変わらずゴールも決めておらず、復活というにはまだ早いといわざるを得ない。

ドルトムント全体の印象は好転しつつある

怪我から復帰し移籍騒動も乗り越えたロイスの活躍だけではなく、同じく怪我から復帰したギュンドアン、シャヒンなどが安定しだしており、オバメがストライカーとして起動に載りつつあり、更にゴールから遠ざかっていたムヒにまでゴールが生まれるなど明らかに改善の傾向見られる。更にカンプルが予想以上にチームとして機能しており状態も悪くない。ただし、この試合でもやはりクバやフンメルスが体調不良で出場できておらず、グロスクロイツも怪我をしているなど選手のコンディション面で相変わらず状態がいいとは言いがたい。もしタイミングよく主力メンバーのコンディションさえ揃えば急激に勝ちだす可能性も十分にあると思う。

続きを読む シンジダービー

香川アジア杯後のドルトムント勝利

香川が離脱したアジア杯中の試合も含め、ここ何試合も勝てずに下位に落ちていたドルトムント。ついに 3-0 でフライブルクに勝利し、香川も1アシストをした。

若干気になる点があるとすれば、相手がフライブルクだったという点だ。復帰直後に香川が活躍した相手チームもフライブルク。フライブルクはある程度ラインを上げてくれるしドン引きした相手との戦いにはならない。これは最近の対戦相手がほとんどドン引きしてくる事を考えると次も機能するかどうかが非常に大事なポイントになるだろう。

降格が見えてきたドルトムントは一体なにが問題なのか

ドイツのブンデスリーガから急激に台頭したドルトムント。CLでまだ活躍しているが、リーグでは去年までの上位争いをしていたが嘘のように、今シーズンに入って一転して負けている。今シーズンは既に降格の危機にある。これは何故なのか。実は、リーグ初めの頃に香川がドルトムントに復帰した時点で、明らかにチームには沢山の問題があった。中でも一番の問題は怪我人の多さで。主力メンバーのほぼ全てが怪我をしており11人のうち数人しか主力メンバーがでれない状態で香川も合流する事になった。下の表はその時の怪我人のリスト。

14年夏頃のドルの怪我人リスト
DF マッツ・フンメルス 足の筋肉
DF マルセル・シュメルツァー ハムストリング
MF ヤクブ・ブワシュチコフスキ 前十字靱帯断裂
MF ヌリ・シャヒン 足の腱の炎症
MF オリバー・キルヒ 筋肉系のトラブル
MF イルカイ・ギュンドガン 背中痛

ちょっと見ただけでもほとんどのポジションに人がいない。ここから更に以前いた主力の FW ロベルト・レヴァンドフスキが、その前には MF マリオ・ゲッツェ がバイエルンに引き抜かれておりメンバーが大幅に入れ替わっていた。このため連携に問題がある新しい組み合わせで試合に臨む事が多く、この状況の中で去年まで得点を決めていた選手たちも不調に苦しみ。プレーもあからさまに空回りしだしていく、下に少し前のドルトムントのゴールランキングを乗せてみよう。分数は1ゴールするのに要した時間。

オバメ 296min 4G
ロイス 196min 3G
インモ 241min 2G
ラモス 325min 2G
牛丼 442min 1G
香川 735min 1G
ソクラ 827min 1G

まず、ゴール数自体が少なく最多得点のオバメですら4点しか決めていない。ゴールする効率がいいのはロイスとインモービレだが、更にこの後の試合で主力だったロイス、インモビレという数少ない好調だった攻撃陣も怪我。それ以外にも MF のムヒタリアンも怪我と次々に離脱。さらに DF は主力メンバーが抜けてた影響か CB の要であるフンメルスの怪我だけではなく CB ソクラティスまで怪我。DF まで、ほぼ控えメンバーで構成する事になる。

更に追加される怪我人
FW チロ・インモビレ 腰の打撲
MF ヘンリク・ムヒタリアン 腰の打撲
MF マルコ・ロイス 左足首の負傷
DF ソクラティス・パパスタソプロス 腓骨骨折

MF も大量の怪我人や怪我明けの選手ばかりのため FW を MF に下げて使うなど苦肉の策が強いられることも。そんなメンバーの中で CL に出場しているドルトムントは CL の試合とリーグの試合が同時にある過密日程で試合があるのでメンバーのターンオーバーだけでも精一杯という状況に。これ以外にも、控えの選手まで何故か怪我人が出ており、全てのポジションでほぼ主力メンバーが揃わない中で順位を降格圏まで落としてきた。現時点での問題はというと、怪我明けのメンバーが上手く融合できておらず、相変わらず主力メンバーが半分ほど抜けているという点で、攻撃が機能していない。例えば今シーズンの最近のドルトムント試合でのシュート数を見てみよう。

最近の試合のシュート数

相手チームのシュート数 ドルのシュート数 試合結果
ブレーメン12 ドル14 試合2-1
ウォルフスブルク10 ドル17 試合2-2
ヘルタ5 ドル18 試合1-0
アンデルレヒト8 ドル19 試合1-1
ホッヘンハイム6 ドル19 試合0-1
フランクフルト10 ドル17 試合2-0

シュート数で圧倒しているにも拘らず点数では負けていく。枠内へ飛ぶシュート数も大体このシュート数に比例しており、基本的にシュートを打ってもドルの方が得失点差で負けていくという事に。枠内に飛んだシュートの GK のセーブ率が古いデータだが、ここに詳しく出ている。見ていくと大体70%程度という風に見ていい。するとこれを枠内に飛んだシュート数に対して比較してみていくとGKのセーブが問題なのか、そもそもシュートが打たれすぎているのかが区別できる。例えば一番最近のブレーメンvsドルトムントの試合で見てみよう。

ブレーメンの枠内シュート数 ドルの枠内シュート数 試合結果
3 5 試合2-1

70%でセーブされるという事を頭に入れてみると。ドルは枠内に5本うって5本ブロックされており、これはちょっと驚異的なセーブされ率といっていいだろう。こういうのを見ると、ドルトムントはシュート数が多いのでシュートまではいけている事は分かる。ただ、シュートを打つ割に決定率が異常に低いのだ。それが何故かは私には分からないが、今後のクロップの手腕を見るには良い注目点なのではないかと思う。

ちょっと思った守備のスタッツ事

GK のスタッツにセーブ率があると非常に分かりやすくなるのではないか。また同様にDFラインのシュートブロック率というのも実際は簡単に結果で見えるわけで、何本うったうち何本ブロックしているかと、そもそもシュートされている本数が多いという場合分けで問題点を切り分けてみる事が出来ると思う。そもそもシュートされる本数が多い場合はDFだけではなくMFなどもボールを自陣へ運ばれやすいという事から単純にDFラインの問題ではないといえるし、ブロック率が極端に低い場合はDFがマークについていない事を意味すると思うので、GKばかりは攻めることができない。GKも失点が多くても枠内へ飛んだボール自体が多ければ単純なGKのミスともいえなくなると思う。現状のサッカーのスタッツは攻撃陣の得点やパスなどに注目点が多く集まっているので、このいう部分は分かり難いところだと思う。

ユルゲンクロップ

香川の所属するドルトムントのクロップ監督に対するインタビュー動画。サッカーの監督の中でも、クロップ監督は近年急激に注目を集めている監督だといえると思う。ただ、内容は割りと軽いネタなのでクロップの人となりを見る動画とでも思うといいかもしれない。

Jürgen Klopp im 1LIVE Fragenhagel


https://www.youtube.com/watch?v=E1cnUHMx-MY

Q1「所持金は?」
A1「ゼロ」

youtube の日本語の字幕をオンにすると日本語の字幕が付く、サッカーについての話は下の記事のようなのでも見るといいかもしれない。

常識破りなドルトムントの指揮官、クロップを名将にした特別な能力 – サッカーキング
http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/107180.html