CLで得点を重ねるザルツブルク南野

チャンピオンズリーグで秘めている真価を見せる南野

試合は43分にザルツブルクが先制すると、直後にも南野が強烈な右足のシュートをゴール左隅に叩き込み、2点のリードを奪う。後半にもゴールを追加し、4-1と快勝を収めている。ドイツ『スポックス』では、南野やアーリング・ハーランド、ファン・ヒチャンなどゴールを奪った3人に最高となる「1」の採点を与えた。

中でも、南野に関しては「マジック・ミナミノ」と題し、「この日本人は攻撃面で常に見つけることができ、前半終了間際にザルツブルクの2点目を奪った。後半にも力強いコンビネーションを見せ、危険なシーンを作った」と高く評価されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00010013-goal-socc

個人的には南野の評価は元々高いのだけど、中々結果として見せる場に立てていなかったという印象がある。それが最近はチャンピオンズリーグでもスタメンで出場し強豪相手に出場機会を得て、しっかりと結果につながってきている。南野はずいぶん昔からいるイメージがあるが、まだ24歳。なぜこういう年齢とイメージの食い違いが起きるかというとやっぱり大学の4年という問題があると思う。

 ゆっくりとしかし着実に南野拓実

以前書いたこの話。今から見ると4年前の2015年。まだ南野は20歳だった。この時の南野は実際の能力や秘めているポテンシャル以上に過小評価されていた気がする。それで自分はこのまだまだ南野には可能性があるという話を書きたくなって書いたわけだけど。この段階ではあくまで期待値で確率論的な意味で書いた。理論上普通に年齢を計算していけばそうなる確率が高いという話。だけど実際に南野はその予測に近い道を歩んでいる。
同時に当時話題になっていた若手選手として武藤がいた。だから武藤の未来予想を理論上普通に年齢を計算していけばそうなる確率が高いという話も書いた。こちらも残念なことにほぼ理論上の描いた通の道に通じてしまっていた。当時の武藤の評価は南野などよりもはるかに高かったと思うが。やっぱり理論上の評価の方が現実に起きてきている。

ここで問題になるのは1つは大学の4年間。そしてアンダー代表やJリーグでの若手の起用の組み合わせの問題。

大学はセカンドチャンス

 来季からサガン鳥栖に加入し、念願のJリーガーとなる明治大MF森下龍矢(4年=磐田U-18)。27日の加入内定会見で大学4年間での成長を語り、そして“大卒”という肩書きの意味について持論を説いた

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?291461-291461-fl

 正直にいえばサッカーの本当にトップ選手になるためには大学って遠回りで可能性をつぶしてしまう4年間だと思う。しかし、一般的なサッカー選手にとってはセカンドチャンスという意味合いもある気はする。みんながトップ選手なわけでもないし、誰もが若い頃から注目されてる選手ばかりではない。有望視されている選手ならば、いきなり海外で成功する可能性もあれば、高卒ですぐにJリーグから呼ばれて試合に出れたりする可能性は今は十分ある。だけど、そうではない選手。一応Jの下部組織には呼ばれるけどとか所属はしても試合には出れないとかそういう選手の方がむしろ一般的に言えば多い。
 特に試合に出れない選手っていうのは実戦がないからどうしても成長もしにくい。その点は大学の方が大学生同士の試合などはあるわけで、成長が遅めの大器晩成型の人や、今は同世代の人と比べても見劣りしている選手が大学生の間にフィジカルが強くなってというパターンもある。
 そのいい実例として長友は大学に所属してフィジカルを磨いて日本代表に選ばれている。大学生の時期はまだ肉体的に身体能力が向上する余地があって、その期間に今はまだ負けてるけどという人が挽回するチャンスにはなりえると思う。極論からいえば、サッカー関係ないけど、大学に行けばサッカー選手にならないという道もできるのだから。

若手の起用の問題

 世界は日本人が思っているより若い

 これも以前に書いた話だけど、世界は日本人が思っているより若い。この問題は今の代表でも全く同じことが起きている。森保ジャパンになってから起用されるようになった中島は私が個人的に見ている限りでは、ロンドンオリンピックのころからすでに今の状態に近いレベルにある選手だった。むしろ今と当時で比較してほとんど成長は感じられない。その間の時間を無駄にしてそのあと代表に呼ばれたことで今若くない年齢で若手として海外に移籍して結果を求められている。これが南野と同じようなパターンだったならば、若い時期に今中島が受けている試練を受けて、26歳ごろにはそれを乗り越えた時間が訪れていた可能性が高い。

当時はそれが大迫や柿谷が若手扱いで、武藤は新人みたいな扱いだった。ただ実際の年齢は柿谷たちは中堅の年齢だったし、武藤は新人ではなく、若手ではあるけどプロ4年目であるはずの年齢だったと言わざるを得ない。これは今の代表でも中島や権田など明らかに若い時から突出した能力を見せていたにもかかわらず成長する機会が少ないまま年齢を重ねてしまっている中堅からベテラン枠に近い選手たちにも現在進行形で起きている問題だと思う。この状態で川島を選ぶとか山口を選ぶようなベテラン重視の選択があり得るのか大いに疑問。むしろ権田がベテラン枠で選ばれる存在だと思う。結果ピークを過ぎてしまったベテランを重複して選びすぎることで最近も目覚ましい活躍を見せているU22以下の代表世代が親善試合などの絶好のテスト機会にすら選ばれなくなってしまう。すると数年後に年齢を重ねすぎた柿谷や若手ではない中島としてまた出てくることになってしまうのではないかと思う。4年だって当時書いた内容は全く予想通りの展開を見せて同じ問題を今のA代表に突き付けている。

年齢の計算はどの選手でもそんなに外れない

「年齢の計算はどの選手でもそんなに外れない」最近はこの感覚を割と強く持ってる。ここに書いたか忘れてしまったが大迫のドイツ2部への移籍の時に初めてこれを意識して計算してみた。その時は大迫は結構Jで結果を出した後の強引の移籍だったから評判は悪かったが、あの年齢で移籍すると最速でブンデス1部の中堅で年齢がピークを迎えてしまうと思った。ただし、大迫の能力自体はおそらくブンデスでも屈指のCFの一人だとは個人的に思っているが、能力に見合った地位が与えられるかは年齢的な制限が結構あると思う。

W杯2022予選 キルギス vs 日本 0-2

キルギス 0 – 2 日本
得点 前半41分 南野 拓実
後半9分 原口 元気
警告 前半44分 遠藤 航

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 7.5 前半31分の決定的な場面を防ぎ、後半12分、22分にもシュートを止め、止める力でチームを救った
DF 2 植田 直通 4.5 やや危ない場面もあったが結果的に無失点に抑えた
DF 5 長友 佑都 5.0 若干地面の凸凹にも苦しめられていたが、無失点に抑え攻撃参加もみせた
DF 19 酒井 宏樹 5.5 積極的に攻撃参加して遠藤と酒井の二人からの崩しを何度も見せた
DF 22 吉田 麻也 5.5 キャプテンとして出場し、日本代表通算100試合目を無失点に抑えた
MF 6 遠藤 航 6.5 後半32分OUT 中盤をコントロールし攻撃でも足元の上手さや南野への決定的なパスなどを見せたが、さらに後半には遠藤のファールからFKとなり原口が得点。攻撃面で目立った。守備では相手のサイドの選手にスピードで振り切られる危ない場面も作ってしまったが失点には至らなかった
MF 7 柴崎 岳 5.0 やや相手のマークに苦しんだが、セットプレーやミドルシュートなどで正確なキックを見せた
MF 8 原口 元気 6.5 左サイドで何度か永井が前で作ったところから受けて形を作ったが流れの中では決定的な形にはならなかった。代わりに遠藤のファールからFKで2点目となる追加点を取りセットプレーでの強みを見せた
MF 9 南野 拓実 6.5 前半から再三決定的なチャンスでボールを受けて決定的な形を作り、GKとの間に出たボールに寄せてPKを獲得。最後の所で諦めないで決めきる力を今日も見せた。代表5試合連続得点は史上3人目
MF 14 伊東 純也 5.0 後半32分OUT スピードを生かし何度かゴール前へ切れ込む形を作ったが得点には至らなかった
FW 11 永井 謙佑 5.5 後半42分OUT ロングボールに裏のスペースで受ける動きを何度も成功させ攻撃の形を作った
交代
MF 10 中島 翔哉 4.5 交代:後半32分IN 時間が少なく攻められる展開になっており見せ場は少なかった
MF 20 山口 蛍 5.5 交代:後半32分IN しっかりと無失点に抑える役割を果たしたが、遠藤と比べるとやや見劣りした
FW 21 鈴木 武蔵 交代:後半42分IN 時間が短すぎて採点不能
監督 森保一 5.5 大迫を使わない中、両サイドにスピードの速い永井、伊東を並べてスピードと南野や遠藤の連携で崩す形を見せたが流れの中からは得点できず、PKとFKで得点し遠藤仁がいなくなってからあまり見なくっていた代表でのセットプレーの攻撃力を見せた

日本代表について

 決定力が高い南野にゴール前でボールを集めることで決定的な形を何度も作った。南野が大迫の代わりを果たし大迫以外を CF にした形を見せた。両サイドの永井、伊東と両サイドにスピードがある選手を並べて、攻撃した瞬間的な速度の速さが今までと多少違う攻撃を可能にしていた。また中盤は遠藤がやや苦戦していたものの上手いタクティカルファールも使いながらベテランのような安定感をもたらしていた。チームとしてみたときに遠藤が入ると安定感は一段上がる印象を受けた。
 流れの中では得点がなかったことやや気になる展開ではあったが、日本も危ない場面では権田がしっかりと止めて守備陣は無失点で抑えていた。特に前の選手も含めて守備の戻りが速い堅実な戦い方だったように思った。個人的な MoM は権田。

試合について

 アウェイということもあり審判がキルギス寄りの判定を繰り返し、スタジアムの雰囲気も相手の応援が多い状況ではあった。グラウンドも独特のぼこぼこがあるようで変わったバウンドを見せておりアジアの予選というのを感じさせる芝の状態に見えた。特に前半序盤はやや押し込まれたが、立ち上がりの浮ついた時間を失点せずに切り抜けたことで徐々に日本ペースに展開し、PK、FK とセットプレーで得点を重ねた日本が勝利した。

スタッツ

キルギス 日本
42% ボール支配率 58%
13 シュート 13
3 枠内シュート 4
308(69%) パス(成功率) 463(79%)
3 オフサイド 0
23 フリーキック 22
5 コーナーキック 3
0 ペナルティキック 1

W杯予選 日本vsモンゴル 6-0

試合は特に見どころもなかったので試合の寸評は省略。選手の採点も予想通り能力を示しただけだったので省略。そしてあまりに酷かったという意味で監督だけ採点することに。

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
監督 森保一 3.0 ガチガチに固めたスタメンで勝ったという以外にはほぼ得るものがなかった。今後が心配になる選手運用。如何に主力にけが人を出さずに控え選手を試すかがモンゴル戦に課されていた唯一のタスクだったと思うが、最低限の勝ち点3だけを選んだ。結果的に控え選手のテストいう問題を先送りにした。既に監督としては1度失敗しているアジア杯の時のように控え選手の選定を先送りにしたことが決定的な影響を及ぼさなければいいと祈るばかり。

▼GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)

▼DF
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
植田直通(サークル・ブルージュ/ベルギー)
安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)

▼MF
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎岳(デポルティーボ/スペイン)
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
堂安律(PSV/オランダ)
久保建英(マジョルカ/スペイン)

▼FW
永井謙佑(FC東京)
浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20191003/985745.html

欧州のリーグランキング

欧州のリーグの強弱はELOを見ればだいたい分かる

 よくヨーロッパサッカーのリーグの強弱について、推論でどこが強いとか弱いとかいう論争があるのだけど。例によって欧州のサッカーはCLやELがあって直接チームが対決するのでELOレーティングが算出できて大体どのリーグが強いのかは大筋の目安は比較的簡単に出る。しかもリーグごとの強弱の場合試合数が多くなるのでチームごとの強さのランキングより更に精度が高くでる。後は統計を見るだけで得に論争になる部分はないのではないだろうか。

EUR Europe
UCL UCL (10 teams) ⌀1611
UEL UEL (66 teams) ⌀1450
ENG England
Level 1 (20 teams) ⌀1759
Level 2 (24 teams) ⌀1506
ESP Spain
Level 1 (20 teams) ⌀1722
Level 2 (22 teams) ⌀1508
GER Germany
Level 1 (18 teams) ⌀1678
Level 2 (18 teams) ⌀1461
ITA Italy
Level 1 (20 teams) ⌀1621
Level 2 (19 teams) ⌀1391
FRA France
Level 1 (20 teams) ⌀1591
Level 2 (20 teams) ⌀1390
POR Portugal
Level 1 (18 teams) ⌀1494
NED Netherlands
Level 1 (18 teams) ⌀1437
AUT Austria
Level 1 (12 teams) ⌀1464
UKR Ukraine
Level 1 (12 teams) ⌀1443
SUI Switzerland
Level 1 (10 teams) ⌀1476
GRE Greece
Level 1 (16 teams) ⌀1403
RUS Russia
Level 1 (16 teams) ⌀1528
CRO Croatia
Level 1 (10 teams) ⌀1390
BEL Belgium
Level 1 (16 teams) ⌀1463
CZE Czechia
Level 1 (16 teams) ⌀1383
TUR Turkey
Level 1 (18 teams) ⌀1452
CYP Cyprus
DEN Denmark
Level 1 (14 teams) ⌀1384

http://clubelo.com/Ranking

クラブのELOレーティングを出している、clubelo.com の現時点のスタッツを一部抜き出すとこうなっている。⌀で書かれた部分がELOレーティング。 わかりにくいかもしれないので、リーグの順位だけを抜き出すと

リーグのELOランキング

1位:イングランド
2位:スペイン
3位:ドイツ
4位:イタリア
5位:フランス
6位:ロシア
7位:ポルトガル
8位:ベルギー
9位:オーストリア
10位:スイス
11位:トルコ
12位:ウクライナ
13位:オランダ
14位:ギリシャ
15位:クロアチア
16位:チェコ

という順位に。

FIFAランキングとELOランキング

最新FIFAランク発表:日本は5つダウンもアジア2番手

 国際サッカー連盟(FIFA)は25日、最新のFIFAランキングを発表した。コパ・アメリカでグループリーグ敗退に終わった日本代表は前回の28位から33位に後退したが、アジア2番手を維持している。

 上位ではベルギーが首位をキープ。母国開催のコパ・アメリカを制したブラジルがフランスと入れ替わり、3位から2位に浮上した。CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ゴールドカップで優勝を飾ったメキシコも6つ順位を上げて12位。最もランクアップを果たしたのはアフリカネイションズカップ制覇のアルジェリアで、前回の68位から40位に上昇している。

 また、アジア勢ではイランが20位から23位に順位を落としながらも最上位。3番手に37位の韓国、4番手に46位のオーストラリア、5番手に62位のカタールと続いている。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?280310-280310-fl

この10年のナショナルチームのELOレーティングでみる平均順位

FIFA ランキングが発表されたが、このランキング様々な計算方法の細かい変更が続いているものの相変わらず現実的なランキングとはかなり隔たりがあることが有名で、W杯の予想においては人間が適当に予想したほうがランキングより常に結果が近いというデータもあるらしく、あまり信憑性がないものになっている。一方で ELO レーティングは一定の信用度があると考えられており実際にFIFAランキングでの予想よりは予想精度が高い傾向がある。ただしELOレーティングはデータにするための試合数がある程度以上ないと精度が落ちてしまうので、実は数年分の平均値で出すほうがナショナルチームの試合数の少なさをカバーできて良いような気がする。

 そこで、ちょっと調べてみた。2009 年から 2019 年にかけて、この 10 年の ELO レーティングの平均値で算出されるナショナルチームのランキング。

平均ELOレーティング

1 Brazil145 games 2082.45
2 Spain133 games 2058.04
3 Germany136 games 2053.55
4 Netherlands121 games 1990.76
5 Argentina142 games 1988.16
6 England120 games 1942.96
7 France135 games 1928.97
8 Portugal129 games 1917.64
9 Chile145 games 1905.72
10 Italy125 games 1900.88
11 Uruguay130 games 1900.49
12 Colombia118 games 1895.44
13 Mexico185 games 1868.53
14 Croatia116 games 1865.81
15 Belgium115 games 1822.86
16 Switzerland106 games 1821.64
17 Sweden127 games 1816.40
18 Ecuador109 games 1796.57
19 Russia113 games 1789.86
20 Ukraine104 games 1783.24
21 Denmark107 games 1781.88
22 United States171 games 1777.71
23 Japan153 games 1764.03
24 South Korea151 games 1751.95
25 Serbia106 games 1751.15
26 Peru120 games 1751.07
27 Turkey110 games 1750.03
28 Ireland114 games 1748.37
29 Czech Republic105 games 1747.76
30 Australia125 games 1740.92
31 Paraguay118 games 1737.77
32 Costa Rica160 games 1735.32
33 Romania101 games 1732.96
34 Iran130 games 1732.31
35 Poland117 games 1730.75
36 Ivory Coast127 games 1725.11
37 Bosnia and Herzegovina97 games 1722.90
38 Greece108 games 1716.53
39 Venezuela116 games 1706.55
40 Scotland85 games 1691.80

https://www.international-football.net/average-elo-ratings

 FIFAランクと比べて、こちらの方が遥かに直感的な感覚に近い順位なのではないかと思う。ELOのランキングの中でも、こういう一定以上の期間を取って出したランキングの方がより近く感じるのではないかと思う。

長谷川健太の右肩上がりの勝率

@OptaJiro

51.6 – 長谷川健太のJ1での勝率は51.6%。ガンバ大阪の監督としては、西野 朗次ぐ高い勝率(52.5%)。終了。

https://twitter.com/optajiro/status/905737730742599680

確か前に調べた有名じ日本人監督の勝率では

西野朗 52.88 % (勝数は最多)
関塚 隆 52.68 % (1試合あたりの得点数は日本人監督では歴代2位)
レヴィー クルピ 50.56 %
長谷川健太 44 %
反町 康治 43.88 %
岡田武史 43 %
早野宏史 41 %
原博実 41 %

http://football.ologies.net/2015/02/27/kantoku/

44%からココに来て51%まで伸ばしていることに成る。ちなみに今の日本代表の森保一監督はJリーグでの勝率が48.1%。

コパ・アメリカ2019 デュエル勝率が大会ワースト 日本代表

@OptaJiro

41.3% – 日本代表はコパ・アメリカ2019で、デュエル勝率が大会ワーストだった。

56.6 – ウルグアイ
54.6 – ブラジル
53.9 – コロンビア
52.2 – チリ
52.2 – カタール
51.4 – ペルー
50.0 – エクアドル
48.8 – ベネズエラ
47.5 – アルゼンチン
47.0 – パラグアイ
44.6 – ボリビア
41.3 – 日本

https://twitter.com/OptaJiro/status/1143819233094017024

 日本ではコパ以後、ドリブルで仕掛けてロストした中島たたきや、シュートを外した上田たたきなどが激しいが、個人的な意見では中島がドリブルで仕掛けたことが問題だとは全く思わない。仕掛けた後取られる事が問題なのであって、どこで仕掛けようと取られずに抜けるのならば全く問題ないと思う。取られるからドリブル仕掛けるのをやめようパスしようというのでは一生日本は勝てないままなのではないかと思ってる。仕掛けた上に抜く必要がある。
 得点も同じで、シュートを打って入れる必要がある。打ったことはむしろ褒められる事であっても叩かれる要素では一切ないと思う。むしろシュートがほとんど打てなかった攻撃の選手こそ反省するべきで、シュートを打って外した上田や前田は特に大した問題とは思えない。後はゴールできるようにシュートの質を上げればいい。シュートが打てなかった選手はシュートを打つ練習が必要でよりゴールには遠い選手なのではないかと。

カバーニレッスン

という名前で掲示板にあったgif画像が面白かったので

大げさに倒れているようにも見えたが、植田は「僕が足の裏を見せた時点で、結果がそうなることは分かっていたし、VARがあることをもっと認識していなければいけなかった」と反省。

「カバーニ選手が倒れるのは当たり前。あの場面になる前に処理したかったし、あの場面になってからもシュートコースに入るなど、違う選択肢を持てれば良かった」

 試合後にはカバーニと言葉をかわしたようで、「写真を見せられて、『当たってるだろ?』と言われた」と改めてファウルを主張されたようだが、「ちょっとしか当たってないだろ」と返したという。しかし、「でも、そういうところのうまさもあるし、そこは僕が気を付けなければいけなかった」

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?277567-277567-fl

カバーニレッスン
「あそこは右足で足裏出すんじゃなくて左足でいけよな」って言ってそう
なぜか知らないけどカバーニはあの強面でもかわいい感じがする。

長友と久保

日本代表に選出されました。 そして17歳久保建英も選出。 約6年前当時小学生だった建英と一緒にトレーニングした時、先輩ヅラしていつか代表で一緒にプレーしようと言ったけど、まさかこんなに早く実現するとは。 17歳恐るべし。 そしておっさんよく生き残った。 笑 共に頑張ります!

https://twitter.com/YutoNagatomo5/status/1131473430191267840

なんかいい話だなって。

2019-20 シーズン ルールの改定

2019-20 シーズン ルールの改定

キリンチャレンカップで適応されるというので記事になっていたルールの変更点。

・FKの壁に攻撃側が入れない
・審判にボールがあたったらドロップボール
・ハンドの基準の変化
・PKの変更

 キリンチャンレジカップだけではなく今行われている U20 W杯でも審判にボールがあたってドロップボールというシーンが何度か見れた。ハンドの基準ややわかりにくいが基本的には意図しなくてもハンドになる場合が増えたと考えていいと思う。

PKの軽減

 あと個人的に気になったのはPKの変更。GKの両足がライン上になければいけなかったのが、片足でも乗っていれば良くなった。
 これは今後若干だとしてもPKの入りやすさが下がったのではないかと。最近はPKがあまりに影響力を持ってしまい審判によって試合が決まってしまうことがあるが。PKが少しでも軽くなればいい影響があるのではないのかと。

 以前誰かが冗談で言っていたが、ポストやバーにあたったら0.1点という話。別の話でPKは0.5点くらいでいいという話も見たことがある。似たようなのにレッドカードで退場の前に一時時間制限付きの退場という話も合った。どれもなるほどなと思う一面がある反面。ルールが大幅に変わってしまうのは事実だし今皆が楽しんでいるサッカーのゲーム性が変わりすぎるかもしれない。
 PKが若干GKに有利になるというのはPKを0.5点にするような劇的な影響はなく無難な変更で審判の試合に対する影響力を減らせれる。さり気なく隠れつつされていることになんだか妙に納得したりした。

■ハンド基準の大幅変更
 小川委員長は「さて、これからです。ハンドですね」と切り出したが、まさに今回の改正最大の変更点はいわゆる『ハンド』の反則だ。これまでは「意図的にボールを手で扱ったかどうか」が中心的な基準になっていたが、今後は「意図的じゃない場合でもケースバイケース」(小川委員長)となる。

「手または腕をボールに向かって動かすなど、手または腕で意図的にボールに触れる」行為が反則になるのはこれまでどおり。加えて「手や腕に当たったボールを保持したり、コントロールした後に得点する、あるいは得点の機会を得る」場合、「ボールが手や腕に当たり、直接得点となる」場合もハンドになる。

 説明会ではアジアカップ準々決勝ベトナム戦で日本代表DF吉田麻也がヘディングシュートを放ち、頭から手に当たったボールがゴールに入った場面を紹介。当時は旧規則だったため、最終的にはレフェリーの主観に委ねられる形だったが、今後はハンドであることが明文化された。

 また「手や腕を体から離し体を不自然に大きくすることにより、不当に体の幅を大きくした」場合、「肩の高さより上に手や腕をもっていった」場合もハンドが認められる。なお「意図的にボールをプレーしたのち、ボールが競技者自らの手や腕に触れた場合」は例外(ハンドではない)となる。

 この「不自然」に関する説明では、アジア杯グループリーグ第2節オマーン戦でシュートブロックを試みたDF長友佑都の手にボールが当たった場面、アジア杯準決勝イラン戦でMF南野拓実のクロスがスライディングを試みた相手選手の支え手に当たった場面などが紹介された。

 また、バックパスを受けたゴールキーパーがキックミスをして、流れたボールをゴールキーパーがキャッチした場合には、ハンドにはあたらないという基準も明文化された。ただ小川委員長は選手たちに対し、「最終的にはレフェリーの判断なので、ハンドを取る人もいるかもしれない」という伝え方もしたという。

■PKの変更点
 PKに関する変更では「PKを蹴る競技者が負傷し、治療を受けた場合、その競技者は競技のフィールドに残り、PKを蹴ることができる」という規定ができた。これまではPK直前にフィールドを出た場合、PKを蹴り終わるまではピッチ外で待機することになっていたが、キッカーを務める場合は再入場が認められる。

 続いてはPKに立ち向かうゴールキーパーの変更点も伝えられた。これまでは相手キッカーが蹴る瞬間、GKの両足がゴールライン上になければならなかったが、今後は片足が残っていればよくなった。小川委員長は「片足を乗せてよければより素早く動けるので、魅力あるサッカーが見られる」と説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-43467844-gekisaka-socc

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