アメフトの危険プレーが問題視されてるけどサッカーの事件は何故直ぐ問題消えてしまうのか

アメフトの危険プレーが問題視されてるけどサッカーの事件は何故直ぐ問題消えてしまうのか。サッカーでは露骨に監督の指示で飛び出てきてファールどころか普通に殴られたりしているが謝罪会見とか執拗な取材とかあんまり記憶にない。例えば酷いプレーといえば中国と日本代表での歴史に残るラフプレーの嵐の試合もあった

もっと最近の例では浦和はACLで殴られたりしているが、謝罪とかあったのだろうか。

Jリーグでも結構えげつないプレーが普通にあるがこれがたったの4試合出場停止程度で済んだらしい。

アメフトの危険プレーが問題視されてるけどサッカーの事件は何故直ぐ問題消えてしまうのか。大学だから教育だから?みたいな話しているずれたコメンテータが一杯いたけど、スポーツの傷害事件において教育だからとかなんて理由付けが必要だとは思えない。それもアメフトは日本では事実上大学のリーグが一番活発なので教育というよりそれ自体がビジネスとしか思えないし。

W杯2018 日本代表メンバー

GK

川島永嗣(35=メッス)
東口順昭(32=G大阪)
中村航輔(23=柏)

DF

酒井宏樹(28=マルセイユ)
酒井高徳(27=ハンブルガーSV)
長友佑都(31=ガラタサライ)
槙野智章(31=浦和)
植田直通(23=鹿島)
昌子源(25=鹿島)
遠藤航(25=浦和)
吉田麻也(29=サウサンプトン)

MF

長谷部誠(34=フランクフルト)
三竿健斗(22=鹿島)
山口蛍(27=C大阪)
原口元気(27=デュッセルドルフ)
宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ)
大島僚太(25=川崎F)
柴崎岳(25=ヘタフェ)
香川真司(29=ドルトムント)
青山敏弘(32=広島)
井手口陽介(21=クルトゥラル・レオネサ)
乾貴士(29=エイバル)
本田圭佑(31=パチューカ)

FW

大迫勇也(28=ブレーメン)
岡崎慎司(32=レスター)
浅野拓磨(23=シュツットガルト)
武藤嘉紀(25=マインツ)

西野ジャパンの印象

 W杯直前のハリルの謎の解任により、西野新監督になってからの初めての日本代表の選出。今後親善試合以外は試合はなく、まともな試合をしないままW杯に突入する事になる。そのためか非常にベテランに偏った極端に安全策をとった選考といえると思う。

気になる点

劣化ザックジャパン

 ザックジャパンとそれほど変化したメンバーではなく、ザックジャパンから遠藤が抜けただけというメンバー選考になっているという点。ザックジャパンと同じメンバーを選出した場合予想されるのは、本田、長谷部、長友の高齢化やコンディションの悪化で前回より良くなる要素が基本的にはないという点。

 比較的特殊な人選も多かったハリルジャパンと比べるとザックジャパンに近いようなメンバー選考になるとこの問題がどうしても避けて通れない。

DMFのメンバーの不安

 ザックジャパンと同じ構成だとすると既に代表からいなくなっている遠藤の変わりが問題になる。遠藤の代わりで入っていると思われる大島、青山、柴崎は、今までの代表の試合で何れもほとんど結果を出しておらずこの段階になって急に何か成長をするとは考え難い。比較すれば小さな問題といえるかもしれないが長谷部の交代枠も恐らくややタイプの違う井手口を使うしかないという点も気になる。

極端に重複する選手が多い

現実的な遠藤の代替選手がいないにもかかわらず、ボランチと思われる選手に、長谷部誠、山口蛍、大島僚太、柴崎岳、井手口陽介と5人も選出している。 そして左右のウィングとして使われると思われる選手に、浅野拓磨、武藤嘉紀、本田圭佑、乾貴士、宇佐美貴史、原口元気と6人も選手している。個人的な考えでは技巧派のドリブラー枠は宇佐美、乾はどちらか1人で十分だし、フィジカルを使ったドリブラー枠も原口か武藤のどちらか1人で十分ではないだろうか。怪我をした時の交代という意味では多数のポジションができてかつ信頼と実績もある岡崎や大迫がいるわけで重複しすぎている気がする。

ドリブラーが4人もいる割にFKをけれるのは事実上柴崎しかいないとかなり極端な配分。柴崎も毎回出場する選手とは言い切れないので、セットプレーはまた期待できそうにない。

若手が排除されている点

 今の欧州にいる日本人の若手で結果がでているといえるのは、中島翔哉、堂安律、伊藤達哉、この3人。

 ・中島翔哉
 ・堂安律
 ・伊藤達哉

しかし、この3人は全て代表から外れている。上に書いたようにポジションもプレーも重複する選手を登録しているが、明らかに期待が集まる可能性は全て無しで、ベテランと中堅でガチガチに固めたメンバーになっている。

全体の印象

 色々と見ていくと結局冒頭に書いた、劣化ザックジャパンという印象。劣化した分を考慮すると前回より極端に良い成績というのは期待しにくい気がする。

西野ジャパン

続きを読む W杯2018 日本代表メンバー

キリンチャレンジカップ ウクライナvs日本

ウクライナ 2 – 1 日本
前半21分:ヤロスラフ ラキツキー
後半24分:オレクサンドル カラバエフ
得点 前半41分:槙野 智章
前半46分:タラス ステパネンコ
後半9分:エドゥアルド ソボル
警告 後半14分:原口 元気
後半23分:植田 直通

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 1 川島 永嗣 5.0 失点すると思われるシーンでは失点しそれ以外のシーンでは無難に防いだ。無難である意味安定した計算しやすいプレーをした
DF 5 長友 佑都 6.0 最近は安定した守備が長所であったが、この試合では久しぶりに左サイドの攻撃も光った。久しぶりであった為か戦術的に長友の裏が突かれる形にもならなかった。長谷部が交代した後はキャプテンとしてベテランらしいプレーも見せた
DF 20 槙野 智章 6.5 攻守に素晴しい活躍。追いつく1点も決めて1ゴール
DF 21 酒井 高徳 4.5 攻撃では上がって攻撃参加しドリブル突破などもみせたが、守備ではクロスにまずいあわせ方をしてあわやOGになりかけたりサイドの1vs1を防ぎきれず失点する場面もあった
DF 22 植田 直通 5.0 不運なOGはあったが吉田以外とのCBと比べるならば年齢を考えれば十分比較検討できるプレーの質
MF 7 柴崎 岳 6.0 交代:後半34分 以前は運動量がなかった守備にも献身的に動いた。素晴しい守備とはいえなかったが以前に比べて守備の穴問題を軽減しているように感じた。攻撃でもフリーでボールをもらえれば決定的なパスを出しセットプレーから1アシストしたが、自由にプレーできる時間は短かった
MF 16 山口 蛍 5.0 長谷部と並びボールの回収役として機能したが、大事な場面でパスミスとファールがが気になった
MF 17 長谷部 誠 5.5 交代:後半36分 いつもどおりの安定したプレー。危険を冒すタイミングの見極めが相変わらず秀逸
FW 4 本田 圭佑 4.5 交代:後半20分 半年振りのスタメンだが決定的な活躍をする前に交代。見せ場を作ることはできなかった
FW 8 原口 元気 5.5 交代:後半42分 良い形でのしかけを何度も見せた。原口のドリブルでとったセットプレーから1得点とプレー自体は悪くなかったがゴールにはつながらなかった
FW 9 杉本 健勇 4.5 交代:後半11分 1失点目はもう少し速くつめていればという場面もありDFWばかりの日本としてはやや守備の意識が低めな印象。また高い相手が多いウクライナ相手に高さで競り合うも後半直ぐ怪我をしたようで決定的な見せ場がないまま交代
交代
FW 13 小林 悠 4.5 交代:後半11分 小林の所にまで中々ボールが届かず、中にクロスは上がるものの中で決定的な仕事はできなかった
FW 14 久保 裕也 5.0 交代:後半20分 右サイドで良い形で何度もボールを受けたが、中を固めたウクライナ相手にクロスを上げるプレーに終始した。中に入るとフィジカル面で負けてしまうため大迫のようなポストプレーはできなかった。試合終了間際にシュートチャンスもあったが決め切れなかった。良い点もあっただけにもう少し決定力が欲しいところ。同じプレーでも点を取れば採点は一気にあがるそういうプレーだった
FW 18 中島 翔哉 6.0 交代:後半34分 積極的で惜しいシュートやすばらしいクロスなども見せた。終了間際には良い位置でファールを取りすばらしいFKも見せるなど短い時間で明らかな違いを見せた。で全体としては左サイドが長友とやや被っておりプレーの端々に可能性は感じさせたが微妙に消極的になっていたのが慣れれば連携も大幅に良くなりそうで期待が持てた気になった。また出場時間も短く運動量を生かせるようなプレー時間が得られなかった
MF 26 三竿 健斗 5.5 交代:後半36分 中盤のそこで思わぬほどピンチに姿を現し予想以上に攻守に運動量が多かった。年齢を考えると素晴しいでき
FW 11 宇佐美 貴史 交代:後半42分 ほとんど時間がない中での出場で採点不能
監督 ハリルホジッチ 4.5 戦術的な問題以前としてスタメン器用には相変わらず疑問が残った。選抜されたメンバーの実力からすれば十分な結果ともいえると思う。試合後のコメントを見る限り明らかに選手選考のための試合と想定しているようだったのでテストをしていたのだと思われる

試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

この試合の感想
「負けたが前回のマリ戦より良い試合ができた」
「まだ準備ができているとはいえないが次に集まる時にはよくなっているだろう」

具体的な手ごたえは
「2試合で多くの選手を見る事ができた」
「見れなかった選手もいたがワールドカップの時にはよりよい日本代表を見せられるだろう」

「決意を持って準備をしていきたいと思う。難しいチャレンジが待っている。そこにのる為に準備をしたいと思う」

日本代表の印象

試合は負けたが日本側も十分に攻撃する形もあった。特に前半本田や長谷部、長友を中心とした古いザックジャパン風の攻撃が多く特に左サイドからの崩しが目立った。後半は中村が入って以後流れが変わり、試合終了間際に決定的なシーンが続いたが決めきる事ができなかった。新旧の代表のスタイルの違いも見る事ができて面白い試合だったように思う。また左サイドでは中島と長友がややぎこちないながら連携も見せた。もう少し慣れればよりよい形で左サイドが仕上がる可能性を感じた。

試合の総評

ウクライナの応援が面白い掛け声で新鮮だった。ウクライナとこの試合で選ばれたメンバーの日本代表が実力的にかなり似通っており、僅差の勝負となった。十分に勝機もあったしシュート数もウクライナを上回ったが決定力の差で勝負が負けた。

スタッツを一つ二つ

9 シュート 6
15 直接FK 17
0 間接FK 3
3 CK 2
0 PK 0
7 GK 6
0 オフサイド 3
日本 ウクライナ

親善試合 日本 – マリ

日本 1 – 1 マリ
得点:中島 翔哉 後半49分 得点 得点:アブドゥライ ディアビ
警告:宇賀神 友弥 前半19分 警告 警告:ママドゥ フォファナ 後半39分
警告:スレイマン ディアラ 後半41分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 23 中村 航輔 7.0 相変わらず安定しておりミスが少ないばかりか決定的な1vs1のシーンですらとめてみせた
DF 2 宇賀神 友弥 3.5 交代:前半45分 PKを与えてしまいそれ以外の良いプレーも全て差し引きしてマイナスの出来。他の選手と比較してもスタメンどころか代表に選考されたのおかしいプレーのレベルだった
DF 3 昌子 源 5.5 安定した守備で裏へのスピード勝負になりそうなシーンも上手く防いだ
DF 5 長友 佑都 5.0 相手のサイドの選手がかなりスピードがあり押し込まれそうになていたが致命的な攻撃は防いだ
DF 20 槙野 智章 5.5 素晴しいタックルでカウンターを止めるなど、アレほど不安だった槇野の守備が最近はかなり安定してきたような印象を受けた。DFはやはり晩成型のポジションなので今後にも期待できそう
MF 10 森岡 亮太 4.0 交代:後半20分 トップ下の動きであったようだが、ほぼ存在が消え気味でボールもあまりこなかった。スタメン起用されるレベルにはなかったが、10番の選手が不足しているのでサブとしては可能性は残した
MF 17 長谷部 誠 5.5 交代:後半15分 いつもどおりの安定したプレーだったが最高に良い状態とはいえなかった
MF 25 大島 僚太 4.5 交代:前半34分 途中で怪我で交代。交代までも決定的な仕事は出来なかった。これで前回の中国戦に続き怪我とコンディションが悪い。
FW 11 宇佐美 貴史 5.5 交代:後半15分 素晴しい裏へのボールやシュートを見せて可能性は感じさせた。あまり得意とはいえない守備からもボールを奪ってシュートの形も見せた
FW 14 久保 裕也 4.5 交代:後半25分 裏への抜け出しは相変わらずうまいが、シュート力と精度が足りず結果にはつながらなかった。成長が見られず現時点ではスタメンに選ばれる状態とは到底考えれない。同じポジションに岡崎、本田、堂安、伊東、などがいることを考えるとサブの代表からもれても違和感はない出来
FW 15 大迫 勇也 6.5 素晴しい守備と素晴しいポストプレーから何度もチャンスにつなげており、更にクロスにあわせる惜しいヘッドも見せた。守備面では久保、宇佐美の守備がザル気味の問題をほぼ大迫1人でカバーしていた
交代
MF 16 山口 蛍 5.0 交代:前半34分 安定はしていたが、試合の流れは大きく変わらず違いを見せることは出来なかった。守備に関しては安定をもたらした
DF 21 酒井 高徳 5.0 交代:後半0分 安定した守備と、攻撃参加を見せた。酒井になるまでほぼ決定的なサイドの攻撃参加がなかったため酒井の攻撃力参加が目立った
MF 26 三竿 健斗 6.0 交代:後半15分 長谷部と交代すると守備の問題が露呈する選手が多いのだが、比較的守備の問題が目立たずにすんだばかりか守備ではむしろ見るべき点があった。攻撃でも失敗もあったがチャンスも作るチャレンジするプレーが多く見せた。終了間際には中島へのクロスで1アシスト
FW 18 中島 翔哉 7.0 交代:後半15分 交代直後から攻撃が活性化し可能性を感じさせた。ドリブルは相手もスピードあり苦戦したが武器である惜しいミドルシュートなども見せた。出場時間が30分と短い中で試合終了間際に1ゴールで勝負強さも見せた
FW 13 小林 悠 4.5 交代:後半20分 交代出場したがあまりチャンスがなかった。連携面がまだ十分ではなくイメージどおりのボールの受け渡しに苦労していた
FW 4 本田 圭佑 5.5 交代:後半25分 ややスピードにはかけたが楔になるプレーで攻撃を見せた
監督 ハリルホジッチ 5.0 やや疑問の残るスタメン選抜などもあったが、結果的にはギリギリ引き分けに持ち込めた。試合後には不満そうではあったが、選考されたメンバーから考えるとそれほど予想外な結果ではなかったように思う。スタメンのメンバーからすれば引き分けに持ち込めたのはむしろ結果を出したといってもいいかもしれない采配ではあった

試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

「厳しい結果。いろんな情報があったが、すべてがポジティブではない。まだまだ練習しないといけない」。早口で話した指揮官。W杯本番で対戦するセネガル対策になったかという質問に「まだセネガルに対しての準備は出来ていないということ」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-01651860-gekisaka-socc

 親善試合でメンバーを固定しなかった事は過去のスター選手に依存していたチームや、勝って金が欲しいだけの監督達とは違う素晴しいチャレンジだったが、無理やりどこかの圧力でねじ込まれたのか、それとも単に試したかったのかは分からないが、新規で30歳前後の選手を試すのは明らかに異常事態。そして20歳前後で明らかに結果がでている選手がいて、それが何人も代表選考からもれていることを考えると圧力やなんかじゃなかったら本当にサッカー協会や監督には選手を見る目がないのではないかと疑わざるを得なくなる。特に若い選手を選んで失敗した場合は可能性を見ただけですむが、年を取った選手を選んで失敗した場合は、過去の実績やスタッツの分析が適当でコーチ陣やサッカー協会に選手を見る目がなかったといわざるをえない状態になる。

日本代表の印象

恐らく親善試合ということで、かなり変わった代表選考をしているが、選手選考がチャレンジングであったこと自体は問題ではなくむしろ評価できるポイントだった。特にここ最近代表で明らかに突出していたGK中島などの若手を選出する方向性は大変良かった。一方で以前試した段階で少し限界を感じさせていた久保や、前回の中国戦でも怪我で途中離脱していて微妙に不安の残る大島、年齢や過去の経験からすればなぜ選ばれたのかすら理解に苦しむ宇賀神など謎のスタメン選抜。そして案の定、大島は途中交代するはめになり、宇賀神はファールでPKを与えてしまう。あまりに試合前の段階で予測された不安がそのまま展開しておりなぜこの選出だったのかと思わざるを得ない部分は否めない。
また明らかに調子が良かった中島などもいたにもかかわらずスタメンに選ばれておらず、他にもいた調子の良かった若手の堂安などは呼ばれもしていなかった。サイドバックも前回からそれなりにプレーしていた室屋など若くて可能性がある選考は他にも色々考えられたが謎のスタメン選考となっていた。

日本側は1点差で負けているにもかかわらず、チャレンジする姿勢はやや物足りないものがあった。W杯本番でも日本がリードされる展開は十分考えられるので、日本が負けているときにどういうオプションがありえるのかは十分に吟味する必要があると感じた。

試合の総評

マリは若手中心だったが思ったよりもテクニカルで個人の能力としては平均値では日本側を上回っていたような印象。失点はPKの1点だけで得点も1点と、実力的にはそれほど差があったとはいえなかった。

スタッツを一つ二つ

12 シュート 7
14 直接FK 18
2 間接FK 3
5 CK 4
0 PK 1
7 GK 8
2 オフサイド 3

2013-2018 フリーキック成功率ランキング TOP 20

『FourFourTwo』の「2013-14シーズンからの5年間で最もフリーキックの成功率が高かった選手TOP20」なるランキング

ランク外

■ズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U)
キック数:91
ゴール数:4
成功率 :4.4%

■クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
キック数:112
ゴール数:7
成功率 :6.25%

■リオネル・メッシ(バルセロナ)
キック数:165
ゴール数:11
成功率 :6.67%

■ハカン・チャルハノール(ミラン)
キック数:99
ゴール数:10
成功率 :10.1%

■ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
キック数:35
ゴール数:4
成功率 :11.3%

■アレクシス・サンチェス(マンチェスター・U)
キック数:42
ゴール数:5
成功率 :11.9%

■ネイマール(パリ・サンジェルマン)
キック数:41
ゴール数:5
成功率 :12.2%

■ウィリアン(チェルシー)
キック数:31
ゴール数:4
成功率 :12.9%

20位〜11位

■18位 スソ(ミラン)
キック数:22
ゴール数:3
成功率 :13.64%
 

■18位 ガエル・カクタ(アミアン)
キック数:22
ゴール数:3
成功率 :13.64%
 

■18位 ウィサム・ベン・イェデル(セビージャ)
キック数:22
ゴール数:3
成功率 :13.64%
 

■17位 ウェイン・ルーニー(エヴァートン)
キック数:29
ゴール数:4
成功率 :13.79%
 

■13位 ロメル・ルカク(マンチェスター・U)
キック数:21
ゴール数:3
成功率 :14.29%
 

■13位 ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)
キック数:28
ゴール数:4
成功率 :14.29%
 

■13位 ズラトコ・ユヌゾヴィッチ(ブレーメン)
キック数:35
ゴール数:5
成功率 :14.29%
 

■13位 ダヴィド・アラバ(バイエルン)
キック数:42
ゴール数:6
成功率 :14.29%
 

■12位 ミラレム・ピアニッチ(ユヴェントス)
キック数:76
ゴール数:11
成功率 :14.47%
 

■11位 マルクス・ズットナー(ブライトン)
キック数:27
ゴール数:4
成功率 :14.81%

10位〜1位

■8位 マウリシオ・レモス(サッスオーロ)
キック数:20
ゴール数:3
成功率 :15%
 

■8位 アンリ・セヴェ(ニューカッスル)
キック数:20
ゴール数:3
成功率 :15%
 

■8位 セヤド・サリホヴィッチ(ハンブルガーSV)
キック数:20
ゴール数:3
成功率 :15%
 

■7位 マルヴィン・プラッテンハルト(ヘルタ・ベルリン)
キック数:37
ゴール数:6
成功率 :16.22%
 

■5位 フェデリコ・ヴィヴィアーニ(SPAL)
キック数:30
ゴール数:5
成功率 :16.67%
 

■5位 ハメス・ロドリゲス(バイエルン)
キック数:36
ゴール数:6
成功率 :16.67%
 

■4位 マルコス・アロンソ(チェルシー)
キック数:22
ゴール数:4
成功率 :18.18%
 

■3位 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
キック数:26
ゴール数:5
成功率 :19.23%
 

■2位 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
キック数:38
ゴール数:8
成功率 :21.05%
 

■1位 フアン・マタ(マンチェスター・U)
キック数:22
ゴール数:5
成功率 :22.73%

https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20180213/714918.html

パワープレーとは

「パワープレー」とは

アイスホッケーの用語を転用した言葉。アイスホッケーでは悪質なファウルに対して時限つきの退場処分が課される。人数差が出来た時間の、人数の多いチームの攻撃を一般に「パワープレー」という。サッカーでは負けている側がゲーム終盤などにFWや攻撃の人数を増やして攻撃する場合に「パワープレー」などという。

この場合、相手側がカウンター狙いで引いて守る形を取る事が多いため、結果的にFWを多く前に残しロングボールによる放り込みを行う形が多くなる。そのため、フォワードに多くの選手を配置した上で、ロングパスをフォワードに放り込み、そうしたパスから直接、またはこぼれ球からゴールを狙う形を指す事も多い。

アメリカンフットボールやラグビーでは、人数を固めることで、力による突破が可能になる。そのため、サッカーでも体格の優れた選手を配置することをパワープレイと呼ぶことがあるが、間違いである。

Wikipediaではこんな事もかかれているが、Wikipedia の編集者が何を根拠に間違いと言い切っているのかは結構謎。パワープレーという言葉自体がアイスホッケーと違いサッカーでは曖昧な言葉で物凄く硬い言葉ではない。アメフトやラグビーのような体格の優れた選手をFWに並べて放り込む事も同様にパワープレーと呼ばれることはある。というか実際の試合においてこれはほとんど同じ言葉で、デカイ選手を入れることパワープレーを選ぶ事が多いので必ずしも間違いでもない。

ACLや東アジア杯で思った枠組みの話

本質的な問題は移動距離じゃないと思う

 ACL やW杯予選、東アジア杯など近年のサッカーの試合は国際的な試合の枠組みが増えたが、代表のW杯予選やACLを見て一番感じるのは地域が広がりすぎると移動や気候、試合日程的に非常にタフな構成になってしまう点だ。
 この話をすると何かと移動距離の問題として語られるが、本質的な問題は移動距離の問題ではない気がする。移動距離よりも、むしろ時差や気温の変化に選手の体が付いていかない事に問題があるんじゃないかと。日本国内を長時間車の中で過ごしたとしてもそれは極端な問題にはならないのだからやはりそういわざるをえないのではないだろうか。

経度で分ける方法の利点

 経度で南北で組み分けると気候の点では夏と冬が逆転し問題があるが、時差の問題はない。逆に東西で分けると時差がずれるが季節の問題は減る。しかしここで重要な事は東西で分けて季節が同じ夏や冬だったとしても、中東の冬と日本の冬で同じ気候かというと全く違うという点。あくまで多少問題が緩和する程度の事で本質的には気候の変化という問題が残ってしまう。そういう意味でも確実に解消できる時差の方が優先してアジアを東西で切り分けて時差が少ない地域間での試合にしたACLは中々いい決断をしたんじゃないかと思う。(ACLは東西で西地区と東地区に別れて、それぞれの地区で戦い勝ち残ったチームが決勝で戦う形になっている)

商業的な問題

 それ以外にも商業的な利点も見逃せない。時間が同じだとTVの放映時間や試合を見る時間も時差が少なく商業的に向いている。また時差がない方が試合日程がはるかに組みやすいので、試合数が増やしやすくそれは結果的には総観客動員数にもつながる気がする。

東アジア杯2017 日本vs韓国

韓国* 4 – 1 日本
前半13分 キム シヌク
前半23分 チョン ウヨン
前半35分 キム シヌク
後半24分 ヨム ギフン
得点 前半3分 小林 悠
前半2分 チャン ヒョンス
前半5分 コ ヨハン
警告 前半21分 車屋 紳太郎

*中継があったテレビの表記が何故か韓国-日本の表記だったので合わせたが、本来左側にホームのチームを書くべきなので順番がおかしい。放送はフジテレビ。解説はラモス。小野。山口。後半になったら何故か「日本-韓国」に表記が変わっており前半後半で表記が変わる前代未聞の謎のシステムとなっていた。

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 中村 航輔 6.5 失点はしたものの前回に続き素晴しいセービングを見せた
DF 3 昌子 源 4.0 今までの試合と違いハイボールで放り込まれる形が何度も見られハイボールに対する対処がよく分かる試合だった。主に対応していた昌子が高さで何度もせり負け少し強い相手ではハイボールでの勝負に不安が残る結果になった
DF 5 車屋 紳太郎 3.5 上がるタイミングが悪く基本的な守備ができていなかった。昌子がカバーする形で引っ張り出されて中があくという危ない形になんどもなった。出場した2試合続けてかなり問題があり代表レベルにはないように感じた
DF 6 三浦 弦太 4.5 競り合いにかてず韓国が中にロングボールを放り込むだけで日本を崩せてしまう形になっていた。高さでの勝負以外も守備の連携も課題が残った
DF 22 植田 直通 5.0 日本のDFラインはロングボールだけでボロボロになっていた状態で、DFが毎回一枚足りず右か左で誰かがフリーになる形を繰り返した。攻撃参加とクロス精度は相変わらず素晴しいモノがあった
MF 2 井手口 陽介 4.5 後半21分OUT 積極性は見せたがボールを上手くつなげずロストを繰り返し、相手に中盤を支配された
MF 13 土居 聖真 5.0 体の強さやポストプレーでは持ち味を見せたが連携が上手くいかずボールをつなげなかった
MF 17 今野 泰幸 4.0 守備ではいいプレーも見せたが、相手の荒さがあったとはいえ堅実なプレーが求められるベテランとは思えない浮き足立ったプレーが目立ちボールをロストする流れを繰り返した
FW 7 倉田 秋 4.0 後半36分OUT 序盤ボールがつなげず持ち味の運動量も有効ではなかった。中盤で流れを作ることが出来なかった
FW 11 小林 悠 4.5 ボールが前まで運ばれないので仕事が出来なかった。PKで1得点はしたが1点オウンゴールもした。オウンゴールがなければプレー自体は悪くはなかった
FW 14 伊東 純也 4.5 後半24分OUT 縦への突破は悪くないプレーがあったがあまりにも簡単にボールを失いすぎた
交代
MF 16 三竿 健斗 4.5 後半21分IN 交代で入ったが違いを見せることは出来なかった。まだ
FW 9 川又 堅碁 5.0 後半24分IN 体の強さは見せたが点にはつながらなかった
FW 18 阿部 浩之 5.5 後半36分IN 短い時間ではあったが相手のラインの裏へ抜ける動きが効果的に機能し攻撃を活性化させた
監督 ハリルホジッチ 5.5 選手のテストという目的は果たしたが結果は出なかった。辛抱強く若手を使った点は評価したいが韓国の戦術に対応できていなかった。日本の守備のについては韓国が良く分析していた。こういう日本のやり方をよく分かっている相手、よく分析してきている相手にどう戦うかは課題。試合中の戦術に関してはHTでの修正には失敗しており、選手交代も遅く判断に迷いを感じた。また高さを持ち味とする相手にロングボールを指示したため身長勝負になった。

試合後のコメント

DF昌子主将「いい時間帯に点が入って勢いを見せることができたと思う。そこから、監督にも『少し全員プレーするのを怖がっている』と言われたように、そういう風にとられてもおかしくないプレーだった。僕自身も相手の得意なプレーでやられた。反省するところが多い試合だった。攻守の切り替えが韓国の方が早かった。僕らが組み立てなくても真ん中を閉じているので隙を作れなかった。個人としては韓国、中国、北朝鮮は全部初めて。ACLを除いてこういう大会は初めて。アジアのレベルを肌で感じられた。監督から主将を命じられて、主将としても未熟なこの3試合だった」

 FW小林「後ろが“重たかった”。下がり過ぎたと思う。後ろで守備の時も余ってる選手もいたし、後ろからはめていって前に押し出せればよかったと思うが、少し重たかったかな…。後ろの3枚(の相手DF)を自分一人で追っている感じだった。もうちょっとうまく前に押し出して守備できれば、もうちょといい攻撃につなげられたかなと思う」。

 ハリルホジッチ監督「このチームが日本より強いことは試合前から分かっていた。レベルに差があった。韓国は勝利に値していたと。しっかり結果を残すことを望んでいたが、1点目を決めたあと、プレーを止めてしまった。なぜだかはわからない。相手がその状況をうまく利用して2得点。そこで我々のバランスが崩れた。韓国の方が格上だったと思う」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000172-sph-socc

コメントを見た感じ、一番客観的に試合を見ているのは小林ではないかと思った。ハリルは言い訳を言うのを良しとしていないようだし、昌子は冷静さを欠いているようだった。明らかに高さとフィジカルでCBが負けていた部分が大きかったと思う。勿論、小林も自分のオウンゴールがあったりと後ろばかりの問題ではなかったと思うが全体としてはDFのラインの高さやDMFのシステム的な問題が個人の能力異常に大きく影響していたように思う。

日本代表の印象

この試合はある意味沢山の見所がある試合だったし日本代表の課題が見えたいい強化試合となったので気になった所を書いてみる。

守備の話

 守備に関しては、相手のCFが少し強い場合、単純にクロスを上げられるとCBの二人が跳ね返すことが出来ないことが判明した。このCBコンビでは単純にロングボールをCFの場所に放り込むだけで何度かやれば崩せてしまう。まだ比較的経験があるはずの昌子も完全に抑えることが出来ておらず、いいボールがくれば失点は時間の問題だったといえるだろう。また相手のクロスやCFを警戒してラインが上げれずMFが浮いてしまいプレスが機能しなくなりボールを奪われやすくなっていた。
 韓国のサイドからの突破にもクロスされるとDFが真ん中で競り負けてしまう為に、SBが毎回付いていってマークする形になった。そこで日本のSBとCBのマークの受け渡しに問題があり、マークがずれて相手が一人フリーになる形が何度も見られた。逆サイドに毎回一人空く形。特にこの試合SBでは車屋、CBでは二人ともは不安が残った。

 GKの中村はすばらしくこの東アジア杯で代表でも通用すると発掘された素晴しい人材なのではないだろうか。

攻撃の話

 攻撃ではロングボールで速く攻撃しようとしたが前線でもフィジカルや高さ勝負になってしまいフィジカルを持ち味とする韓国相手に不利な戦いとなった。これは同じようにロングボールを使っても違う形も考えられた。例えば浅野のような速い選手が前にいる場合ならばスペースへボールを出してスピード勝負という形は考えられたし、裏に抜ける動きを得意とする選手を選べばで韓国のDFラインの裏へボールを出して抜け出るという形も考えられた。しかしこの試合では選手に合わせてボールを出す形になり、日本のFWはポストプレーをメインとしたので、相性的にも良くなかったように思う。

戦術と分析の問題

 代表全体に関しては選手交代による戦術対応がなく、ソレも遅くなっていた。これに関しては監督というより日本代表のコーチ陣全体に能力の低さを感じた。なぜかというとそもそも韓国という相手がフィジカルを武器としてくるは分かっていた事であり何度も戦ってきた相手である。オーストラリアや韓国ならこういう戦い方をする傾向があることは分かっていたはずであり、相手が取ってくる戦術に対して全く対応策が考えられてなかった。そればかりか逆に日本のDFを研究されておりそこを付かれていた。本来は日本が分析するべきであり相手の分析やこちらの対策という面で明らかに韓国に遅れをとっていたこれは選手の問題ではない。選手は若い選手が多く初めてこういうフィジカルタイプの相手と戦った可能性もあるわけで、あらかじめ戦術で対応すべき問題であったと思う。
 そして初めのプランが上手くいかなかったときの対応能力にも疑問を感じた。上手くいかなかった場合を想定していなかったように思えた。

試合の総評

 韓国のプレーのレベルも高いとはいえず、戦術も単純にロングボールを放り込む形でキックアンドラッシュをお互いに繰り返すような原始的な試合となった。ただしCBとCFの質で韓国が有利に試合を進めた。
 韓国の攻撃は、後ろからのロングボールか、サイドの突破というEPLでよくみるシンプルな形であったが、Jリーグでこういう放り込みサッカーをするチームがあまりないのでJの選手は対応しにくかった。中盤をなくして高さ勝負をして特にCBのハイボールを弾くの能力の勝負になった場合、日本のCBはハイボールに強いとは言い難いので韓国よりももっと弱いチームにも同じ方法で負けるのではないかと思う。
 日本はPKで1点取ったもののその後は失点を繰り返し、後半に入ってもオウンゴールで失点しHTでも対応できなかった。

スタッツを一つ二つ

日本 韓国
8 シュート 17
9 直接FK 20
2 間接FK 0
3 CK 7
1 PK 0
11 GK 4
2 オフサイド 0

本田圭佑のCWC

本田圭佑の高いレベルでサッカーをしたいという気持ち

ミランからメキシコのパチューカに移籍した時はなぜメキシコなのかとは思ったが、CWCを見ればむしろサッカーを諦めない為のメキシコだったのだなと本田の意図が割りと分かった気がした。まずCLに本田は出たがっていたがミランではCLに出れない。かといってCLに出て活躍するレベルのチームとなるとEPLやリーガ、ブンデス、セリエ、リーグアンなどではどこのチームもレベルが高くミランの実績で移籍するのは明らかに難しかった。

しかし、CWCという大会に目を移せば話が少し違う。十分に強豪チームとの試合ができ日本での注目度も低くはない大会。しかも出場するには欧州以外のチームも選択肢に入る。ブラジルやアジアのようにどこが優勝するのか予測し難い地域の場合はCWCをメインに考えて移籍する選択肢は考え難く、その前のACLやリーグ戦が問題になるが、北中米ならばメキシコだけが強くCWCにいける可能性は相当に高い。そしてメキシコのチームでも強いチームしか基本的にはCWCへは行かないのでパチューカのような強豪ならCWCへ出場する可能性というは十分計算できるくらいの確率があったのではないかと。自分が移籍できるチーム内でCLやソレに匹敵するような環境を提供できてサッカーで勝負できる可能性が高いチームという意味でメキシコを選んでいたのかなとCWCを見て思った。もし移籍が単に金目的だったらMSLや中国のチームなどの方がメキシコよりも多く金を積んだのではないか。

CWC2017 は本田圭佑の最後の輝きかもしれない

パチューカの試合を見ていたらコンディションを悪くしてからあまり見られなかったほど本田が動いていた。最近なかったほどのプレーで、ここが残った力を出すステージだと思っていたのではないかと思った。このレベルでもし本田が継続的にプレーできるのだとしたら代表でもクラブチームでもまだ現役の活躍が期待できそうだが、無理をしてプレーしていたならば本田圭佑が輝いた最後の大舞台になる可能性があるように感じた。

CWC 2017 URAWA REDS

日本代表の試合結果場会書いていたが、今年のCWCは日本のJのチームや日本人選手もかなり健闘していたので試合見た印象を残しておく事に。

浦和レッズのCWC

  1. アルジャジーラvs浦和:正直1試合目の地元枠で出たチームとの試合は見るべき点がすくなかった。というかJリーグの方がマシだった
  2. カサブランカvs浦和:5位決定戦ではあったが十分に魅力的なサッカーを展開し2-3で勝利を収めた


http://www.fifa.com/clubworldcup/matches/round=279809/match=300398165/index.html

1試合目は勝てば浦和はレアル戦となる大事な一戦だったにもかかわらずなぜか微妙な試合をして実力を出し切ったと言いがたい内容で敗戦。2試合目のカサブランカ戦は浦和の戦術的な魅力が満載されていた。

カサブランカ戦は興味深い試合でもあった。正直言って個人的な評価としては浦和はACL王者ではあるもののそれほど強い王者ではないという印象を持っていたし、サッカーもコネるばかりであまり魅力的とはいえないサッカーをしていると感じていたが、カサブランカ戦は少し違った。

個人的に興味を引いた点を上げていくと、例えばロングボールの使い方。浦和はポゼッションが比較的高いチームで、日本代表風に言うと昔のザックジャパンのようなサッカーをすることが多かったのだが、カサブランカ戦ではロングボールを多用していた。しかもサイドチェンジでのロングボールや斜めに対角線で逆サイドに回すロングボールが目立った。しかもパスを出す所がMFだけではなくDFからもかなりの精度のロングパスをして見せた(マウリシオは素晴しい能力を見せたと思う)。また相手が引いてもショートパスで崩す傾向にあったように思う浦和だが、この試合ではミドルシュートで得点もしており引いた相手へも定石的なミドルで対応していたのだ。この引いた相手にミドルを打つという戦術は極めて定番の戦術であるにもかかわらず何故かJリーグや日本代表ではあまり見られない。特に日本ではパスサッカーといわれるサッカーが志向されるようになって以来、長い間ミドルシュートどころかクロスボールやロングボールすら回数がへり極端にショートパスでつなぐサッカーに偏重していたように思う。そこに違ったサッカーを見せたのは興味深かったしショートパスのサッカーとは違う別のベクトルの美しいサッカーでもあった気がする

リーグの強さは多様性が必要

この浦和が見せたサイドチェンジを多用するロングパスというのは、今の日本代表が縦に早くという意味で使われるロングパスとも少し違うという点でより素晴しいと思えた。なぜかというと日本のチームの場合、日本代表がショートパスによる崩しを重視したら何故かJリーグのチームすべてがそういうパスサッカーを目指し、その前のSBが上がるサッカーといえば何故か全てのチームのSBがオーバーラップを繰り返し、ラインを上げて前で取るサッカーといえば全てのチームがそれをやって個性もクソもなかった。

でも実際のサッカーの強豪リーグでは、例えばリーガではバルセロナ全盛の時期にもバルセロナのようなチキタカ主体サッカーだけではなかった。カウンターが美しい当時のレアルのようなサッカーもあれば、アトレティコのような堅守のサッカーもあった。欧州全体でみてもバルサが強い時期ですら、EPLはサイドの突破とクロスを重視していたし、アーセナルは相変わらず優雅なサイドチェンジを多用するチキタカとはいえないパスサッカーをしていた。ブンデスではバイエルンがDFラインにGKが入り込むような戦術を取ったり、ドルトムントは極端なプレスを見せていた。そしてそれぞれが十分に違った志向性をもっていてもなお強かった。

CWC2017とACL2017を通じて浦和のサッカーは一つの代表とは違う個性を見せた。浦和が見せたサッカーは強さはまだ十分ではなかったかもしれないが、代表のサッカーに引きずられるJリーグからすれば十分に個性的ですらあった。これは素晴しいことだなと思った。