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チャンピオンズリーグで通算100試合した監督はわずか4人

「UCL通算100試合を達成した4人の名将」というタイトルで uefa.com で前に記事が出ていたのだけど、たったの4人しかいないそうだ。しかも見てみると中々興味深かったので紹介

UCL通算100試合を達成した4人の名将 - UEFAチャンピオンズリーグ - ニュース - UEFA.com

監督としての戦績 — UEFAチャンピオンズリーグ(グループステージ以降決勝まで、敬称略)

カルロ・アンチェロッティ
112試合 57勝29分け26敗
勝率:51%
初采配:1997年9月17日、ACスパルタ・プラハ 0-0 パルマFC
50試合目:2005年2月23日、マンチェスター・ユナイテッドFC 0-1 ACミラン
100試合目:2010年10月19日、FCスパルタク・モスクワ 0-2 チェルシーFC

アレックス・ファーガソン
187試合 102勝48分け37敗
勝率:55%
初采配:1994年9月14日、マンチェスター・ユナイテッドFC 4-2 IFKイエーテボリ
50試合目:2000年9月13日、マンチェスター・ユナイテッドFC 5-1 RSCアンデルレヒト
100試合目:2004年2月25日、FCポルト 2-1 マンチェスター・ユナイテッドFC
150試合目:2009年4月15日、FCポルト 0-1 マンチェスター・ユナイテッドFC

ジョゼ・モウリーニョ
100試合 54勝26分け20敗
勝率:54%
初采配:2002年2月19日、レアル・マドリーCF 1-0 FCポルト
50試合目:2007年9月18日、チェルシーFC 1-1 ローゼンボリBK
100試合目:2012年11月21日、マンチェスター・シティーFC 1-1 レアル・マドリーCF

アーセン・ベンゲル
149試合 68勝39分け42敗
勝率:46%
初采配:1993年11月24日、ASモナコFC 4-1 FCスパルタク・モスクワ
50試合目:2002年10月30日、ボルシア・ドルトムント 2-1 アーセナルFC
100試合目:2007年11月7日、SKスラビア・プラハ 0-0 アーセナルFC

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/news/newsid=1900019.html

「ホーム・グロウン・ルール」

「ホーム・グロウン・ルール」ってなんだ?

最近プレミアリーグで導入されたルールに「ホーム・グロウン・ルール」というのがある。何の事かよく分からないので調べてみると、どうも若手育成のシステムらしい。

 プレミアの新ルールでは、1軍登録メンバーに占めるシニア(22歳以上)選手の数が最大25名に限られる。そのうち最低8名は、21歳の誕生日を迎えるシーズンが終了するまでに少なくとも3年間を国内(ウェールズ含む)のクラブで過ごしていることが前提となる。また、各クラブは夏の移籍市場閉幕までに上記の条件を満たす登録リストをリーグに提出する義務を負う。リストには21歳以下の選手であれば随時追加登録できるが、シニア枠の内容は4カ月後に冬の市場が開幕するまで選手の入れ替えすら許されない。

http://number.bunshun.jp/articles/-/42971

22歳以上というのが気になる。最近話題の武藤の場合はこれには適応されないのではないか。

興味深く読んだ話

ベンゲル監督がホームグロウンルールに異論 「二流選手を守ることになる」 | SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ
http://www.soccermagazine-zone.com/archives/7985

レヴァがドルを批判?思わず調べたくなる話

レヴァンドフスキ「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった」

というようなタイトルで、あちこちの2chのまとめサイトがまとめていた。読んでみると

「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった。でもここでは、ポゼッションが決定的な違いなんだ」

結構レバも言うね何て思いながら見ていたのだが、元の記事を見てみようと実際の2chが引用している記事をみるとタイトルはこうだ。「 フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい 」あれ?レバじゃなくてフンメルス批判が主題なんじゃないかこれは、という感じの内容。何かコレジャナイ感が凄くあったので、色々見ていくとレヴァのインタビューを日本語訳している所があった。下にその印象的な部分をあえて引用しておく。

ドルトムント戦後のレヴァンドフスキのインタビュー

あなたはどうしてゴールシーンであのように振る舞ったのですか?

敬意からです。僕はドルトムントで4年間すばらしい時間を過ごしましたから。クラブには感謝していますし、それを忘れることはありません。

どちらの監督がより優れていますか? クロップそれともグアルディオラ?

そのような比較をすることはやめておきましょう。どちらもはっきりとした計画と独自の哲学をもった素晴らしい監督ですよ。どちらも素晴らしい仕事をしますしブンデスリーガではベストです。

http://ichliebefussball.net/blog-entry-337.html

このように実際の、レヴァは煽るような質問も避けているわけで。むしろ批判するのとは全く逆で、一生懸命対立軸を作りたいマスコミから逃げていたのではないかと。元のもポゼッションの違いについて、戦術の違いからやる事が多くて大変だというような感じの話だったのではないかと。それをああいう風に使うととんでもなく批判しているように見えてくるわけで。まあ、ああいう風に伝わってしまうって言う所は問題がある。記事の読解力がない人が読んだ印象を2chに書き込んだら実際となんか違う感じに伝わるわけで、2chは常に情報源を確認が必要ないい例だと思う。

Robert_Lewandowski_FCBhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD

関連項目

ゴールを喜ばなかったレヴァンドフスキ、「ファンをリスペクトしている」 – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/123/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84/2015/04/06/10511992/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E5%96%9C%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%92%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B
【コラム】フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/4130/%E7%8B%AC%E9%80%B8%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/2015/04/06/10506592/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%95%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E9%A3%9B%E8%BA%8D%E3%81%AF%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84

数字で見る香川真二とドルトムント

2chで見かけたドルトムント関係と香川の数字が面白かった。これを見ると個人的に思った事は実はグロクロの不調の方が香川の不調より遥かに大きく影響しているのではないかという事。ムヒタリアンに関しても数字は面白い。「どうしてムヒと香川を一緒にクロップが出すのか」とかムヒのチームに与えている影響力などを数字から見ていくと実に興味深い。まあまず数字を見てもらいたい。

14 :名無しに人種はない@実況・\(^o^)/:2014/11/28(金) 07:46:40.49 ID:8R+Qorg20.net
09/13 [BL03] ~ 11/26 [CLGS5] 得失点
オーバメヤン出場時 1081分 得点 20 / 失点 16 (+4) 得点率 1.67 / 失点率 1.33 (+0.34)
オーバメヤン不出場 359分 得点 7 / 失点 2 (+5) 得点率 1.75 / 失点率 0.5 (+1.25)

香川出場時 1009分 得点 20 / 失点 5 (+15) 得点率 1.78 / 失点率 0.47 (+1.31)
香川不出場 431分 得点 7 / 失点 13 (-6) 得点率 1.46 / 失点率 2.71 (-1.25)

ムヒタリアン出場時 978分 得点 20 / 失点 11 (+9) 得点率 1.84 / 失点率 1.01 (+0.83)
ムヒタリアン不出場 462分 得点 7 / 失点 7 (0) 得点率 1.36 / 失点率 1.36 (0)

グロスクロイツ出場時 824分 得点 12 / 失点 16 (-4) 得点率 1.31 / 失点率 1.75 (-0.43)
グロスクロイツ不出場 557分 得点 15 / 失点 2 (+13) 得点率 2.42 / 失点率 0.32 (+2.10)

ロイス出場時 651分 得点 13 / 失点 7 (+6) 得点率 1.80 / 失点率 0.97 (+0.83)

インモービレ出場時 628分 得点 14 / 失点 11 (+3) 得点率 2.01 / 失点率 1.58 (+0.43)

ラモス出場時 521分 得点 9 / 失点 6 (+3) 得点率 1.55 / 失点率 1.04 (+0.51)

15 :名無しに人種はない@実況・\(^o^)/:2014/11/28(金) 07:47:35.43 ID:8R+Qorg20.net
09/13 [BL03] ~ 11/26 [CLGS5] 得失点
上段 香川と同時起用している時 下段 香川と同時起用していない時
オーバメヤン 680分 得点 12 / 失点 4 (+8) 得点率 1.59 / 失点率 0.53 (+1.06)
401分 得点 6 / 失点 12 (-6) 得点率 1.35 / 失点率 2.70 (-1.35)

ムヒタリアン 608分 得点 14 / 失点 1 (+13) 得点率 2.07 / 失点率 0.15 (+1.92)
370分 得点 6 / 失点 10 (-4) 得点率 1.46 / 失点率 2.43 (-0.97)

ロイス 526分 得点 12 / 失点 2 (+10) 得点率 2.05 / 失点率 0.34 (+1.71)
125分 得点 1 / 失点 5 (-4) 得点率 0.72 / 失点率 3.62 (-2.90)

グロスクロイツ 489分 得点 8 / 失点 5 (+3) 得点率 1.47 / 失点率 0.92 (+0.55)
335分 得点 4 / 失点 11 (-7) 得点率 1.08 / 失点率 2.96 (-1.88)

インモービレ 350分 得点 8 / 失点 4 (+4) 得点率 2.05 / 失点率 1.03 (+1.02)
278分 得点 6 / 失点 7 (-1) 得点率 1.94 / 失点率 2.27 (-0.33)

ラモス 291分 得点 6 / 失点 2 (+4) 得点率 1.86 / 失点率 0.62 (+1.24)
243分 得点 3 / 失点 4 (-1) 得点率 1.11 / 失点率 1.48 (-0.37)

23: 名無しに人種はない@実況・\(^o^)/ 2014/11/28(金) 09:11:23.24 ID:JFHk0PSB0.net
>>14>>15
これ面白いね
一番得点率高いのがインモが出てるときで
一番失点率高いのが香川が出てないときか

ちなみに得失点差の数字大きい順に並べてみたらこうなったよ

1.グロスクロイツ不出場時 +2.10
2.香川出場時 +1.31
3.オーバメヤン不出場時 +1.25
4.ムヒタリアン出場時 +0.83
4.ロイス出場時 +0.83

http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1417123450/

ドルトムントの心臓グロスクロイスの不調

何れの選手の出場時間も何試合分も考慮されるので、いつもの2chで出てくる1試合だけの話しに比べると随分いいデータといえるだろう。ここから言える事は、香川の圧倒的なポジティブな影響力だ。そして不調にしてもやりすぎだろといえるグロスクロイツの失点率がヤバイ。もしグロクロがもう少し失点率が低ければ何か違ったのではないかとさえ思える数字だ。ドルトムントにとって怪我人が大量にでる中、このグロクロの不調というのは本当に致命傷になっていたのではないか。そして後半戦になりグロクロは外されて試合に出ておらず最近のドルはかなり勝率が高い。

クロップがムヒタリアンと香川を一緒に出す理由

もう一つ実に興味深い数字がある。興味深いムヒタリアンと香川の話だ。2chなどでは盛んにムヒと香川の相性が悪いと言う事が声高に叫ばれているが、数字を見るとむしろムヒは香川と一緒に出ないと本当に酷いロストマシーンと化しているといえるだろう。

香川と一緒のムヒ 608分 得点 14 / 失点 1 (+13) 得点率 2.07 / 失点率 0.15 (+1.92)
香川と一緒にでないムヒ 370分 得点 6 / 失点 10 (-4) 得点率 1.46 / 失点率 2.43 (-0.97)

香川にとっては相性がいいとは言いがたいムヒタリアンだが、ムヒタリアンから見ると実は香川は非常に相性がいい選手だ。最近頻繁にクロップがムヒと香川を同時に投入するのは、香川ファンにとっては不満が残る采配なのだが、怪我人だらけのチーム事情を考えてムヒを有効活用するしかないクロップからすると、香川と一緒にムヒを出す事で、ムヒの悪い失点への影響を最小限に抑える事が出来るといえるわけだ。ただし、ムヒと一緒に出ると香川は守備やパスコース作りにばかり回るので本人の成績としては攻撃面で数字が残らないのではないかと思う。香川ファンからは不満が残る面でもあるだろう。

実際数字を見ると香川は前線の選手としては圧倒的に守備が上手い。そしてボールをキープするわけではないが、パスコースを作ってカバーする能力も高い。これはマンU時代ですらそうで得失点で見ていくと香川が入っている方が守備力が圧倒的に上がっていた。元々ボランチだった香川は、ボランチとしてみれば守備力が高いとはいえないかもしれないが、トップ下としてみた時は確実に守備がうまい選手に入る。何故か香川が守備が出来ないと思っている人が2chなどでは多いようだが、実際にはドルでも日本代表でも前線の選手としては本当に屈指の守備力を誇っていると思う。得点を取れなくなった香川の今の良さは前は全くダメだったパス能力が高くなり、散したりスルーパスをだしたりと多彩になった。しかも豊富な運動量を生かしたプレスやインターセプトの能力が今の香川は異常に高い。若干目には見え難い利点となったが、今の香川のプレースタイルも以前とは違う利点は確かにあると思う。

最近の香川とムヒとドルトムントの勝率の関係性

上の得失点のデータは去年の年末頃までのデータ。今年に入ってからは以前よりドルの調子が良く、実はこの前のバイヤン戦で負けるまではリーグではほぼ負けなしで着ていた。ただし、相変わらずムヒの問題は残っている。スタメンによる勝敗の違い。

103 :名無しに人種はない@実況・\(^o^)/:2015/04/05(日) 09:48:35.98 ID:Bnl72edE0.net
香川スタメンで使えば負けは無かったな
後半戦13試合 香川スタメン6勝2分0敗(勝率75%)ムヒ抜きなら全勝ですが

01/31(土)26:30 [BL18] A△0-0 レヴァークーゼン グロクロロイスカンプル
02/04(水)28:00 [BL19] H●0-1 アウクスブルク カンプルロイスオバメ
02/07(土)23:30 [BL20] A ○3-0フライブルク ロイス香川カンプル
02/13(金)28:30 [BL21] H ○4-2マインツ 05 ロイス香川カンプル
02/20(金)28:30 [BL22] A ○3-2シュトゥットガルト ロイス香川カンプル
02/24(火)28:45 [CL16] A ●1-2ユベントス ロイスムヒオバメ
02/28(土)23:30 [BL23] H ○3-0シャルケ 04 ロイス香川ムヒ
03/03(火)28:30 [DFB4] A ○2-0ディナモ ドレスデン ロイス香川クバ
03/07(土)23:30 [BL24] A △0-0ハンブルガーSV ロイス香川ムヒ
03/14(土)26:30 [BL25] H △0-0ケルン ロイス香川ムヒ
03/18(水)28:45 [CL16] H ●0-3ユベントス ロイスカンプルムヒ
03/21(土)23:30 [BL26] A ○3-2ハノーファー96 ロイス香川クバ
04/04(土)25:30 [BL27] H ●0-1バイエルン カンプルロイスクバ

ムヒスタメン1勝2分2敗(勝率20%)

http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1428179049/

ムヒの調子は最近になっても戻っておらず、チーム全体としてみるとかなりの悪影響があるといわざるを得ないだろう。

Suedtribuene
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88

ゆっくりとしかし着実に南野拓実

南野アシスト!オーストリア・ウィーン戦 4月4日

https://www.youtube.com/watch?v=WpVKP0vepr4

レッドブル・ザルツブルクに所属している南野は、セレッソでクルピの元では輝いたが、その後は若干伸び悩み一部では酷評されていた。しかし、個人的にはあれはセレッソというチームの問題の方が大きかったように思う。なんだかわけのわからないマーケティングに走り監督が交代して実質骨抜きになったチームを柿谷とフォルランの宣伝だけで売り抜けようという。「セレ女」だとか「柿谷曜一郎TV」だとか、そもそもスポーツとしてやり方が間違っていたとしか思えない。そして南野はザルツブルクに移籍したわけだが、今の所7試合で2ゴール2アシスト。現時点では超一流とはいいがたいが、19歳(今は20歳かな?)の成績としては十分な可能性を残している。4月4日のオーストリアウィーン戦でも1アシストを記録。このペースで1年終われば5ゴール5アシスト程度にはなり、セレッソなどで悲観されていた状況から考えてそこまで悪いとは思えない。ただ、そのまま常にオーストリアで5点程度の選手になるのか、それとも大きなリーグで活躍できるのかが大事だと思うので次の1~2年での勝負がとんでもなく大きな分かれ道になるのではないだろうか。23歳くらいまでのその分かれ道でそれてしまうと次の挽回をするのが本当に大変。そういう意味では宇佐美や南野はチャレンジもして、そこそこの持ち直しを見せているし、若いとそういう時間的な可能性がある。

武藤の失った4年は思っている以上に大きいと思う

最近騒がれている武藤などはその点は本当はずっと厳しい。大学にいってしまって22歳まで勝負が始まっていないので、実はプロ選手としては勝負する前に、いきなり状況的には挽回しなければいけない。23歳程度で1年Jで素晴らしい結果をだすとして、次はもう24歳で海外に行っても若手ではない。さらに、素晴らしい成果が続き、海外でも直ぐに結果がでたとして1年小さなリーグの首位チームや2部などで結果をだして25歳。さらにブンデスやプレミアの1部に移籍できるほどのとんでもない成功ができたとして、やっとブンデス降格圏やプレミア降格圏チームのベンチ枠という可能性が高い。そこでも素晴らしい結果を出したとして、次の移籍が26歳。これが大学の4年分速くチャレンジしてれば・・・22歳とかの勝負になるわけで・・・。それがまさに宇佐美とか南野の立ち居地だと思う。まだもう一度試す時間すらある。しかも年齢を重ねると怪我や病気がなく順調にいける確率も相当に低い。日本代表でも怪我に苦しむ内田、長友、本田、長谷部などをみれば直ぐ分かる。ある程度年齢になって1年潰すような怪我というのは実は引退がちらつきだすような出来事で手術して直るとかそういう問題ですらなくなってくる。

ザルツブルクスタメン年齢

2chにあったザルツブルクのスタメンの年齢。これで一応オーストリアでは優勝できるチーム。

       29歳   21歳
20歳(南野)           19歳
      20歳    23歳
20歳               24歳
      22歳    25歳
         24歳

交代出場  22歳 19歳 20歳

驚愕する日本人も多いかもしれないが、実は南野は特別若いというわけではない。むしろ欧州ではビックリーグがあるので、周辺の小さなリーグは大体若手中心か戻ってきたベテランの構成になるわけで。そんなに特殊な話でもないと思う。

世界は日本人が思っているより若い footballologies
http://football.ologies.net/2015/02/15/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%af%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e6%80%9d%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%82%88%e3%82%8a%e8%8b%a5%e3%81%84/

内田シャルケでFWに抜擢

【#S04-速報】#ディマッテオ が #内田篤人 のポジション変更を発表。レアル戦の攻撃面での貢献や日頃の裏への飛び出しが相手にとって危険だという評価が、内田のFW抜擢に繋がった。今後は@KJ_Huntelaar と2 トップを組む。
CBWtOYwVAAEZZmw

https://twitter.com/s04_jp/status/583025990177198081

今日は4月1日

日本 vs ウズベキスタン

日本 5-1 ウズベキスタン
青山敏弘(前半6分)
岡崎慎司(後半9分)
柴崎岳(後半35分)
宇佐美貴史(後半38分)
川又堅碁(後半45分)
得点 トゥフタフジャエフ(後半37分)
警告 L・トゥラエフ(後半5分)

採点

選手 採点 寸評
GK 川島永嗣 5.0 相手のシュート数が少なく日本ペースだった試合での失点があり、スタメンのGKとしては不安が残る部分も
DF 森重真人 6.5 吉田がいないDFラインで安定した守備を見せ、相変わらず謎の攻撃力も健在でテクニカルなアシストも記録した
DF 内田篤人 6.0 素晴らしい守備で右サイドをほぼ完全に押さえ込んだ。攻撃では目立たなかった
DF 酒井高徳 6.0 怪我人が多い日本代表のSBの中で安定してプレーできており、プレー以外でもコンディションの安定感が目立った
DF 昌子 源 5.0 吉田がいない中それなりのプレーを見せたが、吉田森重を抑えてスタメンで出れる要素もなかった
MF 今野泰幸 5.5 本来は秘めている高い守備力があるものの若干プレーが以前の代表のように遅めだった。偶に見られる縦への攻撃参加では何度かいい形を作っており、速攻にも対応できるポテンシャルは感じた
MF 青山敏弘 7.0 素晴らしいシュートで1得点。先制点を日本にもたらした事で、相手の攻撃を引き出し裏のスペースを使える試合展開を期待できるようになった戦術的に価値が高いゴールだった
MF 香川真司 6.0 厳しいマークが常に付いており、決定的な仕事は出来なかったが相手を引き付ける役割としては機能した
FW 岡崎慎司 6.5 得点も記録。守備でも献身的に戻り攻守に機能した
FW 本田圭佑 5.5 チームが速攻主体で見せ場が少なくなっていたが、交代した柴崎宇佐美と比較すると守備での良さが際立った
FW 乾 貴士 5.5 運動量が多くアグレッシブでどこにでも顔を出したが、アグレッシブすぎるドリブルでのこねすぎや、チャレンジしすぎてのロストもあった
途中出場
FW 川又堅碁 10分程度の短い出場時間で得点するなど、結果を残した
FW 宇佐美貴史 7.0 Jリーグ以外でもあのボールを持った時の違いを見せれる事を証明した。守備にも良く戻ったが純粋に守備能力自体が低いという点は否めない部分があった
FW 大迫勇也 5.0 アシストは記録したが、サイドでは攻撃での連携があまり上手く言っておらずミスも気になった。
FW 柴崎 岳 6.0 岡崎からのプレゼント的なゴールになるが、攻撃でのよさを見せた。守備は相変わらず不安が残る
SB 太田宏介 6.5 課題も感じたが、相変わらずの素晴らしいクロスから1アシスト。怪我人が多いSBの控えとしては素晴らしいプレー。
MF 水本裕貴 6.0 ボランチで守備的にプレーする選手が長谷部今野と高齢化している中で、その代役としての可能性を感じさせた
監督 ハリルホジッチ 7.5 様々なテストをしながらアジアではそれなりに強いウズベキスタンを相手にしっかりと結果を残した。チームを崩壊させず若手を混ぜる事に成功し、長谷部遠藤という高齢化したボランチの代案、吉田以外のCBというテスト、長友内田という怪我人以外のSB、宇佐美柴崎という一長一短の個性のチームへの融合、ありとあらゆる事を同時に試しながら、アジアでも日本代表が苦手とする強豪相手に5-1という結果は考えられる結果の中でもほぼ最高に近いのではないか。更に、交代策はほぼ全て成功しており、交代した選手や若手の多くが得点にからんだ。メンバー的に非常に多様な選択しがある事、ポゼッションを重視した以外の戦術も機能する事を証明したといえると思う。今回は日本のホームで親善試合だったという点もあるので、重要な試合で対策されてもこれが安定して何度も再現できるのかどうかという課題は残している。
試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

本当にスペクタクルで良い試合だった。ウズベキスタンは諦めないで最後まで向かってくる素晴らしいチームだと思った。でも日本はきちんとオーガナイズされたチームでたくさんゴールを決めることができた。選手たちに「ブラボー! おめでとう」と言いたい。

(収穫は)まず5-1で勝ったこと。ウズベキスタンは強いチームで、そこに5-1で勝ったが、まだ修正すべき点はある。

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/soccer_japan/3803

「先に高い位置から行けといった。ただ、第1ラインと第2ラインがスペースを空けていたのでそれを修正した。ピッチ上で後半は罠を作った。(守備)ブロックを作ってスペースを空け、相手に攻めさせた。そしてカウンターから4点を奪った」

http://news.livedoor.com/article/detail/9955583/

後半の相手にボールを持たせたあとのカウンターは作戦だったという事が分かる。

日本代表の印象

以前のポゼッションを主体としたスペインやバルセロナのようなパスサッカーではなく、かなり速いペースで攻撃する速攻カウンター型の戦術を採用しており、ザックジャパン時代と比べ明らかな戦術の変更がされていた。またこの速攻が必ずしも機能したとはいえない部分もあったが、早めのミドルも一定数打つ事で相手のDFラインが下がってしまう問題への対処をしているなど、細やかな部分もあった。これにより、以前の日本がポゼッションした時に、相手にドン引きされてバイタルだけ密度をあげてショートパス対策されてしまうと攻め手がなくなってしまう問題にある程度対応したといえるのではないだろうか。以前の日本は高さ勝負しないためクロスが効かず、つなぐためにミドルもあまり打たないし、つなぐために攻めが遅くなり相手に引かれてしまう問題があった。これは、それに対するハリルジャパンの回答といえるのではないだろうか。ただし、これもまだ戦術を見せたばかりなので相手の国も対応してきていないだけという可能性は残しているし、あまり日本代表に苦しくなるシーンがなかったので、押し込まれた時にどう対処するかなど、強豪相手にこれが通用するのかどうかもよく分からない部分は残しているとは思う。

試合の総評

ウズベキスタンのコンディション面にも課題があったのか日本代表が優れていたのか、終始日本のペースで試合が進み結果的には日本の圧勝といっていい内容。ただし、得点は後半に集中しており、試合終了10分前の本田香川が抜けた後に4得点という点は注目に値するだろう。実際には1-0の状態で試合は進んでいたのだから。

https://www.youtube.com/watch?v=-sH23EQF6fE
https://www.youtube.com/watch?v=-sH23EQF6fE

今見ると違って見えるアジア杯のインタビュー

この試合を見た後、以前に読んだ豊田のインタビューを思い出さざるを得なかった。

「今の日本代表は、みんなが圭佑(本田)にボールを集めるというチームです。圭佑もそれを要求するし、たしかにあいつは本当に上手いんですよ。圭佑としては、”つないで攻めたい”という気持ちはあったんでしょう。(1-1で迎えたUAE戦の終盤も)わざわざショートコーナーにするくらいでしたからね。アジアレベルならそのやり方で勝たないといけないし、勝てるはず、負けるはずはない、という彼なりの自信があったんだと思います」

 豊田は一度言葉を切ってから、こう継いだ。

「でも、そうだとすると僕は”どうやったらこのチームで生きるのか”というのを悩んでしまった。自分が中心選手ではない中、それは我慢するしかないんですけどね。例えば東アジア選手権のときは、”選手全員が優勝に向かい、一丸となって戦った”という手応えが残りました。それが今回は感じられなかった。UAEを相手に、最後まで意地を張ったようなプレイを続けて負けてしまったわけで……。その点は、ブラジルW杯の代表と同じでしたね」

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2015/03/18/post_882/index2.php

今でも豊田やハーフナーなども、ちゃんとタワーを考慮した戦術でならそれなりに機能したのではないかという気はするし、パワープレイなど負けているときにどういう方法で対応するかは今でも試行錯誤する余地があると思っている。今日は確かに本田は王様ではなかったし、本田をトップ下にしてボールを集めれば本田のよさや能力はもっと発揮できただろう。ただ、チームとしての総合力でどのスタイルが強いのかを考えた時に、今のコンディション不良の本田を王様にするスタイルが一番強いとは思えないし、それが今日の結果には如実に出ているのではないだろうか。実際ミランで求められるようなサイドでの動きで勝負してもチュニジア戦のように必ずしも本田が消えてしまうわけではない。ミランで苦しむ今の本田はそれも恐らく自分で理解しているのではないだろうか。

試合が延長した場合に4人目の交代枠が使えるようになるかもしれないという話

[ロンドン 26日 ロイター] – サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は、試合が延長戦に入った場合に4人目の交代を許すことや、「三重罰」と言われる処分の見直しなど、ルール変更を検討することを明らかにした。

三重罰とは、ペナルティエリア内で得点機会阻止のファールを犯した際、その選手が退場処分となり、PKを与え、出場停止処分を科されることを意味する。

三重罰の改正についてはIFABで数年に渡って議題に挙げられているが、国際サッカー連盟(FIFA)はシニカルなファールが増えるとして反対の立場を取っている。

http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPKBN0LV03T20150227

他にもIFABではレッドカードとイエローカードの間に、一時的に退場させる「ホワイトカード」を作る話しなども出ているらしい。

UEFA会長のミシェル・プラティニが3つの新ルールを提案しています。それは以下の3つです。

・審判に不適切な抗議を行なった選手に対し、10分間限定の退場処分とする「ホワイトカード」の導入

・現在3人までとなっている選手交代枠を、ハーフタイムに限りさらに2人の交代を可能にする「5人交代制」

・GKがPA付近でファウルで決定機を阻止した場合、退場、PK、出場停止というあまりにも厳しい罰が料されることを問題視し、エリア内であればイエローカード+PK、エリア外であればレッドカード(退場と出場停止)+FKとする、「三重苦」解消案

http://number.bunshun.jp/articles/-/821917/feedbacks

個人的には、まずレッドカードで10vs11になってしまうと試合が審判だけで決まって面白くないので、イエロー2枚で退場した場合は、交代枠を使って1人追加できた方がいいんじゃないかと。それでもファールした選手は排除できるわけで、交代枠も使って次の試合の出場停止も付いてるので簡単にはファールできない。一発レッドに当たるような酷いプレーに対しては10vs11も仕方がないかなと思うし。

IFABがベルファストで年次総会を開催 – UEFA.com
http://jp.uefa.com/news/newsid=2212329.html

分析を放棄したメディアのマジックワード「決定力不足」に中西哲生が苦言

決定力不足という言葉を使った時に、その言葉を説明できない限り、その言葉を使ったひと、メディアを信じてはいけない。決定力不足という言葉を使った瞬間に、それは全てを誰かのせいにするマジックワード。日本サッカー界にはマジックワードが多すぎる。

https://twitter.com/tetsuo14/status/573101510524993536

緊急事態。もう一度、言わせてもらいますが、Jリーグはアジア最強ではない。謙虚に全てを受け止めて欲しい。決定力不足という言葉は言い訳でしかない。決定力不足という言葉の正体を掴めない限り、一生進化しない。

https://twitter.com/tetsuo14/status/573098471080665089

中西哲生のこの発言は正論だと思う。ただ、言い方が悪いから2chなどの匿名関係者軍団の巣窟では煽られてしまうと思うが、正直正論だ。最近コバンザメメディアが頻繁に使う「決定力不足」とか「個の力」なんていう言葉は、本来アマにしか許されない言い方だと思う。実際には分析能力が足りなくて解説できないという事を単に大声で叫んでいるも同然ではないか。

全ての責任を選手個人に押し付けて逃げ出すマジックワード「決定力」

「決定力不足」とか「個の力」という言葉のどこに問題があるかというと、本当の問題はなんだったのかという検証がされないまま、毎回敗戦の度にお決まりのフレーズとして言えば分析したかのように見える玉虫色の魔法の言い訳だからだ。そして、それを見たファンも、誰か犯人に仕立て上げて、心を落ち着けたいという分けの分からない欲求を満たして満足して終わる。まるでFWやシュートを外した選手個人が悪かっただけみたいになっている。これはとんでもない間違いだ。そもそもの問題として、日本のメディアが声高にいつも叫ぶ問題は、本当に個人の技量だけが問題なのだろうか。個人的には、それ程サッカーは単純ではないと思う。

例えば、最近不調だったドルトムントなども2chでは意味不明な煽りをしていたが、アレだけ怪我人が多くてチームのコンディションが悪いのにまるで選手の技量の問題かのような論調で書いていた所があったのは流石におかしかった。いや、オカシイどころの騒ぎではない、おかし過ぎる。日本代表でも同様で、アジア杯の前の段階で大量のけが人やコンディション面の問題があったにもかかわらず、2chでは何故か香川や本田の「個の力」だとか、決定力の問題に摩り替わっていた。ここでも敗退する前にこのアジア杯での日本代表の日程の問題などについて書いたが、何故かTVメディアはあまりこういう点には注目しない。これに関しては2chですら騒いでいたのにだ。選手個人が「個の力」というのは本人の努力の問題で何とかなる部分で試合を分析するのだから非常に優等生的な回答で悪くはないが、外から口出すだけのメディアが選手になりきってそんな批判をしてるのは流石におかしい。少なくとも個人の責任にする前に検討するべき課題がいくつもある

  • 敵味方のチームのコンディション
  • 天気、スタジアム、ピッチのコンディションなどの環境要因
  • 審判の判定やアウェイ、ホームの違い
  • 敵味方の戦術の違い

特にサッカーの戦術の違いは奥が深い。あれほど強いバイヤンやバルサでも何故か苦手としているパターンなどがあって、ほとんどの相手を圧倒的できても何故かこのパターンの相手は苦手とかそういう組み合わせの戦術の相性みたいなものは間違いなく存在している。まあ、これもプロの指導者たちならある程度当たり前のことで沢山のパターンがじゃんけんの様に組み合わさっているのだろう。傍目には厳密にそれがどんな組み合わせでどういう対策があるのかとかまでは分からないが、間違いなく組み合わせの得意不得意というのはあって、それは素人でもチームの勝敗のスタッツを見ているだけで直ぐ分かる。しかしメディアは何故かそれも「決定力不足」で終わるのだ。これはオカシイし、そんな解説者やメディアは見てて面白くない。

戦術と決定力は無関係ではない

チームの相性だけではない。ブラジルW杯惨敗で、色々スタッツを眺めてて気づいた事を以前書いたが、そもそも同じような選手を使っても戦術が違うと決定力が変わるという点はかなり見逃されていると思う。決定力は選手個人の技量だけではなく、チームのコンディションや戦術によっても変化するといわざるを得ないし、日本代表などは如実にその傾向がある。ただ、それを分析し話す解説者やメディアは本当に少ない。素人目線で見ると、何故だか分からないけどスタッツみたらそうなってるとしか言いようがないが、明らかに相関関係がある事は直ぐに分かるのだ。

関連項目

日本は前から決定率が低くパスが得意だったのか? footballologies
http://football.ologies.net/2015/01/28/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E5%89%8D%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E7%8E%87%E3%81%8C%E4%BD%8E%E3%81%8F%E3%83%91%E3%82%B9%E3%81%8C%E5%BE%97%E6%84%8F%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B/
日本代表において本田や香川の決定力が低いという風評 footballologies
http://football.ologies.net/2015/01/29/japan-amf/
日本代表の監督に外国人監督が選ばれる理由 footballologies
http://football.ologies.net/2015/02/27/kantoku/
「高萩洋次郎のゴールがJリーグに突き刺したもの」 footballologies
http://football.ologies.net/2015/02/26/%E3%80%8C%E9%AB%98%E8%90%A9%E6%B4%8B%E6%AC%A1%E9%83%8E%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8Cj%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%81%AB%E7%AA%81%E3%81%8D%E5%88%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE/

どのリーグが一番強いのか

ELOレーティングによるリーグの強さ

最強のリーグを測る方法はいろいろあるが、ELOレーティングを使った場合の順位と年代毎の変遷が紹介されているサイトがあったのでまず紹介。

ClubElo - Articles - AverageEloofTopLeagues
http://clubelo.com/Articles/AverageEloofTopLeagues.html

ELOレーティングでリーグの平均値を出したものでは。現状はスペインのリーガが最強で、ついで2位がブンデス、3位がプレミア、4位がイタリアのセリエとなっている。ただしこの記事ではどのリーグが強いかを測る目安は難しいともかかれており、チーム毎のELOレーティングとは異なりあまり絶対的なものではあるとはいえないようだ。

Goalimpact によるによるリーグの強さ

ELOレーティングを紹介されているサイトでも参照する事を強く推奨されている、別の指数としてリーグの開発指数があり、その別のサイトで紹介されている Goalimpact によるリーグの開発指数を測ったものが下の表になる。

screenshot.2
http://www.goalimpact.com/2013/10/development-of-top-five-leagues.html

この Goalimpact の指数(GI値)は、選手が1分当たりどの程度ゴールに貢献するかというのを数値化したもので、選手がプレーした場合とプレーしない場合での違いを見ていくものとのこと。チームスポーツ版の「シャープレイ値」だと説明されている。

関連項目

ELO レーティング footballologies
http://football.ologies.net/2015/02/14/elo-%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0/