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2019-20 シーズン ルールの改定

2019-20 シーズン ルールの改定

キリンチャレンカップで適応されるというので記事になっていたルールの変更点。

・FKの壁に攻撃側が入れない
・審判にボールがあたったらドロップボール
・ハンドの基準の変化
・PKの変更

 キリンチャンレジカップだけではなく今行われている U20 W杯でも審判にボールがあたってドロップボールというシーンが何度か見れた。ハンドの基準ややわかりにくいが基本的には意図しなくてもハンドになる場合が増えたと考えていいと思う。

PKの軽減

 あと個人的に気になったのはPKの変更。GKの両足がライン上になければいけなかったのが、片足でも乗っていれば良くなった。
 これは今後若干だとしてもPKの入りやすさが下がったのではないかと。最近はPKがあまりに影響力を持ってしまい審判によって試合が決まってしまうことがあるが。PKが少しでも軽くなればいい影響があるのではないのかと。

 以前誰かが冗談で言っていたが、ポストやバーにあたったら0.1点という話。別の話でPKは0.5点くらいでいいという話も見たことがある。似たようなのにレッドカードで退場の前に一時時間制限付きの退場という話も合った。どれもなるほどなと思う一面がある反面。ルールが大幅に変わってしまうのは事実だし今皆が楽しんでいるサッカーのゲーム性が変わりすぎるかもしれない。
 PKが若干GKに有利になるというのはPKを0.5点にするような劇的な影響はなく無難な変更で審判の試合に対する影響力を減らせれる。さり気なく隠れつつされていることになんだか妙に納得したりした。

■ハンド基準の大幅変更
 小川委員長は「さて、これからです。ハンドですね」と切り出したが、まさに今回の改正最大の変更点はいわゆる『ハンド』の反則だ。これまでは「意図的にボールを手で扱ったかどうか」が中心的な基準になっていたが、今後は「意図的じゃない場合でもケースバイケース」(小川委員長)となる。

「手または腕をボールに向かって動かすなど、手または腕で意図的にボールに触れる」行為が反則になるのはこれまでどおり。加えて「手や腕に当たったボールを保持したり、コントロールした後に得点する、あるいは得点の機会を得る」場合、「ボールが手や腕に当たり、直接得点となる」場合もハンドになる。

 説明会ではアジアカップ準々決勝ベトナム戦で日本代表DF吉田麻也がヘディングシュートを放ち、頭から手に当たったボールがゴールに入った場面を紹介。当時は旧規則だったため、最終的にはレフェリーの主観に委ねられる形だったが、今後はハンドであることが明文化された。

 また「手や腕を体から離し体を不自然に大きくすることにより、不当に体の幅を大きくした」場合、「肩の高さより上に手や腕をもっていった」場合もハンドが認められる。なお「意図的にボールをプレーしたのち、ボールが競技者自らの手や腕に触れた場合」は例外(ハンドではない)となる。

 この「不自然」に関する説明では、アジア杯グループリーグ第2節オマーン戦でシュートブロックを試みたDF長友佑都の手にボールが当たった場面、アジア杯準決勝イラン戦でMF南野拓実のクロスがスライディングを試みた相手選手の支え手に当たった場面などが紹介された。

 また、バックパスを受けたゴールキーパーがキックミスをして、流れたボールをゴールキーパーがキャッチした場合には、ハンドにはあたらないという基準も明文化された。ただ小川委員長は選手たちに対し、「最終的にはレフェリーの判断なので、ハンドを取る人もいるかもしれない」という伝え方もしたという。

■PKの変更点
 PKに関する変更では「PKを蹴る競技者が負傷し、治療を受けた場合、その競技者は競技のフィールドに残り、PKを蹴ることができる」という規定ができた。これまではPK直前にフィールドを出た場合、PKを蹴り終わるまではピッチ外で待機することになっていたが、キッカーを務める場合は再入場が認められる。

 続いてはPKに立ち向かうゴールキーパーの変更点も伝えられた。これまでは相手キッカーが蹴る瞬間、GKの両足がゴールライン上になければならなかったが、今後は片足が残っていればよくなった。小川委員長は「片足を乗せてよければより素早く動けるので、魅力あるサッカーが見られる」と説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-43467844-gekisaka-socc

試合が延長した場合に4人目の交代枠が使えるようになるかもしれないという話

[ロンドン 26日 ロイター] – サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は、試合が延長戦に入った場合に4人目の交代を許すことや、「三重罰」と言われる処分の見直しなど、ルール変更を検討することを明らかにした。

三重罰とは、ペナルティエリア内で得点機会阻止のファールを犯した際、その選手が退場処分となり、PKを与え、出場停止処分を科されることを意味する。

三重罰の改正についてはIFABで数年に渡って議題に挙げられているが、国際サッカー連盟(FIFA)はシニカルなファールが増えるとして反対の立場を取っている。

http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPKBN0LV03T20150227

他にもIFABではレッドカードとイエローカードの間に、一時的に退場させる「ホワイトカード」を作る話しなども出ているらしい。

UEFA会長のミシェル・プラティニが3つの新ルールを提案しています。それは以下の3つです。

・審判に不適切な抗議を行なった選手に対し、10分間限定の退場処分とする「ホワイトカード」の導入

・現在3人までとなっている選手交代枠を、ハーフタイムに限りさらに2人の交代を可能にする「5人交代制」

・GKがPA付近でファウルで決定機を阻止した場合、退場、PK、出場停止というあまりにも厳しい罰が料されることを問題視し、エリア内であればイエローカード+PK、エリア外であればレッドカード(退場と出場停止)+FKとする、「三重苦」解消案

http://number.bunshun.jp/articles/-/821917/feedbacks

個人的には、まずレッドカードで10vs11になってしまうと試合が審判だけで決まって面白くないので、イエロー2枚で退場した場合は、交代枠を使って1人追加できた方がいいんじゃないかと。それでもファールした選手は排除できるわけで、交代枠も使って次の試合の出場停止も付いてるので簡単にはファールできない。一発レッドに当たるような酷いプレーに対しては10vs11も仕方がないかなと思うし。

IFABがベルファストで年次総会を開催 – UEFA.com
http://jp.uefa.com/news/newsid=2212329.html