親善試合 パラグアイvs日本

試合前のスタメンを見た感想

これは前の試合よりは可能性が上がるけど、また勝てない組み合わせをなぜか選んでいる気がする。本田を外した所はまだ分かる。長友を外してもSBは割と人材がいるのでそれなりにはなる。香川を中心にしているのもいい。だけどこれは小学生とかがよくやる守備を考えないで火力ばかり入れ込むパターンのチームだと思う。守備に疑問が残る。

良い点

1.本田をサブで使っている。スタミナが持たない本田をスタメンで使うと交代枠を一つ削る事になるので交代枠が足りない
2.香川を中心にしている。現状のもっともよい攻撃的な選手は香川なので香川を抜きにした構成は考え難い
3.全体に平均年齢を下げて走力を挙げている(スタミナ的にも長谷部、本田、長友などを後から出すのは悪い案ではない)
4.調子の良い乾や、隠れているがいい植田、遠藤などを起用している
5.川島を外している点

良くない点

1.CBから吉田を外したら安定しない。
2.GKは正直今の代表では中村以外は他国に比べて明らかに守備で劣るってしまう。
3.柴崎をボランチにするとバイタルの守備力が落ちてカウンターを招く。(ザックジャパンの遠藤と同じ)
  +したがって柴崎を出すのならば、守備力が高い選手を固めて置かないと危ないが、同時に守備ができない乾を出しているので火力重視すぎて守備が安定しない

予想されるのは攻撃に出た後のカウンターで日本の柴崎サイドのバイタルエリアが薄くなってしまうパターン。これを書いていたら前半で既に大体思ったあたりを突破されて失点してしまった。遠藤のときもSBやボランチが上がると左サイドのバイタルが薄くなる構造だったので、同様に柴崎を出したら恐らくSBは常に柴崎の守備する場所をカバーしないとだめなんじゃないだろうか。

予想される形

火力とスピードがあるので本田を中心にした前のチームよりは点は取れるかも知れないが、守備力が不安定なので打ち合ったときに親善試合の手抜きパラグアイでも実力を考えると1点差位で打ち負ける可能性が一番高いと思う。

選手の寸評採点はなし

なぜならこの状態で選手の良し悪しよりもチームワークや戦術的な問題の方が大きすぎてしまうので。

Pos No. 選手名 採点 寸評
監督 西野 5.0 急遽監督就任した点で割と甘めの採点にしてみた。今回は本田を中心としたベテラン陣を排除しザックジャパン風からハリルジャパン風のスタメンでの試合となった。そのスタメン選考を選べた政治力でW杯に一応の期待は残した。このチームに若手が組み合わさっていたのならばと思われる出来。初めの代表選考が悔やまれる。

試合の全体印象

攻撃面
乾、香川で昔のセレッソのようなスピードのある攻撃が炸裂しており、2人の連携が良かった。本田を中心にしたチームに比べて攻撃スピードが速く縦に速いクルピセレッソ的な攻撃が目立った。よく考えたら山口もセレッソなので奪ってからの攻撃が一昔前のセレッソの形となって成立しているのかもしれない。

守備面
途中での交代で、GKを現在の代表では最良のGK中村に代え。柴崎のカバーが微妙だった遠藤を酒井に変えたことで全体に守備力が上がり硬くなった。更に大迫を入れた事で前線での高さ勝負に競り合えるようになり、運動量の上昇とあわせてボールのキープ力や競り合いからのロスト率が下がり攻撃の選手交代にもかかわらず守備力が上がった。これによりポゼッションもあげやすくなりスピードも落ちなくなった。

全体的にみるとパラグアイはW杯出場をしておらず、あまり試合に対してのモチベーションが高くなかったように思った。ラッキーな OG もあり、全体にテストとしては微妙ではあったが、W杯に向けて調子をつけるには丁度言い合い手だったように思う。明らかに本田を中心にした本田ジャパンに比べれば、香川を中心にした香川ジャパンの方が切れ味に雲泥の差があった。ただし、予想ではW杯のグループHの相手をした場合、香川ジャパンでもグループ突破は難しいといわざるを得ず、基本的に相手のチームの不調やミスに期待する感じではあると思う。

それでも絶望的な本田ジャパンから比べるとかなり期待感はあがった。

スイス 2-0 日本 サッカー協会の失態の責任を誰が取るのか西野ではないはずだ

結果は予想通り過ぎて書くに値しない

 ハリルを首にしたことで日本サッカーの衰退の始まりではないかという危惧が頭にちらつく試合。これも採点や寸評を書くに値しない試合だった。というか採点を書いても仕方がない。なぜなら前回の試合でも書いたが、ベテランで安定させたあのメンバーで出たら程度の違いはあってそんな大きな変化は望めないからだ。

代表ーの選抜の問題とその責任

 これはメンバー選抜の段階で既に予想できた状態だった。しかし急遽監督になった西野監督としてはメンバーにベテランを選んで落ち着けるというのはむしろ定番の考え方であり違和感はない。何しろ自分でメンバーを吟味する時間が全くないのだから名前と実績だけで選ぶしかない。これは十分理解できる。

責任を取るべきはサッカー協会と、ハリル解任に圧力をかけていたあたりだろう。サッカー協会の理事が3月8日にあって、その後急遽ハリルが首なのだから、理事の責任問題としか思えない。西野監督も監督を引き受けた以上、いかに無能と罵られて次の監督キャリアが消えてしまう可能性あったとしてももう後には引けない。十分なリスクをとっている。押し付けられた形の西野監督はむしろ気の毒ですらある。

日本代表は8日、スイス・ルガーノのコルナレード・スタジアムでスイス代表と対戦。前半42分にPKでスイスに先制を許すと、後半37分に追加点を奪われて0-2の完封負けを喫した。日本は翌日にキャンプ地のオーストリアへと戻り、W杯前最後の親善試合となる12日のパラグアイ代表戦に向けて調整を進める。

 5月30日ガーナ戦(●0-2)は3-4-2-1で臨んだ日本だが、この試合は4-2-3-1を採用。ガーナ戦から先発1人を入れ替え、GKに川島永嗣、最終ラインは右からMF酒井高徳、DF吉田麻也、DF槙野智章、DF長友佑都、ボランチにMF長谷部誠とMF大島僚太を並べ、2列目は右からMF原口元気、MF本田圭佑、MF宇佐美貴史、1トップにFW大迫勇也を配置した。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始直後はスイスに圧力をかけられる展開となり、前半4分には細かいパスワークから中央突破を許すなどPA内まで侵入される場面も作られるが、体を張った守備で先制点を許さず。攻撃に移ると左サイドをタイミング良く駆け上がる長友のクロスから好機を伺うが、クロスの流れから放った同6分の原口のシュートは枠外に飛び、同15分の大迫のシュートは相手選手のブロックに遭う。同25分には長谷部、同33分には大島がミドルレンジから果敢に狙うも、シュートはともにGKロマン・ビュルキの守備範囲に飛んでしまった。

 前半39分には日本をアクシデントが襲い、同35分にDFファビアン・シェアと接触して腰付近を気にしていた大迫が、ピッチ上に座り込んでプレー続行不可能と判断され、FW武藤嘉紀との交代を余儀なくされた。すると同41分、右サイドをFWブレール・エンボロに突破されると、PA内で吉田がファウルを犯してしまいPKを献上。このPKをDFリカルド・ロドリゲスに蹴り込まれ、スイスに先制を許してしまった。

 0-1とスイスにリードを許したまま後半を迎えると、立ち上がりから圧倒的にスイスにボールを保持され、押し込まれる時間帯が続く。後半10分には日本ベンチが動き、宇佐美に代えてMF乾貴士、酒井高に代えてDF酒井宏樹をピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。すると、徐々に流れを引き寄せる日本は、テンポ良くボールを回して敵陣深くまでボールを運ぶ場面を増やしていく。だが好機を創出できずに試合が進むと、同25分には大島に代えてMF柴崎岳を投入する。

 後半26分にはカウンターを発動させ、本田のパスを右サイドで受けた原口が中央に切れ込んで左足で狙うもビュルキの正面を突いてしまう。同31分には本田に代えてMF香川真司を投入。しかし同37分、右サイドをMFシェルダン・シャキリに突破されてクロスを上げられると、ファーサイドのDFフランソワ・ムバンジュが折り返したボールをFWハリス・セフェロビッチに蹴り込まれてリードを2点差に広げられてしまう。その後も日本には得点は生まれずに0-2の完封負けを喫した。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?246655-246655-fl

西野ジャパン1試合目の感想

試合内容について

 試合内容についてはスタメンから想定されたもの以上ではなくあまりに悪い意味で予想通り過ぎた。採点や寸評は書くに値しない内容だったと思う。

西野ジャパンについて

 メンバー選抜した時点でも書いたが西野ジャパンは劣化ザックジャパンそのもので、実際の試合でもそれ以上でも以下でもなかった。

試合後の動き

日本代表のW杯メンバー23人が決定!!三竿、井手口、浅野が落選
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?246036-246036-fl

 試合後の動きで井出口が落選すると言う謎の動きで、ますますザックジャパンの課題であった遠藤、長谷部の交代枠を誰にするのか分からない状態になった。これによりチームの持続的な安定性は極めて落ちたように思われるので、スタメンが怪我をしないという確率に依存した一発勝負のメンバーになった。しかし実力的には長谷部を使っても良くも悪くもベテランでありプレーの触れ幅は小さい。したがって普段以上のプレーが出るタイプでもないので「確実に」、「安定して」、実力差が露呈する可能性も同時に増したのではないだろうか。これがまだ若手中心だった場合ならば、南ア大会のように何らかの組み合わせの奇跡が起きる可能性もあるが、少なくとも日本側はむしろベテランを選択した。南アでいえば怪我の中村を中心としたチームに戻した状態なので、ほとんど相手の不調やミスに依存しなければ勝てないという方法になったような気がする。
 もちろん相手が必ずしも万全で来るとは限らないので全ての可能性が消えたわけではない。ただしそれは一般的にいえば強者の戦略であり、W杯前の状態においては明らかに強いわけでもない日本がとるべき戦略ではない。

何故このような意図的とも思える弱体化を選ぶのか理解に苦しむ

ハリルの問題点もあったが、それ以上に監督交代で明らかに混乱した日本代表となっており、その影響を避ける為に極端に安定したメンバー選考を行ったが、それではシンガポールにすら敗れたあの日本代表以上でも以下でもなかった。それは誰もがわかっていた予想であり、誰もが想像しえる範囲であった。なぜ分かりきっていることをして分かりきった敗北をしたのか。
 これについて考えるとしたら、もはやサッカーではなく政治かなにかの部類になると思う。個人的な認識では現状の日本代表の選手はザックジャパン時代よりもいい選手が育っており、日本代表史上最高に近い状態にある。この総合力でみた場合恐らく史上最強のメンバーがそろうW杯において、このまま行くと日本代表は冬の時代を迎える可能性が高くなってきている。

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
監督 西野 4.0 急遽監督就任した点や、これが1試合目ということで割と甘めの採点にしてみた。その辺を考慮しない場合、ほぼ最低点に近い出来。

 

アメフトの危険プレーが問題視されてるけどサッカーの事件は何故直ぐ問題消えてしまうのか

アメフトの危険プレーが問題視されてるけどサッカーの事件は何故直ぐ問題消えてしまうのか。サッカーでは露骨に監督の指示で飛び出てきてファールどころか普通に殴られたりしているが謝罪会見とか執拗な取材とかあんまり記憶にない。例えば酷いプレーといえば中国と日本代表での歴史に残るラフプレーの嵐の試合もあった

もっと最近の例では浦和はACLで殴られたりしているが、謝罪とかあったのだろうか。

Jリーグでも結構えげつないプレーが普通にあるがこれがたったの4試合出場停止程度で済んだらしい。

アメフトの危険プレーが問題視されてるけどサッカーの事件は何故直ぐ問題消えてしまうのか。大学だから教育だから?みたいな話しているずれたコメンテータが一杯いたけど、スポーツの傷害事件において教育だからとかなんて理由付けが必要だとは思えない。それもアメフトは日本では事実上大学のリーグが一番活発なので教育というよりそれ自体がビジネスとしか思えないし。

W杯2018 日本代表メンバー

GK

川島永嗣(35=メッス)
東口順昭(32=G大阪)
中村航輔(23=柏)

DF

酒井宏樹(28=マルセイユ)
酒井高徳(27=ハンブルガーSV)
長友佑都(31=ガラタサライ)
槙野智章(31=浦和)
植田直通(23=鹿島)
昌子源(25=鹿島)
遠藤航(25=浦和)
吉田麻也(29=サウサンプトン)

MF

長谷部誠(34=フランクフルト)
三竿健斗(22=鹿島)
山口蛍(27=C大阪)
原口元気(27=デュッセルドルフ)
宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ)
大島僚太(25=川崎F)
柴崎岳(25=ヘタフェ)
香川真司(29=ドルトムント)
青山敏弘(32=広島)
井手口陽介(21=クルトゥラル・レオネサ)
乾貴士(29=エイバル)
本田圭佑(31=パチューカ)

FW

大迫勇也(28=ブレーメン)
岡崎慎司(32=レスター)
浅野拓磨(23=シュツットガルト)
武藤嘉紀(25=マインツ)

西野ジャパンの印象

 W杯直前のハリルの謎の解任により、西野新監督になってからの初めての日本代表の選出。今後親善試合以外は試合はなく、まともな試合をしないままW杯に突入する事になる。そのためか非常にベテランに偏った極端に安全策をとった選考といえると思う。

気になる点

劣化ザックジャパン

 ザックジャパンとそれほど変化したメンバーではなく、ザックジャパンから遠藤が抜けただけというメンバー選考になっているという点。ザックジャパンと同じメンバーを選出した場合予想されるのは、本田、長谷部、長友の高齢化やコンディションの悪化で前回より良くなる要素が基本的にはないという点。

 比較的特殊な人選も多かったハリルジャパンと比べるとザックジャパンに近いようなメンバー選考になるとこの問題がどうしても避けて通れない。

DMFのメンバーの不安

 ザックジャパンと同じ構成だとすると既に代表からいなくなっている遠藤の変わりが問題になる。遠藤の代わりで入っていると思われる大島、青山、柴崎は、今までの代表の試合で何れもほとんど結果を出しておらずこの段階になって急に何か成長をするとは考え難い。比較すれば小さな問題といえるかもしれないが長谷部の交代枠も恐らくややタイプの違う井手口を使うしかないという点も気になる。

極端に重複する選手が多い

現実的な遠藤の代替選手がいないにもかかわらず、ボランチと思われる選手に、長谷部誠、山口蛍、大島僚太、柴崎岳、井手口陽介と5人も選出している。 そして左右のウィングとして使われると思われる選手に、浅野拓磨、武藤嘉紀、本田圭佑、乾貴士、宇佐美貴史、原口元気と6人も選手している。個人的な考えでは技巧派のドリブラー枠は宇佐美、乾はどちらか1人で十分だし、フィジカルを使ったドリブラー枠も原口か武藤のどちらか1人で十分ではないだろうか。怪我をした時の交代という意味では多数のポジションができてかつ信頼と実績もある岡崎や大迫がいるわけで重複しすぎている気がする。

ドリブラーが4人もいる割にFKをけれるのは事実上柴崎しかいないとかなり極端な配分。柴崎も毎回出場する選手とは言い切れないので、セットプレーはまた期待できそうにない。

若手が排除されている点

 今の欧州にいる日本人の若手で結果がでているといえるのは、中島翔哉、堂安律、伊藤達哉、この3人。

 ・中島翔哉
 ・堂安律
 ・伊藤達哉

しかし、この3人は全て代表から外れている。上に書いたようにポジションもプレーも重複する選手を登録しているが、明らかに期待が集まる可能性は全て無しで、ベテランと中堅でガチガチに固めたメンバーになっている。

全体の印象

 色々と見ていくと結局冒頭に書いた、劣化ザックジャパンという印象。劣化した分を考慮すると前回より極端に良い成績というのは期待しにくい気がする。

西野ジャパン

続きを読む W杯2018 日本代表メンバー

キリンチャレンジカップ ウクライナvs日本

ウクライナ 2 – 1 日本
前半21分:ヤロスラフ ラキツキー
後半24分:オレクサンドル カラバエフ
得点 前半41分:槙野 智章
前半46分:タラス ステパネンコ
後半9分:エドゥアルド ソボル
警告 後半14分:原口 元気
後半23分:植田 直通

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 1 川島 永嗣 5.0 失点すると思われるシーンでは失点しそれ以外のシーンでは無難に防いだ。無難である意味安定した計算しやすいプレーをした
DF 5 長友 佑都 6.0 最近は安定した守備が長所であったが、この試合では久しぶりに左サイドの攻撃も光った。久しぶりであった為か戦術的に長友の裏が突かれる形にもならなかった。長谷部が交代した後はキャプテンとしてベテランらしいプレーも見せた
DF 20 槙野 智章 6.5 攻守に素晴しい活躍。追いつく1点も決めて1ゴール
DF 21 酒井 高徳 4.5 攻撃では上がって攻撃参加しドリブル突破などもみせたが、守備ではクロスにまずいあわせ方をしてあわやOGになりかけたりサイドの1vs1を防ぎきれず失点する場面もあった
DF 22 植田 直通 5.0 不運なOGはあったが吉田以外とのCBと比べるならば年齢を考えれば十分比較検討できるプレーの質
MF 7 柴崎 岳 6.0 交代:後半34分 以前は運動量がなかった守備にも献身的に動いた。素晴しい守備とはいえなかったが以前に比べて守備の穴問題を軽減しているように感じた。攻撃でもフリーでボールをもらえれば決定的なパスを出しセットプレーから1アシストしたが、自由にプレーできる時間は短かった
MF 16 山口 蛍 5.0 長谷部と並びボールの回収役として機能したが、大事な場面でパスミスとファールがが気になった
MF 17 長谷部 誠 5.5 交代:後半36分 いつもどおりの安定したプレー。危険を冒すタイミングの見極めが相変わらず秀逸
FW 4 本田 圭佑 4.5 交代:後半20分 半年振りのスタメンだが決定的な活躍をする前に交代。見せ場を作ることはできなかった
FW 8 原口 元気 5.5 交代:後半42分 良い形でのしかけを何度も見せた。原口のドリブルでとったセットプレーから1得点とプレー自体は悪くなかったがゴールにはつながらなかった
FW 9 杉本 健勇 4.5 交代:後半11分 1失点目はもう少し速くつめていればという場面もありDFWばかりの日本としてはやや守備の意識が低めな印象。また高い相手が多いウクライナ相手に高さで競り合うも後半直ぐ怪我をしたようで決定的な見せ場がないまま交代
交代
FW 13 小林 悠 4.5 交代:後半11分 小林の所にまで中々ボールが届かず、中にクロスは上がるものの中で決定的な仕事はできなかった
FW 14 久保 裕也 5.0 交代:後半20分 右サイドで良い形で何度もボールを受けたが、中を固めたウクライナ相手にクロスを上げるプレーに終始した。中に入るとフィジカル面で負けてしまうため大迫のようなポストプレーはできなかった。試合終了間際にシュートチャンスもあったが決め切れなかった。良い点もあっただけにもう少し決定力が欲しいところ。同じプレーでも点を取れば採点は一気にあがるそういうプレーだった
FW 18 中島 翔哉 6.0 交代:後半34分 積極的で惜しいシュートやすばらしいクロスなども見せた。終了間際には良い位置でファールを取りすばらしいFKも見せるなど短い時間で明らかな違いを見せた。で全体としては左サイドが長友とやや被っておりプレーの端々に可能性は感じさせたが微妙に消極的になっていたのが慣れれば連携も大幅に良くなりそうで期待が持てた気になった。また出場時間も短く運動量を生かせるようなプレー時間が得られなかった
MF 26 三竿 健斗 5.5 交代:後半36分 中盤のそこで思わぬほどピンチに姿を現し予想以上に攻守に運動量が多かった。年齢を考えると素晴しいでき
FW 11 宇佐美 貴史 交代:後半42分 ほとんど時間がない中での出場で採点不能
監督 ハリルホジッチ 4.5 戦術的な問題以前としてスタメン器用には相変わらず疑問が残った。選抜されたメンバーの実力からすれば十分な結果ともいえると思う。試合後のコメントを見る限り明らかに選手選考のための試合と想定しているようだったのでテストをしていたのだと思われる

試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

この試合の感想
「負けたが前回のマリ戦より良い試合ができた」
「まだ準備ができているとはいえないが次に集まる時にはよくなっているだろう」

具体的な手ごたえは
「2試合で多くの選手を見る事ができた」
「見れなかった選手もいたがワールドカップの時にはよりよい日本代表を見せられるだろう」

「決意を持って準備をしていきたいと思う。難しいチャレンジが待っている。そこにのる為に準備をしたいと思う」

日本代表の印象

試合は負けたが日本側も十分に攻撃する形もあった。特に前半本田や長谷部、長友を中心とした古いザックジャパン風の攻撃が多く特に左サイドからの崩しが目立った。後半は中村が入って以後流れが変わり、試合終了間際に決定的なシーンが続いたが決めきる事ができなかった。新旧の代表のスタイルの違いも見る事ができて面白い試合だったように思う。また左サイドでは中島と長友がややぎこちないながら連携も見せた。もう少し慣れればよりよい形で左サイドが仕上がる可能性を感じた。

試合の総評

ウクライナの応援が面白い掛け声で新鮮だった。ウクライナとこの試合で選ばれたメンバーの日本代表が実力的にかなり似通っており、僅差の勝負となった。十分に勝機もあったしシュート数もウクライナを上回ったが決定力の差で勝負が負けた。

スタッツを一つ二つ

9 シュート 6
15 直接FK 17
0 間接FK 3
3 CK 2
0 PK 0
7 GK 6
0 オフサイド 3
日本 ウクライナ

親善試合 日本 – マリ

日本 1 – 1 マリ
得点:中島 翔哉 後半49分 得点 得点:アブドゥライ ディアビ
警告:宇賀神 友弥 前半19分 警告 警告:ママドゥ フォファナ 後半39分
警告:スレイマン ディアラ 後半41分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 23 中村 航輔 7.0 相変わらず安定しておりミスが少ないばかりか決定的な1vs1のシーンですらとめてみせた
DF 2 宇賀神 友弥 3.5 交代:前半45分 PKを与えてしまいそれ以外の良いプレーも全て差し引きしてマイナスの出来。他の選手と比較してもスタメンどころか代表に選考されたのおかしいプレーのレベルだった
DF 3 昌子 源 5.5 安定した守備で裏へのスピード勝負になりそうなシーンも上手く防いだ
DF 5 長友 佑都 5.0 相手のサイドの選手がかなりスピードがあり押し込まれそうになていたが致命的な攻撃は防いだ
DF 20 槙野 智章 5.5 素晴しいタックルでカウンターを止めるなど、アレほど不安だった槇野の守備が最近はかなり安定してきたような印象を受けた。DFはやはり晩成型のポジションなので今後にも期待できそう
MF 10 森岡 亮太 4.0 交代:後半20分 トップ下の動きであったようだが、ほぼ存在が消え気味でボールもあまりこなかった。スタメン起用されるレベルにはなかったが、10番の選手が不足しているのでサブとしては可能性は残した
MF 17 長谷部 誠 5.5 交代:後半15分 いつもどおりの安定したプレーだったが最高に良い状態とはいえなかった
MF 25 大島 僚太 4.5 交代:前半34分 途中で怪我で交代。交代までも決定的な仕事は出来なかった。これで前回の中国戦に続き怪我とコンディションが悪い。
FW 11 宇佐美 貴史 5.5 交代:後半15分 素晴しい裏へのボールやシュートを見せて可能性は感じさせた。あまり得意とはいえない守備からもボールを奪ってシュートの形も見せた
FW 14 久保 裕也 4.5 交代:後半25分 裏への抜け出しは相変わらずうまいが、シュート力と精度が足りず結果にはつながらなかった。成長が見られず現時点ではスタメンに選ばれる状態とは到底考えれない。同じポジションに岡崎、本田、堂安、伊東、などがいることを考えるとサブの代表からもれても違和感はない出来
FW 15 大迫 勇也 6.5 素晴しい守備と素晴しいポストプレーから何度もチャンスにつなげており、更にクロスにあわせる惜しいヘッドも見せた。守備面では久保、宇佐美の守備がザル気味の問題をほぼ大迫1人でカバーしていた
交代
MF 16 山口 蛍 5.0 交代:前半34分 安定はしていたが、試合の流れは大きく変わらず違いを見せることは出来なかった。守備に関しては安定をもたらした
DF 21 酒井 高徳 5.0 交代:後半0分 安定した守備と、攻撃参加を見せた。酒井になるまでほぼ決定的なサイドの攻撃参加がなかったため酒井の攻撃力参加が目立った
MF 26 三竿 健斗 6.0 交代:後半15分 長谷部と交代すると守備の問題が露呈する選手が多いのだが、比較的守備の問題が目立たずにすんだばかりか守備ではむしろ見るべき点があった。攻撃でも失敗もあったがチャンスも作るチャレンジするプレーが多く見せた。終了間際には中島へのクロスで1アシスト
FW 18 中島 翔哉 7.0 交代:後半15分 交代直後から攻撃が活性化し可能性を感じさせた。ドリブルは相手もスピードあり苦戦したが武器である惜しいミドルシュートなども見せた。出場時間が30分と短い中で試合終了間際に1ゴールで勝負強さも見せた
FW 13 小林 悠 4.5 交代:後半20分 交代出場したがあまりチャンスがなかった。連携面がまだ十分ではなくイメージどおりのボールの受け渡しに苦労していた
FW 4 本田 圭佑 5.5 交代:後半25分 ややスピードにはかけたが楔になるプレーで攻撃を見せた
監督 ハリルホジッチ 5.0 やや疑問の残るスタメン選抜などもあったが、結果的にはギリギリ引き分けに持ち込めた。試合後には不満そうではあったが、選考されたメンバーから考えるとそれほど予想外な結果ではなかったように思う。スタメンのメンバーからすれば引き分けに持ち込めたのはむしろ結果を出したといってもいいかもしれない采配ではあった

試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

「厳しい結果。いろんな情報があったが、すべてがポジティブではない。まだまだ練習しないといけない」。早口で話した指揮官。W杯本番で対戦するセネガル対策になったかという質問に「まだセネガルに対しての準備は出来ていないということ」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-01651860-gekisaka-socc

 親善試合でメンバーを固定しなかった事は過去のスター選手に依存していたチームや、勝って金が欲しいだけの監督達とは違う素晴しいチャレンジだったが、無理やりどこかの圧力でねじ込まれたのか、それとも単に試したかったのかは分からないが、新規で30歳前後の選手を試すのは明らかに異常事態。そして20歳前後で明らかに結果がでている選手がいて、それが何人も代表選考からもれていることを考えると圧力やなんかじゃなかったら本当にサッカー協会や監督には選手を見る目がないのではないかと疑わざるを得なくなる。特に若い選手を選んで失敗した場合は可能性を見ただけですむが、年を取った選手を選んで失敗した場合は、過去の実績やスタッツの分析が適当でコーチ陣やサッカー協会に選手を見る目がなかったといわざるをえない状態になる。

日本代表の印象

恐らく親善試合ということで、かなり変わった代表選考をしているが、選手選考がチャレンジングであったこと自体は問題ではなくむしろ評価できるポイントだった。特にここ最近代表で明らかに突出していたGK中島などの若手を選出する方向性は大変良かった。一方で以前試した段階で少し限界を感じさせていた久保や、前回の中国戦でも怪我で途中離脱していて微妙に不安の残る大島、年齢や過去の経験からすればなぜ選ばれたのかすら理解に苦しむ宇賀神など謎のスタメン選抜。そして案の定、大島は途中交代するはめになり、宇賀神はファールでPKを与えてしまう。あまりに試合前の段階で予測された不安がそのまま展開しておりなぜこの選出だったのかと思わざるを得ない部分は否めない。
また明らかに調子が良かった中島などもいたにもかかわらずスタメンに選ばれておらず、他にもいた調子の良かった若手の堂安などは呼ばれもしていなかった。サイドバックも前回からそれなりにプレーしていた室屋など若くて可能性がある選考は他にも色々考えられたが謎のスタメン選考となっていた。

日本側は1点差で負けているにもかかわらず、チャレンジする姿勢はやや物足りないものがあった。W杯本番でも日本がリードされる展開は十分考えられるので、日本が負けているときにどういうオプションがありえるのかは十分に吟味する必要があると感じた。

試合の総評

マリは若手中心だったが思ったよりもテクニカルで個人の能力としては平均値では日本側を上回っていたような印象。失点はPKの1点だけで得点も1点と、実力的にはそれほど差があったとはいえなかった。

スタッツを一つ二つ

12 シュート 7
14 直接FK 18
2 間接FK 3
5 CK 4
0 PK 1
7 GK 8
2 オフサイド 3

2013-2018 フリーキック成功率ランキング TOP 20

『FourFourTwo』の「2013-14シーズンからの5年間で最もフリーキックの成功率が高かった選手TOP20」なるランキング

ランク外

■ズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U)
キック数:91
ゴール数:4
成功率 :4.4%

■クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
キック数:112
ゴール数:7
成功率 :6.25%

■リオネル・メッシ(バルセロナ)
キック数:165
ゴール数:11
成功率 :6.67%

■ハカン・チャルハノール(ミラン)
キック数:99
ゴール数:10
成功率 :10.1%

■ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
キック数:35
ゴール数:4
成功率 :11.3%

■アレクシス・サンチェス(マンチェスター・U)
キック数:42
ゴール数:5
成功率 :11.9%

■ネイマール(パリ・サンジェルマン)
キック数:41
ゴール数:5
成功率 :12.2%

■ウィリアン(チェルシー)
キック数:31
ゴール数:4
成功率 :12.9%

20位〜11位

■18位 スソ(ミラン)
キック数:22
ゴール数:3
成功率 :13.64%
 

■18位 ガエル・カクタ(アミアン)
キック数:22
ゴール数:3
成功率 :13.64%
 

■18位 ウィサム・ベン・イェデル(セビージャ)
キック数:22
ゴール数:3
成功率 :13.64%
 

■17位 ウェイン・ルーニー(エヴァートン)
キック数:29
ゴール数:4
成功率 :13.79%
 

■13位 ロメル・ルカク(マンチェスター・U)
キック数:21
ゴール数:3
成功率 :14.29%
 

■13位 ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)
キック数:28
ゴール数:4
成功率 :14.29%
 

■13位 ズラトコ・ユヌゾヴィッチ(ブレーメン)
キック数:35
ゴール数:5
成功率 :14.29%
 

■13位 ダヴィド・アラバ(バイエルン)
キック数:42
ゴール数:6
成功率 :14.29%
 

■12位 ミラレム・ピアニッチ(ユヴェントス)
キック数:76
ゴール数:11
成功率 :14.47%
 

■11位 マルクス・ズットナー(ブライトン)
キック数:27
ゴール数:4
成功率 :14.81%

10位〜1位

■8位 マウリシオ・レモス(サッスオーロ)
キック数:20
ゴール数:3
成功率 :15%
 

■8位 アンリ・セヴェ(ニューカッスル)
キック数:20
ゴール数:3
成功率 :15%
 

■8位 セヤド・サリホヴィッチ(ハンブルガーSV)
キック数:20
ゴール数:3
成功率 :15%
 

■7位 マルヴィン・プラッテンハルト(ヘルタ・ベルリン)
キック数:37
ゴール数:6
成功率 :16.22%
 

■5位 フェデリコ・ヴィヴィアーニ(SPAL)
キック数:30
ゴール数:5
成功率 :16.67%
 

■5位 ハメス・ロドリゲス(バイエルン)
キック数:36
ゴール数:6
成功率 :16.67%
 

■4位 マルコス・アロンソ(チェルシー)
キック数:22
ゴール数:4
成功率 :18.18%
 

■3位 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
キック数:26
ゴール数:5
成功率 :19.23%
 

■2位 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
キック数:38
ゴール数:8
成功率 :21.05%
 

■1位 フアン・マタ(マンチェスター・U)
キック数:22
ゴール数:5
成功率 :22.73%

https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20180213/714918.html

パワープレーとは

「パワープレー」とは

アイスホッケーの用語を転用した言葉。アイスホッケーでは悪質なファウルに対して時限つきの退場処分が課される。人数差が出来た時間の、人数の多いチームの攻撃を一般に「パワープレー」という。サッカーでは負けている側がゲーム終盤などにFWや攻撃の人数を増やして攻撃する場合に「パワープレー」などという。

この場合、相手側がカウンター狙いで引いて守る形を取る事が多いため、結果的にFWを多く前に残しロングボールによる放り込みを行う形が多くなる。そのため、フォワードに多くの選手を配置した上で、ロングパスをフォワードに放り込み、そうしたパスから直接、またはこぼれ球からゴールを狙う形を指す事も多い。

アメリカンフットボールやラグビーでは、人数を固めることで、力による突破が可能になる。そのため、サッカーでも体格の優れた選手を配置することをパワープレイと呼ぶことがあるが、間違いである。

Wikipediaではこんな事もかかれているが、Wikipedia の編集者が何を根拠に間違いと言い切っているのかは結構謎。パワープレーという言葉自体がアイスホッケーと違いサッカーでは曖昧な言葉で物凄く硬い言葉ではない。アメフトやラグビーのような体格の優れた選手をFWに並べて放り込む事も同様にパワープレーと呼ばれることはある。というか実際の試合においてこれはほとんど同じ言葉で、デカイ選手を入れることパワープレーを選ぶ事が多いので必ずしも間違いでもない。

ACLや東アジア杯で思った枠組みの話

本質的な問題は移動距離じゃないと思う

 ACL やW杯予選、東アジア杯など近年のサッカーの試合は国際的な試合の枠組みが増えたが、代表のW杯予選やACLを見て一番感じるのは地域が広がりすぎると移動や気候、試合日程的に非常にタフな構成になってしまう点だ。
 この話をすると何かと移動距離の問題として語られるが、本質的な問題は移動距離の問題ではない気がする。移動距離よりも、むしろ時差や気温の変化に選手の体が付いていかない事に問題があるんじゃないかと。日本国内を長時間車の中で過ごしたとしてもそれは極端な問題にはならないのだからやはりそういわざるをえないのではないだろうか。

経度で分ける方法の利点

 経度で南北で組み分けると気候の点では夏と冬が逆転し問題があるが、時差の問題はない。逆に東西で分けると時差がずれるが季節の問題は減る。しかしここで重要な事は東西で分けて季節が同じ夏や冬だったとしても、中東の冬と日本の冬で同じ気候かというと全く違うという点。あくまで多少問題が緩和する程度の事で本質的には気候の変化という問題が残ってしまう。そういう意味でも確実に解消できる時差の方が優先してアジアを東西で切り分けて時差が少ない地域間での試合にしたACLは中々いい決断をしたんじゃないかと思う。(ACLは東西で西地区と東地区に別れて、それぞれの地区で戦い勝ち残ったチームが決勝で戦う形になっている)

商業的な問題

 それ以外にも商業的な利点も見逃せない。時間が同じだとTVの放映時間や試合を見る時間も時差が少なく商業的に向いている。また時差がない方が試合日程がはるかに組みやすいので、試合数が増やしやすくそれは結果的には総観客動員数にもつながる気がする。