香川のシュートが下手という風評被害

 以前も代表での決定率を比較して日本代表で本田や香川が決定率が不当に低く見られているという話を書いたが、最近もまだその傾向が強い。最近の風評とは違い、統計的には実は香川も今のシュート能力自体は安定してる。問題はどちらかというと失敗を気にしすぎている事で、実際ドルトムントのほかのメンバーに注目すれば、そこまで致命的な問題とは思えない。他のメンバーのシュートがゴールになる確率を高い順にすると

■シュートに対しての得点率

 オバメ 43.3%
 ホフマン 33%
 ロイス27.8%
 ギンター 25%
 ラモス20%
 香川 15.4%
 牛丼 0%
 ヤヌ 0%
 カストロ0%
 ヴァイルグ 0%
 ベンダー 0%

DFなのに点を決めているギンターなどの例外はいるものの基本的に決定率が高いのはゴールに近い位置でボールをもらえるFW。MFの中では、ホフマンの得点率がやや高いだけで、香川は2番目。他のMFは1ゴールも上げれていないので0%。香川がそれほど悪いわけでもない。ヤヌや牛丼、カストロなど香川とほぼ同じようなMFとして使われている選手もまったく点を取っていないので今のトゥヘルのスタイルでは最後の確実なボールをFWに集める戦略なんだろう。

また去年のゴール率と比較すると分るが去年はオバメですら19%だったので、20%前後というのは実はソコソコの数字。一定の試合数を重ねて平均値が落ち着いた状態で25%とかは実は素晴らしい数字。今のオバメは驚異的な数字でロイスとかも普通の状態から見れば悪くはない。ホフマンは33%と高いが出場時間が短いので偶々ゴールして確率が上がってるだけだと思う。

ちなみに見てみたところ香川は去年も決定率は16%程度、ハリルジャパンでも決定率は17%程度、ザックジャパンでも14%。大体長期的に見ると20~15%弱で安定している。

■参考
適当にトップ下付近もやりそうな有名選手の数値

 デブ 23.1%
 マタ 23.1%
 シルバ 16.7%
 ルーニー14.3%
 メッシ12.5%
 クリロナ 11.9%

主旨とは外れるけど、例のアイドル二人が今まさに絶不調中なのかよく分るね。まあアイドルなので不調でも不調とは簡単にいえないのか、あんまり噂にならないけど

■面白かったのでついでに調べてみた選手

 ゲッツェ 20%
 トッティ 16.7%
 エジル 12.5%
 コスタ 4% ←これは意外
 ポグバ 3.8%
 ドラクスラー 0%

あと、シュートが入らないといっているイメージは恐らくドル初期やマンU初期のイメージからなんだと思うね。

■香川の決定率変遷

 現在 15.4%
 ドル復帰1年目 16.7%
 モイマンU 0%
 ガムマンU 37%
 ドル 2年目 23%
 ドル1年目 24%

香川のシュート決定率を見ていくとモイーズに破壊されるまではストライカーも驚愕する脅威の決定率を誇っていたわけで。

ハーフナー・マイク7ゴール目

 エールディビジは25日、第10節を行った。FWハーフナー・マイクの所属するAODデンハーグは敵地で
カンブールと対戦し、1-1で引き分けた。先発出場したハーフナーは2試合連続ゴールとなる今季7得点目を挙げ、
フル出場している。

 AODはスコアレスで迎えた後半開始早々の2分、左クロスをハーフナーが長身を生かしたヘッドで合わせて
先制のゴールネットを揺らした。しかし、チームは同6分に同点に追いつかれ、1-1のまま試合は終了。
2試合連続の引き分けに終わり、8試合白星なし(4分4敗)となった。

 チームは1勝5分4敗で、この試合を終えた時点で14位と低迷しているが、ハーフナーは一人奮闘している。
8月15日の第2節トゥエンテ戦でデビューを果たすと、いきなり移籍後初ゴールを記録。
この試合を含めて9試合でチーム最多となる7得点を挙げているが、チームの成績が伴わず、
苦しい状況が続いている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-01260146-gekisaka-socc

3 名前:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/10/25(日) 22:57:46.55 ID:F9CtS5tg0.net

欧州組2015-16シーズン成績(10/25更新)
南野 7G2A(+3G2A)
マイク 7G(+1G)
久保 3G4A(+2G)
武藤 3G1A
香川 2G3A(+3G2A)
清武 1G3A
柿谷 1G(+1A)
岡崎 1G
原口 1G
大迫 1G
乾 1A
長谷部 1A
本田(1G1A)
※括弧は欧州リーグ及びカップ戦

http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1445781261

個人的な感想では点数で評価がしやすいFWはゴール数で代表を選出しても良いと思う。勿論リーグ毎のレベルの違いは考慮するべきだが、現状の出来なら南野とマイク、久保の3人は少なくとも代表に選ばれるレベルにある。この3人を毎回スタメンにするかどうかは別としても控えには選ぶのが当たり前の選抜かと。特に年齢からすると将来の代表を背負って立つポテンシャルを見せている南野と久保は別の意味でも育成が必要。そして高さもありタイプが他の選手と違うマイクは年齢的にも全盛期を迎えようとしている事を考えると何故選ばれないのかが不思議なレベル。個人的には、これだけ結果を毎年出し続けていたのに今から呼んでも遅すぎて既にチームとして使うのが難しくなっている可能性すらある。

現実的に見た場合、むしろ現状ではクラブで調子の悪い本田や岡崎、長友の当たり前のような代表選出自体が異常。岡崎はまだスタメンで出場しておりチームが好調を維持しているので悪いだけではないが、クラブで安定したスタメン出場すら出来ずにコンディション的にも問題を抱える本田は十分考慮する必要がある。本田に関しては現状ではスタメンに選ぶか如何かではなく、年齢的にも次のW杯を考慮した時に代表に選ぶべきなのかを考える時期にさしかかって来ている。次のW杯の時に精神的な支柱だからベテラン枠として残すという考え方か、サブでワンポイントで使うのか、次のW杯では代表に選ばないのか。使うと考える場合は、年齢+コンディション面を考ええると今後本田の劣化を如何に防ぐかが非常に重要。既に今後の向上を考える時期ではなくなりつつあるのだ。これは高齢化している長谷部や川島、怪我の重い内田などについても同様のことがいえる。

ガリーネビルが分析するバルサのDFライン

個人的にプレミアの解説で見かけるなかではガリーネビルが一番気に入っているのだけど、まあ下の動画を見てもらいたい。ガリーネビルが解説するバルセロナのDFラインについての動画だが、前線からのハイプレスという発想と、DFラインの取る位置についての動画。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm22300189

少し前にバイエルンの話では、バイエルンが守備ラインの裏をGKのノイアーが大きくカバーしているという話を書いた。ペップはバルセロナとバイエルンで同じ事をやっているように思われがちだが、基本構想は同じでも良く見ると実はかなりの違いがあるように思う。ガリーネビルが解説するバルサ時代は今からすると少し前の試合で、今のバイエルンのやり方と完全に同じというわけでもない。それに昔のバルサ時代のペップはそんなにGKが前に行っていた記憶はない。今のバイエルンではノイアーの役割がもう少し大きくGKの動きが少し違っているように思う。そういう意味では実は変化している。

ちなみに、これを見た所ではドルトムントの攻撃と比較がされていた。トゥヘルが監督となったドルトムントの攻撃ではかなり類似点があるのではないかと。そのドルトムントの攻撃はこちら

 以前からドルトムントはCBのフンメルスの高いパス能力に攻撃が依存していた部分があるので、その辺はトゥヘルになったから極端に変化したわけではない。ただし、トゥヘルはプレスやボール回しという部分で、確かにクロップに比べてよりバルセロナに近い部分がある。クロップ時代の場合、怪我の選手が多かった事も影響していると思うが、GKやCBからのロングボールで一発という攻撃も多用していた。初期のクロップはレヴァンドロフスキにボールを当ててポストプレーから素早い攻撃を主体としていた。これはレヴァに当てたボールがこぼれて敵に渡る事も想定した攻撃で、こぼれた所にゲーゲンプレスで詰め寄る前提となっていてブンデスを席巻していた。クロップ後期のドルではスピードのある選手の裏への飛び出しをDFラインからやっており、これにプレスとショートカウンターで素早く裏を突く攻撃を組み合わせている。全体に速くてリスキーな戦術だが破壊力はあるというもの。本人が自分の戦術をロックだといっていたのもプレーを見ると割りと納得できる部分がある。

 トゥヘルは、ロングボールは少なくもう少し後ろからショートパスで組み立てている。クロップ時代には相手に引かれてしまうと苦戦したが、トゥヘルの場合は戦術的に相手をひきつける事で裏のスペースを作る発想が見られる。

トゥヘルとクロップの類似点

トゥヘルがマインツでやって見せていたのはゲーゲンプレスを進化させたような守備だった。そういう意味ではトゥヘルとクロップには類似点がある。トゥヘルが元々ゲーゲンプレスをしていたクロップの後任となる脈絡も十分ある。全く新規性だけで選ばれているわけではないと思う。

親善試合 イラン vs 日本

1178 1348
イラン 1-1 日本
デジャガ(前半47分) 得点 武藤嘉紀(後半3分)
アズムン(後半36分) 警告 吉田麻也(前半32分)

採点

選手名 採点 寸評
GK 西川周作 6.5 流れの中からは無失点。PKも一度はじいて止めるなど最低限の仕事はした
DF 森重真人 6.0 不安定になったMFを後ろから支えた
DF 米倉恒貴 5.5 左サイドでは宇佐美、長谷部と連携しそれなりの崩しを見せた
DF 吉田麻也 4.5 ほとんどの場面で安定していたが、不必要なファールでPKを招くなど課題を残した
DF 酒井高徳 5.0 酒井の裏を何度が狙われたが、攻撃では見せ場も作った
MF 長谷部誠 6.5 MFのボール回しの核として機能した
MF 香川真司 5.0 前半で交代し香川の所にまでほとんどボールが運ばれる事はなかった、また消えている時間が長く戻ってボールをもらいに行くシーンも見られなかった
MF 柴崎岳 4.0 守備での問題点が露見し、さらに縦へ攻め急ぐあまり攻撃のかなりの部分をロストしていた。結果長谷部を経由しないと攻めが続かない状態に。怪我明けという情報もあったのでコンディション面に問題があったのかもしれない
FW 本田圭佑 6.5 縦へのボールで求められたポストプレーは上手く行かなかったが、高い精度のクロスでアシストした。FKは相変わらず結果が出てないので、キッカーの選択は考えるべきだと思う
FW 宇佐美貴史 5.5 過去のないほど高い守備意識をみせ守備では貢献したが、後半のスタミナに課題を残した
FW 武藤嘉紀 7.0 前線にボールが来る回数が少なく、抜け出した決定機でのドリブルミスなどもあったが、1得点と結果は残した(補足:採点は得点で+1、その1点が勝敗を決めたので更に+0.5。プレー自体は5.5。原口や宇佐美との差は点を決めたか決めていないか)
MF 清武弘嗣 5.5 つなぐプレーやセットプレーでの高い精度をみせ強みはみせたが、決定的な違いとはならなかった
FW 岡崎慎司 6.0 得点にはならなかったが何度かシュートシーンを作り攻撃陣の中では明らかな違いをみせた
FW 原口元気 5.5 守備での戻りとドリブルでの体の強さなど局面では良さも光ったが、総合的に見ると得点やチャンスには繋がらず結果が出なかった
MF 柏木陽介 5.5 柴崎と交代して攻撃面での瞬間的な切り替え速度で違いを見せた反面、出し所が少ない時の不安定さもあった
DF 丹羽大輝 6.0 危険なシーンを何度も押さえるえ、DFの控えとして十分な存在感をみせた
FW 南野拓実 A代表デビューも、出場時間が短すぎて採点不能
監督 ハリル 3.5 縦に急ぐ事でボール回しがほとんど出来なくなっており、バランスをとって縦に急がない長谷部を経由しないとほとんど攻撃がくみたてることができなかった。また同様に柴崎が機能しなかった点も相当に戦術的な問題を感じた。セットプレー対策もほとんどなく、相変わらず高さに弱いまま変化は見られなかった。また交代策では清武を入れておいて何故かFKを本田がけるなど交代策との一貫性を感じられなかった。

1日置いてハイライトを眺めなおして、ちょっと考えが変わったので一部修正した。

試合前のハリルホジッチ監督のコメント

──イラン戦に向けて。

 われわれにとって良いテストになる。FIFA(国際サッカー連盟)ランキングはわれわれよりも高い位置にあるからだ(日本が55位に対し、イランは39位)。私が日本代表監督になって最も難しい試合になる。われわれがあるレベルを超えるためには、野心を持たなければならない。親善試合であっても勝つトライをしなければならない。特にシリア戦の前半よりも、さらに良いプレーをする必要がある。(そのために)何人かの選手を替えることになる。私にとっては、何人かの選手の可能性を探るためにも、この試合を有効活用したい。その選手には、表現をしてもらう必要がある。まだ若い、経験を積んでいない選手が、どんなプレーをするのか見てみたい。少しリスクはあるが、親善試合なのでぜひそれを実行したい。選手は素晴らしい行動をしてくれているし、しっかりトレーニングしてくれている。こっちにきてきちんと休んでいるし、1日から2日、ジョギングもしている。気候にも慣れてきたので、イラン戦は良い試合になることを期待している。

http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510130005-spnavi

試合後のハリルホジッチ監督のコメント

 良い親善試合だった。戦うシーンもあったが、前半はまったく満足していない。まったくゲームをコントロールできず、相手がフィジカルでわれわれを支配してきた。ビッグチャンスは作らせなかったが、PKを与えたのは集中が足りていなかった。後半はずいぶん良くなって同点に追いつき、さらに2点目、3点目を決めるチャンスもあった。ただしイランも空中戦に強いチームだったので、やはり2点目、3点目を決めるチャンスはあった。結果としては妥当なものだったと思う。

──前半は相手のフィジカルとサイド攻撃が迫力があった。後半に向けてどういう指示を出したのか?(田村修一/フリーランス)

 まず(相手の)アーリークロスでも防ぎにいくこと、無駄なファウルをしないこと。そして彼らのセンタリングのあとにかなりファウルを誘ってくるので、そこを考えながら相手にしっかり付いて守備をしようという話をした。それから21番(アシュカン・デジャガ)と10番(バヒド・アミリ)はクオリティーの高い選手で、個人的なアクションをしてくるだろうから気をつけるように伝えた。向こうは4人から5人くらいの選手が190センチ台だったので、CKとスローインが危険だった。非常に難しかったが、空中戦でもかなり勝ってくれていた。

──アフガニスタン戦を前に日本は「どのチームにも勝てる」と発言していたが、この試合にも勝ちに来たのか、それとも他のプランがあったのか?(イラン人記者)

 勝ちに来た。イランがアジアで最も強いという情報はあったが、私は野心を持って日本に来たし、勝つつもりでここに来ている。日本はまだ向上するし、私は自分のチームの短所も長所も理解している。われわれはワールドカップ(W杯)予選を戦っているが、そのために(今は)たくさんの選手をトライしたい。次のシーズンは代表的なチームを作り、そしてトレーニングを続けていく。今日は勝つ可能性も負ける可能性もあったが、この道を続けるしかない。このようなタイプの試合は、運や経験などちょっとしたことが勝敗を分ける。この試合は経験を積むという意味で、とても良いテストになった。われわれのチームが向上するためには、このような試合が必要だった。

 私はブラジルやアルゼンチン、フランスと対戦する場合でも、いつも勝利という言葉を口にする。それで負けてしまえば確かに負けだが、私のスピリッツとして負ける準備はしない。そのことについて私には少し経験があって、(アルジェリア代表を率いていた)W杯ブラジル大会の時も世界最強の優勝チーム(ドイツ)と対戦したが、勝つためのトライをしようという話をした。少し(言葉の意味を)理解できない選手もいたが、試合が終わってみると「われわれは勝てたんだ」という目をしていた。しかし、結果としてそれは遅過ぎた。

http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510140001-spnavi

ブラジルやアルゼンチンを持ち出すというのは少しイランを過大評価しすぎなのではないか。確かにイランは弱いチームではないが、アジアにおいては日本も弱いチームではないのだから。

日本代表の印象

全体に攻撃の緩急が使い分けできておらず前に長いボールを入れてロストするという攻撃を繰り返してしまった。また短いパスでの崩しをするのか、一発で裏を狙うのか、その辺の意思統一に問題点を感じた。簡単なパスミスも多く連携の面でも連動性が見られなかった。得点は結局相手が浮き足立った所を付いた本田の個人技に頼っており、チームとしては物足りない。

香川、本田、岡崎の3人をそれぞれ交代した。親善試合で主軸を温存する形になり、問題点も目についたが、必ずしも悪い点ばかりではなかった。最終予選に向けて親善試合を生かして主軸となる3人がそろわない状態でのチームのレベルを確認できた。不安定だったり時間は短かったりしたが、南野、柴崎、清武などに出場機会を与え現状を確認できた事も大きい。これが公式の予選だった場合、予選敗退というリスクを伴う事を考えれば、このメンバーだとどうなるかを理解できたのは大きい。

試合の総評

攻守が入れ替わりイランはPKから1点、日本は本田のクロスから武藤が1点と、ほぼ互角の戦いとなった。後半には清武がイランの20歳の若手選手と小競り合いをするなど親善試合としては気持ちの入った試合となっていた。

その他特筆すべきコメント

いつもどおりスタッツを探そうと思ったが、試合後の選手のコメントが面白かったので、一部引用しておく

「考え方として、日本が急激にサッカーのレベルをここ20年で上げてきて、上げてくればくるほど、経済と一緒で伸びにくくなる。例えば、中国みたいなもの。ごくごく当たり前に起こり得ること。練習試合ではオランダ、ベルギーと良い勝負をできるところまできた。伸び率は下がりつつも、少しずつでもいいから、中期計画、中長期計画は日本のサッカー全体に確かに求められている。いろいろなことをマネしてレベルが高まってきたけど、日本が周りにマネされるような。それがどういうことなのかと、今までと考え方やアプローチを変えていかないといけないところまできている」

「一番いいのは、こういう環境に自分自身で身を置くことで慣れていく。スタンダードに、選手それぞれの感覚になっていくのがいい。もっと若い選手は海外に出て行くべきだと。ただ、誤解してもらって困るのは、Jリーグが力をつけているし、Jリーグがさらに力をつけていかないといけない。若い選手とJリーグが力をつけることの両方が必要。柴崎が苦しんでいたと質問がありましたけど、岳には岳にしかない特徴がある。それをもっと出す形を、このレベルで慣れていかないといけない。別に岳がパワーをつける必要はない。例えば(アンドレス・)イニエスタは球際に強くない。ただ、そうならない強さがある。このプレッシャーをいなせる形を普段の公式戦から身につければいい」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00010018-soccermzw-socc

数値には読み方がある

2chでハリルジャパンでの通算得点の比較がでているのだけど、前も書いたように相変わらずデータの書き方がおかしい。どんなデータをしているのか、どこに問題があるのかについて。

出ているスタッツ

399: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/10(土) 19:29:45.49 ID:8AWisEC80.net
アギーレ・ハリル通算成績 2015/10/09

本田  10G8A
岡崎  9G1A
香川  4G4A
柴崎  3G1A
吉田  3G
乾    2G1A
遠藤  2G
武藤雄 2G
山口  1G3A
宇佐美 2G2A
原口  1G2A
森重  1G2A
武藤  1G1A
豊田  1G
今野  1G
槙野  1G
川又  1G
長谷部 1A
遠藤航 1A
長友  1A
倉田  1A 
米倉  1A
太田  1A

このスタッツの出し方の何がいけないのか

1.90分あたりに換算されてない

まず、ほとんど出場できていない選手と出場時間の長い選手を同じように比較している点。これでは流石に控えメンバーはつらい。特に、代表戦のように試合数が少ない場合は1試合あたりに換算しないと全く無意味になってしまう。ほとんどのスタッツサイトではゴール数と1試合あたりのゴール数やシュート数を同時に掲載している。そうしないと控え選手の評価ができないからだ。

これは似たような事でタッチ数1回あたりで割るパターンもある。割る母数を時間とするか、タッチ数とするか、それぞれのデータごとに適切な母数で割らないと駄目なのだが、この単純な割り算が出来るサッカー好きは日本には極めて少ない。野球ならば「打率」として1打席あたりのヒットを打つ確率を誰もが当たり前のように比較するがサッカーでは日本人はまだ文化的に未熟な部分があるといわざるをえない。

2.ポジションの違いが無視されている

サッカーでは、ポジション毎に求められる役割に違いがある。FWとMFとDFは全て求められるものが違う。以前ミランで本田がゴールをしていない事が騒がれていた時期に色々書いたが、ミランの歴代の名選手といわれるMFは必ずしもゴール数が多いわけではない。そもそもMFの場合あまりゴールで評価されるわけではないのだ。だからまずFWとMFとDFは別々にしないと比較が出来ない。武藤と原口、宇佐美、岡崎あたりを比較するのとき、その中に1人遠藤航を入れて1Aしかないと非難しては全くナンセンスだ。

そういう点ではアギーレと、ハリルでは使われている選手も違えば、フォーメーションも違うため二つをたしてしまうと、当然、本田、香川、岡崎という変わらず使われている選手で、ゴールに近い選手が並ぶ事になる。あえて言えばゴールに近い位置で試合で出場した選手ランキングになってしまっているわけで。

多分、野球で言うと誰でもわかる

・打数より打率
・先頭番打者、4番打者をホームランの数で比較する奴はいない

日本のサッカーの文化は野球なら当たり前の打率やポジションの話すらほとんど理解されていないと言っていい。

日本代表の歴代PK得点ランキング

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 FW本田圭佑(29=ACミラン)が当然のようにボールを抱えて立っていた。0-0の後半10分。点取り屋のFW岡崎が奪ったハリル体制初PK。キッカー本田が落ち着いて決めた。国際Aマッチ通算8点目のPKによるゴール。9得点で歴代1位のカズにあと1点と迫った。

http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1550174.html

W杯予選 シリア vs 日本

シリア 0-3 日本
得点 後半10分(日本)本田
後半25分(日本)岡崎
後半43分(日本)宇佐美

採点

選手名 採点 寸評

今回は試合を見てないので採点はなし。

試合後の監督のコメント

 ロジカルな勝利だったと思う。これがわれわれの目的だった。前半は満足していないが、その後修正した。後半はゲームコントロールの面、特にゴールを決めるところでよくなった。初めてPKを取ったが、それも含めてこの勝利はわれわれに良いものをもたらした。ただチームはもっと向上すると思う。この勝利のスパイラルを続けなければならない。

──後半の修正点は?(大住良之/フリーランス)

 特にボールを使ってゲームを支配することだ。われわれは簡単なパスミスをしていたが、グラウンドが柔らかく疲労もあったと思う。背後へのプレーがなかなかできず、足元で(ボールを)もらうシーンが多かった。そのため、相手は後ろに残った状態のまま前に向かって守備ができた。後半はいくつかの良いアクションがあったが、ワンタッチを伴ったプレーをすることでかなりのチャンスが作れた。左からの素晴らしいアクションで点が取れなかったのが残念だが、そうしたプレーがわれわれのプレーのアイデンティティーとなる。繰り返しになるが、このチームはまだまだ向上の余地がある。われわれのグループで一番難しい相手に勝つという目的を果たすことができた。ただし(選手は)少しプレッシャーを感じていたのかもしれないし、テクニックも習慣化されていない印象だ。後半、より多くのものをもたらしてゴールにつながった。

──ハーフタイムの修正によって勝利できたことをどう評価するか?

 何人かの選手に修正を加えた。山口(蛍)、長谷部(誠)と(香川)真司。さらに本田と原口( 元気)。彼らが広がった状態になって、足元でもらう動きが多かった。岡崎と真司、本田、原口には、お互いもう少し近くでプレーするように要求した。個人よりも組織のアクションが増えると考えたからだ。人が動いて、もっとボールが動くことを要求した。

http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510090001-spnavi

ニコ生にあったロングハイライト

ハイライトを見た感想

これを見た限りこの試合で重要だったのは、PKを取った岡崎だと思う。その後岡崎自身でもゴールを決めており、FWとしては圧倒的。現在レスターではチーム状況はいいものの岡崎個人は割りと不遇な扱いになっているが、やはり選手としては衰えてはいなかった。MoMも岡崎だと思う。勿論香川、本田も重要な働きはしていたが、相変わらず香川はシュートには消極的なようで、本田もスピード不足と、右足が使えない為シュートが打てないという感じで、二人とも気になる点も相変わらず同じような感じ。

注目した選手
 原口、清武、宇佐美は注目に値する動きをした。前半の原口が運動量があり意外と良かった。それと清武が完全に復活しており、怪我の前どころか全盛期のようなプレーを連発していた。メンタルとコンディションさえ維持できれば、これからは清武の時代も来るのではないだろうか。特にMFは長期的に見ると本田、長谷部の高齢化で必ず補強が必要なのでポジション的には空きが出る。宇佐美は相手の足が止まってきている状況での破壊力があった。ただ、宇佐美は今の所波がある選手なのであとは安定してこのパフォーマンスを続けられるかも課題。

スタッツ

Syria vs. Japan - 8 October 2015 - Soccerway
http://int.soccerway.com/matches/2015/10/08/asia/wc-qualifying-asia/syria/japan/2028677/

「ユルゲン・クロップ」がリヴァプールの新監督に

Jurgen-Klopp-touches

クロップがドルトムントの監督を辞めた後、去就が噂になっていたが、本当にリヴァプールの新監督になるらしい。

リヴァプールは8日、ユルゲン・クロップ氏(48)を新監督に迎えたことを発表した。

クロップ新監督は、リヴァプールとの3年契約にサインをした模様。現地時間9日午前に本拠地アンフィールドで就任会見を予定している。

リヴァプールは開幕から続いた不振により、ブレンダン・ロジャース前監督を解任し、新しい監督を探していた。そこでターゲットになったのが、昨シーズンいっぱいでボルシア・ドルトムントを退団していたクロップ監督である。

クロップ監督のプレミアリーグ初挑戦は、17日に行われるトッテナム戦だ。

http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2015/10/09/16145662/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%A5%91%E7%B4%84%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8-%EF%BC%99%E6%97%A5%E3%81%AB%E5%B0%B1%E4%BB%BB%E4%BC%9A%E8%A6%8B

リアクションサッカーとは

 自分たちから動くのではなく、相手の動きにあわせ対応していくサッカーの考え方。
 リアクションサッカーはこの選手にはこの選手がつくというふうに、事前に決められた行動パターンにもとづき選手たちが動いていく。
 自分たちからボールを奪うというよりある程度相手に攻めさせ、相手のミスからボールを拾っていき、相手が攻めてできたスペースを利用し攻撃をしかける。
 相手のペースで試合が進むことが多いが、選手個人の役割が明確なため、リアクションサッカーの戦術はチームに浸透させやすい。

http://shoukyu.daijiten.biz/archives/2005/09/post_115.html

日本では、こういう感じで、「ポゼッションサッカー」と対になる形で「リアクションサッカー」などと並べられている。が、しかし、海外だと「reaction soccer」で検索しても「reaction football」で検索しても全く出てこないので、本当の本来英語での使われ方はよく分らない。ひょっとしたらゾーンプレスのような和製用語かもしれない。ちなみに、「Possession Football」は検索すると一応出てくる。ただし「Tiki-taka」の方が用語としては圧倒的に一般的に使われているようだ。