UAE | 0 – 2 | 日本 |
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得点 | 久保 裕也 前半14分 今野 泰幸 後半7分 |
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オマル アブドゥルラフマン 前半34分 ハムダン アルカマリ 後半9分 アブドゥルアジズ ハイカル 後半15分 モハメド アルラキ 後半36分 |
警告 | 久保 裕也 後半10分 |
採点
Pos | No. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
GK | 1 | 川島 永嗣 | 7.0 | 重要な場面でセーブ一気に試合の流れが日本に傾いた |
DF | 5 | 長友 佑都 | 5.5 | チームで出場機会が減る中としては無難なプレーを見せた |
DF | 6 | 森重 真人 | 6.0 | 吉田と共に冷静な守備をみせ無失点に抑えて結果を出した |
DF | 19 | 酒井 宏樹 | 7.0 | 攻撃参加し、素晴しいスルーパスで1アシスト。試合の流れを作った。 |
DF | 22 | 吉田 麻也 | 6.5 | 所属チームで見せている調子のよさを代表でも見せた |
MF | 10 | 香川 真司 | 6.0 | 復調しつつあるが守備での激しいプレスが一番の見せ場で、攻撃での活躍が期待される |
MF | 16 | 山口 蛍 | 6.0 | 代表ではあまりないアンカーの形だったがそれなりにプレーした |
MF | 17 | 今野 泰幸 | 7.0 | 久しぶりの代表にもかかわらずIHで1ゴール |
FW | 8 | 原口 元気 | 6.0 | ボールを運ぶ役目を確実にこなし、足りない部分を運動量で補った |
FW | 14 | 久保 裕也 | 7.5 | 1ゴール1アシスト、FWとしては文句のないでき |
FW | 15 | 大迫 勇也 | 7.0 | 今までの代表のFWではあまり見ないハイボールでのチャンスやポストプレーを何度も見せた。怪我で倒れたのが気になる |
MF | 7 | 倉田 秋 | 5.5 | 交代:後半26分 決定的な違いは見せる事は出来なかった |
FW | 4 | 本田 圭佑 | 6.0 | 交代:後半33分 本田が入る事でキープやポストプレーなどのよさは見せた |
FW | 9 | 岡崎 慎司 | 6.0 | 交代:後半37分 短い時間で惜しい場面を見せるなどゴールへの嗅覚を見せた |
監督 | – | ハリルホジッチ | 6.5 | 本田岡崎などのベテランを用いずに手堅い勝利を収めた。代表としては珍しく最近の日本代表の層の厚さを生かした試合となった |
監督の試合後のコメント
「(アウェーで初めて勝ったが)初めてであって、これが最後にならないことを祈っています。素晴らしい勝利です。私の指示を聞いて、守ってくれました。ゲームをマネージメントできました。ワールドカップへ向けた良い道のりだと思っています」
http://www.goal.com/jp/news/2320/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8/2017/03/24/33937592/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%AB%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E6%95%B5%E5%9C%B0%E3%81%A7uae%E6%92%83%E7%A0%B4%E3%81%AB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%92%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F
指示通り守った。一見普通の発言だけど、過去の日本代表が意外と監督の言うことを聞いていなかったりするのを見るとこれは結構進歩だと思う。そして本田や岡崎、長谷部といったベテラン枠が減ることで比較的チームが監督の方針に素直になるのではないかと推測してみたり。
参考「監督のいう事を聞いてない日本代表」
日本代表の印象
試合の流れ自体は、久保の裏に抜け出すゴールで決めたが、その後も大迫の高さによる勝負やポストプレーなどの形で決定機があった。あまり代表では見ないバリエーションに富んだパターンを見せた。さらに後半には本田や岡崎が入り以前に見せていたプレーに近い動きもあり、プレースタイルの幅が以前より確実に広がっていると感じた。
以前との明確な違いとして長友を使ってもSBがあまり攻撃参加しすぎずしっかりとバランスをとっているため攻撃力はやや落ちるものの失点と差し引きするとSBの勝利への貢献度も高くなっているように感じる。結果的に両サイドがある程度守備に関与することで、CBが安定しDMFが山口一人でも比較的安定していたように思う。
今の日本代表は、川口、大迫、久保と新戦力が確実に選べる選手に成長しており、さらに浅野、宇佐美、南野、斉藤、中島などの選手もいる事を考えると過去ないほどFWの選手層が厚くなっているように思う。
試合の総評
高い位置での守備が今野、香川という強烈な運動量と的確な読みを備えた選手を並べた事でプレスで相手を押さえ込み、無理に出したボールはアンカーとCB、GKでしっかり抑えていた。しかも原口、久保、SBもちゃんと守備に回る形だったため守備に人数が多かったように思う。酒井のスルーパスから久保が1点目を取ると、試合の流れが日本に傾き。相手の惜しいシュートを川島が止めた事で日本の優勢が決定的になり事実上試合が決まった。
スタッツ
7 | シュート | 12 |
19 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | CK | 2 |
0 | PK | 0 |
8 | GK | 8 |
2 | オフサイド | 0 |