「日本代表」カテゴリーアーカイブ

CLで得点を重ねるザルツブルク南野

チャンピオンズリーグで秘めている真価を見せる南野

試合は43分にザルツブルクが先制すると、直後にも南野が強烈な右足のシュートをゴール左隅に叩き込み、2点のリードを奪う。後半にもゴールを追加し、4-1と快勝を収めている。ドイツ『スポックス』では、南野やアーリング・ハーランド、ファン・ヒチャンなどゴールを奪った3人に最高となる「1」の採点を与えた。

中でも、南野に関しては「マジック・ミナミノ」と題し、「この日本人は攻撃面で常に見つけることができ、前半終了間際にザルツブルクの2点目を奪った。後半にも力強いコンビネーションを見せ、危険なシーンを作った」と高く評価されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00010013-goal-socc

個人的には南野の評価は元々高いのだけど、中々結果として見せる場に立てていなかったという印象がある。それが最近はチャンピオンズリーグでもスタメンで出場し強豪相手に出場機会を得て、しっかりと結果につながってきている。南野はずいぶん昔からいるイメージがあるが、まだ24歳。なぜこういう年齢とイメージの食い違いが起きるかというとやっぱり大学の4年という問題があると思う。

 ゆっくりとしかし着実に南野拓実

以前書いたこの話。今から見ると4年前の2015年。まだ南野は20歳だった。この時の南野は実際の能力や秘めているポテンシャル以上に過小評価されていた気がする。それで自分はこのまだまだ南野には可能性があるという話を書きたくなって書いたわけだけど。この段階ではあくまで期待値で確率論的な意味で書いた。理論上普通に年齢を計算していけばそうなる確率が高いという話。だけど実際に南野はその予測に近い道を歩んでいる。
同時に当時話題になっていた若手選手として武藤がいた。だから武藤の未来予想を理論上普通に年齢を計算していけばそうなる確率が高いという話も書いた。こちらも残念なことにほぼ理論上の描いた通の道に通じてしまっていた。当時の武藤の評価は南野などよりもはるかに高かったと思うが。やっぱり理論上の評価の方が現実に起きてきている。

ここで問題になるのは1つは大学の4年間。そしてアンダー代表やJリーグでの若手の起用の組み合わせの問題。

大学はセカンドチャンス

 来季からサガン鳥栖に加入し、念願のJリーガーとなる明治大MF森下龍矢(4年=磐田U-18)。27日の加入内定会見で大学4年間での成長を語り、そして“大卒”という肩書きの意味について持論を説いた

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?291461-291461-fl

 正直にいえばサッカーの本当にトップ選手になるためには大学って遠回りで可能性をつぶしてしまう4年間だと思う。しかし、一般的なサッカー選手にとってはセカンドチャンスという意味合いもある気はする。みんながトップ選手なわけでもないし、誰もが若い頃から注目されてる選手ばかりではない。有望視されている選手ならば、いきなり海外で成功する可能性もあれば、高卒ですぐにJリーグから呼ばれて試合に出れたりする可能性は今は十分ある。だけど、そうではない選手。一応Jの下部組織には呼ばれるけどとか所属はしても試合には出れないとかそういう選手の方がむしろ一般的に言えば多い。
 特に試合に出れない選手っていうのは実戦がないからどうしても成長もしにくい。その点は大学の方が大学生同士の試合などはあるわけで、成長が遅めの大器晩成型の人や、今は同世代の人と比べても見劣りしている選手が大学生の間にフィジカルが強くなってというパターンもある。
 そのいい実例として長友は大学に所属してフィジカルを磨いて日本代表に選ばれている。大学生の時期はまだ肉体的に身体能力が向上する余地があって、その期間に今はまだ負けてるけどという人が挽回するチャンスにはなりえると思う。極論からいえば、サッカー関係ないけど、大学に行けばサッカー選手にならないという道もできるのだから。

若手の起用の問題

 世界は日本人が思っているより若い

 これも以前に書いた話だけど、世界は日本人が思っているより若い。この問題は今の代表でも全く同じことが起きている。森保ジャパンになってから起用されるようになった中島は私が個人的に見ている限りでは、ロンドンオリンピックのころからすでに今の状態に近いレベルにある選手だった。むしろ今と当時で比較してほとんど成長は感じられない。その間の時間を無駄にしてそのあと代表に呼ばれたことで今若くない年齢で若手として海外に移籍して結果を求められている。これが南野と同じようなパターンだったならば、若い時期に今中島が受けている試練を受けて、26歳ごろにはそれを乗り越えた時間が訪れていた可能性が高い。

当時はそれが大迫や柿谷が若手扱いで、武藤は新人みたいな扱いだった。ただ実際の年齢は柿谷たちは中堅の年齢だったし、武藤は新人ではなく、若手ではあるけどプロ4年目であるはずの年齢だったと言わざるを得ない。これは今の代表でも中島や権田など明らかに若い時から突出した能力を見せていたにもかかわらず成長する機会が少ないまま年齢を重ねてしまっている中堅からベテラン枠に近い選手たちにも現在進行形で起きている問題だと思う。この状態で川島を選ぶとか山口を選ぶようなベテラン重視の選択があり得るのか大いに疑問。むしろ権田がベテラン枠で選ばれる存在だと思う。結果ピークを過ぎてしまったベテランを重複して選びすぎることで最近も目覚ましい活躍を見せているU22以下の代表世代が親善試合などの絶好のテスト機会にすら選ばれなくなってしまう。すると数年後に年齢を重ねすぎた柿谷や若手ではない中島としてまた出てくることになってしまうのではないかと思う。4年だって当時書いた内容は全く予想通りの展開を見せて同じ問題を今のA代表に突き付けている。

年齢の計算はどの選手でもそんなに外れない

「年齢の計算はどの選手でもそんなに外れない」最近はこの感覚を割と強く持ってる。ここに書いたか忘れてしまったが大迫のドイツ2部への移籍の時に初めてこれを意識して計算してみた。その時は大迫は結構Jで結果を出した後の強引の移籍だったから評判は悪かったが、あの年齢で移籍すると最速でブンデス1部の中堅で年齢がピークを迎えてしまうと思った。ただし、大迫の能力自体はおそらくブンデスでも屈指のCFの一人だとは個人的に思っているが、能力に見合った地位が与えられるかは年齢的な制限が結構あると思う。

W杯2022予選 キルギス vs 日本 0-2

キルギス 0 – 2 日本
得点 前半41分 南野 拓実
後半9分 原口 元気
警告 前半44分 遠藤 航

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 7.5 前半31分の決定的な場面を防ぎ、後半12分、22分にもシュートを止め、止める力でチームを救った
DF 2 植田 直通 4.5 やや危ない場面もあったが結果的に無失点に抑えた
DF 5 長友 佑都 5.0 若干地面の凸凹にも苦しめられていたが、無失点に抑え攻撃参加もみせた
DF 19 酒井 宏樹 5.5 積極的に攻撃参加して遠藤と酒井の二人からの崩しを何度も見せた
DF 22 吉田 麻也 5.5 キャプテンとして出場し、日本代表通算100試合目を無失点に抑えた
MF 6 遠藤 航 6.5 後半32分OUT 中盤をコントロールし攻撃でも足元の上手さや南野への決定的なパスなどを見せたが、さらに後半には遠藤のファールからFKとなり原口が得点。攻撃面で目立った。守備では相手のサイドの選手にスピードで振り切られる危ない場面も作ってしまったが失点には至らなかった
MF 7 柴崎 岳 5.0 やや相手のマークに苦しんだが、セットプレーやミドルシュートなどで正確なキックを見せた
MF 8 原口 元気 6.5 左サイドで何度か永井が前で作ったところから受けて形を作ったが流れの中では決定的な形にはならなかった。代わりに遠藤のファールからFKで2点目となる追加点を取りセットプレーでの強みを見せた
MF 9 南野 拓実 6.5 前半から再三決定的なチャンスでボールを受けて決定的な形を作り、GKとの間に出たボールに寄せてPKを獲得。最後の所で諦めないで決めきる力を今日も見せた。代表5試合連続得点は史上3人目
MF 14 伊東 純也 5.0 後半32分OUT スピードを生かし何度かゴール前へ切れ込む形を作ったが得点には至らなかった
FW 11 永井 謙佑 5.5 後半42分OUT ロングボールに裏のスペースで受ける動きを何度も成功させ攻撃の形を作った
交代
MF 10 中島 翔哉 4.5 交代:後半32分IN 時間が少なく攻められる展開になっており見せ場は少なかった
MF 20 山口 蛍 5.5 交代:後半32分IN しっかりと無失点に抑える役割を果たしたが、遠藤と比べるとやや見劣りした
FW 21 鈴木 武蔵 交代:後半42分IN 時間が短すぎて採点不能
監督 森保一 5.5 大迫を使わない中、両サイドにスピードの速い永井、伊東を並べてスピードと南野や遠藤の連携で崩す形を見せたが流れの中からは得点できず、PKとFKで得点し遠藤仁がいなくなってからあまり見なくっていた代表でのセットプレーの攻撃力を見せた

日本代表について

 決定力が高い南野にゴール前でボールを集めることで決定的な形を何度も作った。南野が大迫の代わりを果たし大迫以外を CF にした形を見せた。両サイドの永井、伊東と両サイドにスピードがある選手を並べて、攻撃した瞬間的な速度の速さが今までと多少違う攻撃を可能にしていた。また中盤は遠藤がやや苦戦していたものの上手いタクティカルファールも使いながらベテランのような安定感をもたらしていた。チームとしてみたときに遠藤が入ると安定感は一段上がる印象を受けた。
 流れの中では得点がなかったことやや気になる展開ではあったが、日本も危ない場面では権田がしっかりと止めて守備陣は無失点で抑えていた。特に前の選手も含めて守備の戻りが速い堅実な戦い方だったように思った。個人的な MoM は権田。

試合について

 アウェイということもあり審判がキルギス寄りの判定を繰り返し、スタジアムの雰囲気も相手の応援が多い状況ではあった。グラウンドも独特のぼこぼこがあるようで変わったバウンドを見せておりアジアの予選というのを感じさせる芝の状態に見えた。特に前半序盤はやや押し込まれたが、立ち上がりの浮ついた時間を失点せずに切り抜けたことで徐々に日本ペースに展開し、PK、FK とセットプレーで得点を重ねた日本が勝利した。

スタッツ

キルギス 日本
42% ボール支配率 58%
13 シュート 13
3 枠内シュート 4
308(69%) パス(成功率) 463(79%)
3 オフサイド 0
23 フリーキック 22
5 コーナーキック 3
0 ペナルティキック 1

W杯予選 日本vsモンゴル 6-0

試合は特に見どころもなかったので試合の寸評は省略。選手の採点も予想通り能力を示しただけだったので省略。そしてあまりに酷かったという意味で監督だけ採点することに。

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
監督 森保一 3.0 ガチガチに固めたスタメンで勝ったという以外にはほぼ得るものがなかった。今後が心配になる選手運用。如何に主力にけが人を出さずに控え選手を試すかがモンゴル戦に課されていた唯一のタスクだったと思うが、最低限の勝ち点3だけを選んだ。結果的に控え選手のテストいう問題を先送りにした。既に監督としては1度失敗しているアジア杯の時のように控え選手の選定を先送りにしたことが決定的な影響を及ぼさなければいいと祈るばかり。

▼GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)

▼DF
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
植田直通(サークル・ブルージュ/ベルギー)
安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)

▼MF
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎岳(デポルティーボ/スペイン)
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
堂安律(PSV/オランダ)
久保建英(マジョルカ/スペイン)

▼FW
永井謙佑(FC東京)
浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20191003/985745.html

FIFAランキングとELOランキング

最新FIFAランク発表:日本は5つダウンもアジア2番手

 国際サッカー連盟(FIFA)は25日、最新のFIFAランキングを発表した。コパ・アメリカでグループリーグ敗退に終わった日本代表は前回の28位から33位に後退したが、アジア2番手を維持している。

 上位ではベルギーが首位をキープ。母国開催のコパ・アメリカを制したブラジルがフランスと入れ替わり、3位から2位に浮上した。CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ゴールドカップで優勝を飾ったメキシコも6つ順位を上げて12位。最もランクアップを果たしたのはアフリカネイションズカップ制覇のアルジェリアで、前回の68位から40位に上昇している。

 また、アジア勢ではイランが20位から23位に順位を落としながらも最上位。3番手に37位の韓国、4番手に46位のオーストラリア、5番手に62位のカタールと続いている。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?280310-280310-fl

この10年のナショナルチームのELOレーティングでみる平均順位

FIFA ランキングが発表されたが、このランキング様々な計算方法の細かい変更が続いているものの相変わらず現実的なランキングとはかなり隔たりがあることが有名で、W杯の予想においては人間が適当に予想したほうがランキングより常に結果が近いというデータもあるらしく、あまり信憑性がないものになっている。一方で ELO レーティングは一定の信用度があると考えられており実際にFIFAランキングでの予想よりは予想精度が高い傾向がある。ただしELOレーティングはデータにするための試合数がある程度以上ないと精度が落ちてしまうので、実は数年分の平均値で出すほうがナショナルチームの試合数の少なさをカバーできて良いような気がする。

 そこで、ちょっと調べてみた。2009 年から 2019 年にかけて、この 10 年の ELO レーティングの平均値で算出されるナショナルチームのランキング。

平均ELOレーティング

1 Brazil145 games 2082.45
2 Spain133 games 2058.04
3 Germany136 games 2053.55
4 Netherlands121 games 1990.76
5 Argentina142 games 1988.16
6 England120 games 1942.96
7 France135 games 1928.97
8 Portugal129 games 1917.64
9 Chile145 games 1905.72
10 Italy125 games 1900.88
11 Uruguay130 games 1900.49
12 Colombia118 games 1895.44
13 Mexico185 games 1868.53
14 Croatia116 games 1865.81
15 Belgium115 games 1822.86
16 Switzerland106 games 1821.64
17 Sweden127 games 1816.40
18 Ecuador109 games 1796.57
19 Russia113 games 1789.86
20 Ukraine104 games 1783.24
21 Denmark107 games 1781.88
22 United States171 games 1777.71
23 Japan153 games 1764.03
24 South Korea151 games 1751.95
25 Serbia106 games 1751.15
26 Peru120 games 1751.07
27 Turkey110 games 1750.03
28 Ireland114 games 1748.37
29 Czech Republic105 games 1747.76
30 Australia125 games 1740.92
31 Paraguay118 games 1737.77
32 Costa Rica160 games 1735.32
33 Romania101 games 1732.96
34 Iran130 games 1732.31
35 Poland117 games 1730.75
36 Ivory Coast127 games 1725.11
37 Bosnia and Herzegovina97 games 1722.90
38 Greece108 games 1716.53
39 Venezuela116 games 1706.55
40 Scotland85 games 1691.80

https://www.international-football.net/average-elo-ratings

 FIFAランクと比べて、こちらの方が遥かに直感的な感覚に近い順位なのではないかと思う。ELOのランキングの中でも、こういう一定以上の期間を取って出したランキングの方がより近く感じるのではないかと思う。

長谷川健太の右肩上がりの勝率

@OptaJiro

51.6 – 長谷川健太のJ1での勝率は51.6%。ガンバ大阪の監督としては、西野 朗次ぐ高い勝率(52.5%)。終了。

https://twitter.com/optajiro/status/905737730742599680

確か前に調べた有名じ日本人監督の勝率では

西野朗 52.88 % (勝数は最多)
関塚 隆 52.68 % (1試合あたりの得点数は日本人監督では歴代2位)
レヴィー クルピ 50.56 %
長谷川健太 44 %
反町 康治 43.88 %
岡田武史 43 %
早野宏史 41 %
原博実 41 %

http://football.ologies.net/2015/02/27/kantoku/

44%からココに来て51%まで伸ばしていることに成る。ちなみに今の日本代表の森保一監督はJリーグでの勝率が48.1%。

コパ・アメリカ2019 デュエル勝率が大会ワースト 日本代表

@OptaJiro

41.3% – 日本代表はコパ・アメリカ2019で、デュエル勝率が大会ワーストだった。

56.6 – ウルグアイ
54.6 – ブラジル
53.9 – コロンビア
52.2 – チリ
52.2 – カタール
51.4 – ペルー
50.0 – エクアドル
48.8 – ベネズエラ
47.5 – アルゼンチン
47.0 – パラグアイ
44.6 – ボリビア
41.3 – 日本

https://twitter.com/OptaJiro/status/1143819233094017024

 日本ではコパ以後、ドリブルで仕掛けてロストした中島たたきや、シュートを外した上田たたきなどが激しいが、個人的な意見では中島がドリブルで仕掛けたことが問題だとは全く思わない。仕掛けた後取られる事が問題なのであって、どこで仕掛けようと取られずに抜けるのならば全く問題ないと思う。取られるからドリブル仕掛けるのをやめようパスしようというのでは一生日本は勝てないままなのではないかと思ってる。仕掛けた上に抜く必要がある。
 得点も同じで、シュートを打って入れる必要がある。打ったことはむしろ褒められる事であっても叩かれる要素では一切ないと思う。むしろシュートがほとんど打てなかった攻撃の選手こそ反省するべきで、シュートを打って外した上田や前田は特に大した問題とは思えない。後はゴールできるようにシュートの質を上げればいい。シュートが打てなかった選手はシュートを打つ練習が必要でよりゴールには遠い選手なのではないかと。

カバーニレッスン

という名前で掲示板にあったgif画像が面白かったので

大げさに倒れているようにも見えたが、植田は「僕が足の裏を見せた時点で、結果がそうなることは分かっていたし、VARがあることをもっと認識していなければいけなかった」と反省。

「カバーニ選手が倒れるのは当たり前。あの場面になる前に処理したかったし、あの場面になってからもシュートコースに入るなど、違う選択肢を持てれば良かった」

 試合後にはカバーニと言葉をかわしたようで、「写真を見せられて、『当たってるだろ?』と言われた」と改めてファウルを主張されたようだが、「ちょっとしか当たってないだろ」と返したという。しかし、「でも、そういうところのうまさもあるし、そこは僕が気を付けなければいけなかった」

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?277567-277567-fl

カバーニレッスン
「あそこは右足で足裏出すんじゃなくて左足でいけよな」って言ってそう
なぜか知らないけどカバーニはあの強面でもかわいい感じがする。

長友と久保

日本代表に選出されました。 そして17歳久保建英も選出。 約6年前当時小学生だった建英と一緒にトレーニングした時、先輩ヅラしていつか代表で一緒にプレーしようと言ったけど、まさかこんなに早く実現するとは。 17歳恐るべし。 そしておっさんよく生き残った。 笑 共に頑張ります!

https://twitter.com/YutoNagatomo5/status/1131473430191267840

なんかいい話だなって。

キリンチャレンジカップ 日本vsボリビア

日本 1 – 0 ボリビア
中島 翔哉 後半30分 得点
警告

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 23 シュミット ダニエル 5.5 落ち着いた試合で危険なシーンが少なかったが安定した無失点に抑えて安定したプレーを魅せた
DF 2 三浦 弦太 5.5 攻撃でのボール回しはしっかりしており、無失点に抑えた
DF 19 安西 幸輝 6.0 守備ではしっかり防ぎプレーの強度をみせた。上がりも多く攻守のバランスが取れたプレーをみせた
DF 20 畠中 槙之輔 5.5 日本がボールキープしている時間が長く見せ場が少なかったが危ないシーンはしっかり抑えた
DF 22 西 大伍 5.5 高いクロス精度、タイミングの良いあがりなどいい部分が随所にあったが。年齢を考えると、8年前に見たかった選手。今は選ぶべきだとは全く思えない
MF 10 香川 真司 4.0 足元の上手さと視野の広さの違いは見せた。ただ消極的で点にはつながらなかった。自身の足元のテクニックを活かしきれておらず持っているん能力やポテンシャル、プレーの質を無駄遣いしていた
MF 11 宇佐美 貴史 4.5 後半16分OUT 攻撃ではいまいち見せ場を作ることが出来なかった。強みを活かすには周りの文句を恐れず仕掛けてシュートを打つべきだと思った。守備ではよく走ったが代わりに攻撃力が落ちてしまった印象
MF 14 乾 貴士 5.5 後半17分OUT やや消えている時間が長かった。一瞬で抜け出るなど何度か決定的な形を作ったが決めきることは出来なかった。ただし前半はシュートへの積極性がある唯一の選手だったのでそういう意味ではチームでは重要な役割を果たしていた
MF 15 橋本 拳人 5.5 危ないシーンで上手く抑えるプレーが光った。カウンターが危ない場面で戦術的なファールなども見せた
MF 25 小林 祐希 5.5 FKの持ち味や足元の上手さ、攻撃参加出前に走り込むプレーなど持ち味はみせた
FW 18 鎌田 大地 5.5 後半38分OUT 可能性を感じさせる場面はあったが、戦術が鎌田を生かしていなかった印象。後半は中島堂安を投入すると素早いパスワークで足元の上手さが機能しだした。ただし見せた強みはCFではなく香川が空いた場所のOMFとしてパスの出してとしていいプレーを見せた
交代
MF 21 堂安 律 6.0 後半16分IN 入った直後に高い位置で素晴らしいボール奪取をみせて守備の違いを感じさせた。短い時間でボールを奪う能力と、一人で突破する能力で違いを作った
MF 8 中島 翔哉 6.5 後半17分IN サイドを抉る素晴らしいドリブル。堂安と南野の連携で、南野がアシストで中島が1ゴール。その後も攻め続け枠に当てるミドルなどもみせた
MF 7 柴崎 岳 5.5 後半24分IN ボールキープはやや不安定になったが、得点の可能性を上げるリスクのとり方をしていた
MF 9 南野 拓実 6.0 後半24分IN 入ってすぐ1アシスト結果を出した。その後もミドルにつめて惜しいシーンなどをみせた
DF 4 佐々木 翔 5.5 後半28分IN 少しリスキーになった試合展開を抑える働きをした。また持ち味のミドルシュートなどもみせ攻守一体となった安全策も頭の良さを感じさせた
FW 13 鈴木 武蔵 5.0 後半38分IN 点は入らなかったが惜しいヘッドや裏に抜けるスピードを見せるなどCFらしさも見せたが、ポストプレーはほぼ失敗しており課題も残した
監督 森保一 4.0 相変わらずサブのメンバーの戦術が機能しておらず、このままではターンオーバーした時の大幅な戦力ダウンは否めない。しかも選手の問題というより戦術的な組み合わせがハマっていない感じが非常に強くコーチ監督などの戦術的な問題を強く感じさせた。良かったのは膠着した時に早いタイミングでちゃんと交代出来たという点で採点は+1くらいしている。
試合後、森安監督のコメント

「代表を作っていく上で経験は浅いが、いい選手達がまだまだ沢山居るということを示してほしかったので、勝利という結果で示してくれたのはよかった。前回のコロンビアに負けていたので勝ててよかった」

日本の立ち位置を測る試合とのことだったが測れたか
「手応えは1-0でかてたのは良かったが、これがもう少し得点できればよかった」

日本代表の印象

 一人ひとりは確実に上手い。香川もプレーは明らかに上手い。鎌田も足元はぶっちゃけ相当うまいなと思った。乾も上手いしシュートも打った。宇佐美も正直一人で抜けそうなくらいには上手かった。だけどチーム戦術が点を取る形になっていない。バラバラに前の3人が流れ込んでゴール前がごちゃごちゃしてシュートコースなくなったところで耐えかねて乾がシュートしたのが一番攻撃的な形になっていた。それ以外には決定的に崩す形がほぼ0という感じでこのサブはテクニックや技術レベルは高いがチーム戦術が弱くて誰がシュートを打つのか誰に合わすのか、誰にボールを集めるのかよくわからないチームになってしまっていた。

 鎌田を使うのならば、もっと単純に鎌田にボールを集めれば点を取ったのではないかなという印象。全体として受けたイメージは主力に比べて大分弱い。これに尽きると思う。

やはり残るサブメンバー選考の問題

 前半を見る限り、宇佐美も香川も鎌田も似たような役割になっていた。誰か一人をセカンドトップかOMFとして使えばいい状態で誰もCFでもなくサイドの選手でもなかった印象。組み合わせとして機能していたのは得点をした時間の鎌田がOMFで南野がCFっぽい動きをした時間。鎌田と香川は役割をしっかり分担しないと似たような動きになってしまっていた。逆に武蔵をCFで出すのならば、香川がOMFでも良いのではないかと思った。また前半の構成だとDMFにボールを入れてもらわないとボールを運ぶ選手が居ないように見えた。その結果香川が下がってきてDMFみたいな動きをすることになるがそうすると前で火力を出す選手の枚数が足りず誰がフィニッシュするのか見えてこない。前の選手で誰が打つのか誰にボールを合わせるのかがはっきりしなかった。
 またボールを前に上げるまでに時間をかけすぎているため相手が引いてしまい、ゴール前がこじ開けることが出来なかった。また単純なクロスやミドルが少ないので中だけを防げばいい状態になってしまっていた。どうやって攻撃の可能性を上げてリスクを低くするのかがわかりにくい。SBを上げてまでリスクを取ってシュートにつながらないとカウンターのリスクばかりが上がっていく。幸い橋本がカウンターを潰すのが上手く危機にはならなかったが、それも橋本の個人技という印象。

試合の総評

日本が高いポゼッションでボールを持ち続けるも全く攻め手がなくボールを回し続けて45分。じれた乾がシュートを打つ以外まともな攻撃の形を作ることが出来なかった。
後半は速いタイミングで中島堂安南野が出場し一気に流れが変化してすぐに1得点。日本の主力とサブの明暗がはっきりと別れた。

スタッツ

日本 ボリビア
68% ボール支配率 32%
17 シュート 4
3 枠内シュート 0
680(88%) パス(成功率) 264(67%)
5 オフサイド 5
14 フリーキック 22
8 コーナーキック 3
0 ペナルティキック 0

4大リーグ1部リーグのみのゴールアシスト累計ランキング

4大リーグ1部リーグのみのゴールアシスト累計ランキング

29: 名無しさん@恐縮です 2019/03/21(木) 21:17:58.58 ID:i9WK1EiR0
>>5
4大リーグ1部リーグのみのゴールアシスト累計ランキング
(Transfer Markt調べ 2017-18シーズンまで)

右端はゴールアシストの合計スコアポイント
(アシスト数詳細不明の選手は?扱い)

香川 184試合 47G45A 92
岡崎 221試合 51G14A 65
清武 121試合 18G32A 50
乾 164試合 18G26A 44
長友 186試合 15G16A 31
武藤 66試合 20G10A 30
大迫 108試合 15G15A 30
森本 109試合 19G9A 28
長谷部 260試合 7G21A 28
奥寺 234試合 26G?A ?
中田英 203試合 25G?A ?
高原 135試合 25G?A ?
本田 81試合 9G10A 19
内田 104試合 1G14A 15
酒井高徳 170試合 2G11A 13
原口 91試合 4G8A 12
中村 93試合 11G?A ?
吉田 129試合 6G3A 9
大久保 48試合5G1A 6
宇佐美 34試合 2G2A 4
酒井ゴリ 92試合 2G2A 4
小野 29試合 0G4A 4
家長 18試合 2G1A 3
伊藤 20試合 0G3A 3
宮市 17試合 0G2A 2
城彰二 15試合 2G?A ?
小笠原 6試合 1G?A ?
名波 24試合 1G?A ?
浅野 15試合 1G0A 1
柴崎 21試合 1G0A 1
カズ 20試合 1G0A 1
長澤 11試合 0G1A 1
矢野貴章 15試合 0G1A 1

http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1553169357/

こうやって見ると知名度と数値が大体一致しているような気がする。今いる選手でやや過小評価なのは清武。清武は一時期欧州でも屈指のクロス精度として海外メディアのスタッツで取り上げられていたくらいアシスト精度が高い時期があったのに代表では居場所が作れなかった。あと武藤は安定している。面白いスタッツだと思ったのでメモ。