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強化試合 ブラジル vs 日本 3-1

ブラジル 3 – 1 日本
前半10分ネイマール
前半17分マルセロ
前半36分ガブリエル ジェズス
得点 後半18分槙野 智章
警告:ネイマール後半12分 警告 吉田 麻也 前半9分
原口 元気 後半9分
井手口 陽介 後半13分
酒井 宏樹 後半22分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 1 川島 永嗣 5.0 失点は増えたもののPKを一本止めるなど試合とは別にGKとしては評価すべき点もあった
DF 5 長友 佑都 6.0 ブラジルがネイマールマルセロのサイドから頻繁に攻めていた事もあるが、日本の左サイドは攻撃面で比較的通用していたように思える。ただ、ややつなげる意識が強すぎてクロスを上げるタイミングシュートに行くタイミングが遅くなり勝ちだったのはきになった。
DF 19 酒井 宏樹 5.5 右サイドではネイマールに何度も仕掛けられたが、最終的には相手の動きに対応して見せた。後半は疲労からかやや相手のマークがずれるシーンもあった
DF 20 槙野 智章 6.5 試合としてはボロボロであったが、この試合では回りも酷いプレーが多かった為かえって守備面がみんな酷いとすると牧野の攻撃面のよさがプラスに見えた。例えばロングパス精度の高さやCBとしてはスピード感あるプレーなどが肯定的に見えた。この文面を書いた後に1点得点までしたのでさらに驚いて採点を+0.5した。負けている中での気持ちの強さも見せた。
DF 22 吉田 麻也 5.5 FKでポストにあてるなど今まで見せていなかった武器を見せた。攻守に見所はあったが、EPL基準なら恐らくファールではないプレーがVARでファール判定になりPKを与えてしまった。今後VARが普及した場合EPL的なプレーがどうなるのか一つの未来図が見えた。
MF 2 井手口 陽介 5.5 後半41分OUT プレー自体は良かった肝心の場面でクリアミスし2失点目につながった。ただし、それ以外の点ではむしろMFでは一番可能性を感じた。強豪相手になった時まだ21歳という年齢を考えると将来に期待が持てる結果だった
MF 16 山口 蛍 5.0 中盤でボールを奪うことがほとんどで出来ず支配された。守備の役目は果たせなかったが、それだけではなくパスからロストすることもあり中盤からボールを運べなかったのが気になった
MF 17 長谷部 誠 4.5 後半25分OUT 相手の攻めの流れがつながってくる時にボールを奪うことが出来ず中盤を支配された。長谷部がよくやるタクティカルファールも見られずやや審判の判定が辛いことが影響していたように思う。コンディション面も心配になるプレーだった
FW 8 原口 元気 4.5 後半25分OUT 攻守に特に見せ場がなく、守備でも持ち味の運動量や前でチェイスは影を潜めた
FW 11 久保 裕也 4.0 今まで見えてこなかったものが色々見えた。特に少なすぎる運動量。技術がある相手と退治した時のあまりの守備のできなさ。久保ってこんなに守備が出来ないんだと思わず思った。これでは点を取れなければ使ってはいけない選手になってしまっていたように思う
FW 15 大迫 勇也 5.0 後半35分OUT FW陣は全体に共通していえることだが、チャンスが少ないのでボールを回すよりもシュートへの積極性が欲しかった
FW 18 浅野 拓磨 5.5 後半0分IN 少ないチャンスの中で積極的なシュートをなんどか見せチャンスの少ない試合においてのプレーの質を見せた
FW 10 乾 貴士 5.0 後半25分IN 決定的な仕事はできなかったが、ドリブルの仕掛けでファールをとり運動量で守備にも貢献した。体が小さいが運動量で守備も補った
MF 14 森岡 亮太 5.0 後半25分IN 長谷部に交代して入り中盤に安定をもたらした。ブラジルが手を抜き出していたという事実もあると思われるが、それにしてもそれなりのプレーは見せた
FW 9 杉本 健勇 5.5 後半35分IN オフサイドとなったヘディングなど高さに強みを持つFWが少ない今の日本代表で自分の持ち味を見せた。決めていれば決定的な仕事なったがオフサイドであった
MF 6 遠藤 航 後半41分IN 時間が短すぎて採点不能
監督 ハリルホジッチ 4.5 引いてからのカウンターを狙う作戦だったようだが、むしろ逆に日本が引いた守備が機能せずに一方的に攻撃される展開になった。後半からは日本が前からプレスをかけて十分いい試合となったが初めからある程度のプレスを前提としたカウンター攻撃だったならば全然違う試合になったのではないだろうか

試合後の監督のコメント

「前半はブラジルを相手に少しびっくりしてしまった」
「後半だけみれば0-1の試合を見せた」

 確かにネイマール以外に対してはそれほど危険な状態に陥っておらず、ファールが厳しくPKが2回も取られたことを考えると失点もそれほど大きなものには思えないのも事実。後半の試合展開を考えると、相手に対して戦術的な対策を練って微妙に選手を変えるだけで、それだけで以外とブラジル相手でも可能性が十分に出てくるようにも思えた。

日本代表の印象

 明らかに前半の作戦がブラジルとかみ合っていなかった面があったように思う。特に失点が多いのでDF陣の問題にも見えるが、実際はほとんどの場面でボールを支配されており、MFがボールを奪うことが出来ずにいたためずっとDFがブラジルの攻撃に晒され続ける事になった。DFが多少頑張っても45分ずっとブラジルに攻撃され続けて防ぎきれるほど日本代表のDFは固くないように思った。
 また審判が厳しく2回もPKを選び、ファールを恐れて日本のDFが萎縮した所を攻撃される展開で審判と守備的な戦術の相性も良くなかったように見えた。審判がファールを沢山とる場合はDFでボールを取るのはPKの危険性が高くなるのでMFで奪いたい所だったが、日本のMFは中盤を支配されていた。FWのチェイスをなくした日本のMFの守備は普段からそれほどいいとはいえないので(それこそ遠藤長谷部がMFで並んでいたブラジルW杯からの伝統といってもいい)、普段はFWがDFWといわれるような岡崎を中心に元ボランチの香川と、カウンター時の守備にはかなり献身的に戻る本田など、攻撃陣がそれぞれ特徴的な守備のよさで中盤の奪い合いで誤魔化してきた事が見事に浮き彫りになっていた。

試合の総評

VARが導入された試合だったが、正直言うとブンデスリーガなどで見られるVARにくらべて明らかに判定が時間がかかりすぎておりまだシステムがこなれていなかった。ただし、判定内容自体はVARを導入した方がフェアな判定となっていたので、結果的にはすばやく判定を出来るように工夫さえすればVARはどんどん導入するべき仕組みに見えた。

スタッツ

6 シュート 10
12 直接FK 14
2 間接FK 4
6 CK 3
0 PK 2
3 GK 8
2 オフサイド 4

アモーレ藤浪

「アモーレ藤浪」とは

まあ、まずはこの動画を見てもらいたい。それ以上に説明は必要ないと思うから

アモーレ‼︎ #代表合宿 #アモーレ

槙野智章 Tomoaki Makinoさん(@makino.5_official)が投稿した動画 –

 サッカー日本代表のDF槙野智章(29)が3日、女優・平愛梨(31)との結婚を前提とした交際を公表したDF長友佑都(29)をネタにした動画をブログで公開した。

 FW浅野、FW岡崎、GK西川といった日本代表の面々が、長友の熱愛を報じるスポーツ紙各紙を手に「アモーレ!」と次々に絶叫。最後に槙野が登場したが、なぜか手には阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の完封勝利を報じる紙面が…。

 そして、満面の笑みで「アモーレ!藤浪!」と叫び、オチをつけていた。

 サッカー日本代表は「アモーレ」が大流行。MF香川がゴールした際に長友と一緒に喜んだため、ロッカーで「アモーレの前で俺に浮気したけど大丈夫?」と冷やかしたり、DF吉田も「俺のアモーレも(スタジアムに)来てるよ」と張り合ったりと、長友と平の熱愛で選手が盛り上がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160603-00000125-dal-socc

アモーレ藤浪 footballologies

コートジボワール戦で日本は何故失点したのか

特に見てなかったのだけど、ギリシャ戦を前にニュースをみたら Yahoo のコメント欄に香川叩きが多くて驚いた。特に失点に関しての話が多い。コメント欄だけではなく、例えばサッカーファンには毎度おなじみの杉山さんとかも猛烈な香川批判。ただ、この人の場合はあえて突っ込み待ちみたいな気がする。まあ、香川はエースなんだからしっかりして欲しいという意味では言いたい意味は分かるけど。

どう分析されているか

前置きはこのくらいで肝心の失点がどのように分析されているか

香川真司 3.5

選手の中では最大の戦犯。本田が満足な状態になければ、次にチームをリードするのは香川であるはず。2人は日本の両エースであるはずだが、香川にはその自覚がないようだ。何よりプレイにひたむきさがない。で、肝心なところで大きなミスを犯す。同点ゴールを奪われたのは香川のミスの直後。彼の軽率なプレイが、相手を勢いづかせる結果になった。奪われたら即、追いかける。この基本ができていない選手がピッチに立っていると、見る側の応援精神は失せるのだ。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/sugiyamashigeki/20140618-00036512/

まずは、一番の突込み所としては、”同点ゴールを奪われたのは香川のミスの直後”というコメント。では実際の1点目の失点シーンを見てみよう。

まず出てくるのは何故か本田なんだけど、基本的な流れは

  • 香川→本田→ロスト

おや?と思うのが、まずこれは香川のミスなのか?という所。そう、どちらかといえば本田のミスに見える。ちなみに明確な香川のミスのシーンもあるのだけど、それは失点のシーンではなく、その少し前の時間におきている。それも似たような形でロストしたあとクロスが上がりゴール前まで行くが失点にはなってない。試合動画をスキップしながらみてて、このシーンと失点シーンを間違えでもしたのではないか。

1失点目の問題は何だったのか

では本当の失点シーンは何が問題だったのか。この1失点目は本田が奪われた後も本田がチェイスし香川も寄せてカウンターを遅らせている。そこで右にだされているので裏に居る選手には遠藤か長友がよるしかないが、長友はもう1人上がっている選手についているので、遠藤かFWであまっていた大迫がカバーに回るしかない。遠藤は後半出場でまだ走れる時間だったし、中央は山口が抑えていた事を考えると回されたらダッシュで寄せなければいけないシーンだったが、遠藤の守備はいつもスピードが出ない感じで何度も裏の長友の所までいってしまう事を考えれば今更という話かもしれないが。

大迫の交代のタイミング

そして次に問題なのがFWの大迫。前からのプレスが必須の日本ではFWのプレスが大事だが、取りに行くタイミングが合わずにスタミナがなくなってしまっていた。この3分後に大迫は交代するが、ザックは既に大久保の準備をしていたので、このタイミングがもう少し速ければフレッシュな大久保が守備に回れた可能性もあり、こういう細かい所は明確にザックの采配ミスといっていいんじゃないかと思う。ただ、大きい流れはザッケローニは読めていたからこそ大久保を準備していたわけで、本当に一瞬のタイミングの差ではある。

2失点目の問題は何だったのか

2失点目は、ロングボールのボールを拾い、そこから中に楔でいれてから外にはたくという、かなり綺麗なボールを回しをコートジボワールが見せる。一度くさびで中に入れてから外にはたいた為マークが遅れた。ここは確かに香川の守備だ。さらに中にコートジボワールが4人も走りこんでおり守備の数でも有利ではなかった。問題はやはりロングボールを日本が競り勝ったにもかかわらず、遠藤長友はセカンドボールが拾えず、その後寄せた遠藤が軽く交わされ、釣られていた香川もクロスに寄せきれずにあげられる。そして中に低目のボールで入ってきた所で長友がニアの選手をフリーにしており失点。致命的なミスが3つも続いた形での失点といえると思う。

失点シーンを上から見れる動画

2失点目で一番直接的な問題は時間的猶予があったのに中で相手をフリーにしていた長友かCBだと思う。次がボランチで守備ができない遠藤と、振り切られている香川。香川の守備を問題視するなら1失点目ではなく、むしろこの2失点目ではないだろうか。ただ、アベレージで見た時に香川の守備は突出して良い数字を残しているので本質的な能力不足だとは思わない。一瞬の油断だろう。遠藤の方は選手として守備がそれほど上手くないので遠藤を入れる以上、この問題は常に付きまとうと考えなければいけない。

全体のハイライト


http://www.nicovideo.jp/watch/sm23798175

長友の苦悩「サイドを駆け上がった末に見える景色」

シュート 成功率
1 本田 圭佑 144 9.7%
2 岡崎 慎司 122 17.2%
3 香川 真司 109 13.8%
4 前田 遼一 46 17.4%
5 長谷部 誠 44 2.3%
6 遠藤 保仁 40 7.5%
7 長友 佑都 38 0.0%

2014 3/6 のデータ http://www.football-lab.jp/japan/ranking/

これは日本代表のシュートが多い順ランキングで、長友はそこで7位につけてる。これ自体は非常に攻撃的で悪い数字ではない。ただ、決定率が0%という問題を除けばだけど。この問題は意外なほど長友のプレーにおいては苦悩を生み出しているのではないかと前々から思っている。長友は派手なドリブル突破、強靭なフィジカルを生かしたボールキープや守備、さらにスタミナを生かしたスプリント回数など素晴らしい特性のある選手だが、日本代表においては一つの問題がある。それはボールを持ち上がった後どうするかという所だ。日本代表のFWは世界の強豪と比べると基本的には決定力が低い傾向があるし、身長も低い選手が多く。ポストプレーで優位に立てない選手が多い。そんな中、サイドでボールを持ちあがった長友は中にクロスをあげても、効果的ではない場面があまりにも多い。そこで自分で切れ込んでシュートを打つパターンが出てくる。しかしシュートが入らない。クロスについては以前の長友は代表では成功率がかなり低い時期があったが、最近は長友自身のクロスの質はかなり良くなってきた。ただし代わりに中にいる選手から前田やハーフナー、豊田という長身でポストプレーも出来るような選手が今はいなくなってしまっている。今のFWは裏へ飛び出してボールを要求するタイプが多く、長友本人も裏への飛び出しがしたいタイプなので二者択一な選択になりがち、長友が裏まで抜けてしまうと相手のラインが下がってFWが裏に抜けるのは難しいし、そこで折り返してもクロスの効果が眼に見えて減っている。そこでシュートかクロスかという2択をせまられるが、中に切れ込んでのシュートが入らない・・・これは長友のプレーを見てると持ち上がった後どうするか本当に苦労してる印象がある。今回のブラジルW杯もハーフナーが選ばれず、長友の苦悩は続きそうだ。