「Jリーグ」カテゴリーアーカイブ

Jリーグの招待券

少し前に2chなどでJリーグの無料招待券が問題だという話が出ていた。観客を水増しする為にチケットをばら撒いているというのだ。例えばこんな感じで普通に2chの話の中ではよく見られる。

779 :U-名無しさん@実況はサッカーch:2013/04/02(火) 00:30:50.65 ID:m0MlQ8QD0
J1でキャパに対して招待券の割合が一番低いとこってどこで何%くらいなんだろうね

796 :U-名無しさん@実況はサッカーch:2013/04/02(火) 00:38:03.22 ID:szviY9ezP
>>779
これから計算してくだせえ
yJY02kT

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/soccer/1364799098/

これは少し前2012年頃には既に結構話題になってりしていた。これについて、前から思っていた事として、このタダ券といわれているものが、2chで想像されているものと実態がかなり違うのではないかという事。例えば、スポンサーになると年間何枚までの無料チケットというのがスポンサー料を払う代わりにもらえる事が多い。当然どこかにばら撒く事になる。何かの営業とかでばら撒かれたり、社員へばら撒いたりとか色々あると思うが。そういうのが回りまわってタダでもらったチケットという風になっているだけなんじゃないかと。スポンサーの場合はスポンサー料としてお金を出しているので別にチームからみれば無料のチケットというわけでもなく、実際はチケットだけ見たら割高なチケットになる。

特に小口のスポンサーのシステムがあったり、クラブ会員になってタダ券もらえる場合などもあるようなので、年間パスとか年間何枚までという自由に出来るチケットが小口でもあるのではないかと。毎回買って見に行く人なら、小額の追加で金額で会社名を広告してグッズまでもらえたりする場合などもあるので大きいスポンサー以外にも中小の企業とかでもありえそうな気がする。

本当は何が問題なのだろうか

何が問題だといいたいのか分らないので、何か抜けているのかもしれないが、これはそんなに悪い事なのだろうか。多分単価で見たら「タダ券」の方が普通のチケットより高い気がするので、スポンサーが買い取ってばら撒いてくれるというのなら、それはそれでいいと思うんだけどね。2chで以前問題になっていた、税リーグ(Jリーグには税金が投入されている)という説に関しても実際気になって調べてみたけど、むしろ税金に還元してるのではと思ったくらい。何かJリーグは余程嫌われているのか何なのか、一生懸命難癖をつけている人たちがいるように思う。

参考

徳島のHPにあったけど
プラチナスポンサー(年会費30万):招待券144枚/年
ゴールドスポンサー(年会費20万):招待券96枚/年
シルバースポンサー(年会費10万):招待券48枚/年
ブロンズスポンサー(年会費5万):招待券24枚/年

http://j2matome.doorblog.jp/archives/32693728.html

やっぱりこういうものがあるらしい。今はタダ券問題が騒がれるようになったのでどうなっているのかはわからないけど。

Jリーグ勢のACLでの成績の推移

JリーグのACLでの平均勝ち点がどのように変化してきたか紹介しているブログが面白かったので紹介

今日、明日とACL(AFCチャンピオンズリーグ)の第2節がありますね。第1節の日本勢は1勝2分1敗だったわけですが、国別の成績がどう変化してきたのか、また相手国との対戦成績はどれくらいなのか気になりましたので、06年以降の大会から算出してみました。
ACL平均勝ち点

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/soccer-db_2014/article/13

明らかにJリーグが勝ちにくくなってきているという傾向が見られる。JリーグクラブがACLで勝てない理由が全くないわけではない、その辺について考察しているブログもあったりして「JリーグクラブがACLで勝てない理由」中々これも面白かった

JリーグクラブがACLで勝てない理由  είναι ταυτολογία

このページでは資金的な理由を挙げてJリーグの方が優先するべきという風になるのではないかという意見が書かれていた。ただ、Jリーグで優勝を目指すと必然的にACLにも参加する事になってしまうので、個人的にはリーグを優先する問題とACLで勝てない問題はそこまで分離できるとは思えない。むしろこの問題はJリーグの日程的に厳しいという問題を提起しているだけなのではないかという気がする。つまり、Jリーグの日程がACL出場チームに十分配慮されればどちらかにだけ注力するという風にはならないのではないかと。そう考えると日程がどれくらい詰まっているかが非常に大きな問題になる。そこで今年3冠でACLにも進んでおり試合日程が厳しいはずのガンバ大阪のこの4月の試合を見てみた。

ガンバ大阪の4月の試合日程

試合日程  ガンバ大阪オフィシャルサイト
http://www.gamba-osaka.net/game/

短い所では中4日の試合感覚になる試合があり、これは普通のJリーグが週1程度のペースで試合をしているのと比べると確かに大変だが、欧州のCLではなくELに出る程度のクラブと比較した場合でも不可能な日程とも言い切れない部分はある。

Jリーグでもバニシング・スプレー

 Jリーグは23日、2015明治安田生命Jリーグ公式試合において、バニシング・スプレーを導入することを発表した。

 バニシング・スプレーは、昨夏のブラジル・ワールドカップで使用され話題となったアイテムの1つで、主審が一時的な目印としてピッチに噴射するスプレー。スプレーの泡は約1分程度で完全に消えるため、後のプレーに影響を与えることなく使用できる。

http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150223/284173.html

バニッシングスプレーを消すダヴィド・ルイス footballologies
http://football.ologies.net/2015/02/18/%e3%83%90%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%92%e6%b6%88%e3%81%99%e3%83%80%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%89%e3%83%bb%e3%83%ab%e3%82%a4%e3%82%b9/

日本代表の監督に外国人監督が選ばれる理由

最近日本代表の監督選びが話題を呼んでおり外国人監督の選定がされているが、なぜ日本人監督ではいけないのかなぜ外国人監督を選ぶのか疑問に思っている人もいるかもしれない。その答えはJリーグでの勝率なんかを見ていると自然と何となく分かるのではないかと思ったので、Jリーグの監督勝率をトップ10を下の表に。

Jリーグでの勝率ランキング
順位 監督 勝率
1 鈴木 政一 80.82
2 バウミール 76.47
3 森下 仁之 69.7
4 ハビエル・アスカルゴルタ 68.18
5 エメルソン レオン 67.07
6 ゼ・マリオ 65.63
7 ホルヘ・ソラリ 65
8 オタシリオ 64.52
9 アーセン・ベンゲル 64.38
10 レネ・デザイェレ 63.33

http://footballgeist.com/manager_ranking

監督の勝率ランキングなどを見ていくと、ほとんどが外国人監督。勿論強いチームが外人の監督を呼ぶという傾向がある事は考えなければいけないが、勝率が50%程度(50%勝てる監督は実は凄い監督なのだが)まで外国人監督がずらずらと並んでしまっている。日本人の監督が有名人でもほぼ40%台の勝率しかないという事実は恐ろしい。しかも40%台の日本人監督でも日本人としては正直言って名将の部類なのだ。以前書いた日本人の有名監督の勝率を再度書くと

  • 西野朗 52.88 % (勝数は最多)
  • 関塚 隆 52.68 % (1試合あたりの得点数は日本人監督では歴代2位)
  • レヴィー クルピ 50.56 %
  • 長谷川健太 44 %
  • 反町 康治 43.88 %
  • 岡田武史 43 %
  • 早野宏史 41 %
  • 原博実 41 %

早野監督や原監督が41%だからといって酷い監督だとは言えない。実はむしろいい監督に分類される。悪い場合は勝率が30%台の日本人監督もかなりいるからだ。2013年からのセレッソなどは顕著だが、ほぼ同じ選手でも監督が変わると負けたりしており、監督の影響力の大きさは見逃せない。むしろ、なぜ日本の監督は勝率が低いのか、なぜ日本人の監督は同じ選手を使っているのにJですら外国人監督に勝てないのか、どこが違うのかは正直私には分からないが、実際勝てなくなってしまうのを見ると何かが違うのだろうと思わざるを得ないのだ。

「高萩洋次郎のゴールがJリーグに突き刺したもの」

ACL1次リーグH組:鹿島1-3ウェスタンシドニー

 ウェスタンシドニーが「日本人助っ人」の活躍で敵地で鹿島を下した。後半9分に川崎Fから新加入のDF田中裕介(28)のロングスローから生じたゴール前の混戦で相手のオウンゴールを誘って先制。1-1に追いつかれたが、同41分に広島から加入したMF高萩洋次郎(28)がFWブリッジ(29)のミドルシュートのコースをゴール前で巧みに変えて決勝点を奪った。

 殊勲の高萩は「(来日して日本で試合するのは)不思議な感じでした。でも、日本は食事がおいしい。ACL初戦をアウェーで勝ててよかった」と笑みを浮かべると、田中も「ゲームのを通じてラッキーな部分もありましたけど、スタイルも違う中で相手に勝つために準備してきたし、それで勝てたことは大きい」と手応えを示していた。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1439147.html

Jのレベル低下

高萩洋次郎がウェスタンシドニーへ移籍した時、2chなどではステップアップではなくステップダウンではないか?などという事が言われていたが、その高萩がACLでJのチーム相手に1G1Aの活躍を見せた。これの意味する事はJにとっては割りと深刻な話ではないだろうか。まず考えられるのは「Jのレベル低下」そして「ACLのレベルの向上」。Jのチームがグループリーグの突破さえ怪しくなってきているという現状は、以前では考えられなかった。かなり優勝争いまでJのチームが絡んでいた頃から、ベスト4にはJのチームが行く時代が長く、最近のグループで落ちたり勝ち上がる前に下で負けてしまうというのは今までそれ程なかったが最近はその流れになりつつある。

ACLの話題性

更に重要な事は、同じ高萩洋次郎はつい最近までJにいたわけだが、このような注目を浴びる事はなかった。ACLにいくと恐ろしく注目を集めているという現実。メディアにとって「JリーグよりもACLの方が既にブランド価値が高くなりつつある」という事を意味していると思う。少なくともその要素がACLには満載されている。同時にアジアへの移籍も一定のレベルに達しているAリーグなどならば小野の例もあるように必ずしもステップダウンとも言えず、AリーグJリーグ双方にとってある程度の利点があるとも言えると思う。日本人所属のチームとACLで戦う事で話題性が圧倒的に高まるのだから。

ACLで勝てないのはなぜなのか

別の深刻な懸念としては、Jにいては高萩洋次郎が成長しなかったものがシドニーに移籍した事で成長したという可能性がある。これはJリーグの選手を育てる能力が劣っているという事を意味してしまうので相当に深刻だ。しかも実際にその可能性が十分ありえそうなのだ。なぜなら日本も欧州などと比べても若年層の育成に失敗しているとはいえないにも拘らず、20歳前後から伸び悩みJリーグに入る頃には明らかに欧州のリーグの若手と差が付いている。これは強豪チームがひしめく欧州と比べた時、高校卒業後からJリーグに入って数年での成長が小さいのではないかという事を暗示させる材料だと思う。

そしてJに前からいた高萩洋次郎がACLでもスタメンで出場し、しかも活躍してしまったという事は、同じ選手を使ってもシドニーの方が上手くチームが使いこなしたとも言える。この二つの点は何れも日本のサッカーの選手の質での差ではなく指導者や監督、コーチ、戦術などの部分に関係している。最近頻繁に言われるいわゆる「選手の個の能力」が低い事とは関係しない。なぜなら高萩洋次郎は日本にいた同じ選手だからだ。そろそろ「選手の個の能力」という選手の自己責任論に逃げるのは止めにしなければいけない。なぜ戦術的に負けてしまうのか、なぜ途中まで上手く行っていた育成が失敗するのか、しっかり考えるべきだと思う。「選手の個の能力の差」じゃあまりに身も蓋もない。

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟) とは

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟) とは、サッカーのクラブチームなどの世界ランキングなど(クラブチーム以外のランキングも作っている)を出している組織。ただしFIFAとは関係がない。*FIFAによる説明

最近発表されたIFFHS(国際サッカー歴史統計連盟) のクラブワールドランキングが報道されて、その関係でこのサイト以前紹介していたページに来る人が結構いたようなので、混同しやすい部分を補足しておく事に。

報道されていたニュース

地に落ちたミラン、世界クラブ・ランクで驚愕の159位…1位はレアル

 IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が2014年の世界クラブ・ランキングを発表し、日本代表FW本田圭佑が所属するミランが159位となっていることが分かった。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が13日に報じている。

http://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20150114/270971.html

 国際サッカー歴史統計連盟が13日、2014年の世界クラブランキングを発表。Jリーグで最上位は157位のJ1川崎Fだった。

 国際サッカー歴史統計連盟は、世界中の公式戦結果を元に同ランキングを作成。チャンピオンズリーグ2013-14シーズン王者のレアル・マドリードが1位に輝き、2位には同大会4強のバイエルンMが入った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150114-00000127-spnannex-socc

こんな感じでミランの順位が低かった事で2chなどでは散々な酷評がされていたが、このランキングの特殊性というのに付いてまず理解しておかなければいけないだろう。

CLUB WORLD RANKING(CWR)の特殊性と注意点

ランキングは毎月発表される

まず、このCWR(クラブワールドランキング)は実は毎月発表されているので、刻々と変化していく。ちなみに2014年の1月のランキングではミランは26位で極端に低いわけではない。

2014年1月のランキング Top 30

(1st February 2013 – 31st January 2014)

Pos (dec/13) Club Nation/level Points
1 = FC Bayern München Deutschland/4 370,00
2 = Real Madrid CF España/4 292,00
3 = Chelsea FC, London England/4 275,00
4 = Club Atlético de Madrid España/4 253,00
5 = FC Barcelona España/4 247,00
6 = Paris Saint-Germain FC France/4 244,00
7 +1 Tottenham Hotspur FC, London England/4 240,00
8 1 FC Basel 1893 Schweiz/3 239,00
9 1 Clube Atlético Mineiro, Belo Horizonte Brasil/4 238,00
10 +1 FC Rubin Kazan’ Russia/3 223,50
11 1 SL Benfica, Lisboa Portugal/3 219,50
12 +3 Arsenal FC, London England/4 218,00
13 +1 Club Independiente Santa Fe CD, Bogotá Colombia/3 217,00
14 2 BV Borussia 09 Dortmund Deutschland/4 216,00
15 2 FC Viktoria Plzeň Ceská Republika/3 214,50
16 1 Manchester City FC England/4 214,00
17 +21 ACF Fiorentina, Firenze Italia/4 206,00
18 +1 Juventus FC, Torino Italia/4 203,00
19 +4 Celtic FC, Glasgow Scotland/3 202,00
20 +1 SC FC Steaua Bucureşti România/3 200,50
21 +1 Club Libertad, Asunción Paraguay/3 199,50
22 +2 CA Vélez Sársfield, Buenos Aires Argentina/4 197,00
23 +4 Club Atlético Nacional SA, Medellín Colombia/3 195,50
24 4 SS Lazio, Roma Italia/4 194,00
25 = Trabzonspor AŞ Türkiye/3 193,00
26 +10 CFP Universidad de Chile, Santiago Chile/3 188,00
26 +9 AC Milan, Milano Italia/4 188,00
28 +18 SSC Napoli Italia/4 188,00
29 12 Club Olimpia, Asunción Paraguay/3 187,50
30 4 Manchester United FC England/4 187,00

http://www.iffhs.de/cwr-january-2014/

ポイントの計算の特殊性

では、何故ミランのポイントが極端に低く算出されていたのかというのが気になると思うので、その辺の説明。このランキングは過去のタイトルなどを考慮に入れず、単純に期間内の試合の勝敗のポイントを加算していく。つまり、一般的にイメージするクラブチームのブランドや長い目で見たときの平均値は反映されずピンポイントで計測期間内に行われた試合の結果だけが影響している。そして、CLなどの試合が行われたリーグの種類に応じて勝敗で加算される点数に違いがある。ポイントの加算がどうなっているのかが公式ページの表に出ているので紹介してみる。

CONTINENTAL COMPETITIONSpoints/match

W

D

L

UEFA Champions’ League

14

7

0

UEFA Europa League

12

6

0

UEFA Super Cup

14

7

0

Copa Libertadores (CONMEBOL)

14

7

0

Copa Sudamericana (CONMEBOL)

12

6

0

CAF Champions’ League

9

4,5

0

Confederations Cup (CAF)

7

3,5

0

AFC Champions’ League

9

4,5

0

AFC Cup

7

3,5

0

AFC Presidents Cup

4

2

0

CONCACAF Champions’ League

9

4,5

0

OFC Champions’ League

5

2,5

0

FIFA Club World Cup (final not included)

14

7

0

FIFA Club World Cup (final)

21

10,5

0

http://www.iffhs.de/explanations-cwr/

見たら分かるように、CLの勝敗で付くポイントがかなり高い。ミランはリーグで順位落としておりCLに出場できなくなっているので、当然去年のミランはCLの試合が1試合もない。したがってポイントも低くなる。更に、リーグでもあまり勝てていない事を考えると勝敗だけでポイントを見た場合伸びる理由がない事になる。ただ、所属しているリーグによってレベルが4段階に分けられており、レベル4のリーグならば少ない勝ち星でもポイントが延びやすいため、それなりにミランのポイントも維持されJリーグのほとんどのチームよりは順位が高くなる。リーグは下の表ように4段階に分けられている。

DOMESTIC LEAGUESpoints/match

W

D

L

Level 4

4

2

0

Level 3

3

1,5

0

Level 2

2

1

0

Level 1

1

0,5

0

example: Germany/4, Portugal/3, Austria/2 or Kazakhstan/1

このシステムだと負けても減点がないので、単純に試合数が多い方がポイントが稼ぎやすいという穴があるような気はする。

日本代表がクロスから点を入れれない理由

サッカー日本代表アギーレジャパン公開練習 クロスからのシュート練習


https://www.youtube.com/watch?v=s2nSm2fgfaw

練習を見るとフリーで打っても入ってない。実戦ではここに相手の DF が付くわけで、そりゃ試合で入らないはずだよね・・・。

世界のフットボールクラブチームランキングTop200(その2)

前回紹介したクラブチームランキングとは別の組織による、世界のフットボールクラブチームランキング。こちらは IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟) によるもので、以前のは footballdatabase.com によるもの。どちらも違う基準があるようで若干順位が違う。ポイントについては違うポイントの基準らいしく全く別の数字になっている。

IFFHS のページは http://www.iffhs.de/club-world-ranking/ こちら。そのランキングを日本語で紹介しているページがあったので、ランキング表はそちらから紹介する。

サッカー クラブ世界ランキング(2013年版) IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟) - ULTRAZONE
http://ultra.zone/IFFHS-Club-World-Ranking

フットボールクラブチームの世界ランキング Top 50(その1)

世界のフットボールクラブチームのランキングが footballdatabase.com でポイント計算されて公表されているのが、面白かったので紹介。

World Football - Soccer Clubs Ranking - FootballDatabase
http://footballdatabase.com/ranking/world/1

日本のクラブチームは5つほどランクインしており、最上位はサンフレッチェ広島で295位にランクインしている。日本のチームだけに絞ると下のような感じでランク付けされている。

Japan Football - Soccer Clubs Ranking - FootballDatabase

ちなみに、別の団体によるランク付けもあるので、後でそちらも紹介する予定だ。追記:世界のフットボールクラブチームランキングTop200(その2)を投稿しました。

松木安太郎の監督としての成績は意外といい

いつもネタで馬鹿にされてる松木安太郎。実は監督としての実績は結構なものだという事は意外と知られていない。Jリーグの歴代の監督でも実は日本人では勝率が2番目に高く、他に勝率上位に並ぶ監督は助っ人で来た外人監督ばかり、今やアーセナルの名将となったベンゲルに並んでそこには松木安太郎の名前が。

順位 監督名 試合数 勝率
1 鈴木 政一 73 59 6 8 80.82
2 バウミール 34 26 0 8 76.47
3 ハビエル・アスカルゴルタ 66 45 0 21 68.18
4 エメルソン レオン 82 55 1 26 67.07
5 ゼ・マリオ 32 21 1 10 65.63
6 ホルヘ・ソラリ 20 13 0 7 65
7 オタシリオ 62 40 0 22 64.52
8 アーセン・ベンゲル 73 47 0 26 64.38
9 レネ・デザイェレ 30 19 0 11 63.33
10 松木 安太郎 128 78 0 50 60.94

ちなみに、名監督と思われてる監督を並べるといっそう際立つ

西野朗 52.88 % (勝数は最多)
関塚 隆 52.68 % (1試合あたりの得点数は日本人監督では歴代2位)
レヴィー クルピ 50.56 %
長谷川健太 44 %
反町 康治 43.88 %
岡田武史 43 %
早野宏史 41 %
原博実 41 %

松木 安太郎 60.94 %

 監督時代のチームが強かったという事を含めても突出した成績といえると思う。というわけで、当サイトでは密かに松木安太郎の汚名を返上する為に勝率を書いてみた。解説してる時も2chなどで居酒屋で観戦しているおっさんと思われているが、実は大分普通に監督をしていた人だという所をあえてピックアップしたい。
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