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日本代表の体脂肪率

spo15041415510031-l2

http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/150414/spo15041415510031-n1.html

今まで表に出てこないような興味深いデータがぽろりと。ただ、これにより、サッカーには単純に体脂肪率が低ければいいのではないという事も割りと赤裸々になったような気がする。選手の体脂肪率は大体10%前後に集中しており、日本の何万人というサッカー選手の頂点に立つ選手たちがこの体脂肪率という事は注目すべき点といってもいいだろう。単に体脂肪率が低い選手を探すだけならば簡単にもっと低い選手がいくらでもいるだろうが、それらの選手たちが必ずしも結果を残していないという事は特筆すべき点だ。データの分布にある種の偏りがあり、それが10%前後だという意味では、そもそもある一定上に体脂肪率が高い、またはある一定上に体脂肪率が低いことは普通のサッカー選手にとってはあまり有利に働かないという事を意味しているといえる。

川島 2015.3.25 12or3?.4 赤マーク
西川 2015.3.24 11.4
今野 2015.3.24 11.2
内田 2015.3.25 11.3
岡崎 2015.3.25 10.9
香川 2015.3.25 10.4
興梠 2015.3.24 16?.4 赤マーク
長谷 2015.3.25 10.5
本田 2015.3.25 5.5
槙野 2015.3.24 11.7? 黄マーク
永井 2015.3.24 9.3
高徳 2015.3.25 11.1
権田 2015.3.25 11.3
吉田 2015.3.24 12.7? 赤マーク
東口 2015.3.24 12   赤マーク
宇佐 2015.3.24 14?.1 赤マーク
清武 2015.3.25 11.8 黄マーク
酒宏 2015.3.25 11.8 黄マーク
柴崎 2015.3.25 11.8 黄マーク
水本 2015.3.24 10.9
森重 2015.3.24 12?.3 赤マーク
青山 2015.3.24 10.4
山口 2015.3.24 11.? 黄マーク
?? 2015.3.25 7.2
?? 2015.3.24 8.3
?? 2015.3.24 ?? 赤マーク
?? 2015.3.24 ?? 赤マーク
?? 2015.3.24 ?.5?
?? ???  ??

http://hello.2ch.sc/test/read.cgi/soccer/1429005339/

守備の選手は体脂肪率が高めの方がいい?

見ていくとGKやDFは体脂肪率が高めの選手が多い。相撲取りのように、はやり体で当てられた時にある程度の脂肪があった方が有利だという事なのだろうか。

後日談

さすがの名将も、ばつが悪そうに切り出した。普段は声量のある野太い声で矢継ぎ早に話すハリルホジッチ監督が、慎重に言葉を選びながら謝罪した。

 「詳細なデータが出たことにはがっかりしている。とにかく選手には『ごめんなさい』と心の底から謝りたい」

http://www.sanspo.com/soccer/news/20150416/jpn15041605030001-n1.html

韓国 vs 日本 オリンピック代表

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韓国 2 – 3 日本
クォン・チャンフン(前半20分)
チン・ソンウ(後半2分)
得点 浅野拓磨(後半22分)
矢島慎也(後半23分)
浅野拓磨(後半36分)
警告 山中亮輔(前半23分)
岩波拓也(後半41分)

試合について

この試合でもリードされてから日本がおいつく流れ。1点リードされ前半の折り返し後半になってから更に追加点で2-0。そこから日本が一気に3点とって逆転。チーム力の差が出たように思う。

韓国代表について

韓国の攻撃陣は中々の選手がそろっていて、特にドリブルから切れ込んでのシュートが印象的だった。前も書いたようにこの日本のオリンピック代表はSBが1vs1の縦への突破に強く、他の試合でほぼクロスを上げさせなかった。しかも中も高さに強いCBで単純な放り込みなら防げる。やや波があるといってもラインコントロールもよく裏は簡単に取れないのではないかと思われた。戻りも早くてカウンターにも穴が出来にくい。そういう意味では日本の守備は工夫されていた。
しかし、日本を分析したのか韓国代表は単純にサイドを縦に抜くとか放り込むとかではなく、サイドからドリブルで中に切れ込む動きと、サイドの裏に内側から走りこみショーとパスでPAまで切れ込む。これは「なるほど」と思った。日本のCBは高さある植田と岩波で、単純なハイボールならば相当硬い構成。しかし、足元で言えば必ずしも高さは生きない。ドリブルで抜いてきたり、低いボールでの折り返しが混ざれば強み以外で勝負されてしまう。またSBが硬くても、人数差を作ってからのパス交換でSBとの勝負を避けて内側に入ってくる。同じパターンからサイドではなくスピードにのった足元の上手さのあるドリブルでしかも中へも切れ込む2択に出来る。ドリブルを選べばSBではなくDMFと1vs1勝負にできて対応次第で確かに隙間があった。固くみえた日本の守備に広がっていた思わぬほど大きな隙間だったように思う。そういう意味では戦術的には韓国に軍配があがっていたのではないかと思った。
ただし、戦術云々の前に総合力として日本より劣った部分があったのではないかと思う。例えば後半失速したのは単純に韓国の守備が問題だったのではなく、前半に全力で行き過ぎていたからではないだろうか。点を取った後に試合を終わらせる調整ができていなかったチームの若さ。さらにハーフタイム後に加点してから、ゲームプランを失っていたように見える。個々の個人技やチーム戦術のレベルの高さに比べて、戦略的な試合配分やコンディション管理、選手交代や控え選手まで含めた総合力と言う意味では日本より劣っていたように見えた。大きな眼で見ると韓国は不運で負けたわけではなく、総合力の差から負けるべくして負けたように思う。

この大会を通じた日本代表の印象

前回書いたようにこの世代の日本のオリンピック代表の粘り強さや勝者のメンタリティ的なものがあると思う。また、それを後押しするサポートも充実している。選手のコンディション管理の徹底が感じられるし、ローテーデョンさせながら勝つ為の選手層の幅の広さ、またその手持ちのカードをローテーションさせながら生かす戦術、総合力の向上が見られる代表チームだと思う。
日本代表というのは選手の能力向上は著しいし注目されているが、それ以外のスタッフやサポート、コンディション管理などについてはほとんど関心が向けられていない。最近のザックジャパンでのコンディション管理の失態を見る限り、選手の管理に関してはレベルが向上する所かむしろ劣化していた。下手をしたら、ほとんどその辺についての認識自体がなく考慮されいないレベルにあるのではないかと思える部分が多々あった。だが、このオリンピック代表のチームは23人をフルに活用しローテーションされており、それによって戦術が崩れてしまうことなく一定のレベルを保てるように考慮されている。これは強豪国でよく見られる勝負強さに繋がっていると思う。ゲルマン魂なんて日本ではよく言うが、最後の精神力や根性の勝負に持ち込めるのは選手をサポートするチームの総合力、団結力があそこに現れているのだと前から勝手に思っている。選手をローテーションすればピーク値の強さは落ちるかもしれない。だが一瞬だけしか実現できない強さのピーク値で強さではなく、総合的に見て数試合続けた時の平均値が高くなければ勝率には繋がらない。出場機会が増え選手層も厚くなる。この日本のオリンピック代表チームもピーク値の強さに関しては、やや問題が残っているが、調子が悪くてもそこそこの結果が出せる安定性があると思う。

簡単な選手評

高さ以外に不安が残ったCB。総合的に見た場合、植田はもっと評価されるべきで長期的に期待ができそう。吉田のように無駄に怪我をさせたり権田のように潰してしまわないように日本サッカー協会のスタッフには注意をしてもらいたい。攻撃に関しては見るべきところがある岩波だが、この試合では不安要素があった。CBに関しては特に高さとかそういう問題ではなく、足元への折り返しとドリブルで切れ込まれた形で決定的なシーンが何度も作られていた。SBは相変わらず室屋が固くてあがるタイミングに隙がない個人的にはこの大会でもNo1のSBだったと思う。この試合、山中は守備で散々縦に抜かれ、レベルの高い相手には守備に相当に問題があったが、後半には素晴らしい攻撃参加で結果につなげた点は大きかった。勿論その分のリスクはあったが、負けていて攻撃をしなければいけない状況では間違いなく一つの武器だと思う。良い面と悪い面が両方とも出ていた。MFは安定した遠藤と見劣りした大島。大島は1失点目やオフサイドで取り消しになったゴールシーンでも大事な場所で絡んでおり正直この試合で最も守備の穴になっていたように思う。違いを作った川原。川原は前の試合で少し上手く行っていなかった点があったが、前回の出場時とは違い攻撃に違いを作った。矢島と中島は良い形でカウンターになれば、ボールが運べないと言う問題点がカウンターによって相当軽減されていたように思う。これは如何にカウンターの切れ味を上げるかで矢島や中島の良い面が引き出せるかが変わるといってもいいかも知れない。そのためには例によって相手の足が止まっている必要があるというのがやや課題。相手が疲労するまでは攻め切れなかった。現時点では実はスタミナ勝負の長友のようなサイド攻撃で、後半投入の浅野などとセットで機能している。相手が疲弊するまでまってカウンターという形で攻撃参加する浅野のスピードに対抗できるDFは世界にもそう多くはないのではないだろうか。

試合のハイライト動画

https://www.youtube.com/watch?v=8Uj4cmsourE

日本 vs イラク オリンピック代表

index

日本 2 – 1 イラク
久保裕也(前半26分)
原川力(後半48分
得点 スアド・ナティク・ナジ(前半43分)
南野拓実(後半36分) 警告 ムスタファ・ナディム・アルシャバニ(後半49分)

試合の印象

試合は後半ギリギリまで1-1の同点で並んでおり、最後のロスタイムで日本のゴールで2-1で日本が勝利した。この試合の勝利で日本のリオオリンピック出場が決定した。試合会場はドーハ。決まったのはロスタイム。ドーハと言えば「ドーハの悲劇」だが、逆パターンで見事出場を決めた。

イラクの印象

この大会を通じてみてもイラクは手堅いチームで予選で戦った他のチームと比べても比較的レベルが高かったのではないかと思う(北朝鮮もレベルは高かったかもしれない。)。ただし、イラクはショートパスでつなぐ攻撃を何度も繰り返してくれた。おかげでイラクの強みであったフィジカルがそれほど機能したわけでもなく、このオリンピック代表の日本の強みであるMFのプレスの強さを生かすことができラッキーだった面もある。失点シーンも結局CKからハイボールで失点しており、もし日本のラインを下げられてフィジカルの強さだけを利用してロングボールでクロスを繰り返されたら危なかったのではないだろうか。幸いにもイラクのロングボールは速めにあげた裏へのボールばかりを狙っており日本のラインコントロールによりオフサイドになっており、イラクの放り込みはあまり機能していなかった。

日本代表の印象

ロスタイムで決勝点と技術や戦術以上に勝負強さがあった。今までの日本代表といえば、むしろ逆に圧倒的に攻めているのに最後のギリギリのところで失点して逃すようなメンタル面や勝負弱さが何時もどこかに付きまとっていたように思う。実力は日本の方が上に見えても勝てない事がよくある。この世代の日本は正直言って実力的に相手を圧倒しているわけではないかもしれないが、実力の僅かな差をしっかり勝利につなげる。ある意味妥当な結末。しかし、サッカーは実力差を正確に勝利につなげるのが思う以上に難しい。そういう意味ではこの世代は勝者のメンタリティ的なものがあるのかもしれない。
また守備面でも面白い違いがあった気がする。日本のフル代表はただのハイボールというよりDFの裏へ出すボールに弱い面があるが、このオリンピック代表はラインコントロールはイラクを上回っており、単純に裏に出すだけではほとんど問題がなかった。またSBの攻撃参加が少なめで、選手も守備に堅さのある選手が採用されておりサイドからのクロスを徹底して潰し日本が苦手とする放り込み出のフィジカル勝負対策がされていた点も見逃せない。弱い所で勝負しないための工夫というか、勝てるところで勝負するための一工夫がされているように思う。DMFが非常に硬く、その堅い守備陣の前で中島や南野などが積極的にボールを追い回すため守備陣の硬さをいかして中盤がボールを拾いやすくなっていた。攻撃に関しても前線も武蔵が1人でハイボール勝負したりフィジカルでも負けずに勝負したり出来るので少数での攻撃を可能となっており、強烈なカウンターをされにくく非常に手堅い。今のオリンピック代表は攻撃力が高いわけではないが決定力はそれなりにあるので、少ないチャンスで点を確実に取れている。実力で勝負すれば勝てる相手には不運な負けを呼び込まない構成なのではないだろうか。次の課題はオリンピック本戦になった時に、中盤の実力で押される相手に当たった時に見えてくると思う。

簡単な選手評

この試合も室屋はすごかった。植田もハイボールに強く素晴らしいCBに見えた。久保もしっかり1点とり安定した仕事をした。浅野は相変わらず後半に出ると相手との足の差で決定的な仕事が出来る。前半から出るとひょっとすると後半にここまで差が出ないかもしれないので、スーパーサブとしての方が効果的なのだろう。南野は消えていた時間も長かったが、決勝点になるシーンでは素晴らしい連携を見せた。ボールを持った時には下で組み立てる良いプレーをしていたので、もっと南野へボールが集まらなかったのは残念。まあ主に逆サイドで中島が持ちすぎているせいではないかと思うが・・・。中島はもっとシンプルに出すか苦手なドリブルはやめて戻すか得意に見えるミドルを打つべきだと思う。ドリブルに出るなら回りももっとフォローしないと中島ではキープできない。献身的な守備は良かっただけにボールの持ちすぎがもったいない。DFは岩波、亀川に代えて山中、奈良だったが今回の方が守備は堅かったように思う。この交代をTVの解説では危惧していたが、攻撃面と引き換えに守備で固かったことは良い風に作用したように思える。前回の試合で岩波の守備は正直軽かった。岩波もパスはいいのだが、山中も持ち味は見せた。亀川はその前にコンディション面が悪かった時があったようなので連戦より奈良になったのも分る采配。櫛引はファインセーブで全て許されたけど、それ以外は問題もあったように思う。特に急いだボールのフィードが余り結果に繋がっていなかったばかりかカウンターを誘発しがちだった印象。武蔵も初めの得点の突破が素晴らしかったが失点に絡んでいたので、あの良い突破からのアシストがなければ総合的に見れば落第点になる所だったように思う。足の状態がよくないようだったので仕方がない気はするが、いためた武蔵がいたのにボールをつなぎ続けていたDFラインはとうかと、気づいてなくても後ろから見て見えたはずのGKが声をかけれるシーンだったように思う。

日本 vs イラン オリンピック代表

index

日本 3 – 0 イラン
豊川雄太(延長前半6分)
中島翔哉(延長後半4分)
中島翔哉(延長後半5分)
得点
遠藤航(延長前半9分) 警告 モハマド・ダネシュガー(前半33分)
シャヒン・サゲビ(後半23分)
アリレザ・ナギザド(延長前半15分)

勝ったから辛口選手批評

オリンピック代表戦は若いのですぐ選手が成長して変化するため採点する意味があるのかなと思ったので、採点は特にしなくても良いと思っていたけど。今回は見てて色々思ったので書く事に。特に辛口な方を。

試合について

試合は3-0で日本の勝利となったが、実際に見ているととても3-0の内容ではなかった。前後半終えて0-0と完全に互角の戦い。延長になってから矢島と豊川が交代した結果、右サイドのボールを回すテンポが速くなって室屋が走りこむスペースが裏にでき、SBの攻撃参加からクロスで豊川が1点取り1-0。相手が攻めに来たところを逆に中島が一つかわしてミドルでイランを沈めて、崩れた所に更に中島が同じパターンで3-0。延長で右サイドでの突破がなければPKのままでもおかしくない内容だった。

今回の問題点

岩波4番:守備ラインの隙間。プレーが不安定で不用意なファールがあったりするのが凄く凄く気になる。毎回ではないのだけどミスがあって、CBなのでかなり危険な状態になる。ミスしてはいけないポジションなのでミスが失点のきっかけになってもおかしくないレベル。全てのプレーが悪いばかりじゃないが、現状ではCBとしては不安になる。明らかに波がある。前半における致命的なシーンで、ミスから決定的なシーンに繋がってしまっていた。なんていうか昔の悪い時の吉田のような・・・。

原川7番:中盤と前線をつなげる事に失敗している。結果、前線が少し浮いた感じに。パスは中々攻撃ではチームの中でも見るべき点があるし守備もしないわけでもないけど・・・・。MF としてはもう少しボールを回す速度がないと違いを作れないのではないかと思う。遠藤が守備的な所があるので、川原には前につなぐプレーを期待したいところだったが、前線と中盤をつなぐことができていなかった。このMFが持つとパスを展開されてヤバイという速度や「違い」は見ててなかった。むしろ守備的な遠藤の方がつなげていたくらいで、ゆっくりとサイドチェンジして右サイドの21番の所に行くまでに相手がほぼ整えてしまっている。勿論、これは21番のポジショニングの問題もあるとは思うけど。

矢島21番:前にボールが運べない。SBの室屋の動きがいいので隠れている部分もあるが、ボールを持った後が悪く前に運べない。攻撃への切り替えの遅さが目立つ。相手DFに対応されてから動き出すので、裏のスペースなどが使えていない。その結果、相手のDFにそのままぶつかって突破しようとする形になるので右サイドが全体に潰れてしまう。苦し紛れのロングボールが多くなっていたが、クロスやスルーを狙って長いボールを出す前にDFに寄せられていて精度が低くなってしまっている。全体的にオフザボールの位置が悪いので相手に寄せられるまでに時間がなく、それによって起きる問題点が見逃せないレベルになっている。守備では献身的に動いているだけにもったいない。

良い面と悪い面が極端に見えた選手

中島10番:意識の中にドリブルの一芸しかないようだったけど、イランの足が止まる延長まであまり通用してない。また運動量が豊富なのに、肝心の守備への切り替えが遅いので運動量が生きていない。得点したようにミドルシュートも持っていて2度もバーに当てて入るなどシュート精度もあるが、延長に入るまでは目だってシュートも打っていないし、一芸のドリブル以外は特筆すべきプレーをしなかった。逆にいうとドリブルしか出来ないともいえてしまうというプレースタイル。そしてドリブルが通用しなかった時どうするのかと言う問題。今まではドリブルで勝てる相手としかやってこなかったのだろいうか?ドリブルだけで何とかできなかったときソコにはパスもなくただボールをこねて持ちすぎる「小さくてフィジカルがなく」、「ボールを出すテンポが遅い」選手がいるように見える。この試合でもボールを持ちすぎて結局後ろに戻すパターンになっていた。シュートも持っているので、上手く機能すればロッベンのような選手になれる可能性があると思ったが、現状を見る限り本人はメッシの方が好きなのかもしれない。結果相手の時間を与えてMFがボールを回すのを大変にしている。

オナイウ20番:イラン相手でもほぼ問題なく空中戦で遜色がないし、ポストプレーは頼もしいが・・・。チームとして流れの中で精度の高いクロスの良いボールがあがっていない。ほとんどの時間でチームがボールが運べなかったのでサイドから良い形でクロスを上げることも難しかったように思う。セットプレーは7番のパスがそれなりに良いが、相手の形が崩れているわけではないので、相手の守備も付いてしまい特別決定的なFWともいえず、「日本の中ではフィジカルがある」けど世界でみるとむしろ「献身的なのが売り」という選手になってしまっている。ボールが来ない問題はオナイウの責任ではないがもっとチームに自分にボールをあげてもらえるように要求しないと自分のよさを生かす事は出来ないのではないだろうか。あのプレーで気弱に行くなら、FWというよりトップ下辺りで昔の本田のようにフィジカルを重視してキープしたり高さでセカンドボールを拾う選手になれば別の道もあるかもしれないが。

今回の良い点

亀川15番:好ましい変化
 この試合ではイランに左サイドバックの裏が狙われていた気がする。前回の試合の時に悪かったので、イラクが直前の試合を研究していれば当然狙われる。イラン戦ではイランが逆サイドからサイドチェンジして左サイドの裏を狙って長いボールを入れるパターンを何度もやってきたが亀川はこの試合では防ぎきった。前回があまりに酷過ぎただけに狙われたのだと思うが名誉挽回と言った所。しかも今回は攻撃参加もし、20番と並んで空中戦でも素晴らしい。

室屋12番:右サイドを完全に防ぐ
 圧倒的なデュエルの勝率なのではないだろうか。見ていてほぼ右サイドの縦へ勝負に勝利しており、さらにはクロスすらほとんど上げさせなかった。延長時には攻撃参加まで見せ、高い精度のクロスでアシスト。事実上の試合を決めるゴールとなった。この試合ではMoMクラスの素晴らしい出来だと思う。A代表でも見てみたい。

 
遠藤3番の攻守の平均レベルが異常に高い。
 A代表では安定してるな程度の違いに見えたがU23でみると圧倒的な能力の差がある。両チームの選手をみても別格と言っていい。こぼれ球や浮き球の処理が素晴らしくCBとの連携も取れており裏へのボールもCBではなく何故か遠藤が止めているシーンまであった。遠藤もMoMクラスの出来だったと思う。

久保11番の反応が良い守備意識が高い
 ギリギリのタイミングでもゴール前でつめて相手より早くボールに触る能力が安定している。ストライカーとしては凄い大事な能力に思える。10番や7番が何故か守備への切り替えが遅い分11番が何故か逆サイドにまで言って守備をしているシーンも。このチームの前線の選手としては守備能力も高い部分があった。

櫛引GKがたまに見せる不安なプレーが改善
 イラン戦では好セーブも見せ、不安どころか見せ場があったので良かった。ゴールキックから裏を狙う素晴らしいフィードなども見せた。年齢が若いせいかコンディション面の問題なのか分らないが、U23の選手は試合が変わると見ていて明らかに悪い時や、いい時があったりする。

監督について

手倉森監督は色々な選手を試しつつ、チャンスを与えてしかもコンディションを調整しその上で勝利を重ねた。予選の段階とはいえ、中々の仕事をしているんじゃないかと思った。勿論強豪相手に戦った時にどうなるかは別の問題としてあるが、育成という意味では選手の怪我を避け潰さないようにローテーションするのは凄くいいことだし、沢山の選手にチャンスがあるのも非常にいいことなんじゃないかと思う。結果色々な次世代の選手の名前が出てきているわけで、本当の強豪と当るオリンピックも楽しみ。

日本代表について

 亀川など前回が酷かったのにこの試合では劇的に改善しており、若い選手は試合毎に凄くプレーが変わるのだなと思った。中島などはこの試合でも延長になるまでと延長後のプレーは別物といっていいのではないか。あんなシュートを持ってるならもっと初めからミドルをうってもいいのではないかと。ただし、一芸に特化しすぎている選手は苦手な部分の穴が大きい気もした。苦手なジャンルのプレーのレベルが低すぎる場合はちょっと余程改善しない限りは長期的には厳しいのではないだろうか。せめて一芸の能力が浅野のスピードくらいのレベルに達している必要はあると思う。

 個人的なMoMは室屋。A代表でも試してみてほしいと思った。右SBは内田が怪我でいないし、サブの酒井が攻撃的強みを持つタイプなので守備堅く抑えてプレーするじっくりタイプというのも種類的には悪くないと思う。後は得点で別人のように変化して圧倒的な存在感があった中島。若いので安定しないのかもしれないが調子の良い動きで安定したら本人の思っている小柄ドリブラータイプ(乾や斎藤学やメッシみたいな)のではなくロッベンみたいなドリブルはあくまでシュートコースを切り開くためだけで、実際はシュートが武器というタイプのドリブラーになれるのではないだろうか。

「クラック」/「クラッキ」とは

クラック(crack/Craque)とは

スペイン語でサッカーの名手のこと。同意語にクラッキ(ポルトガル語)がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF

「ファンタジスタ」と同じような表現ですが、カバーする範囲としては、より広義であると思います。ブラジルでは「ファンタジスタ」に当てはまるロナウジーニョやリバウドだけでなく、「ストライカー」に当てはまるロナウドやロマーリオなども、一様に「クラッキ」と呼ばれていますし、ロベカルに至ってはDFですが、やはり「クラッキ」と呼ばれています。

「クラック」の意味合いとしては

 ・観客を楽しませるプレー等をする名選手※1
 ・攻撃的なマインドを持つ、サッカーの上手な選手※2

と言うものらしい。ただの名選手と言うのと少し違うような意味合いが加味されているのかもしれない。

参考
※1 :http://footballchamp.nobody.jp/wordlist_08.html
※2 :http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412015189

タイ vs 日本 オリンピック代表

タイ

タイ 0 – 4 日本
得点 鈴木武蔵(前半27分)
矢島慎也(後半4分)
久保裕也(後半30分)
久保裕也(後半39分)
パコーン・パンルムパック(前半11分)
ペラパット・ノッチャイヤ(後半18分)
トリスタン・ド(後半33分
警告 室屋成(前半40分)

気になった選手

 U23でみると浅野や遠藤が凄い選手に見えて印象的だった。特に攻撃陣はタイプが違う選手がそろっていて期待できる。武蔵も日本の選手としては身長が高くフィジカルが強そうで得点も決めていたし、スピード勝負なら浅野、MFも攻守にある程度のレベルにありアシストもした遠藤と、7番の選手もよかったと思う。GKとLSBは少し不安が残った。亀川は怪我をして復帰した所らしいので連携をよくして試合に慣れれば短期間で改善の余地も残されているが、この試合に関してはかなり問題があったと思う。

試合ついて

北朝鮮戦と違い相手が攻めてくるのでお互いに攻守が入れ替わり、十分試合になった。前回の北朝鮮戦がフィジカルを重視して引いておいて放り込みをしてくる日本が苦手とするカウンタースタイルだったので問題も感じたが、お互いに責め合えばこのチームは十分な攻撃力を発揮する事も分った。日本代表にも通じるが、引いた相手を崩す為の戦略や引き出す仕組みなどは相変わらず日本にはノウハウがないような気がする。

タイVS日本 ハイライト動画

https://www.youtube.com/watch?v=HpFkxWozjNk

「トレッカンテ」とは

「トレッカンテ」とは

イタリア語で、FW(アタッカンテ)と、トップ下(トレクアルティスタ)をミックスさせたもの。特に走れる選手の事を指す。らしい。

これもまたマスコミが作った造語らしいのでなんだか怪しい一面も

トレッカンテ(Treccante)について。

これもまた、以前に書いたファンタジスタの話と同じで、イタリアのマスコミが作った造語です。イタリア語で、FW(アタッカンテ)と、トップ下(トレクアルティスタ)をミックスさせたものになります。ですが、ファンタジスタとの違いはいったい何なのだろう……と、僕と同じように思った人も多いはず。

「ファンタジスタ」という言葉はもともと、イタリアのマスコミがロベルト・バッジョのプレーぶりを見て、彼にふさわしい言葉はファンタジスタだと造語を作ったわけですが、今回も同様に「トレッカンテ」という造語を作りました。

これはイタリアのカルチョ番組で、ミランの来季の移籍メルカートについて語っているときにできた言葉。『ミランに3人のトレッカンテが必要か?』というテーマで、カカ、パト、ロナウジーニョの使い方を議論していたんです。

でも、この3人ってプレースタイルが少しずつ違うと思いません?

ロナウジーニョはどちらかというと、バッジョタイプのファンタジスタ。パトは、シェフチェンコタイプで、どちらかというとFWの選手。あえていうなれば、カカがトレッカンテにいちばん近い選手ではと思います。

カカは、点も取れるし、トップ下の仕事もこなせる。何より、「走る」ことのできる選手だと思うのです。

そう。このトレッカンテという言葉のキーワードになっているのが、この「走れる」選手かどうかということ。

http://www.soccerstriker.net/html/worldsoccer/m_inoue/wsb_04thu_m_ino_080419.html

岡崎がメッシ風のドリブル突破で今季4点目

 レスターに所属する日本代表FW岡崎慎司が、10日に行われたFAカップ3回戦のトッテナム戦で、今シーズン公式戦4得点目を決めた。

 後半開始から出場した岡崎は3分後の48分、アンディ・キングのスルーパスでエリア内左に抜け出し、相手選手2人をかわして右足シュート。一度は相手GKに阻まれるが、こぼれ球を自ら押し込んで、ゴールネットを揺らした。

http://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20160111/389795.html

なお、試合はギリギリでTOTに追いつかれて引き分け。

UCL 2016 パス成功率ベスト4

UCLのパス成功率ベスト4

  • クロース95.7% (396 パス)
  • ヴェッラッティ 94.9% (356)
  • ハビ・マルティネス 94.5% (200)
  • チアゴ・シウバ 94.3% (315)

#UCL top passing % Kroos 95.7% (396 passes) Verratti 94.9% (356) Javi Martinez 94.5% (200) Thiago Silva 94.3% (315)

https://twitter.com/ChampionsLeague/status/683988020115148800

「カテナチオ」とは

「カテナチオ」とは

伝統的に守りの固いイタリアのサッカースタイル。 カテナチオという言葉は、イタリア語で「掛けがね」や「閂(かんぬき)」という意味で、閂(かんぬき)をかけたような固い守備を指す。

ただし、現在ではカテナチオスタイルの守備はイタリアでもそれほど使われているわけではなく、古い時代のスタイルという感じになっている。

カテナチオの起源

カテナチオは、オーストリア人監督のカール・ラパンのベロウ・システム[注 1]にその起源を持つ。ディフェンスラインの後ろに「verrouller」という完全に守備的な選手を置くその戦術をイタリアの各クラブチームが採用し、発展させたものがカテナチオで、その中でも有名なのが、ネレオ・ロッコのパドヴァやエレニオ・エレーラのインテルである。特にアルゼンチン人監督のエレーラは1960年代に、この戦術を用いて国内リーグ・タイトルやヨーロッパ・チャンピオンズカップを勝ち取り、チームは「グランデ・インテル」と呼ばれた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%AA