ベルギー戦最後の失点はどうするべきだったのか

ファビオ・カペッロ

「私が日本代表監督なら、本田の首根っこに掴みかかって怒っていただろう。もうすぐ94分(で延長戦間近だった)。本田がコーナーキックを蹴ると、そのままクルトワがキャッチして数秒後にはカウンターアタックに移った。彼はボールをキープしてホイッスルを待たなければならなかった。純粋に無責任だ」

https://www.footballchannel.jp/2018/07/03/post279461/

アルベルトザッケローニの寸評

「あの場面に関しては、イタリアでも多くの議論がされている。多くは、なぜ本田はあの場面で普通にコーナーキックを蹴ったのか、という批判だ。得点を狙わずにコーナーフラッグ付近で時間稼ぎをするべきだった、というわけだ。しかし私はその意見には反対だ。あの場面はあくまでゴールを狙いにいくべきだった。CKを蹴った選択は正しかったんだ。

 しかし、問題がひとつだけあった。それがCKを蹴った後のリスク管理ができていなかったこと。相手のカウンターへのマークが明らかにおろそかになっていた。日本はあの場面では前線に7人をかけていた。それ自体は問題ないし、最後の時間帯での得点は狙うべきだ。しかしボールロスト後のリスクを考えた選手配置、これができなかった。ポジショニングが悪く、マークは緩かった。そこをベルギーは完璧な形で突いてきた。しかし繰り返すが、あの場面で時間稼ぎするべきだったという意見に私は賛同しないし、選手の個人批判はすべきではない。最後まで得点を狙いに行った日本を、私は誇らしく思っている」

 そしてお願いがある、そうザッケローニは続けた。

「日本の皆さん、ぜひ日本代表チームのことを誇りに思ってください。帰ってくるチームを空港で迎え、拍手をし、温かく迎えてあげてください。私が言わなくても空港には多くの人が駆けつけることでしょう。彼らはすべてを出して戦った。それは真っ直ぐに伝わってきた。私たちが4年前に達成できなかったベスト16進出を果たし、世界に日本のサッカーを示したのです。日本サッカーは間違いなく正しい道のりを進んでいる」

https://news.yahoo.co.jp/byline/toyofukushin/

ジョルカエフ

「日本人はみな非常に遠慮深くて控えめですが、実はこのホンダはアティピック(異形)なんです。彼は他の日本人とはまったく違っていて、バカでかいエゴを持っています。しかもものすごいエゴなんです。彼は自分がなにをしたいのかがはっきり分かっていて、いつも自信満々なんですよ。なんでもやってのけるのです」
 
 実際に本田のFKはクルトワを脅かした。そして直後にCKを蹴るのだが……これが致命傷となる。あっという間にベルギーのカウンターの餌食になったからだ。そのとき、世界王者ジョルカエフが静かに口を開いた。
 
「エクセ・ド・コンフィアンス(過信)ですね。自己過信がこれを招いたのです。3点目を入れられると過信して、ゴールを狙った。その結果ベルギーに絶好のカウンターチャンスを与えてしまったのです。自己過信はいけない。過信せず、延長戦に行くべきでした」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180703-00043385-sdigestw-socc

ディートマー・ハマン

元ドイツ代表MFディートマー・ハマン氏は、このCKで勝負を懸けた日本の戦略に疑問を呈した。「これは単純に理解できません。日本はとても規律正しく、ハードワークするチーム。若い頃から何をすべきか叩き込まれている。この状況ではレフェリーにまず残りプレー時間を聞かなければいけない。20秒から30秒というところだったと思う。ショートコーナーにするか、スローインにして自陣に戻る時間を作ることもできた。この状況でペナルティーボックスに4、5人もいるのに、2対5や3対5のカウンター攻撃を受けることは受け入れることができない」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180703-00118896-soccermzw-socc

ロニー・ウィーラン

アイルランド公共放送「RTE」の解説者で、元アイルランド代表MFロニー・ウィーラン氏は、驚きの逆転劇を目の当たりにして「ケイスケ・ホンダ、なんてことをしたんだ? 君は酷い、酷いコーナーキックを入れてしまった。そして今、チームはカウンターで打撃を受けてしまった」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180703-00118896-soccermzw-socc

ロベルト・ドナドニ

試合では色々なことが起こる。選手は様々なエピソードに対応する必要があるんだ。そういう意味ではベルギーのほうが経験があった。国際経験豊かで大舞台にも強い。ああいった緊張感のあるシチュエーションにも慣れている。

2−2になった時点で均衡の取れた試合に戻ったんだ。ヨーロッパ的なロジックからすると、フラットに考えなければならない。本田(圭佑)がああいったCKを蹴ってしまったが、「2点を取れたから3点目を取れる」「3−2にして試合を終わらせたかった」という思いがあのプレーの背景にあったのではないか。結果としてベルギーがそのスキを見逃さずにカウンターでチャンスを生かすことになってしまったね。

――日本には「延長戦を戦い抜く余力がなかったのではないか」「だから得点を狙ったのではないか」という見方もあります。

ヨーロッパの選手であれば延長に持ち込むのがベターというのが全員分かっている。そして私はフィジカルや持久力の観点から見れば、日本が優位に立てたと考えている。間違いなく延長に持ち込んだほうが良かった。ベルギーも疲れていたし、日本のほうがガソリンは残っていたように見えたよ。

http://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E7%8B%AC%E5%8D%A0%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%8B%E6%B0%8F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E6%96%B0%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E6%8C%91%E6%88%A6%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%B0%E5%B9%B8%E3%81%9B%E5%BF%AB%E3%81%8F%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BCvol3/1mkeyz5deq0yp1thza3brprhhj

個人的には長友の意見に賛成する

「僕は映像を見てないのであれなんですけど、最終的に数的不利な状況だった? 数的不利でも守れればいいんだけど、そんなに甘い世界ではなくて」
「90分の最後に相手があれだけの走力を使って前に出てきた。僕らは戻れなかった。その走力自体も違いましたね」
「後ろにいる僕らが防ぎきれたら問題ないんだけど……」
「あそこ、みんな帰らないと。死に物狂いで帰らないと、やっぱり点を取られてしまう」

https://www.football-zone.net/archives/118962

 個人的には延長に行っても体力差で負ける可能性もあったのでCKでリスクを取った事は選択できる一つではあったと思う。問題はリスクを取るのならば、その後の守備対応を考えてチームが一致していなかった点にあると思う。CKをどのようにして、その場合どういうリスクを取るからカウンターになったらどうするべきかという事をチームとして団結して動かなければいけなかった。または、リスクを取らないという選択を一致して持つかどちらかで、それを共通理解に出来るコミュニケーション能力の問題かもしれない。

同じ問題を繰り返している

2014のあの頃から日本代表は何か進歩したのだろうか。同じような問題を繰り返しているようにすら思える。進歩しているのかもしれない。恐らく進歩しているのだろう。しかし今回の進歩はあくまで選手個人の技量の総合力やブラジルの時は悲惨だったコンディション管理という極めて当たり前の所にあったのではないかと思う。逆に言うと控え選手の起用やターンオーバーの仕方やキャンプ地の選定、怪我人をどうやって減らすかなど、そういう部分でやっと同じ強豪国と土俵に上がった段階に過ぎないという感覚が凄くする。

西野監督は「何が足りなかったのか」とW杯の試合後のインタビューで答えた。しかし結果を知った後から考えると実際は足りている部分を数える方が速かったのではないか。始まる前は想像もつかなかったが終わった試合を何度見直していると、この結果は起こるべくして起きたのだと思った。
世界の強豪と同じ基準にあったのは本当に数箇所だけだったのではないか。終わってから見ればファンにとっては、控えが物足りない、ベテランが多い、若手がいない、その結果走力がたりない。そしてポーランド戦のターンオーバーで控えの選手あと一歩足りず、その後ベルギーでは最後に走れなくなった。アレがないコレがない。その夫々が繋がって自ずと連動してくる。終わってみれば当然の結果にすら思えてくる。

「ポジショナルプレー」とは

ポジショナルプレーとは何か

 自分なりに定義すれば、「攻守を問わずにピッチ上で優位性を創りだすために、戦術システムと選手の配置、組み合わせ方を考えた上で、監督が選手たちに実践させるプレーや細かなポジション取り、基本的なノウハウの集合体」となる。

 さらに補足するなら「監督が自らの理念に基づいて」という前書きや、「これまでの戦術的なアプローチが、さらに進化し、精緻化されたもの」と締めくくってもいい。

 もちろんこれはあくまでも総論だし、まだイメージがつかみにくいと感じられる方もいると思う。

 ならば、次のような説明ではいかがだろう?

「ピッチ上のどこにボールがあるかを踏まえて、選手たちが正しいポジショニングをしていこうとする考え方。これを実践してシステムを機能させるためには、ディシプリンと思考能力の速さが必要になる」

http://number.bunshun.jp/articles/-/829947

これがペップ・グアルディオラによる「ポジショナルプレー」の最新の定義らしい。Numberで見かけた。ただし記事ではその後に「ポジショナルプレー=ボールポゼッションを高めるノウハウ、ではない。」ともしている。

W杯2018 ベルギー vs 日本 2-3

日本 2 – 3 ベルギー
原口 元気 後半3分
乾 貴士 後半7分
得点 ヤン ベルトンゲン 後半24分
マルアヌ フェライニ 後半29分
ナセル シャドリ 後半49分
柴崎 岳 前半40分 警告

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 1 川島 永嗣 5.0 前半は猛攻を完璧に防いだが後半は日本が点を取って気が緩んだのかセットプレーからの緩いヘッドで失点。ポジショニングの問題があった。その後素晴しいセーブもあったので一概に酷いばかりではなかったが安定はしなかった。日本人GKがクルトワと打ち合って1点差なのならば致し方ない結果
DF 3 昌子 源 5.5 吉田と並んで素晴しい守備でルカクを止めた
DF 5 長友 佑都 5.0 サイドからの攻撃で圧倒的な運動量を見せ素早い戻りで攻撃参加の代償である守備も十分にこなしたが、後半になりフェライニを投入されてフィジカルで押されだすと防戦一方になってしまった
DF 19 酒井 宏樹 6.0 フィジカルを生かしてほぼ右サイドは完全にアザールを押さえ込んだ
DF 22 吉田 麻也 6.5 素晴しい守備で再三にわたる攻撃を防ぎルカクと競り合いにも負けず防いだが最後の所でとめ切れなかった
MF 7 柴崎 岳 6.5 素晴しい守備の献身性に何度も見せた素晴しいパス配給とスルーパス。そして原口へのアシストのパス。まだ若く次のW杯にも期待したい
MF 8 原口 元気 6.5 ハードワークで攻守に豊富な運動量とフィジカルを両立させたがやや雑なプレーもあったが、均衡を破る1点目を決めた
MF 10 香川 真司 6.0 足元の攻撃で違いを作れる技術が光った。2ゴール目のアシストや前半のトラップで左サイドを抜き去るシーンなどワンタッチ目に見せる素晴しいレベルの技術が見られた
MF 14 乾 貴士 6.5 守備は相変わらず得意ではないが、運動量はしっかりと維持した。攻撃ではアイデアとドリブルで決定的な仕事をした
MF 17 長谷部 誠 5.0 DMFの位置で止めれずにCBが対処するシーンが目立った
FW 15 大迫 勇也 6.0 フィジカルの強いベルギー相手にポストプレーを何度も成功させた
交代
MF 4 本田 圭佑 4.5 後半36分 本田が交代で入り遅攻になった結果カウンターを食らい安くなった。GKとDFの質が日本は一般的なW杯出場国から見てもあまりよろしくないので、人数をかけて攻めると常に割りの悪い博打になってしまう。そして最後のCKは時間を計算して日本だけが攻撃した後延長に突入するように十分に調整できたが、なぜか中に放り込みフィジカルで勝るベルギー相手に高さ勝負でリスクを取った事で失点した。結果的にはザックジャパンと同じ問題が噴出して負けてしまった。監督の起用方法にも疑問が残った。現状の本田は得点力が代表のなかでも高いというのが強みの選手でありCFあたりに置くべき選手だったように思う
MF 16 山口 蛍 4.0 後半36分 柴崎と変わってから明らかに攻守にわたって差が出てしまった。特に守備が得意なはずが結果的に投入されたすぐ後に失点してしまった
監督 西野朗 4.0 フェライニを入れて明らかに長友のとの身長差をいかしてパワープレーに変更したにもかかわらず何の手も打たずに、そのまま相手の思惑通りに試合が運んでしまった。また終了間際は延長へいけそな時間にリスクを取ったのも結果的には失敗だった。交代策もこの試合では当たっておらず、中核をなしていた柴崎を交代する事で事実上チームが麻痺してしまった

日本代表スタメン

試合後、西野監督のコメント

 なかなかインタビューエリアに来れなかった西野監督は、試合後にどんなことを考えていたか尋ねられると、少し沈黙した後に「W杯の怖いところです」と応えた。

「追い詰めましたけど……。何が足りないんでしょうね」

 2ゴールを先行したものの、3点を奪われて敗戦してしまった。「ゲームをコントロールできた時間帯もあった」と語ったものの、強豪国の強さを目の当たりにした。

「2点とった後もオフェンシブには戦えていましたし、3点目を取れるチャンスはありました。でも、本気のベルギーがそこにありました」

「(日本代表を)激変させたいと思っていましたし、選手もそういう中で1日、1試合ずつW杯で勝負をするためにいい準備をしてくれた。この壁は厚いのかもしれないですね」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00788050-soccerk-socc

むしろ足りてるものの方が少ないと思ったんですが。

 1.若手が足りない
 2.メンタル管理がされておらず監督を追放する騒動まで起こしてしまう(結果的に土壇場に弱い打たれ弱いチームになってしまった)
 3.長期的な監督指導が得られていない(ハリルを首にした事でチームの準備期間は失われて一貫性も失われた)
 4.フィジカルを重視した選手が育成されてない
 5.GKがいない

 さらにブラジルの時は、試合以前にコンディション管理すらまともに出来ていなかった上に、コーチ陣やらフィジカル管理が明らかに杜撰でとても日本を代表するチームの管理体制ではなかった。
 今回のW杯は今までの日本代表と比べると選手はそろっていた(選んだかどうかは別として)、それとコンディション管理は一応してあった。この2つだけやったと言ってもいい大会だったのではないだろうか。分析などは一応やっていたようだが、監督を首にして急造チームで大幅に方向性がぶれてしまっているので本質的に選手の意思統一が図れていない。今回はコンディション管理して、育成だけして投げっぱなし状態。その結果がこの試合の最後の失点だと思う。割と分かりやすく足りない事だらけだけど、傍目に見た場合にはなぜやらないのか理解に苦しむ程度には当たり前の事が他にもいくつもいくつも思い当たる。そしてソレがどれもこれも地味に失点と関与している。

試合の総評

 前半は0-0で折り返したものの、試合の流れはややベルギー側が優勢に展開していた。特に前半の中盤はかなりのベルギーの猛攻が続いた時間が長かったが、ベルギーはそこで攻め疲れしたように動きが止まりだした。その後ハーフタイムを挟んで後半になると明らかに日本の方がコンディションを維持しており、後半開始直後のベルギーの隙をついて2得点を短い時間で固めて叩きこんだ。
 しかし2点とられたあとベルギーはフェライニを投入し高さを生かしたパワープレーに攻撃を切り替える。ベルギーの放り込みを中心とした攻撃でヘッドの競り合いから2失点し2-2として振り出しに戻した。そのままほとんど何の高さ対策も出来ないまま、試合終了間際に本田のいつもの人数をかけた遅攻が始まり、カウンターが何度も誘発しだすようになった。そしてロスタイムにベルギーがゴールを決め日本の敗退が決定した。

 実力的には十分すぎるほど勝てる試合だったので非常にもったいない展開の試合。交代策やパワープレー対策、セットプレー対策などは事前に十分時間を取っていれば対策できた可能性があるだけに西野監督になってからの時間の少なさが悔やまれる。

日本代表の2018W杯総評

 人材だけ見れば海外で活躍した香川岡崎世代が年齢的にピークを迎え。長谷部や本田などのベテランもまだ現役で代表に残っているとという、代表史上もっとも海外で活躍する選手の層の分厚い日本代表だったように思う。更に本来は中島や堂安など若手も選ぶ幅があり、若年層も含めれば非常に幅の広い選択が可能だったW杯だったように思う。サブが強く総合力で見れば恐らくこのメンバーはこれまでの日本代表史上でも頭ひとつ抜けて最強ではないかと。勿論ザックジャパンよりも強いと思う。チームがメンタル的にまとまりきれずに直前のハリル監督解任や西野監督の就任などで育成年代からコツコツ育てた人材が花開くチャンスを無駄にしたという印象が強く残った。
 

スタッツ

ベルギー 試合データ 日本
25 シュート 10
11 ゴールキック 11
10 コーナーキック 6
9 直接FK 13
1 間接FK 1
0 PK 0
52 キープ率 48

W杯2018予選 日本 vs ポーランド 0-1

日本 0 – 1 ポーランド
得点 ヤン ベドナレク 14分
槙野 智章 21分 警告

採点

日本代表スタメン

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 1 川島 永嗣 6.0 セットプレー以外の流れのなからの失点は全て防いでグループ突破に貢献した
DF 5 長友 佑都 5.0 左サイドの裏への敵の侵入からヘッドを決められ川島がギリギリセーブするシーンがあった。この大会以前からも何度も何度も同じ所を攻撃されており、乾との連携の問題なのかボランチのカバーの問題なのかは分からないが日本の左サイドの守備はかなり課題を残している。試合間隔が短い中走行距離が多くスタミナ的に次の戦いもやや心配が残る
DF 19 酒井 宏樹 5.5 連戦の中安定したプレーを見せた
DF 20 槙野 智章 4.5 全体としては悪くはなかったがイエローカードの数が問題となっている中でカードを貰ってしまった点は気になった
DF 21 酒井 高徳 4.5 枠を捉えたシュートを打つなどかなりの攻撃力もみせたが、失点シーンでは振り切られて決められておりその瞬間の隙ができた1プレーだけで全ての努力が無駄になってしまっていた
DF 22 吉田 麻也 5.5 守備では安定したプレーをみせ、攻撃では惜しいヘディングのシーンなどもあった
MF 7 柴崎 岳 5.5 連戦が続いて厳しい中としては十分のプレーができた。柴崎の走行距離を考えると長友と並んで次の試合が心配になるでき
MF 11 宇佐美 貴史 4.5 後半20分 積極的なプレーで攻撃を見せたが期待されていた点につながる成果を出す事が出来なかった
MF 16 山口 蛍 4.5 山口のファールからのFKで失点してしまい、ソレが試合を決める形になった
FW 9 岡崎 慎司 5.5 後半2分 得点を決めることは出来なかったが守備面での貢献が大きく出場している間はチームも失点しなかった
FW 13 武藤 嘉紀 5.0 形としてはチャンスはあったが最終的に得点できず結果にはつながらなかった
交代
MF 14 乾 貴士 4.5 後半20分 得意の形でのシュートもあったが、全体でみるとやや消えていた。守備面では前回に続いて対応に失敗して長友にカバーに入るも上手くいかず川島がセーブする場面などもあり、守備力には相変わらず課題が残った
MF 17 長谷部 誠 5.5 後半37分
FW 15 大迫 勇也 5.0 後半2分 攻撃を期待されて交代で入ったが点にはつながらなかった。攻めの形は作ることは出来ていた
監督 西野朗 5.0 グループ突破を決めたと言う意味では評価できたが、この試合自体は負けており失敗していた

 相変わらず日本は左サイドバックの長友のオーバーラップを遣った攻撃をしているため、その左サイドの裏が毎回致命的な形となっていた。前回のセネガル戦も長友乾の守備の連携に問題があり失点しており、この試合でも失点こそしなかったものの、枠に飛ぶシュートを川島が辛うじてセーブしたシーンや、レヴァンドロフスキが枠に飛ばせなかったものの致命的なカウンターのシーンが左サイドに出された形から出来ていた。この問題がある以上現状の長友は諸刃の剣になってしまっている。
 個人的には酒井を2人出すのだったのならば逆に長友を一つ前に出してもよかったのではないのかと言う気がした。

試合後、西野監督のコメント

──プランにない選択を迫られたということだが、どのタイミングで選択したのか。それと長谷部誠を入れるタイミングで選手には何を伝えたのか?

 前半を0−0で他会場(セネガル対コロンビア)が終わって、われわれが動かなければならない。「このままでいい」という選択をしてはダメだと、選手たちにはハーフタイムに伝えました。守り切る頭はここに置いておいてくれと。アグレッシブに、攻撃的に勝ちにいく。そのスピリットを持ってピッチに立ってくれと。このままの状況はあり得ない。選手たちは、もちろん攻撃的に点を取りにいくという選択は持ちながらも、ああいう形で失点した。攻撃的なカードを切る中で、他会場が動いた(コロンビアが先制した)、なおかつ攻撃的に入っていく。ただ他会場が動いた中で、時間が刻まれる中で、自分の選択が変わっていったと。

 長谷部の投入時には、今の状況を伝えました。で、ハイリスク(を冒すの)ではなく、しかもイエローカードについても(もらわないよう)指示をした。こんな状況は今までにないです。不用意なファウルを避けて、4−1−4−1のシステムで、ある程度ディフェンシブな形でバランスをもって(戦うよう指示した)。時間を刻む中で、「このままでいい」ということを伝えた。そういうメッセージがあって、チームは動けない状況。長谷部の投入というメッセージで、このままキープでいく。0−2にはさせない。ポーランドも、アグレッシブに追加点(を取る)という形でもなかった。時間が刻まれていく中で、その選択をした。長谷部の投入が、すべてのメッセージであったことは間違いないです。一歩踏み入れるときに、(長谷部が)「状況が変わったら、すぐに教えてください」と。行く前にもカードのことを(情報として長谷部に)入れました。

──22年前のアトランタ五輪では勝ち点6を獲得しながら決勝トーナメントに行けなかった。今回は勝ち点4とフェアプレーポイントで行けた。監督としてどう考えるか?

 結果的にグループステージを突破できた、勝ち上がれたというのは、自分の中では世界大会で同じようなめぐり合わせ。(アトランタ五輪でも)南米、アフリカ、欧州の強豪と戦うめぐり合わせであり、勝敗こそ違いますけれど、ステージを勝ち抜く難しさというのも五輪ですけれど経験した。そういうことも感じながら突破したことに関して、自分の中ではリベンジできたと思いたいです。勝ち上がり方の問題で、負け試合(で決めた)ということがフォーカスされれば(価値が)半減することもあるでしょう。W杯で勝ち点4を取る難しさは、ステージが五輪とW杯で違いますけれど、いろいろな思いで勝ち上がれたことを、そこだけはフォーカスしたいとこれからは思います。

──スタメンを6人替えたが、この先を考えてなのか。戦術的なことなのか、それともチームの和を考えたのか。そして正解だったと思うか?

 和ということではないです。常に和はあるし、出ていない選手を起用したいという思いは一切ないです。総合的な判断ですし、勝ち上がることを自分の中で前提と考えていました。もちろん出ていない選手を起用したいという気持ちだけで、メンバーを変更しているわけではない。やれる、戦える、勝てる。3戦目で目に見えない疲弊をしている、ダメージがある。3戦とも同じスタート(メンバー)でも、もちろん戦えたと思う。ただそれは試合前の判断で、おそらく選手たちが相当ダメージを持っていて、フィジカル的にも感じるところがある。6人を起用したのは、いい状態がであったし、間違いなく同じようなチームスピリッツでやれる選手を起用しました。決して不正解だとは一切思っていないです。

https://russia2018.yahoo.co.jp/column/detail/201806290001-spnavi/

https://www.youtube.com/watch?v=Gv008j_K7xM

試合の総評

 試合としてはポーランドは既にグループ敗退が決まっており、あまりモチベーションのあるプレーではなかった。日本の側もコロンビア、セネガルの試合結果により負けても出場できる状態になってからはボール回しだけで終わる試合となってしまった。試合を1つだけ見るとあまりいい試合とはいいにくいが、結果的に1失点に押さえたことで日本はグループリーグを突破を決めることができた。

スタッツ

日本 ポーランド
0 ゴール 1
10 シュート数 11
30% (3) シュート成功率 18 % (2)
5 コーナーキック 7
1 オフサイド 0
1 被ゴール 0
8 タックル 11
557 パス 462
86% パス成功率 83%
11 ファウル 8
1 イエローカード 0
0 レッドカード 0
83 走行距離(km) 80

2018年W杯決勝トーナメントの組み合わせ

次の対戦相手はベルギー

Hグループ1位がコロンビア
Hグループ2位が日本

でトーナメントが埋まり、日本の決勝トーナメントの相手はベルギーとなった。1位通過だった場合イングランドとの対戦だったのでどちらがいいのかは微妙な所。

トーナメントの組み合わせ

 もしベルギーに勝てた場合、日本はブラジルかメキシコの勝者と対戦することになる。グループHでの日本とコロンビア戦のようなパターンもサッカーには起こりうるが、ブラジルとメキシコの勝者との対戦も奇跡が起きない限りまた勝率は低いといわざるを得ないだろう。
 日本代表はグループHの最終戦、ポーランド戦で大幅にメンバー変更して温存したことを考えると、西野監督のプランはトーナメント初戦は全力で勝ちに行き、確率的に言うとベルギーに勝てても次のブラジル戦で負けて上手くいったプランどおりの場合で「ベスト8」、もしベルギーに負けても「ベスト16」が一応西野監督のプランなのかなと。

セネガル戦の日本代表メンバーのトップスピードは原口で31km/h

ワールドカップは毎回 fifa が細かいスタッツを出してくれているので眺めるのが楽しい。見ていて面白かった所を抜き出してみた。元がpdfだったので適当に加工した。

日本代表の走る速さ

本田は、常々言われていたようにやはり最高速度はあまり出ていない。そして最高速度は長友ではなく原口。そして2番目は酒井と吉田が並んでいる。吉田も足が遅いとたまに批判している人がいるけど正直言ってCBとしてはむしろスピード感溢れる選手だと思う。

参考までに

・100m を 10 秒で走ると時速 36km/h
・30km/h で 100m を走ると 12秒程度

このトラッキングシステムがあると昔よくあったプロ野球選手の50m走のインチキ記録とかはもはや意味ない。サッカーのスタッツは正確に追跡された現実的な数字が並んでいると言う感じ。

走行距離とスプリント回数

走行距離とスプリント回数は予想通りの長友が1位。だが面白いのは「2番目が柴崎」だと言う点。柴崎はこの試合では非常にいい働きをしていて一時期のフィジカルの弱さを感じさせなかったが、数字も印象を裏付けている。むしろ印象以上に実際には走っていたと言うべきかも知れない。そして香川の数字にも着目するべきだろう。香川もたまに走っていないと言われることがあるが、走行距離は以前からいい数字をだしていて毎回長友と1位2位を競るほど。この試合も途中交代しているので数字こそ小さいが、90分換算すると10513と相当な数字になる。OMFやFWはあまり走らない選手が多いので運動量でみれば本当に世界でも屈指のOMFではないかと思う。

守備に関しても同じ事がいえて、そういう意味で実は香川はボランチの前でブンブンと煩く動き回るハエや蜂のようなタイプの守備をするので、実は守備に関してはDFWといわれる岡崎など同じで、OMFとしてはむしろ守備量が多い選手と言っていいと思う。

W杯2018 セネガル vs 日本 2-2

セネガル
セネガル 2 – 2 日本
サディオ マネ 前半1分
ムサ ワゲ 後半26分
得点 乾 貴士 前半34分
本田 圭佑 後半33分
エムバイエ ニアン 後半14分
ユスフ サバリ 45分
シェイク エンドイエ 46分
警告 乾 貴士 後半23分
長谷部 誠 後半49分

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 1 川島 永嗣 4.0 正面に来たクロスををパンチングで弾き1失点。チームとしては防げていただけに残念なプレーだった
DF 3 昌子 源 6.0 顔を手で叩かれるなどラフプレーに苦しみながらも素晴しい守備でマネを完全に封じ込めた
DF 5 長友 佑都 5.0 素晴しい攻撃参加と粘り強い守備。その反面あがったサイドを何度も攻撃される形になった。2失点目は左サイドの裏に入ったボールに乾が対応しきれず失点と乾やDMFとの連携もあまり上手くいっていなかった
DF 19 酒井 宏樹 5.0 攻守にフィジカルで負けない強さを見せた
DF 22 吉田 麻也 5.5 サイドから崩される形と遠目からのシュート以外にはほぼ形にされておらず、ゴール前の大事なシーンで防いだ
MF 7 柴崎 岳 5.5 比較的自由にプレー出来た為素晴しいパスをなんども魅せた。守備も以前に比べて非常に献身的に動いた。以前あった守備の弱いイメージは完全に払拭した
MF 8 原口 元気 5.5 後半30分out フィジカルを生かしたプレーでセネガルに対抗できていた。特に守備面で献身的名プレーをみせた
MF 10 香川 真司 5.5 後半27分out 要所で決定的なプレーを見せたが、消えている時間も長くなった
MF 14 乾 貴士 6.5 後半42分out 1得点目を決めた。その後もバーにあてる決定的なシュートを見せた。守備では対応しきれず失点につながるシーンもあったが、2得点目も本田にアシストを決めるなど攻撃面で補って余りあるプレーをみせた
MF 17 長谷部 誠 5.5 ファールをされて鼻から出血するなど激しい展開の中でも耐え切った。疲労を考えると次の試合に不安残る
FW 15 大迫 勇也 6.0 素晴しいフィジカルの強さでセネガル相手にも全く引けを取らないポストプレーでCFの仕事をした。守備面でも決定的なシーンで大事な役割を果たした。点が取れるチャンスがあっただけに惜しい試合となった
交代
MF 4 本田 圭佑 6.0 後半27分 動きは重かったが、交代直後にゴール前でゴチャゴチャした所から2点を決めた。走力は衰えたが決定力はまだ維持している
FW 9 岡崎 慎司 5.5 後半30分 2点目の時にGKをひきつけ決定的な仕事をした。ゴール前の動きは相変わらず日本代表の歴代でも屈指のレベル
MF 11 宇佐美 貴史 5.0 後半42分 短い時間のなか見せ場はあったが、結果にはつながらなかった
監督 西野朗 5.5 交代策が見事に的中したが、しかし1戦目に川島をGKに選んだ付けがここに着て出た気がする
試合後、西野監督のコメント

日本代表の西野朗監督は試合後のフラッシュインタビューで以下のように語った。

「勝ちきりたい試合だった。死力を尽くしました」

「(乾は)コロンビア戦で外してましたので、練習もしていて、修正できたのではと思います」

「(本田のゴールは)人やポジションを変えないと崩せないと思っていた。その中で圭佑がよくやってくれた」

「(最終節は)勝ちきりたい」

http://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/2%E6%88%A6%E5%90%88%E8%A8%88%E5%8B%9D%E3%81%A1%E7%82%B94%E6%B1%BA%E5%8B%9Dt%E3%81%B8%E5%89%8D%E9%80%B2%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E8%A5%BF%E9%87%8E%E6%9C%97%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E6%AD%BB%E5%8A%9B%E3%82%92%E5%B0%BD%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%9F/elqux8ma8obm1eljb3c7d1xdj

試合後のシセ監督のコメント

宇都宮徹壱 @tete_room

セネガルのシセ監督、「日本の15番がわれわれにとって脅威だった」と会見で語っていました。

https://twitter.com/tete_room/status/1010937091092635648

イケメンだと言うとで何かと話題になっていたシセ監督だが、シセ監督が評価したのは背番号15。という事は大迫かな?

日本代表のスタメン

 ブラジルのW杯の時は明らかにコンディション管理に失敗していたが、今回のロシア大会では非常に選手の状態がいい。4年前に比べてコンディション面でコーチ陣が非常にいい仕事をしている。最後まで選手の足が止まることなくフィジカルコンタクトにも耐え、メンタル面でもリードされた状態から追いつく強い選手がそろっている。特にリードされても心が折れないで一丸となって戦えるのは大変チームの状態がいいのではないかと思わせた。
 次の試合までの試合間隔が短いので、ここでどれだけコンディションを持ち直せるかは気になる所。

試合の総評

あそこで相手のGKがあんなふうに前で出て、しかも本田の所に転がってくるのは流石に「もってすぎ」。

スタッツ

現時点でのグループH


この結果次の試合は引き分けでもいいらしい。

バイキングクラップとは

「バイキングクラップ」とは

 太鼓などに合わせて手をたたいた後、「ウ-!」と叫ぶのを一定回数繰り返す応援方法。普通の歌やチャントなどの応援と違い静かになる時間と音を出す時の差が激しい特徴的な応援。

アイスランドの応援として知名度が上がった

 W杯予選から思わぬ善戦をして沸かせているアイスランドの応援で知名度が上がった「バイキングクラップ」。「サンダークラップ」「バイキングチャント」などとも言われる事がある応援方法だったが、最近はすっかり「バイキングクラップ」で定着しつつある。だが、実は元はスコットランドの応援方法だったもので、アイスランドがオリジナルではないらしい。

The Telegraph “the origin of Iceland’s ‘Viking Thunder-Clap’ celebration”

However, according to Icelandic publication Morgunbladid, the song was adopted by Icelandic club Stjarnan on a trip to Scottish side, Motherwell.

Fans of the Reykjavik-based side were first introduced to the terrifying terrace chant in a Europa League game with Scottish Premier League side, Motherwell.Motherwell’s slow-cap then evolves into the club’s trademark song, ‘Since I Was Young.’

https://www.telegraph.co.uk/football/2016/07/08/revealed-the-origin-of-icelands-viking-thunderclap-celebration/

 The Telegraph の「アイスランドのバイキングクラップの起源について」という記事を見ると、スコットランドのマザーウェルFCのトーレドマークソングであった “Since I Was Young” という応援が元だったらしい事が書かれており、一緒にスコットランドの応援の動画も張られていた。マザーウェルFCでは映画『300 〈スリーハンドレッド〉』に出てきた掛け声を応援歌として取り入れたものだったらしい。

ナイジェリア戦でもやっている

実はJリーグでも取り入れてる所はある

そして2016のユーロの後からは結構日本でもある応援方法となっていて、jリーグでもガンバ大阪などでガンバクラップなどと称して取り入れていたりする。
https://www.youtube.com/watch?v=HiHituHg5Tc

optaの予測していたW杯グループ勝ちぬけ確率

【Opta World Cup Predictorによる集計結果】

グループリーグ勝ち抜け確率
★グループA
ウルグアイ 59.1%
エジプト 50.7%
ロシア 46.7%
サウジアラビア 43.5%

★グループB
スペイン 74.0%
ポルトガル 55.5%
イラン 41.2%
モロッコ 29.3%

★グループC
フランス 75.9%
ペルー 42.6%
オーストラリア 42.2%
デンマーク 39.3%

★グループD
アルゼンチン 75.7%
クロアチア 45.2%
ナイジェリア 40.6%
アイスランド 38.5%

★グループE
ブラジル 79.8%
セルビア 43.0%
スイス 40.5%
コスタリカ 36.7%

★グループF
ドイツ 75.9%
スウェーデン 44.0%
メキシコ 44.0%
韓国 36.1%

★グループG
ベルギー 65.8%
イングランド 53.9%
チュニジア 41.2%
パナマ 39.1%

★グループH
コロンビア 55.0%
日本 51.8%
ポーランド 47.7%
セネガル 45.6%

【Opta World Cup Predictorによる集計結果】

出場32か国・優勝の確率
1位 ブラジル 13.2%
2位 ドイツ 10.7%
3位 アルゼンチン 10.1%
4位 フランス 9.9%
5位 スペイン 8.9%
6位 ベルギー 4.0%
7位 ポルトガル 3.2%
8位 ウルグアイ 3.1%
9位 コロンビア 2.6%
10位 日本 2.2%
11位 イングランド 2.1%
12位 クロアチア 1.9%
12位 ロシア 1.9%
12位 スウェーデン 1.9%
15位 メキシコ 1.8%
15位 ポーランド 1.8%
15位 セルビア 1.8%
18位 オーストラリア 1.6%
19位 ナイジェリア 1.5%
19位 スイス 1.5%
19位 エジプト 1.5%
19位 セネガル 1.5%
19位 ペルー 1.5%
24位 イラン 1.4%
25位 デンマーク 1.3%
25位 アイスランド 1.3%
25位 サウジアラビア 1.3%
28位 韓国 1.1%
28位 コスタリカ 1.1%
30位 チュニジア 0.9%
31位 パナマ 0.8%
32位 モロッコ 0.6%

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=42097

大迫ゴールも西野監督ハイタッチできず

コミュニケーション不足説から、選手が気づかなかった説まで

これを見た西野朗監督は、少し下がって、なぜか後ろ向きになり、両手でドリンクを飲み干した。

その後は、周囲を少し歩いて、ベンチ内の人とみられる2人と次々にハイタッチした。30秒ほどの映像内では、選手らとハイタッチしているような姿は見られなかった。

この映像の一部がツイッター上で投稿されると、西野監督が選手らとハイタッチできなかったことに対し、同情の声が寄せられた。

「顔が切なすぎるw」「ちょっとかわいそう」「ヤ ケ 飲 み」「だれか西野んを抱きしめてあげて!」…

一方で、様々な憶測も流れており、ハリルホジッチ前監督が突然解任された経緯から、まだ選手らと信頼関係が築けておらず、コミュニケーションが取れていないのでは、と勘ぐる向きもあった。

もっとも、「右手にドリンク持ってるんだから、大迫はハイタッチ求められてるとは思わんかったんだろ」「まあ選手も興奮してたでしょうし。。 故意に無視したわけではないでしょう」といった指摘は出ていた。

https://www.j-cast.com/2018/06/20331837.html?p=all

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