「W杯2018予選」カテゴリーアーカイブ

W杯予選 シンガポール vs 日本

シンガポール

シンガポール 0-3 日本
得点 金崎夢生(前半20分)
本田圭佑(前半26分)
吉田麻也(後半42分)
警告 森重真人(後半20分)

採点

交代選手

選手 採点 寸評
GK 西川周作 5.5 ほとんどシュートされる事もなかったが、無失点に抑えた
DF 長友佑都 5.5 何度も攻撃参加をみせたが左サイドを決定的に崩すには至らなかった。開始早々相手に削られるなど不運な面もあった。
DF 森重真人 6.0 相手に膝付近を蹴られるなど危険なプレーに苦しんだが、重要な場面では完全に押さえ込んだ
DF 酒井宏樹 5.5 何度も攻撃参加をみせたがクロスの精度には課題を残した
DF 吉田麻也 6.5 ハイボールの処理でクリアミスなどもあったが無失点に1ゴールで補って余りある
MF 柏木陽介 6.5 ワンポイントで違いを見せるパスも合ったが、不用意なパスミスも目立った。精度の高いクロスで吉田のゴールを呼び込んだ。守備では柏木も相手のダーティーなプレーにやや苦戦した。
MF 清武弘嗣 6.0 消えてしまう時間帯もあったが、高いボール精度のパスとセットプレーで違いもみせた
MF 長谷部誠 7.0 攻撃の組み立て、決定的な場面での守備と攻守に目立った。相手に削られ出血もしたが苦にせず中盤を制圧した。この試合のMoM候補
FW 本田圭佑 6.5 サイドというより相変わらずゴール前の動きで違いを作り、2点目のゴールでは相変わらず高い得点能力を見せた。スタミナが持たずに後半は足が止まり消えてしまった。
FW 武藤嘉紀 6.5 いい形は何度も作ったが自らはゴールは出来なかった。ゴール前の大事なシーンでは適切なポジションで絡みアシストは決めた
FW 金崎夢生 6.5 先制点で代表初ゴール。試合の流れを作った。相変わらずドリブルは一流だが沢山のシュートチャンスに決めきれずCFとしては物足りなさも感じた。サイドの方が生きるのではないだろうか。
MF 香川真司 6.0 相変わらずワンタッチの上手さは圧倒的だったが、得点に繋がることはなかった。
FW 原口元気 6.0 後半38分から途中交代で出場で時間は短かったが、攻守に大胆に走り回り時間帯を考えた戦略的な動きを見せた。
FW 宇佐美貴史 5.5 ドリブルでの勝負には可能性を感じたが、結果は出せなかった。
監督 ハリルホジッチ 5.5 最低限の課題であった主要メンバー以外での勝利は手に入れた。良かった点としては、まず勝利した。主要メンバー以外をスタメンに起用できた。清武と柏木を入れる事でセットプレーが一気に充実した。引き分けた前回のシンガポール戦よりは最後の決定力の部分で改善があった。

課題としては、相手が弱すぎてこのメンバーが通用するのかわからなかった事。ラフプレーを繰り返す相手に怪我人が出た事。組み立てが長谷部に重度に依存している事。相変わらずハイボールを処理できるFWを組み合わせておらず放り込みはもっぱらDFの吉田、森重の得点力に頼っている事。その為ハイボールのクロスがセットプレーでしか決定力を持っていないこと。守備でも相変わらず敵のロングボールや放り込みで冷やりとする部分が。MFやDFに清武や柏木、長友といった高さがなく攻撃的な選手を配置してSBによる攻撃をする場合に、強豪相手の試合となったら恐らくいつものように容易にDFが崩壊するのが目に見えておりW杯前から続く代表の守備の課題がむしろまた浮き彫りになっている。

試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

「まずは選手におめでとうと言いたいです」
「我々はもう少し点が取れたと思います」
「ディフェンスに関してしっかりボールを奪えてよかったと思います。オフェンスに関しても美しいアクションはあったが、慌てたことと少し運も悪かった」
「こういう試合はもうちょっと(点を)取るべきだと思います」

日本代表の印象

メンバーを入れ替えた事で不安定になるかと思われたが無失点。得点も3点と、コンディション面を重視したメンバーにして交代を生かすことで、かえって前回の引き分けたシンガポール戦より安定した。ただしチームの総合力としてはこのメンバーのレベルが必ずしも高いとはいえない部分もあったが、主要メンバーが抜けた状態での始めての試合という事を考慮すれば十分な成果があった。特に清武柏木のセットプレーには可能性を感じた。

試合の総評

圧倒的なアウェイでの試合であり、シンガポールも前半には危険なプレーを繰り返し削りに来るが何故かファールにはならず日本側だけが笛を吹かれるというパターンが続き苦しむ。開始早々長友が削られ少し痛め、森重は膝に向かって足裏で踏みつけられるなど最近の代表の試合では稀に見る汚さ。柏木は競り合いで相手の手で顔をやられ、長谷部は頭から出血。清武はユニフォームをつかまれて破れてしまうという事態も発生した。特に相手の21番と6番は危険なプレーが目立った。前半で2点入れて2-0で折り返した事で若干よくなったが危険なプレーは後半も続いた。

スタッツを一つ二つ

Singapore vs. Japan - 12 November 2015 - Soccerway
http://int.soccerway.com/matches/2015/11/12/asia/wc-qualifying-asia/singapore/japan/2028672/

W杯予選 シリア vs 日本

シリア 0-3 日本
得点 後半10分(日本)本田
後半25分(日本)岡崎
後半43分(日本)宇佐美

採点

選手名 採点 寸評

今回は試合を見てないので採点はなし。

試合後の監督のコメント

 ロジカルな勝利だったと思う。これがわれわれの目的だった。前半は満足していないが、その後修正した。後半はゲームコントロールの面、特にゴールを決めるところでよくなった。初めてPKを取ったが、それも含めてこの勝利はわれわれに良いものをもたらした。ただチームはもっと向上すると思う。この勝利のスパイラルを続けなければならない。

──後半の修正点は?(大住良之/フリーランス)

 特にボールを使ってゲームを支配することだ。われわれは簡単なパスミスをしていたが、グラウンドが柔らかく疲労もあったと思う。背後へのプレーがなかなかできず、足元で(ボールを)もらうシーンが多かった。そのため、相手は後ろに残った状態のまま前に向かって守備ができた。後半はいくつかの良いアクションがあったが、ワンタッチを伴ったプレーをすることでかなりのチャンスが作れた。左からの素晴らしいアクションで点が取れなかったのが残念だが、そうしたプレーがわれわれのプレーのアイデンティティーとなる。繰り返しになるが、このチームはまだまだ向上の余地がある。われわれのグループで一番難しい相手に勝つという目的を果たすことができた。ただし(選手は)少しプレッシャーを感じていたのかもしれないし、テクニックも習慣化されていない印象だ。後半、より多くのものをもたらしてゴールにつながった。

──ハーフタイムの修正によって勝利できたことをどう評価するか?

 何人かの選手に修正を加えた。山口(蛍)、長谷部(誠)と(香川)真司。さらに本田と原口( 元気)。彼らが広がった状態になって、足元でもらう動きが多かった。岡崎と真司、本田、原口には、お互いもう少し近くでプレーするように要求した。個人よりも組織のアクションが増えると考えたからだ。人が動いて、もっとボールが動くことを要求した。

http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510090001-spnavi

ニコ生にあったロングハイライト

ハイライトを見た感想

これを見た限りこの試合で重要だったのは、PKを取った岡崎だと思う。その後岡崎自身でもゴールを決めており、FWとしては圧倒的。現在レスターではチーム状況はいいものの岡崎個人は割りと不遇な扱いになっているが、やはり選手としては衰えてはいなかった。MoMも岡崎だと思う。勿論香川、本田も重要な働きはしていたが、相変わらず香川はシュートには消極的なようで、本田もスピード不足と、右足が使えない為シュートが打てないという感じで、二人とも気になる点も相変わらず同じような感じ。

注目した選手
 原口、清武、宇佐美は注目に値する動きをした。前半の原口が運動量があり意外と良かった。それと清武が完全に復活しており、怪我の前どころか全盛期のようなプレーを連発していた。メンタルとコンディションさえ維持できれば、これからは清武の時代も来るのではないだろうか。特にMFは長期的に見ると本田、長谷部の高齢化で必ず補強が必要なのでポジション的には空きが出る。宇佐美は相手の足が止まってきている状況での破壊力があった。ただ、宇佐美は今の所波がある選手なのであとは安定してこのパフォーマンスを続けられるかも課題。

スタッツ

Syria vs. Japan - 8 October 2015 - Soccerway
http://int.soccerway.com/matches/2015/10/08/asia/wc-qualifying-asia/syria/japan/2028677/

W杯予選 アフガニスタン vs 日本

アフガニスタン 0-6 日本
得点 香川真司(前半10分)
森重真人(前半35分)
香川真司(後半5分)
岡崎慎司(後半12分)
岡崎慎司(後半15分)
本田圭佑(後半28分)

採点

選手 採点 寸評
GK 西川周作 5.5 ほとんどシュートを打たれることもなかったが0点に抑えた。パスミス、クリアミスなどが少し目に付いた
DF 長友佑都 6.5 堅い守備を見せた。攻撃面では浮かせたボールが基点となるシーンも
DF 森重真人 6.5 ロングパスの精度に課題は残したが1ゴール。守備では完璧に押さえ込んだ
DF 酒井宏樹 5.5 右サイドからはあまり決定的な形にならなかった。
DF 吉田麻也 6.0 手堅い安定した守備を見せた
MF 本田圭佑 6.5 1ゴールはしたが、コンディション面では不安の残る動き
MF 香川真司 7.5 早い時間での得点で試合の流れをつくり、3点目で決定付けた
MF 山口蛍 6.5 カウンターになりそうなシーンを何度も潰し守備で貢献した
MF 長谷部誠 6.5 カンボジア戦よりは積極的な攻撃参加を見せたが決定機に外しゴールにはつながらなかった
FW 原口元気 6.5 持ち味の中に切れ込むドリブルで何度も突破した。突破した後のクロスは精度に欠けたが、ショートパスでは香川との上手い連携を何度かみせた。後半は何故か右SBをやる事になったがSBの動きはあまり慣れているとはいえなかった。
FW 岡崎慎司 7.0 ハイボールに合せるシーンでは苦労していたが、流れの中ではしっかりと仕事をし2得点
FW 宇佐美貴史 5.5 交代で入ったが違いを作る事は出来なかった
FW 武藤嘉紀 5.0 ドリブルでは突破できなかったが体を使ったプレーでファールなどを取っていた。ただしアフガニスタン相手という事を考えるとストロングポイントのフィジカルを使ったドリブルで突破できなかったというのは逆に課題
MF 遠藤航 5.5 遅い時間で投入された為、評価するのは難しいが、短い時間では特に違いは作れなかった
試合後、ハリルホジッチ監督のコメント

 -6-0の快勝

 ハリルホジッチ監督 この大差で勝ってすばらしいと思います。それを要求していたのでこのような日にこのような大差をつけて勝つのは難しかったので、よくやってくれた。

 -次のシリア戦に向けて

 ハリルホジッチ監督 しっかり休んで、そこからだと思う。しっかり休んだ後に次の準備をしたいと。おそらくこのグループで一番強いのはシリアだと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000142-nksports-socc

日本代表の印象

基本的には圧倒的に攻め失点もなくシンガポール戦の二の舞は避ける事ができた。しかし、本田と岡崎は若干疲労も見えた。移動距離が長い海外組みは構造的に常にコンディション面での問題があると思う。何らかの対応はしなければいけないだろう。アフガニスタンやカンボジアのような相手には本来ターンオーバーでスタメンから温存しても良かったのではないかと思う。それにその場合、宇佐美や武藤、原口などの実力を試すにはアフガニスタンでも程よい実力になるのではないだろうか。

試合の総評

アフガニスタンは、前回のカンボジアやシンガポールに比べれば攻撃をする動きが見られたが、全体としては終始日本が攻撃し続けほとんどハーフラインを超える事なく0-6で試合を終えた。日本側の攻撃に関しては、いつもの香川、岡崎、本田の3人だった。守備は大体、森重、吉田。それ以外の交代で出た若手などには決定的な部分での仕事に少し不満が残る試合だったかもしれない。

スタッツを一つ二つ

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W杯予選 日本 vs カンボジア

日本 3-0 カンボジア

チームの得点を書くほどの試合ではなく、一方的な展開だったので、特に注目した日本の選手と戦術についてだけ。特にマスコミの評価とかが毎回代表戦はおかしい気がするので、これが普通じゃないのと思った事を重視して書いて見る。

点が取れない問題

点が取れない問題で、何がダメなのか。まず、シュートを打たない。30本打ったというけどチャンスに打った本数は少ない。チャンスにパスで、見かねた選手が中に切れ込む。中に入りすぎて結局ゴール前にDFを並べてからシュートをしている。そりゃはいらないよね。でも、その前には打つチャンスがなかったわけではない。その上、あそこまで下がらせてゴール前しか人がいない。その割りに開いた後のクロスの精度が低いし、中であわせる武藤や岡崎は前に行き過ぎててボールにあってない。なんか今の日本代表というのは非常に基本的なことのレベルが低いまま、変わったプレーに特化して質が上がっているというのがよく分った。

 1.シュートを打たない
 2.中に切れ込みすぎ
 3.中にDF並べてるのにフリーのクロスが精度低すぎ
 4.中にDF並べてるのにフリーのミドルが少なすぎ
 5.セットプレーが酷すぎ
 6.責任問題

左サイドが機能しなさすぎ

露呈したのは武藤の連携の出来なさ。左サイド武藤だった時には長友とも中とも全くあわないまま試合をしていた。武藤が中に切れ込みすぎていたのは間違いなく、武藤と長友との連携もなかった。日本代表の攻撃は終始右サイドの本田酒井に頼っていた。ボール自体はは左サイドにも展開したが、武藤サイドから崩す事は結局最後まで出来なかった。また中にDFを並べているカンボジアに対して、武藤が中にドリブルを仕掛ける意味もよく分らなかった。むしろサイドに開いて縦に突破からクロスかマイナスに折り返すとか、中央に戻してバイタルから相手を引き出すミドルとか、サイドチェンジとかそういう右サイドで普通に行われていた組み合わせが何故か左サイドでは機能しなかった。

日本代表のクロスは下手

「俺たちのサッカー」とかいうパスサッカーっぽいものをやりすぎた弊害か、恐ろしくクロスが下手になっているのではないかと。相手がカンボジアならクロスを放り込んでも勝てない相手ではない。戦術の問題はいいわけにはならない。相手DFと比べて高さでも勝ってる。クロスはフリーで上げ放題、何故一度もあわないのか。アレだけ上がったクロスがあるにもかかわらず、中でボールをあわせる岡崎、武藤のあわなさ。現代表はクロスを上げる方もあわせる方も下手だといって良いだろう。Jのチームでもカンボジア相手ならばクロスで点を取ることができるのではないか。

ミドルシュートを何故か打たない

次に、ミドル。普通はあそこまで相手が引いたら引き出す為にミドルを打つのは常套手段だけど、ミドルを打たない。唯一打って決めたのは本田。山口はミドルの精度が低すぎ。凄く寄せられているわけでもない場面でアレだけ枠外というのはまずい。まあそれでも打たなかった長谷部の100倍くらい山口の方が個人的な評価は高い。あれだけ下がられた状況というのは明らかにミドルを打つべき状況だし、バイタルエリアでフリーでボールを持ってミドルも十分打てる長谷部と山口が打たないという選択肢はないでしょ。事実日本の得点は本田と吉田のミドルシュートだったのだから、ミドルが決定的に有効だった事は試合中の得点で証明しているようなもの。

プレースキッカーもいなければ、セットプレーの作戦もない

セットプレーのCKの時の頭のあわなさも相当に酷い。CKの精度も遠藤と比べると相当に問題を感じる。以前の遠藤がいた時はCKはチャンスだったしFKは中村がいればかなりの確率で入るイメージがあった。今は一体どうなっているのか知らないが、あのCKでは10回やっても20回やっても入らないのではないかと。実際この試合での9回のCKは全くいい感じではなかった。そもそもキッカーだけではなく、合せるべきタワーがFWにはいないし、交代カードにも高さ対策は用意されていないように思う。

FWが不調すぎ

アレだけ攻めているのに点が入らないのは正直DFのせいではない。どう考えても攻撃陣が点を取れていない。責任問題で考えるならこの試合でDFを攻める事は出来ない。SBですら酒井や長友が致命的なミスをしたわけでもなく、クロスも沢山あげていたし、右は本田と連携して酒井はむしろ攻撃の核になっていた。長友も香川が左に流れてからは非常に上手く機能した。この試合のメンバーで言うと一番ゴールに近くてチャンスもあるFWの責任は相当にでかい。

次になんといっても香川。いつもは戦術的な問題点で香川擁護をしているが、この試合のシュートに関しては擁護できない。どうみてもメンタル的な問題を抱えている。ドルトムントでは好調で、代表ではこれというのは明らかに精神的なものとしか思えない。しかも問題が代表にのみあると考えると、その理由はかなり絞られるのではないか。これだけメンタル的に影響を受ける選手だというのが分っていれば、よく分らない謂れのない中傷の影響も気になる。代表での香川といえばよく分らないメディアスクラムによって叩きまくられており、よく分らないプロレス的な本田と香川の対立軸で戦わせられているという。本来はサッカー協会がもう少し選手を守るべきだろう。芸能人じゃないんだからね。

 1.武藤連携できなさすぎ
 2.マスゴミの口を閉ざさせるべき

監督の采配について

先発メンバーについて

先発メンバー自体は、非常に無難なので特にいう事もない。ザックの戦術をそのままやるなら、メンバーに遠藤がいない事が問題かなと思う程度。今のメンバーから考えても、せめて柴崎か太田を出さないとセットプレーやクロスが物足りない。

試合中の交代について

ハリルが直ぐに武藤と香川の位置を入れ替えたのは非常に理解できる采配だった。変えた途端、左サイドは機能し始め長友のよさも香川の良さも目立ち始めた。連携で崩すというザックジャパン風の攻撃においては武藤が相当なネックなのはこの試合の展開からは明らかで、そういう意味ではそれを見抜いて位置を交代させたハリルの現場での観察眼は興味深い点だった。またその後中央でも機能しないと見ると宇佐美と武藤を交代し、宇佐美で左サイドにした場合に機能するかの確認もできて、宇佐美だと長友との連携も香川との連携も右サイドに比べて劣るわけではない事が分った気がする。
そして疲労問題を考えて海外組みで日程が厳しい岡崎やコンディション調整が難しくなっている本田を温存して交代したのも非常に分りやすい交代だったと思う。

戦術について

特に目新しい戦術はなく、結局古いポゼッションサッカーのスタイルに戻っていたし、相手が引いてくる場合にはむしろザックジャパン風のやり方の方が遥かに機能しそうだという事しか分らなかった。以前だとこの状態に加えて遠藤や中村のセットプレーが武器となっていたので、今のメンバーの場合はザックジャパン風にしてもピースが欠けており相手が引いてこられるとイマイチ攻撃力に欠ける事も分った。

Japan vs. Cambodia - 3 September 2015 - Soccerway
http://int.soccerway.com/matches/2015/09/03/asia/wc-qualifying-asia/japan/cambodia/2028673/