「Jリーグ」カテゴリーアーカイブ

ロベルト・ドナドニのJリーグ評「セリエAと遜色ないレベル」

  • セリエAと遜色ないレベル
  • 俊敏で反応が素早い。
  • FWは人材が乏しいようだ。仕留めるメンタリティーが足りない

セリエAで攻撃的MFとして強豪ACミランの黄金期を築き、イタリア代表の監督も務めたロベルト・ドナドニ氏(55)が23日までJ1を視察した。レベルの高さに感心した様子で「私に興味を持ってくれるのであれば喜んで話をする」と将来、Jリーグで指揮を執ることにも関心を示した。

今回は「見識を深めるため」に来日。6試合を会場で視察し「セリエAと遜色ないレベル」と印象を口にした。個の能力については「俊敏で反応が素早い。現代サッカーに不可欠な要素だ」と評価した一方で「FWは人材が乏しいようだ。仕留めるメンタリティーが足りない」とも指摘した。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/201809260000067.html

浦和、乱闘騒ぎに加わったとして2万ドル(約220万円)の罰金処分下されている

ACLで韓国のチームともめて韓国のベンチから飛び出したサブの選手に肘で殴られた浦和が何故か罰金処分になったというニュース。間違ってるだろこれは。一方的に殴られて追い掛け回されてるのになぜ浦和に罰金なのか。理解に苦しむAFCの処分。

  • 済州:4万ドル(約440万円)の罰金
  • 浦和:2万ドル(約220万円)の罰金

あの一方的にな暴行事件が何故喧嘩両成敗になったのか。

 アジアサッカー連盟(AFC)は9日、先月30日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で浦和レッズと対戦した際に乱闘騒ぎを起こした済州ユナイテッドに対する処分を発表した。

 この一戦では、試合中の小競り合いをきっかけにベンチに座っていたペク・ドンギュがピッチに入って浦和のMF阿部勇樹にエルボーを見舞い、レッドカードを提示された。試合後には済州の選手たちが過度な抗議などでレッドカードとなっている。

 AFCは、2枚のイエローカードで退場となったチョ・ヨンヒョンに6ヶ月の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金処分を科した。ペク・ドンギュには3ヶ月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金、クォン・ハンジンには2試合の出場停止と1000ドル(約11万円)の罰金処分が言い渡されている。

 また、済州に対して4万ドル(約440万円)の罰金処分が下されたほか、乱闘騒ぎに加わったとして浦和にも2万ドル(約220万円)の罰金処分が下されている。

 韓国メディアによると、済州は処分を不服として異議申し立てに動いている模様だ。

https://www.footballchannel.jp/2017/06/09/post214209/

プレミア、リーガ、セリエの勝敗比較

<

プレミア2001-2011の10年分

20チーム×38節×10年=7600試合
勝2812 (37.00%)
分1976 (26.00%)
負2812 (37.00%)
得点9928 (1.31点/一試合)
失点9928 (1.31点/一試合)

リーガ2001-2011の10年分

20チーム×38節×10年=7600試合
勝2852 (37.53%)
分1896 (24.95%)
負2852 (37.53%)
得点10046 (1.32点/一試合)
失点10046 (1.32点/一試合)

セリエA2001-2011の10年分

18チーム×34節×3年+20チーム×38節×7年=7156試合
(2001、2002、2003シーズンは18チーム、34節)
勝2551 (35.65%)
分2054 (28.70%)
負2551 (35.65%)
得点10046 (1.29点/一試合)
失点10046 (1.29点/一試合)

Jリーグ2006-2010の5年分

18チーム×34節×5年=3060試合
勝1175 (38.40%)
分710 (23.20%)
負1175 (38.40%)
得点4229 (1.38点/一試合)
失点4229 (1.38点/一試合)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1274695552

数値がどこまで正確なのかはわからないけど、Jリーグは意外と点が入るリーグ。そして引き分けが少ない。イタリアはイメージどおり守備が堅い。

Jリーグのユニフォームメーカー

2017年 Jリーグノユニフォームサプライヤー

Adidas(アディダス)

松本

アシックス(Asics)

神戸

アスレタ(Athleta)

八戸

Finta(フィンタ)

山口

ガビック(Gavic)

水戸

ゴル(gol.)

相模原

Kappa(カッパ/フェニックス)

札幌

ミズノ(Mizuno)

名古屋、愛媛

New Balance(ニューバランス)

岐阜

Nike(ナイキ)

鹿島、浦和、広島

Penalty(ペナルティ/ウインスポーツ)

岡山

Puma(プーマ)

磐田、清水、C大阪、熊本

サッカージャンキー(Soccer Junky)

横浜FC

スボルメ(Svolme)

町田、YSCC

Umbro(アンブロ/デサント)

FC東京

Under Armour(アンダーアーマー/ドーム)

大宮

ヨネックス(Yonex)

2016年 Jリーグノユニフォームサプライヤー

メーカー 供給チーム数
Puma 6
Adidas 5
Athleta 5
Gol. 3
Hummel 3
Mizuno 3
Nike 3
Penalty 3
Svolme 3
Finta 2
Kappa 2
Mitre 2
New Balance 2
Umbro 2
Asics 1
Bonera 1
GAViC 1
Goldwin 1
le coq sportif 1
Soccer Junky 1
Under Armour 1
Wacoal 1
Yonex 1

Puma(プーマ)

川崎、磐田、清水、C大阪、熊本、大分

adidas(アディダス)

横浜FM、仙台、新潟、松本、金沢

アスレタ(Athleta)

福岡、東京V、讃岐、栃木、秋田

ゴル(gol.)

岐阜、相模原、藤枝

Hummel(ヒュンメル/エスエスケイ)

長崎、鳥取、福島

ミズノ(Mizuno)

甲府、愛媛、徳島

Nike(ナイキ)

広島、浦和、鹿島

Penalty(ペナルティ/ウインスポーツ)

湘南、岡山、長野

スボルメ(Svolme)

町田、盛岡、YSCC横浜

Finta(フィンタ)

群馬、山口

Kappa(カッパ/フェニックス)

千葉、札幌

Mitre(マイター/イミオ)

琉球、鹿児島

New Balance(ニューバランス)

鳥栖、山形

Umbro(アンブロ/デサント)

G大阪、FC東京

アシックス(Asics)

神戸

ボネーラ(Bonera)

北九州

ガビック(GAViC)

水戸

ゴールドウイン(Goldwin)

富山

le coq sportif(ルコックスポルティフ/デサント)

名古屋

サッカージャンキー(Soccer Junky)

横浜FC

Under Armour(アンダーアーマー/ドーム)

大宮

ワコール(Wacoal)

京都

ヨネックス(Yonex)

サッカーは走行距離が多いほど勝てるのか?

最近Jリーグでは色々なスタッツを公式サイトから見ることが出来るのだけど、その中に走行距離がある。オシム以来、走るサッカーというのが言われているが、走っているチームは本当に勝てるのだろうかという事が気になったので調べてみた。

トラッキングデータ 走行距離ランキング:Jリーグ.jp

まずはこちらが、Jのチームの走行距離。平均で出されているのもチーム傾向が分りやすくていい。そして次はチームの順位

Jリーグ 順位

なんというか、まず目に付くのが湘南、新潟、サガンで、この走行距離3トップがリーグでは最下位を争っており、走行距離では最下位近くにいる川崎が順位では1位。ひょっとしてこれはむしろ走らない方が強いのではないかという疑惑すら生まれる関係性。

勝手な感想

「走るだけじゃ勝てない」

データとしてみた時、上位と下位にはむしろ走行距離と順位は全く逆の関係性にあり、少なくともJリーグにおいては、ほぼ走行距離と勝率にあまり関係性はないようにみえる。まあ良く考えたら当たり前だよね。そういえばオシムも「走るサッカー」ではなく「考えて走るサッカー」を持論としていたわけで、考えなしに走っても意味ないのかもしれない。

ただし、データは注意深く見る必要があるとは思う。全体でみると走行距離上位の浦和と柏、ガンバなどJではここ数年勝ち続けている強豪が多いのも確か。必要以上に走るだけでは勝てないが、走らなければ勝てるわけではない。全体の走行距離が119kmの時は勝率が著しく落ちるが、116km前後ではむしろ勝率が高い。

ちなみに、ブンデスリーガでは走行距離とスプリント回数に勝るチームが勝つ確率が高いというデータがある。なぜJリーグ違うのかも気になるところ。以前から勝つためにスタッツを詳細に分析して来ていた欧州のチームと比べ、Jリーグではこの走行距離を公開しだしたのは比較的最近の話なので、単純にJではまだ分析が進んでいないのかもしれないし、そもそもスタッツ以前に戦術レベルがブンデスリーガと比べると劣る可能性も否定できない。なにしろ走っているのに勝てないということは完全に無駄に走っているという事になるわけで、これは選手の純粋な走力の問題ではなく戦術的な問題が大いにありそうだ。

代表の怪我人の多さはU23でも同じ傾向に・・・

U23代表 アジア予選優勝以降のけが人続出

9 U-名無しさん@実況・無断転載は禁止です (ワッチョイ 3b08-G0cz) sage 2016/05/22(日) 01:22:06.35 cYjPnVu50

1月メンバー(FPオンリー)
松原 怪我
山中 怪我
亀川 怪我 NEW!
奈良 怪我
室屋 怪我
岩波 怪我 NEW!
植田
三竿
大島 怪我→復帰
遠藤
原川
矢島
中島 怪我
豊川 怪我
南野
井手口 怪我→復帰
久保 怪我
武蔵 怪我
浅野 怪我→復帰
阿道

洒落にならん

http://hanabi.2sc.net/test/read.cgi/soccer/1463847551/

あんまりU23期にしてなかったけどこれは酷い。数人の怪我があるくらいならおかしくはないが、並んだメンバーを見るとむしろ怪我人の方が多いという。海外組みを使うと怪我人が多くなると長い間、日本代表は弁護されてきたと思うけど。これを見るとほとんどJリーグなので、海外組みと違って移動による負担で怪我をしているとは思えない。つまり代表とリーグ(J、海外リーグ問わず)の日程調整が全く機能していないとしかいえない。普通のチームでこれだけ怪我人が出たらフィジカルコーチは首になるレベルだと思うが。

red-30141_640

好調を維持するドルトムントと欧州の異常な日程から導き出される事

去年書いたけど公開するのを忘れていたので、今更だけど2月末の日程と絡んだ話なので良いかなということで公開。

16日に行われたDFBポカール3回戦で、ボルシア・ドルトムントはアウェーでアウクスブルクと対戦し、2?0の勝利を収めた。MF香川真司は途中出場で1アシストを記録している。

10月にブンデスリーガで対戦した際はドルトムントが5?1と大勝したこのカード。前半はスコアが動かず、0?0で折り返す。

ドルトムントは前半途中にトラブルがあったベンダーが交代し、ソクラティスが入って後半開始。試合が動いたのは、58分に香川が投入された後だった。

ドルトムントは61分、中央からムヒタリャンが右前方にスルーパスを送ると、これはDFの裏を取れず。しかし、ピシュチェクが相手がクリアするコースに入ってブロックに成功し、中央にこぼれたボールをオーバメヤンが決めた。

香川のアシストは66分。ペナルティーエリア左手前から中央に横パスを出すと、前を向いて受けたムヒタリャンが持ち出して右足でシュート。追加点を奪った。

これで楽になったドルトムントは、3点目こそ決められなかったが、しっかりと勝ちきって次のラウンドに駒を進めた。

http://www.goal.com/jp/match/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF-vs-%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88/2166649/report

アウグスブルク戦でのトラップで交わしてからの又抜き

異常な日程

良くプレミアが日程が厳しいというが、実はELやCLに出ているチームはブンデスでも他のリーグでも実は日程は厳しい。ELやCLがグループさえ突破すればいい時期から負けられない決勝に入ってくるし、カップ戦もあるので純粋に試合数が多い。ドルトムントも12月にはいってから11日、14日、17日とほぼ3日間隔で試合があり、更に19日にまた試合がある。

ドルトムント結果 - Goal.com

今後の日程も見ると酷い時期がある2月の26日、27日に至っては連日の連戦で、更に中3日あけて3月2日に試合がありその後も3月5日とどうやってこの日程をターンオーバーでやりくりするのかある意味興味深い。ただ、Jリーグや代表戦などと違い、欧州の強豪チームは一応メンバーをそろえてあるので運動量が多いポジションにはスタメンになれる程度の選手を複数いることが多い。ドルトムントも運動量の多い、MFやサイドには一つのポジションに二人くらいは選手がいる。SBにはやや不安が残るが。
ドルトムント日程 - Goal.com

スタメンの固定は不可能

この日程からいえる事は欧州の強豪チームのように試合数が多い場合は、チームのスタメンを固定すると選手が疲れてしまいコンディションの悪化やパフォーマンスの低下があり、最悪の場合は怪我をする。その為、事実上強豪チームではスタメンを完全に固定すると言うのは不可能。特に運動量が多いポジションのメンバーは必ずスタメンレベルのサブを用意しローテーションさせながら使う。日本で言えば野球の投手のような使い方が必要になっている。

香川がスタメンを落ちたとかよく分らない批判が2chでされているが、こういう試合日程を少し知っていれば意味不明な監督批判など出来るわけがなく、そもそも試合を見ている香川ファンなら見る方も試合日程を気にしているので直ぐ分る問題だと思う。恐らくこの辺を理由にトゥヘル批判をしている層は、そもそも試合を見ているファンですらないのではないかと。カップよりさらに重要な優勝争いをしているリーグ戦の試合が二日後にある状態なわけだから、香川に限らず日程がつまっていたこの数試合はメンバーがかなり入れ替わっている。

Jリーグの日程問題とベストメンバー規定

この問題についてはJリーグとの比較が面白いと思う。Jリーグでもガンバ大阪が3冠によってJのチームとしては異常に試合数が増えてしまうという問題があった。Jの場合CLやELなどの住み分けがないので、勝つチームだけが一方的に日程が厳しくなる。更にこれに絡んだ問題としてよく言われるのが「ベストメンバー規定」

ベストメンバー規定(ベストメンバーきてい)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)やVリーグにおいて、常時「その時点における最強のチーム」をもって試合に臨まなければならないとする規約・規定の通称である。

この規定によって実際にベストメンバーでスタメンを固定しなければいけないという解釈につながり、結果的に同じ選手ばかりを厳しい日程の中使う事になってしまい、チームが厳しい日程耐えるのが難しい状態になっている。Jリーグによく言われる日程問題は実は本質的には「選手のローテーション」の問題だともいえる。ただし、この規定自体に意味がないものだったというわけでもなく、これによって欧州などで横行している八百長問題をある程度防げているのではないかとも思える。

ベストメンバー規定の主な目的は、totoなどに絡む八百長試合・無気力試合の防止、スター選手のプレーを目的に観戦に訪れるファン・サポーター、または資金を提供してくれるスポンサーへの配慮などである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E8%A6%8F%E5%AE%9A

Jリーグは批判に晒されがちだが、こういう意味ではいい事もある。審判が厳しく取り締まり怪我が増えずに、八百長がしにくいのでスポーツとしての競技性が十分保たれている。ここに関しえてはむしろ欧州より一歩リードしている部分もあると思う。欧州では頻繁に八百長問題が起きており、サッカー賭博と絡んでいる。更にその賭博にはマフィアなどとのつながりがあるといわれて最近でもイタリアでは八百長問題(カルチョスキャンダル)によりチームが2部に降格するなどという問題が起きていた。

従って、単純にシステム的にどちらがいいとはいえないが、少なくともJリーグにおいてもACLなどの重要性が増している事、更に試合数を増やす事で集客人数を増やせる事を考えれば、試合日程での公平性を保ちつつ八百長を回避する新しいシステム的なサポートが必要なのではないかと思う。少なくとも競技性という今までのJが重視していた観点から見ても一方だけが疲れた状態で試合をするのは望ましいといえない。

高校サッカープレーヤー500人が選ぶJクラブでプレーしてみたいチームトップ10

「高校サッカープレーヤー500人が選ぶJクラブでプレーしてみたいチームトップ10」は以下となった。
第1位 ガンバ大阪(123人)
第2位 浦和レッズ(99人)
第3位 名古屋グランパス(44人)
第4位 鹿島アントラーズ(34人)
第5位 松本山雅FC(29人)
第6位 セレッソ大阪(26人)
第7位 サンフレッチェ広島(19人)
第7位 横浜F・マリノス(19人)
第9位 川崎フロンターレ(18人)
第10位 FC東京(15人)

http://footies.jp/life/923

Jリーグを育成するサンフレッチェ

サンフレッチェ広島が優勝したらしい

サンフレッチェがJリーグの年間優勝していたのが中継されていた。Jリーグって何か今までだと優勝決定が近づいても何故かTVでは放映していなかった気がするけど、2シーズンになってTVで決定戦だけ放映しやすくなったのかもしれない。

サッカーJ1の年間優勝を争うチャンピオンシップ決勝の、サンフレッチェ広島とガンバ大阪の第2戦は、1対1で引き分けましたが、サンフレッチェが2試合の合計で上回り、2年ぶり3回目の優勝を果たしました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151205/k10010331141000.html

サンフレッチェ広島  SANFRECCE HIROSHIMA
サンフレッチェ広島の公式ページも優勝にあわせてこんな感じに

サンフレッチェのコストパフォーマンス

なんとなく色々見ていたらサンフレッチェがいいチームにおもえてきたので、その辺について色々書いてみる事にした。まず下の評はJ1のチームの総年俸。見てもらうと分るが、サンフレッチェは優勝したがランキング低い所に注目してもらいたい。

順位 チーム名 2015年 総年俸
1 ガンバ大阪 10億3880万円
2 浦和レッズ 9億9580万円
3 横浜F・マリノス 8億5010万円
4 ヴィッセル神戸 7億6960万円
5 FC東京 7億3780万円
6 名古屋グランパス 7億970万円
7 サンフレッチェ広島 6億3620万円
8 鹿島アントラーズ 6億1820万円
9 柏レイソル 5億6200万円
10 川崎フロンターレ 5億5880万円
11 清水エスパルス 5億1180万円
12 サガン鳥栖 4億1460万円
13 ベガルタ仙台 3億8200万円
14 アルビレックス新潟 3億7180万円
15 湘南ベルマーレ 3億5500万円
16 モンテディオ山形 3億2240万円
17 松本山雅FC 3億1520万円
18 ヴァンフォーレ甲府 2億6020万円

http://www.soccer-money.net/team/in_team.php

安くても優勝するサンフレッチェが意味する所

見たら分るようにサンフレッチェはJ1でも7位と総年俸が極端に高いわけではない。しかし優勝している。そして浦和レッズは「サンフレッズ」などと2chなどではよく言われているように、サンフレッチェから沢山の選手を引き抜いてきたので、浦和には以前サンフレッチェ所属だった選手が多い。年間勝ち点1がサンフレッチェで、2位がレッズなので、これは結構なことだと思う。

これが意味している事は「サンフレッチェがいい選手を育成している」ということだと思う。浦和に引き抜かれても次々にいい選手が出てこなければサンフレッチェが優勝できないわけで、しかも年俸が低いという事は他のチームから金で引き抜いているともいえない。外人に頼っているともいえない。これはかなり重要なことだと思う。

際立つガンバの稼働率

以前のクルピが監督だった時代のセレッソが次々にいい選手を輩出したように今はサンフレッチェとガンバは見るべき点があるチームだと思う。ガンバも年棒は高いがユースなどから育った選手も多く、しかも去年3冠だったため今年の試合数が異常に多い中での成績。ACLも捨てずにすべてしっかり試合をした点は見るべき点があるだろう。特にガンバでは宇佐美、今野(今野はスタッツを良く見る私としては凄い選手だと思うのだけど中々見合った評価がされていないように思う)は足跡を残したといえるのではないだろうか。これは浦和が事実上ACLを捨てたことと対照的にガンバを褒めていいところだと思う。

サッカー協会とJリーグの際立つおかしさ

勝つほど苦しくなる日程っておかしいでしょ。勝っても負けても試合間隔が極端に厳しくならないようにする調整が必要はあると思う。最低でも欧州のように選手の入れ替えで1チームの稼働率が上がっても大丈夫なように出来る工夫は必要。あまり対策がされていない点をみると、これはリーグ運営している側のな能力不足だと言わざるをえない。