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カバーニレッスン

という名前で掲示板にあったgif画像が面白かったので

大げさに倒れているようにも見えたが、植田は「僕が足の裏を見せた時点で、結果がそうなることは分かっていたし、VARがあることをもっと認識していなければいけなかった」と反省。

「カバーニ選手が倒れるのは当たり前。あの場面になる前に処理したかったし、あの場面になってからもシュートコースに入るなど、違う選択肢を持てれば良かった」

 試合後にはカバーニと言葉をかわしたようで、「写真を見せられて、『当たってるだろ?』と言われた」と改めてファウルを主張されたようだが、「ちょっとしか当たってないだろ」と返したという。しかし、「でも、そういうところのうまさもあるし、そこは僕が気を付けなければいけなかった」

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?277567-277567-fl

カバーニレッスン
「あそこは右足で足裏出すんじゃなくて左足でいけよな」って言ってそう
なぜか知らないけどカバーニはあの強面でもかわいい感じがする。

2019-20 シーズン ルールの改定

2019-20 シーズン ルールの改定

キリンチャレンカップで適応されるというので記事になっていたルールの変更点。

・FKの壁に攻撃側が入れない
・審判にボールがあたったらドロップボール
・ハンドの基準の変化
・PKの変更

 キリンチャンレジカップだけではなく今行われている U20 W杯でも審判にボールがあたってドロップボールというシーンが何度か見れた。ハンドの基準ややわかりにくいが基本的には意図しなくてもハンドになる場合が増えたと考えていいと思う。

PKの軽減

 あと個人的に気になったのはPKの変更。GKの両足がライン上になければいけなかったのが、片足でも乗っていれば良くなった。
 これは今後若干だとしてもPKの入りやすさが下がったのではないかと。最近はPKがあまりに影響力を持ってしまい審判によって試合が決まってしまうことがあるが。PKが少しでも軽くなればいい影響があるのではないのかと。

 以前誰かが冗談で言っていたが、ポストやバーにあたったら0.1点という話。別の話でPKは0.5点くらいでいいという話も見たことがある。似たようなのにレッドカードで退場の前に一時時間制限付きの退場という話も合った。どれもなるほどなと思う一面がある反面。ルールが大幅に変わってしまうのは事実だし今皆が楽しんでいるサッカーのゲーム性が変わりすぎるかもしれない。
 PKが若干GKに有利になるというのはPKを0.5点にするような劇的な影響はなく無難な変更で審判の試合に対する影響力を減らせれる。さり気なく隠れつつされていることになんだか妙に納得したりした。

■ハンド基準の大幅変更
 小川委員長は「さて、これからです。ハンドですね」と切り出したが、まさに今回の改正最大の変更点はいわゆる『ハンド』の反則だ。これまでは「意図的にボールを手で扱ったかどうか」が中心的な基準になっていたが、今後は「意図的じゃない場合でもケースバイケース」(小川委員長)となる。

「手または腕をボールに向かって動かすなど、手または腕で意図的にボールに触れる」行為が反則になるのはこれまでどおり。加えて「手や腕に当たったボールを保持したり、コントロールした後に得点する、あるいは得点の機会を得る」場合、「ボールが手や腕に当たり、直接得点となる」場合もハンドになる。

 説明会ではアジアカップ準々決勝ベトナム戦で日本代表DF吉田麻也がヘディングシュートを放ち、頭から手に当たったボールがゴールに入った場面を紹介。当時は旧規則だったため、最終的にはレフェリーの主観に委ねられる形だったが、今後はハンドであることが明文化された。

 また「手や腕を体から離し体を不自然に大きくすることにより、不当に体の幅を大きくした」場合、「肩の高さより上に手や腕をもっていった」場合もハンドが認められる。なお「意図的にボールをプレーしたのち、ボールが競技者自らの手や腕に触れた場合」は例外(ハンドではない)となる。

 この「不自然」に関する説明では、アジア杯グループリーグ第2節オマーン戦でシュートブロックを試みたDF長友佑都の手にボールが当たった場面、アジア杯準決勝イラン戦でMF南野拓実のクロスがスライディングを試みた相手選手の支え手に当たった場面などが紹介された。

 また、バックパスを受けたゴールキーパーがキックミスをして、流れたボールをゴールキーパーがキャッチした場合には、ハンドにはあたらないという基準も明文化された。ただ小川委員長は選手たちに対し、「最終的にはレフェリーの判断なので、ハンドを取る人もいるかもしれない」という伝え方もしたという。

■PKの変更点
 PKに関する変更では「PKを蹴る競技者が負傷し、治療を受けた場合、その競技者は競技のフィールドに残り、PKを蹴ることができる」という規定ができた。これまではPK直前にフィールドを出た場合、PKを蹴り終わるまではピッチ外で待機することになっていたが、キッカーを務める場合は再入場が認められる。

 続いてはPKに立ち向かうゴールキーパーの変更点も伝えられた。これまでは相手キッカーが蹴る瞬間、GKの両足がゴールライン上になければならなかったが、今後は片足が残っていればよくなった。小川委員長は「片足を乗せてよければより素早く動けるので、魅力あるサッカーが見られる」と説明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-43467844-gekisaka-socc

アジア杯2019予選 ベトナム vs 日本 0-1

0 – 1
得点 堂安 律 後半12分
ブイ ティエン ズン 後半11分
ドゥアン バン ハウ 後半15分
警告

採点

Pos No. 選手名 採点 寸評
GK 12 権田 修一 6.0 危ないシーンもあったが無失点に抑えきった
DF 5 長友 佑都 5.5 攻撃参加よりも安定した守備が光った。長友の裏を身長の低さを狙われてつかれる危険性が付きまとっていたが運動量でカバーした
DF 16 冨安 健洋 6.0 若手とは思えない安定感で、吉田と共にCBコンビを形成しており、CKなどでの攻撃参加も十分期待できるプレーをした
DF 19 酒井 宏樹 5.5 フィジカルでの持ち味は見せたが相手の足元がうまく苦戦した面もあった
DF 22 吉田 麻也 6.5 攻撃参加でもVARで取り消しになったヘッドのゴールなどもあり、攻守にわたっていいプレーをみせた。特にシュートのコースをブロックするプレーで何度もピンチを救った
MF 6 遠藤 航 6.5 中盤の守備的な役割を果たし決定的な仕事をした
MF 7 柴崎 岳 5.5 相手のパスを何度もカットし、パスワークで攻めてくる相手にインターセプトのうまさを見せた。寄せる守備はやや物足りなかったが別の持ち味は十分見せた。また攻撃面でも精度の高いクロスやセットプレーで流れの中での崩しとは違う持ち味を見せた
MF 8 原口 元気 5.0 交代:後半33分OUT 守備面と運動量で中盤を支えたが、いつも通り決定的な仕事もできなかった
MF 9 南野 拓実 5.5 交代:後半44分OUT 裏に抜ける決定的な場面が何度かあったが決めきることはできなかった
MF 21 堂安 律 6.0 PA内で相手のファールを誘いPKで一得点。決定的な仕事をした
FW 11 北川 航也 4.5 交代:後半27分OUT 怪我で先発できなかった大迫と累積カードで出場できなかった武藤に代わって出場。消えている時間が長く、ここ数試合の出来を見ると年齢を差し引いても次の代表選出には希が薄いプレーを「また」みせた。急遽招集されたアジア杯のチャンスだったが。今後も代表に選出されたいのならば何か違いを見せなければ次は下の成果の出ているオリンピック世代を試す時期に入るため苦しい試合結果となった
交代
監督 森保一 5.0 負けれないトーナメントで求められていた勝利で、最悪の展開は免れた。ただしターンオーバーはせず、CFだけを変える形で、交代枠も大迫を使ったため次の試合にツケを回した。そして当初選んだメンバーのもともと持っていたコンディションの問題が噴出しており、スタメン選考の時点で総力戦がうまく機能しにくい状態になってしまっている
試合後、森安監督のコメント

「ベトナムが辛抱強く戦えるチームだということは分かっていたので、本当に難しい戦いになりました」と振り返った。

「選手たちが焦れずに、試合を通して集中を切らさず戦ってくれた。カウンターで危ないシーンがありましたけど、みんなで止めて失点ゼロに抑えられたことは良かったと思います」と指揮官は選手の奮闘を称えている。

 中3日で行われる準決勝では、中国対イランの勝者と対戦する。「これまでも一戦一戦目の前の試合に向けて最善の準備をしてくるということをやってきましたし、一戦一戦成長しながら戦っていこうということを次の試合に向けてもやっていければと思います」と森保監督は意気込みを述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190125-00306516-footballc-socc

日本代表スタメン

武藤がカードの累積で出場停止。大迫が怪我で別メニューの調整を続けていたため先発をはずれ、鈴木の怪我で急きょ招集された北川が出場。しかし北川がここまでの所あまり期待に応えれおらず、今後の代表にはかなり不安が残るCFの組み合わせとなった。DMFは遠藤、柴崎の主力で控えに調子のいい塩谷が入ったことで逆に安定している。SBもベテランの長友と酒井で非常に安定しており、CBも若手とは思えない富安とベテラン吉田のコンビで近年の日本代表ではまれにみるほど固い守備になった。攻撃がSBを除いた左右のサイドのプレーに依存しているためやや火力不足は否定したガタイが1-0で勝つ昔のイタリアっぽいプレー(おそらく森安監督が全盛期に熱心にチェックしたであろう)としては十分なスタメンとなった。

試合の総評

試合は膠着した状況から吉田がヘッドで1ゴールしたがVARで取り消しになり、その後堂安がPA内でファールされてPKも自分で決めて0-1。その後は基本的に無理をしない展開で安定した勝利を収めた。ただしベトナムの技術力が向上していたためもし相手が中東のように中東の笛があったり、韓国のようなら酷いラフプレーをしてきた場合は今後はベトナムは日本イランに次いだ2番手の位置につけるチームになる可能性が高い。

スタッツ

36% ボール支配率 64%
12 シュート 11
4 枠内シュート 6
325(69%) パス(成功率) 707(85%)
2 オフサイド 2
7 フリーキック 12
4 コーナーキック 6
0 ペナルティキック 1

PKでゴールが決まる確率

面白い話だったので。

  • PKは先行有利
  • PKのゴールが決まる確率は6割程度
  • ゴールを決めるにはメンタルが重要

男子W杯のPK戦でゴールが決まる確率

先攻の方が明らかに有利で、後攻では2人目以降の成功確率が50%台以下に大きく低下しているのが分かる。しかも5人目では、先攻が89%、後攻が33%と予想以上にかけ離れた開きが出ている。

 なぜだろうか?

「PK戦は心理戦だからですよ」。鳥越准教授はこう解説する。

 本来、PK戦はゴールキーパーよりもキッカーの方が有利とされる。だから、1人目でも先攻が77%、後攻が69%でやや「先攻有利」になっている。さらに先攻が1人目でゴールを決めれば、後攻のキッカーにより大きなプレッシャーをかけられるというわけ。

 2人目以降になると、この差は一段と増幅される。すでに先攻は優位に立っており、「たとえ外してもまだ同点」と気持ちにゆとりを持ってPK戦に臨める。逆に、後攻は大きなプレッシャーを感じながらボールをけらざるを得ない。こうして、最初の小さな差が雪だるま式に膨らんでいく。

(1)先攻を選んだ方が勝てる確率が明らかに高まる
(2)先攻の1人目が成功したら、試合を一気に有利に進められる
(3)後攻では特に2人目以降、こうしたプレッシャーをはねのける強い精神力が必要になる――ことが分かる。

http://www.nikkei.com/article/DGXBZO35526900S1A011C1000001/

サッカーは思っている以上にメンタルが重要なゲームだなということが、この話からも結構分かる。「勝者のメンタリティ」ってのは本当に言葉だけの問題じゃなさそう。そして数値的には、PKでも3回に1回はは外れると言うこと。実はPKじゃなくてもGKが枠内シュートをセーブする率が4~7割位はある。この辺を理解が普及してれば日本代表でよく見かけるシュートを外した選手への異常なまでの叩きは減るんじゃないのかと思ったり。