香川放蕩息子から救世主に格上げ

アーセナル戦の試合前の小ネタ

アーセナルTVの街頭インタビューでドルトムントが勝つと予想した女性サポが理由を聞かれて「私達には香川が居るから。ドルトムントで彼はキリストのように扱われている。戻ってきてくれて本当に嬉しい」と答えてます。

https://twitter.com/shiratori_twit/status/511939796986785792

パルマ戦1G1A 滲み出る本田復活の兆し

hondakチームとしては不思議な試合でミランの快勝ではなかったものの、パルマ戦で本田は1ゴール1アシスト。調子はじわじわと戻している。前に書いたようにこの混沌とした試合を勝利に結び付けたインザーギの監督としての手腕は、やはり名将の雰囲気を漂わせており、ミランのチームとしての状態も徐々に良くなりつつある。本田個人としては依然として不安要素は残しているが、霧の中にいるような状態からは脱出し本田の進むべき道が見えてきた。トップ下以外のポジションを学習しコンディションを一歩ずつ確実に戻しつつある。万全ならまだしも本田のコンディションを考えるとミランの10番に用意される道は恐ろしく険しいが、少なくともはっきりと頂上の場所は見えている。体調を考えれば本田のミランでの挑戦はまさに始まった所だと言って良いだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=w9Lso8ouFrk
https://www.youtube.com/watch?v=w9Lso8ouFrk

個人的に興味深く見た所はゴール直後にチームがベンチに走るシーンで、ミランのチームのメンタル面が以前よりかなり良いのではないかという印象を受けた。それともう一つはメネズの79分のこの信じられないようなゴール

ありえないw

岡崎がまた歴史に名を刻む

この画像をよく見てもらいたい。ひょっとしたら歴史的な画像なんじゃないかと言う気がする。香川の衝撃的な復帰と復帰直後のゴールに隠れてしまったが、これは結構凄い事だと思ったので紹介してみる。下の画像はブンデスリーガ公式サイトのプレイヤーランキングなのだが・・・

Player Stats - Bundesliga - official website

お分かりいただけただろうか?これはブンデスリーがのゴールランキングで、現在の1位は岡崎なのだ。日本人が一時的にでもブンデスリーガの得点王になっているという事がどれだけ凄い事なのかよく分からないけど。多分すごいことなんだと思って記念にスクリーンショットを撮ってみた。

日本代表がクロスから点を入れれない理由

サッカー日本代表アギーレジャパン公開練習 クロスからのシュート練習


https://www.youtube.com/watch?v=s2nSm2fgfaw

練習を見るとフリーで打っても入ってない。実戦ではここに相手の DF が付くわけで、そりゃ試合で入らないはずだよね・・・。

香川ドル復帰戦

衝撃の香川ドル復帰戦。試合前のスタンドから香川のチャント。音声は注意してオンにしてください。かなり音量が大きいです。

この大歓声である。しかもこれは試合前である。そしてその大歓声の中で決定的なパス、さらには自らゴール。

香川が得点後の大歓声


https://www.youtube.com/watch?v=b5d4nPeuCT4

このスタンドの雰囲気。香川の復活劇がいかに衝撃的だったかは言うまでもない。逆にこの「放蕩息子」のストーリーが香川をさらに魅力溢れる選手に見せている。

ポール・スコールズによるマンUの香川評

https://twitter.com/FutbolChief/statuses/506200890328743938

Scholes: “Kagawa needed a 10 game run to show what he can do. Never given a chance, yet Rooney had 10 years”

スコールズ「彼が何をする事が出来るか見せるために10試合は走る必要があったが、けしてそのチャンスは与えられなかった。ルーニーには10年与えたにもかかわらずだ」
https://twitter.com/FutbolChief/statuses/506200890328743938

実際には、BTsport の夜の番組で答えていたらしい。

Scholes on BTsport this evening: "Kagawa needed a 10 game run to show what he can do. Never given a chance, yet Rooney had 10 years." : Back Page Football
http://inagist.com/all/506203149070528512/

日本 vs ベネズエラ

日本 2-2 ベネズエラ
武藤嘉紀(後半6分)
柴崎岳(後半21分)
得点 マリオ・ロンドン(後半13分)
ガブリエル・シチェロ(後半26分)
森重真人(前半29分) 警告 ルイス・マヌエル・セイハス(前半10分)

採点

GK 川島永嗣 3.5 防げるコースのロングシュートを弾いて致命的な失点
DF 水本裕貴 4.0 敵のカウンターでファールしPKを与える
DF 長友佑都 4.5 攻撃参加で上がった所を狙われ1失点目のミスにも絡む
DF 森重真人 5.0 守備に安定感をもたらした
DF 吉田麻也 5.5 決定機を防ぐ守備で貢献
DF 酒井高徳 5.0 積極的な攻撃参加で攻守に目立った
MF 細貝萌 5.0 狭い場所での細かい技術を見せた
MF 柴崎岳 6.5 攻撃の組み立ての中心となり1得点
FW 本田圭佑 5.0 精度の高いクロス、FKがあったが点には繋がらず
FW 柿谷曜一朗 4.5 良いポジショニングで決定機を得るが外す
FW 大迫勇也 5.0 日本代表では希少なボールキープやポストプレーを見せる
FW 武藤嘉紀 6.0 ウルグアイ戦に続きドリブルからのシュートを見せ1得点
FW 岡崎慎司 5.5 途中出場し良い連携で流れを変え1アシスト
アギーレ 5.5 選手交代が成功し上手く流れを変えたが、勝ちきれなかった。初戦から続き守備的な選手選考でカウンターによる速攻をするシステムだったが、バランスが取れており速攻以外の崩しも見せた。守備陣のミスには課題が残る。
試合後、アギーレ監督のコメント

「前半はベネズエラが日本を上回っていたと思います。(日本は)相手にとって危険なプレーをつくることができませんでした。後半は選手交代も上手くいって、2得点決めることができましたが、引き分けになってしまいました」

「日本の新しい血が活躍したことは嬉しいですね。われわれは、4年後に向けてプロジェクトを進めているので、満足しています」

「試合にはミスがつきものです。みなさまも見たように、ミスからの失点でした。まだ親善試合でこういうミスが起こったことは、良かったと思います」

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?146837-146837-fl

総評

ベネズエラも実は意外と日本代表は苦手としているチームで、過去の試合ではいずれも引き分けており*元々余裕で勝てる相手ではなかったとは思うが、日本の失点は単純なミスによる2失点で、ゴールは一定の崩しを見せていたので内容的には勝てた試合だった気がする。日本は試合巧者で巧みに隙を付く南米のチームは全体に苦手としており、この試合でもその傾向があったように思う。

日本代表の印象

ウルグアイ戦に続き守備陣の個人的なミスで試合が決まっている為、アギーレジャパンのシステムの効果自体が分かりにくくなっているが、武藤や柴崎など新しく選ばれた若いメンバーによるゴールで、新しい戦力の発掘には一定の成果があったと思う。

スタッツを一つ二つ

と思ったけど、いつもスタッツを見てるGoal.comにまだスタッツが出ていなかったので、とりあえず後で見つけたら何か書く予定

2014-15シーズンUEFAチャンピオンズリーグ抽選結果

今年もついにこの時期がやってきた。フットボールファンを熱くさせる。「2014-15シーズンUEFAチャンピオンズリーグ」抽選の結果が発表。

UEFAチャンピオンズリーグ - 組み合わせ抽選
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2015/draws/index.html

2014-15シーズンUEFAチャンピオンズリーグ抽選結果

グループA クラブ・アトレティコ・マドリー、ユベントス、オリンピアコスFC、マルメFF
グループB レアル・マドリーCF、FCバーゼル1893、リバプールFC、PFCルドゴレツ・ラズグラト
グループC SLベンフィカ、FCゼニト、バイヤー04レバークーゼン、ASモナコFC
グループD アーセナルFC、ボルシア・ドルトムント、ガラタサライAS、RSCアンデルレヒト
グループE FCバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティーFC、PFC CSKAモスクワ、ASローマ
グループF FCバルセロナ、パリ・サンジェルマン、AFCアヤックス、アポエルFC
グループG チェルシーFC、FCシャルケ04、スポルティングCP、NKマリボル
グループH FCポルト、FCシャフタール・ドネツク、アスレティック・クラブ、FCバテ・ボリソフ

グループステージ試合日程

第1節 2014年9月16、17日
第2節 2014年9月30日、10月1日
第3節 2014年10月21、22日
第4節 2014年11月4、5日
第5節 2014年11月25、26日
第6節 2014年12月9、10日

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/news/newsid=2137972.html

日本 vs ウルグアイ

日本 0-2 ウルグアイ
0 (前半) 1
0 (後半) 1
得点 エディンソン・カバーニ(前半34分)
アベル・エルナンデス(後半28分)
警告 マルティン・カセレス(後半22分)

採点

川島永嗣  4.0 DFの崩れで2失点。DFが統率しきれていない
吉田麻也  5.5 いつもどおり一定の守備力を見せた
長友佑都  5.0 運動量豊富でクロスも上げたが効果が薄かった
森重真人  5.0 守備は効いていたが攻撃への繋ぎは凡庸
酒井宏樹  4.5 失点に繋がるクリアミス。攻撃も右サイドが機能不全
坂井達弥  1.5 2失点に絡む致命的なミス。代表DFとしては不十分
細貝萌   4.5 守備では潰していたが、攻撃では違いが作れない
田中順也  5.0 足元は通用したがクロスやパスの精度が低すぎ
本田圭佑  4.5 サイドの選手としては突破力や運動量が物足りない
岡崎慎司  6.0 良い崩しを見せたがその先の仕事は出来なかった
皆川佑介  5.5 高さとポストプレーで機能。日本代表では希少価値

武藤嘉紀  5.0 目立たないシーンが続いたが慣れてからは決定機も
柿谷曜一朗 4.0 交代出場するが動量が少なく試合から消えていた
酒井高徳  - 
森岡亮太  - 

アギーレ  5  新しいシステムの緒戦としては意図は分かりやすかったが、意図を実現するメンバーの意思疎通や選抜はこれからと言う印象

試合後、アギーレ監督のコメント

ウルグアイは非常に強い相手なのでミスを犯してはいけない。今日は守備のミスが2つあり、それで試合が決まってしまった。今日がデビュー戦だった選手を含めよかったと思う。選手たちが90分間戦ったのがよかったし、武藤のシュートも惜しかった。修正点はたくさんある。例えば、守備のときの集中力だ」

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/soccer_japan/2705

総評

ホームとはいえ、強豪国を良いメンバーで招いた為劣勢は予想された試合だったが、予想以上に実力差があったと言う印象。守備に関してはもう少し粘れればウルグアイのもう少し力を入れた攻撃を経験する事が出来たと思うだけにそこは非常に残念。負荷テストのはずが部分的な問題で製品全体の強度が調べる事が出来なかったのではないだろうか。特にこういう守備的な構成で臨んだ試合の場合の0-2は割りと大敗だと言っていいと思う。0-0や0-1のような緊張した展開に持ち込めなければ守備的なチームは失点した後こちらから点が取れない分、逆転の望みが薄いチームといえると思うからだ。

日本代表の印象

アギーレジャパンの方向性は見えたものの、そのシステムを研ぎ澄ましていく作業が必要だという事も同時に分かった。守備面では坂井のミスが大き過ぎた為、この試合での問題点の洗い出しは難しい気がする。攻撃面では右サイドで本田を使う効果が薄い気がした。

スタッツを一つ二つ

上の採点でも、右サイドの攻撃の問題点と、両サイドからのクロスの精度で減点しているが、その理由はスタッツを見てもらえば割と分かりやすい。まず日本代表のクロスの数だが、圧倒的に左に偏っている。

左クロス 15
右クロス 6

http://www.goal.com/jp/match/%E6%97%A5%E6%9C%AC-vs-%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A4/1837187/stats?ICID=MP_MS_4

これは単純に右サイドからの攻撃より左サイドからの攻撃の方が多かったと言う点がある。長友の突破力が攻撃ではこういう数字になって現れているが、逆にいうと左サイドもこれだけの本数を上げているにも拘らず点につながらない点で、クロスの精度は問題がある事が分かる。

次に、オフサイドの数。日本は基本的に裏への飛び出しが少なかったのではないかと思う。そしてシュート精度の差。スタッツ的に見て突出してウルグアイと差があるのはやはりこの辺りだけでそこで試合が決まっているとも言えそう。DFがある程度機能して、しかも日本が相手と同じ回数だけシュートチャンスを作っても、現状では日本は決定力の差で負けてしまう事を意味していると思う。分かりやすく言うとスタッツ的にはこの精度で戦ったらシュートを3倍打たなければいけないわけで、後半に点を取り返す動きを見せれなかったことも気になる点。

オフサイドの数
日本 0
ウルグアイ 6
7 合計シュート数 8
1 枠内シュート 3
4 ブロックされたシュート 2

http://www.goal.com/jp/match/%E6%97%A5%E6%9C%AC-vs-%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A4/1837187/stats?ICID=MP_MS_4

Just football