イラン | 0 – 3 | |
---|---|---|
得点 | 大迫 勇也 後半11分 大迫 勇也 後半22分 原口 元気 後半46分 |
|
オミド イブラヒミ 前半44分 バヒド アミリ 前半24分 |
警告 | 酒井 宏樹 後半1分 |
採点
Pos | No. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
GK | 12 | 権田 修一 | 6.0 | いいポジショニングで積極的にボールを取りに行くプレーが光った。DFラインとのパス回しで危機を招いたシーンもあったが、自らセーブして窮地を脱した |
DF | 5 | 長友 佑都 | 5.5 | ここまで少なかったSBの上がりを見せ積極的な攻撃参加をみせた |
DF | 16 | 冨安 健洋 | 7.0 | 懸念されていたアズムンを抑え込こみ、ハイボールを尽く弾き返した。後半も完全にイランの攻撃を防ぎきり20歳とは思えない落ち着き |
DF | 19 | 酒井 宏樹 | 6.0 | 後半28分OUT 前半に激しく足首へスライディングされてしまいフィジカルで激しく争う場面が多かったが大事な場面は防ぎきった。前半の怪我が響いたのか後半に交代 |
DF | 22 | 吉田 麻也 | 6.0 | 裏に何度もロングボールやロングスローを出されて対応に苦しんだが、決定的な仕事はさせず防ぎきった |
MF | 6 | 遠藤 航 | 6.5 | 後半15分OUT 守備面でセカンドボールを拾うことで相手のカウンターを防ぐ役割をした。負傷交代したため怪我が気になる所 |
MF | 7 | 柴崎 岳 | 6.0 | プレースキックの精度など、流れの中でのパスの供給以外にも良さを見せたが、後半イランが攻撃に出てスペースができた所で決定的なパスを何度も通した |
MF | 8 | 原口 元気 | 6.5 | いつもどおりハードワークした。相手のフィジカルも強く難しい時間が長かったが、最後にダメ押しとなる1得点 |
MF | 9 | 南野 拓実 | 7.5 | 前線からのいつも以上のハイプレスをみせボールの保持に貢献した。前に出た時はCFのようなポジションに入ったり、OMFのように下がってボールを受けたりと広く動いたポジショニングで相手を翻弄し攻撃の組み立てを見せた。後半には裏に抜け出た所を吹き飛ばされたが倒れた後もボールを追い続け上げたクロスボールで1アシスト。更にその後のイランの猛攻を逆に振り切る事になる相手のハンドでPKを獲得。全得点に絡む決定的な仕事をした |
MF | 21 | 堂安 律 | 6.0 | 後半44分OUT 惜しい形でのシュートなども見せたが完璧に崩し切ることができなかった |
FW | 15 | 大迫 勇也 | 8.0 | 明らかにポストプレーのボールの収まり方で違いを見せた。後半の競り合った試合展開で均衡を崩すヘッドを決めて1得点。更にPKで1得点と2得点。決定的な仕事をした |
交代 | ||||
DF | 18 | 塩谷 司 | 6.0 | 後半15分IN 怪我の遠藤に交代で入り試合をコントロールし無失点で終わらせた |
DF | 3 | 室屋 成 | 5.5 | 後半28分IN 怪我で酒井に交代して入り酒井の穴を埋め若手とは思えない手堅い守備を見せた |
MF | 14 | 伊東 純也 | – | 後半44分IN 出場時間が短すぎるため採点不能。ただし良い攻撃のシーンも見せ、試合を無失点で終わらせるのに成功した。 |
監督 | – | 森保一 | 6.5 | スタメンはやや保守的な選抜ではあったが、この大会では今まであまり見せなかったハイプレスやポゼッションのキープを見せるなど戦術の引き出しも一つ見せた。試合中に怪我人が何人もでるなかうまく交代をして切り抜けた |
試合後、森安監督のコメント
「3-0という試合になりましたけど、本当に厳しい試合で」とコメント。「選手たちが覚悟を持って、最初から戦う姿勢を示してくれたこと、そして勇気を持ってプレーしてくれたので勝利に繋がったと思います」と勝因を挙げた。
「今日は本当に完全アウェイのような雰囲気の中、たくさんの日本人の方が応援に来てくれましたし、たくさんの応援をしてくれた日本人の皆さんに勝利を届けられて良かったです」と決勝進出を喜んだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190129-00307122-footballc-socc
日本代表スタメン
ベトナム戦から殆ど変わらず、大迫がCFに入ったことで招集されたメンバーの中ではほぼベストメンバーに近い主力を投入した試合になった。GKは怪我明けの東口ではなく、ここまで使ってきた権田とかなり保守的なメンバー選考。ただし今までと違いSBも攻撃参加を見せたり、中盤でのボールキープをみせるなどこの大会ではココまで見せてこなかった戦術の多様性を見せた。
激しい試合になったため、中盤を支えていた遠藤やSBの酒井など、けが人が増えた点が非常に気になる。そして大迫も削られるシーンが目立ち次の試合に不安が残った。あと大迫はんぱない。
試合の総評
日本が前半の序盤から攻撃的に仕掛け、この大会ではあまり見なかった前線の高い位置からプレッシャーをかけショートカウンターでボールを奪う動きやSBの上がりを加えた厚みのある攻撃を見せた。イランはフィジカルを活かしロングスローを多用。そこに競り合ってラフプレーとやりたい放題のストロングポイントを組み合わせてきた。徐々に荒いイランのプレーが増えたことで選手が削られてしまい故障が心配される展開に。日本側が相手に対して強くあたっていないようなシーンでも簡単に笛を吹かれてしまいセットプレーが増え、権田やCBの冨安吉田が目立つ展開に。前半はやや笛の難しさを感じた。
後半もお互いに得点できない試合展開が続くが、ファールが多くなり日本の自陣で何度もセットプレー。さらに遠藤が削られて負傷交代するなど、荒い試合展開。その苦しい展開で南野が抜け出しクロスボールに大迫がヘッド出会わせて得点。試合の流れが大きく変わった。更に南野攻撃でPKを獲得し大迫が更に追加点。前半から削られていた酒井も途中で負傷交代。激しい試合になったが日本が力の差を見せつけた。
スタッツ
41% | ボール支配率 | 59% |
9 | シュート | 5 |
3 | 枠内シュート | 2 |
211(63%) | パス(成功率) | 281(77%) |
2 | オフサイド | 0 |
14 | フリーキック | 14 |
5 | コーナーキック | 1 |
0 | ペナルティキック | 1 |