本田圭佑の野心と引退と冒険

本田が欧州クラブ買収という、一大プロジェクトに乗り出す。今季オーストリア2部で10チーム中9位。来季は3部に降格するSVホルンの事実上のオーナーになることが判明した。欧州のリーグ事情に詳しい複数の関係者によれば、本田の所属事務所であるエスティーロが経営難の同クラブの運営権を取得。水面下で最終交渉が進んでおり、来週中にも正式発表になる可能性が出てきた。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1488086.html

本田が見ているフィールド

これは、予想外だったけど、本田圭佑の野望は思わぬ方向で、しかも言われてみれば「あ、なるほど」と思わざるを得ない。本田はサッカー以外でもCMやらなにかと上手く立ち回る所がある選手。選手を引退した後、サッカーに関係したい場合どうしてもコーチや監督、指導者などの道ばかりに着目し勝ちだが、実際には十分すぎるほど現役の時に稼げた選手なら下位リーグの弱小チームくらいなら確かに買えるしオーナーにもなれる。ミランでガリアーニを見てれば何も監督にならなくても良いのではないかと思っても不思議ではない。

さらに日本人の場合これは物凄いアドバンテージだ。他の国と違い明らかに日本には欧州チームへ移籍したい選手がいる。有望な若手もサッカースクールと一体化すれば、プレー先のひとつとして意識されるし。本田の知名度ならなびく可能性はかなりある。しかもオーストリア3部なら有望な若手を送り込めさえすれば普通にかなり勝てる可能性はあるし、日本人が注目してチームの利益も増える可能性が十分ある。オーストリアの2部や1部の下位のチームへとステップアップさせれば、Jリーガが欧州2部のチームなどへ行くときの選択しにもなりえる。それ以外にもロシアやイタリア、オランダなど渡り歩いてきた本田にとっては欧州から人を集める方法もあるのかもしれない。なるほどなぁと。色々勝手に妄想した。

sv

SVホルン – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/SV%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%B3

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