2015/2016 におけるバイエルンとドルトムントのスタッツの比較。このシーズンは1位バイエルン2位ドルトムントとなっているが、実は2位のドルトムントも記録的なほど勝っていて「2位チームとしても歴代2位の勝ち点」を記録している。実はバイエルンにかなり迫っていたという意味でも、色々と見てると面白い。
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レヴァがドルを批判?思わず調べたくなる話
レヴァンドフスキ「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった」
というようなタイトルで、あちこちの2chのまとめサイトがまとめていた。読んでみると
「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった。でもここでは、ポゼッションが決定的な違いなんだ」
結構レバも言うね何て思いながら見ていたのだが、元の記事を見てみようと実際の2chが引用している記事をみるとタイトルはこうだ。「 フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい 」あれ?レバじゃなくてフンメルス批判が主題なんじゃないかこれは、という感じの内容。何かコレジャナイ感が凄くあったので、色々見ていくとレヴァのインタビューを日本語訳している所があった。下にその印象的な部分をあえて引用しておく。
ドルトムント戦後のレヴァンドフスキのインタビュー
あなたはどうしてゴールシーンであのように振る舞ったのですか?
敬意からです。僕はドルトムントで4年間すばらしい時間を過ごしましたから。クラブには感謝していますし、それを忘れることはありません。
どちらの監督がより優れていますか? クロップそれともグアルディオラ?
そのような比較をすることはやめておきましょう。どちらもはっきりとした計画と独自の哲学をもった素晴らしい監督ですよ。どちらも素晴らしい仕事をしますしブンデスリーガではベストです。
http://ichliebefussball.net/blog-entry-337.html
このように実際の、レヴァは煽るような質問も避けているわけで。むしろ批判するのとは全く逆で、一生懸命対立軸を作りたいマスコミから逃げていたのではないかと。元のもポゼッションの違いについて、戦術の違いからやる事が多くて大変だというような感じの話だったのではないかと。それをああいう風に使うととんでもなく批判しているように見えてくるわけで。まあ、ああいう風に伝わってしまうって言う所は問題がある。記事の読解力がない人が読んだ印象を2chに書き込んだら実際となんか違う感じに伝わるわけで、2chは常に情報源を確認が必要ないい例だと思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD
関連項目
- ゴールを喜ばなかったレヴァンドフスキ、「ファンをリスペクトしている」 – Goal.com
- http://www.goal.com/jp/news/123/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84/2015/04/06/10511992/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E5%96%9C%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%92%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B
- 【コラム】フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい – Goal.com
- http://www.goal.com/jp/news/4130/%E7%8B%AC%E9%80%B8%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/2015/04/06/10506592/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%95%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E9%A3%9B%E8%BA%8D%E3%81%AF%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84
今日2月17日は「パリ vs チェルシー」、「シャフタール vs バイエルン」
今日2月17日は
予想スタメン
https://twitter.com/weeklysd/status/567602447992893441
https://twitter.com/weeklysd/status/567602910461063168
UEFA.com による素晴らしい試合前の解説
- バックグラウンド:シャフタール vs バイエルン – UEFAチャンピオンズリーグ – ニュース – UEFA.com
- http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2015/matches/round=2000549/match=2014410/prematch/background/index.html
- バックグラウンド:パリ vs チェルシー – UEFAチャンピオンズリーグ – ニュース – UEFA.com
- http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2015/matches/round=2000549/match=2014403/prematch/background/index.html
1- 7 「歴史を作る魔法のスコア」
ローマ | 7 – 1 | バイエルン |
Y. ジェルヴィーニョ 66′ | A. ロッベン 8′, 30′, M. ゲッツェ 23′, R. レヴァンドフスキ 25′, T. ミュラー 36′, F. リベリー 78′, X. シャチリ 80′ |
CL グループE第3節、ローマ vs バイエルンの一戦。アウェーのバイエルンが7-1でローマを粉々に粉砕。相変わらずバイエルンは恐ろしい強さを誇ってはいるが、流石に 7-1 というスコアを予想した人は少なかったのではないだろうか。同時にこの結果は、ローマがセリエでかなり好調であったという点からも、イタリアの落日とドイツの台頭を象徴する一戦になったとも言えそうだ。
試合のハイライト動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24744600
これで現時点でCLの勝敗は
- リーガ 10戦5勝1分4敗
- プレミア 10勝4勝3分3敗
- ブンデス 10戦7勝2分1敗
- セリエ 5戦2勝1分2敗
となっており、相変わらず強いリーガと、ブンデスの全体的な底上げが明確になっており、プレミア勢は明らかに伸び悩んでおり、セリエは勝てなくなっているのがはっきりと数字に出ている。
また、7-1 というスコアは大量得点にも拘らずCLやW杯などの歴史的な試合で定期的に現れる興味深いスコアだと思う。以下過去の7-1を適当に並べてみるが、非常に面白い気がする。
- 2007: マンチェスターユナイテッド vs ローマ 7-1
- 2012: バルセロナvsレバークーゼン 7-1
- 2014: ドイツvsブラジル 7-1
それぞれの時代ごとに強さを見せていたチームが7-1というスコアの試合をしているのは、非常に象徴的だと思う。
ブラジルvsドイツ 2014W杯
ドイツのショートパスを主体としたカウンターがブラジルを切り裂く
ブラジル 1 | vs | 7 ドイツ |
---|---|---|
0 | (前半) | 5 |
1 | (後半) | 2 |
ブラジル | ドイツ | |
---|---|---|
得点 | オスカル (後半45分) |
トーマス ミュラー (前半11分) ミロスラフ クローゼ (前半23分) トニ クロース (前半24分) トニ クロース (前半26分) サミ ケディラ (前半29分) アンドレ シュールレ (後半24分) アンドレ シュールレ (後半34分) |
警告 | ダンテ (後半23分) |
ブラジル | ドイツ | |
18 | シュート | 14 |
14 | 直接FK | 11 |
0 | 間接FK | 3 |
7 | CK | 5 |
0 | オフサイド | 3 |
51 | ボール支配率 | 49 |
http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/result/?gid=2014070801
2014年ブラジルW杯で、恐らくもっとも衝撃的な試合となったブラジルvsドイツ戦。実は試合前情報でもブラジル人たちはネイマールの怪我とチアゴシウバが欠場により、始まる前から苦戦するだろうと予想をしており半ば敗戦ムードすら漂っていたという部分がある。そしてその攻守の要がかけた代償は思った以上に大きかったようだ。試合の総評は、すでに語りつくされてそうだし、特にいう事がないのでこんな所で。
スタッツを一つ
この試合で気になったスタッツを一つ二つ。あちこちのニュースやブログなどで、ドイツのメンバーはバイエルンの選手が多く、パスサッカーが炸裂して買ったのでペップの影響が大きい。というような話が良く出ているが正直、スタッツは全くそうではない。下に両チームのパス回数とポゼッションを載せる
ブラジル | ドイツ | |
381 | パス成功回数 | 428 |
86% | パス成功率 | 84% |
47% | ポゼッション | 53% |
http://www.goal.com/jp/match/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB-vs-%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84/1220138/stats?ICID=MP_MS_4
パス回数はドイツが多いが、パス成功率ではドイツが負けており、ポゼッションもそれほど差がない。これはどういう事かといえば、ドイツは攻撃時に早く攻めたという事だ。ショートパスは主体としたが、バルサやペップ流にポゼッションを高める為のボールキープは選択していない。逆にこのパス回数と試合内容としてはポゼッションが低すぎるので、ドイツはボールを取ったらすぐにショートパスを主体としたカウンターで攻めあがったといえると思う。これはバルサ流の兎に角ボール保持率を高めるやり方のサッカーとはとても呼べないし、カウンターだからといっても一発のスルーパスやロングパスでCR7が裏へ出てドリブルで切り裂くレアルのような今良く見るカウンターサッカーとも別のスタイルだといっていい。持ち上がる時に細かく繋ぐショートパス主体のカウンターチームという組み合わせは、結果的に見てみると意外と新しいサッカーだといわざるを得ない。