「ドルトムント」タグアーカイブ

ドルトムントの年俸ランキング 2015

ドルトムントの年俸ランキング 2015

1位 ロイス 年俸800万ユーロ(約10億8000万円)
2位 フンメルス 500万ユーロ(約6億7500万円)
3位 ギュンドアンとムヒタリアン 450万ユーロ(約6億750万円)
5位 インモービレと香川400万ユーロ(約5億4000万円)
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150212/280101.html

ロイス高いなぁと思うけど、記事を見るとスポンサー契約があるらしく更に1000万ユーロだとか。しかしドルトムントに全く入らないスポンサー契約というのも考えにくいのでロイスは支出も多いけど収入も多いみたいな選手なんじゃないだろうか。他の選手は2016年現在で見てみると、2位のフンメルスは既にバイエルンに売却。3位のギュンドアンとムヒタリアンも売却済みで、5位もインモービレは即売却とドルトムントでは年俸が高い選手は直ぐに売却されているのが分かる。ムヒタリアンのように好成績を挙げていてもあっさり売却されている。まあ、といっても確かムヒはドル史上最高金額で買ったはずなので、その割にはそこまでの活躍だったともいえるけど。フンメルスなどは活躍だけではなくキャプテンでありイケメンという事でユニフォームの売り上げなどもよかったはずなのにちょっと高齢化と陰りが見えたと思ったら即売。ドルはそういう部分では凄く割り切ってる気がする。ロイスや香川の場合は、おそらくスポンサー契約や、アジアでのファン獲得など、選手としての実力だけではなく別のにうまみがあるのではないかという気がする。
money-1015292_960_720

バイエルンとドルトムントの比較(2015/2016)

2015/2016 におけるバイエルンとドルトムントのスタッツの比較。このシーズンは1位バイエルン2位ドルトムントとなっているが、実は2位のドルトムントも記録的なほど勝っていて「2位チームとしても歴代2位の勝ち点」を記録している。実はバイエルンにかなり迫っていたという意味でも、色々と見てると面白い。

Ci-NQ_HWYAAaM79.jpg large
https://twitter.com/WhoScored/status/734036200051249158

UEFA Europa League Round of 32 組み合わせ結果

UEFA Europa League Round of 32 draw

日本ではあまり注目されることがないが、このELとCLの抽選日というのは欧州サッカーにとってはお祭り的なノリの日で、抽選の様子がLiveで中継されて大変な話題性がある。

UEFA Europa League - Draws – UEFA.com

シードチーム
● グループ首位突破:モルデ(グループA、ノルウェー)、リバプール(B、イングランド)、クラスノダール(C、ロシア)、ナポリ(D、イタリア)、ラピド・ウィーン(E、オーストリア)、ブラガ(F、ポルトガル)、ラツィオ(G、イタリア)、ロコモティフ・モスクワ(H、ロシア)、バーゼル(I、スイス)、トッテナム・ホットスパー(J、イングランド)、シャルケ(K、ドイツ)、アスレティック(L、スペイン)
● UCLグループステージ3位終了チーム:ポルト(ポルトガル)、オリンピアコス(ギリシャ)、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、バイヤー・レバークーゼン(ドイツ)

ノーシードチーム
● グループ2位突破:フェネルバフチェ(A、トルコ)、シオン(B、スイス)、ドルトムント(C、ドイツ)、ミッティラン(D、デンマーク)、ビジャレアル(E、スペイン)、マルセイユ(F、フランス)、サンテティエンヌ(G、フランス)、スポルティングCP(H、ポルトガル)、フィオレンティーナ(I、イタリア)、アンデルレヒト(J、ベルギー)、スパルタ・プラハ(K、チェコ)、アウクスブルク(L、ドイツ)
● UCLグループステージ3位終了チーム;セビージャ(スペイン)、バレンシア(スペイン)、ガラタサライ(トルコ)、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)

日本人のストロングポイントとは一体何なのか?

最近読んだ日本代表に関する分析の話の一言が、個人的に非常に刺激されるものが合ったので、それを紹介してみたい。

日本人選手の特性に関する興味深い分析

 20~30メートルの日本選手のスプリント能力は高く、「縦に速い攻撃」の効果がよく出ていた。

 相手のディフェンスライン背後のスペースが20メートル以下になる前に仕掛けること。そうすれば日本のスプリント能力を生かすことができる。これは間違いなく日本が強くなるためのテーマの1つだ。しかし、「常に」それを狙うのは正しくない。

 いくらラインの背後が空いているといっても、精度の低いパスではチャンスにはならない。また、日本選手が速いのは20~30メートルだけで、それ以上走ってもさほど速くないし、プレーの精度も落ちる(もちろん個人差はあるが)。むやみに縦に急ぐだけでは当然上手くいかない。

 得点シーンは後方のポゼッションから生まれていて、カウンターアタックではない。スピードを生かす攻め方=カウンターとは限らないわけだ。縦に速いが雑な攻撃を繰り返した今大会の最後に良い形で得点できた。

http://www.footballchannel.jp/2015/08/10/post101153/

当初の狙いだったであろうカウンターは3試合ともあまり上手くいっていない。前線のターゲットにボールが収まらなかった。収められる人材がいないなら、ロンドン五輪のように永井の走力を生かしたほうが良かったかもしれない。

 ポゼッションして「間」をとり、奪われたら前線からプレス。それで中国に対して優勢だったことはとくに収穫とはいえない。低い位置に引き込んでカウンターという実験は失敗に終わっていて、このままではザッケローニ前監督時代の3-4-3と同様にフェードアウトの危険すらありそうである。

http://www.footballchannel.jp/2015/08/10/post101153/2/

「20~30メートルの日本選手のスプリント能力は高い」という一言から広がる戦術

 この記事には個人的には、物凄くワクワクする部分があった。

「20~30メートルの日本選手のスプリント能力は高い」

 その距離での速度の優位性が決定的ならば、それから必然的に決まる詳細な戦術だってあるのではないかと。そして、この記事を読んだらサッカーファンなら、思わず頭をよぎる戦術があるのではないだろうか。すっかり日本でもおなじみとなったドルトムントの戦術だ。思わず少し考えずにはいられなかった。

theThinker

ポゼッションの高さとDFラインの高さの関係性

 日本で注目されている戦術といえば、今もまだ少し前のバルサのようなポゼッションを重視する戦術だろう。ボールをつないでポゼッションを高め、パスワークによって相手を崩す。日本ではパスサッカーといわれるものだ。ドルトムントの戦術はそこから見ると少し分りにくい。まずポゼッションが高い方が負けやすいという不思議な傾向がある。少し混乱する事実だが、一般的に思われているのと少し違ってポゼッションが高ければ勝つというチームとポゼッションが高くても勝てないチームがある。つまり、ポゼッションは勝敗との決定的な相関関係があるわけではなく、チームが選択する戦術によって有利なポゼッションの数値が変化している。

 ドルトムントの場合は、ポゼッションが高くなっても相手に引かれると苦戦する。DF ラインの後ろにスペースがないと得意の攻撃パターンが作りにくいからだ。だから裏のスペースを意図的に発生させる戦術を取っている。あえて相手にボールを持たせ、DF ラインが崩れながら上がった所を狙いプレスを仕掛けショートカウンターを仕掛ける。このショートカウンターの威力でドルトムントが一気に注目されるチームになったといっても過言ではない。
 そのボールを奪う工夫の一つにゲーゲンプレスがある。相手にボールを持たせても奪えないのでは一方的に攻められるだけになってしまうので、そこに工夫をしていて、奪った時のポジティブトランジションの意識が異常に高い。極めて攻撃的な、攻撃をする為の守備になっている。川崎vsドルトムントの親善試合が少し前に日本で行われて 6-0 という結果だったが、これは川崎のポゼッションサッカーとドルトムントがボールを保持させてからの攻撃を得意とする戦術的な相性とも無関係ではないだろう。

 そしてもう一つ。日本代表と比較して「縦に速い」という言葉の意味が少し違う所がある。ドルトムントの場合、相手の裏のスペースを使う為に、結果的に攻撃が早くなる。ゆっくりとした攻撃では相手の DF が引いてしまうので、守備の隙間、スペースをどうやって作るかという空間をコントロールする為の早さといっていい。縦に速かったから結果的にスペースがあったのではなく、むしろ先にスペースがあり、そこを狙うために縦に速い。その辺も戦術の発想が違うと思う。だからスペースがなければ速い攻撃をするわけでもない。「速い攻撃」という発想が先に来てしまうと、いつでも速くなるが、相手がこちらの得意パターンにハマっている時だけ縦に速いわけだから、攻撃をいつ遅くしようとかいつ速くしようという発想自体がマズ生まれないと思う。チャンスだから急いで攻めるのであってチャンスじゃなければ焦って攻めないだけの話に集約される。

ラインコントロールを巡る戦い

 では次はその対策の話。特にブンデスでは色々なドルトムント対策がされている。一般的に日本では守備というと、ラインを高く保つ為に直ぐラインを押し上げ中盤を厚くし裏はオフサイドを狙うのが定番だが、最近のブンデスの戦略をみるとラインコントロールはそう単純ではないなと思う部分がある。例えば、守備の時にラインを下げてしまい裏のスペースをあまり作らないドン引き守備をしたりする。しかもこれがドルトムントに意外と効いてる。少し前の日本vsシンガポールのような構図だ。こういう場合は高い位置からハイプレスで支配するのではなく MF はあくまで攻撃を遅らせる事を目的にしていて一定のラインまで安全に後退しスペースがなくなった所でボールを奪う守備に切り替わる。結果的に逆にラインが高く足がそれほど速くないドルトムントの DF にカウンターを仕掛ける動きをしている。
 他にも、GK にラインの裏をカバーさせたりする工夫もある。バイエルンのようなチームの場合はラインはドン引きしないで、裏へのボールのかなりの部分を GK のノイアーが処理し事実上スペースを埋めている。これはブンデスでも強力な GK をもついくつかのチームが実践しているが、こうすることでラインも高くなり MF と DF の間の空間もないため選手の密度が高く中盤の守備力も高かまる。そしてハイプレスを高い位置から行い、基本的にMFでボールを取られないようにするため、ドルトムントが出来るカウンターの回数自体が極端に少なくなる。ノイアーが前に飛び出て守備しているのはノイアーの趣味ではなく、バイエルンのチーム戦術の一環だろう。
 ただし、逆にドルトムントから見た場合は、実は相手が高い DF ラインでボールをつなぐ状態というのはドルトムントの攻撃のための理想系の一つでもある。相手のボールはまだ最終ラインにあり、こちらのゴールからは遠い。自陣にはスピードが不足しても高さに対しては十分強い CB をそろえてハイボールの放り込みには強い。フィジカルは弱くても運動量が多くチェイスが上手い MF がそろっているのでフリーで放り込みをさせない。ドルトムントにとっては相手の最終ラインからの攻撃がいきなりハイリスクにならない自信がある。逆に相手 DF ラインの後ろにはスペースしかなくボールとゴールを挟むのは GK だけ。もしボールが奪えれば一瞬で優位に変化でき、相手側からボールをゴールに近づけるには時間がかかる。ドルトムント側のリスクは少なく相手側の攻撃リスクだけが一方的に高い。そういう状態が相手の DF ラインでボールをまわしている状態になる。

 あえて昨シーズンのドルトムントの難点を言えば、ハイボールでも下がりながら CB に処理させるとスピード負けして裏を利用されていたという点があった。ヴァイデンフェラーはノイアーのような守備範囲はないのでほぼ CB がハイボールを防ぐのだが、アーリークロスのように早めに裏に出されると純粋な足を止めての高さ勝負でなくなり守備ラインが崩壊していた印象がある。まあ、そもそも選手個人には動きを教えて戦術的な理解は本人に任せているのではないかなという気もするので、それぞれ違う意図でプレーしているかもしれないが全体としてはそういう風に見える。

スタッツから読み解かれていない日本人の強みを掘り起こせるのではないか

 ほとんどドルトムントの話になってしまったが、日本代表に戻すと。よく日本代表の走行距離などが表示されいるが、あまりスタッツが生かされていたとも思えない。一体日本人のサッカーの傾向としてどこに強みがあるのだろうか。小さな強みから手繰り寄せるように、圧倒的強みを構築していく欧州のチームの戦術と比べて、日本はまずどこに強みがあるかもよく分らないが、とりあえず海外で流行っているサッカーを真似てみたという感じが凄く強い。その点に関してはザッケローニは自分の戦術に固執せずに日本人に合わせた柔軟性のある戦術を提示していたし、十分面白かったと思う。ただ、長期にわたる選手の管理という面で、クラブチームと違い代表では選手が監督の手の届かない所にいるという点が失敗だったように思う。そしてコンディション管理に関して、日本代表のメディカルスタッフや興行的な日程を組むサッカー協会は信用できない。代表の試合後の怪我の多さは酷いものがある。

ユルゲンクロップがドルトムントホームで最終試合

試合は3-2でドルトムントが勝利。試合前にはJKことユルゲンクロップへファンから感謝のメッセージが
CFsljSjWIAAwZaD
https://twitter.com/BVB/status/602116280246734848


https://www.youtube.com/watch?v=MK76Sh3fBmA

ドルトムント公式のツイッターも大興奮

Borussia Dortmund認証済みアカウント
‏@BVB

JÜRGEN KLOPP, JÜRGEN KLOPP, JÜRGEN KLOPP! JÜRGEN KLOPP, JÜRGEN KLOPP, JÜRGEN KLOPP! JÜRGEN KLOPP, JÜRGEN KLOPP, JÜRGEN KLOPP! #dankekloppo

https://twitter.com/BVB/status/602133000868986880

同時に、今シーズン限りで引退をするドルトムントの主将を長く務めてきたケールにも交代で歓声が送られた。
CFsyvQZWAAA8D_v.jpg large
https://twitter.com/michellenele/status/602130780454805504

ユルゲン・クロップ監督ドルトムンと契約解除

Analyse von BILD-Sportchef Walter M. Straten- „Klopp hat gesehen, dass es auch Grenzen gibt  BILDplus Inhalt  - Bundesliga Saison 2014-15 - Bild.de

http://www.bild.de/bild-plus/sport/fussball/juergen-klopp/analyse-von-bild-sportchef-straten-zum-klopp-aus-im-sommer-40557032

ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、クラブに契約解除を申し出たという。ドイツ『ビルト』が伝えた。

報道によると、指揮官はハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOに自身との契約を解除することを求めていたという。後任候補は元マインツ監督のトーマス・トゥヘル氏であるとされている。新監督は、来季からクラブを率いることになるようだ。

『ビルト』は、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が昨年4月にもトゥヘル氏と接触していたと報じた。当時、クロップ監督はプレミアリーグのクラブからオファーを受けており、同監督が契約問題の解決をクラブに求めたためだという。最終的にはクラブは、クロップ監督との2018年までの契約の打ち切りを断ったとのことだ。今回契約解除が実現するなら、それがプレミア行きのためなのか、一時休養するためなのかははっきりとしない。

また同紙は、クロップ監督がブンデスリーガ前節のボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦でMFセバスティアン・ケールと衝突した場面を挙げ、チームの間の関係が良好ではないと伝えている。また、クロップ監督とヴァツケCEO、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)との間にも、クリスマスの時期に言い合いがあったと報道。幹部の間でも不穏な空気が漂っているようだ。

http://www.goal.com/jp/news/123/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84/2015/04/15/10786212/%E9%A6%99%E5%B7%9D%E3%82%92%E7%BD%AE%E3%81%84%E3%81%A6%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%8B%E4%BC%91%E9%A4%8A-%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%8C%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A8%E5%A5%91%E7%B4%84%E8%A7%A3%E9%99%A4%E3%81%8B

ブンデスリーガを激震させるクロップの契約解除

近年のブンデスリーガの台頭は、バイエルンとクロップ率いるドルトムントの成功をなくしては語る事が出来ないだろう。その一角であったドルトムントの成績が落ち込み、ドルトムントの象徴とも言える存在になっていたクロップが契約解除。このニュースの衝撃はブンデス内だけではなく、クロップの今後どのチームへ行くのかなどを含め大きな話題となるだろう。しかもクロップほどの人望がある監督ならドルトムントから移籍の噂が出ている有力選手と一緒に新しいチームへ行く可能性すらある。ドルトムントは成績が低迷しているものの選手は世界屈指とも言える選手が何人もおり、それらの選手もプレミアなどへの移籍が噂されているため非常に注目が集まっている。確かにポゼッションサッカーを切り崩すかと思われたクロップの革新的な戦術にも対策が練られドルトムントが戦術的にも苦しんでいたのは事実。しかし、中位圏にいたドルトムントをあそこまで躍進させたのクロップの功績が簡単に消えるとも思えない。

悲しむ多数のドルトムントファンが話す掲示板で貼り付けられていた動画


https://www.youtube.com/watch?v=-SAfkIcrR88

クロップの退任により、ドルトムントだけではなく恐らくブンデスにとっては一つのターニングポイントとなることは間違いないだろう。3冠を達成したハインケスがバイエルンから去ってペップとなり、ドルトムントを躍進させたクロップがさって新しく期待を集めているトゥヘルが来るとなれば一つの時代が終わったといえるだろう。

関連項目

ユルゲンクロップ footballologies
http://football.ologies.net/2014/12/07/klopp/

レヴァがドルを批判?思わず調べたくなる話

レヴァンドフスキ「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった」

というようなタイトルで、あちこちの2chのまとめサイトがまとめていた。読んでみると

「ドルトムントでは、DFは僕にロングボールを蹴って追いかけさせるだけだった。でもここでは、ポゼッションが決定的な違いなんだ」

結構レバも言うね何て思いながら見ていたのだが、元の記事を見てみようと実際の2chが引用している記事をみるとタイトルはこうだ。「 フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい 」あれ?レバじゃなくてフンメルス批判が主題なんじゃないかこれは、という感じの内容。何かコレジャナイ感が凄くあったので、色々見ていくとレヴァのインタビューを日本語訳している所があった。下にその印象的な部分をあえて引用しておく。

ドルトムント戦後のレヴァンドフスキのインタビュー

あなたはどうしてゴールシーンであのように振る舞ったのですか?

敬意からです。僕はドルトムントで4年間すばらしい時間を過ごしましたから。クラブには感謝していますし、それを忘れることはありません。

どちらの監督がより優れていますか? クロップそれともグアルディオラ?

そのような比較をすることはやめておきましょう。どちらもはっきりとした計画と独自の哲学をもった素晴らしい監督ですよ。どちらも素晴らしい仕事をしますしブンデスリーガではベストです。

http://ichliebefussball.net/blog-entry-337.html

このように実際の、レヴァは煽るような質問も避けているわけで。むしろ批判するのとは全く逆で、一生懸命対立軸を作りたいマスコミから逃げていたのではないかと。元のもポゼッションの違いについて、戦術の違いからやる事が多くて大変だというような感じの話だったのではないかと。それをああいう風に使うととんでもなく批判しているように見えてくるわけで。まあ、ああいう風に伝わってしまうって言う所は問題がある。記事の読解力がない人が読んだ印象を2chに書き込んだら実際となんか違う感じに伝わるわけで、2chは常に情報源を確認が必要ないい例だと思う。

Robert_Lewandowski_FCBhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD

関連項目

ゴールを喜ばなかったレヴァンドフスキ、「ファンをリスペクトしている」 – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/123/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84/2015/04/06/10511992/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E5%96%9C%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%92%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B
【コラム】フンメルスには、レヴァンドフスキのような飛躍は難しい – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/4130/%E7%8B%AC%E9%80%B8%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/2015/04/06/10506592/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%95%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E9%A3%9B%E8%BA%8D%E3%81%AF%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84

数字で見る香川真二とドルトムント

2chで見かけたドルトムント関係と香川の数字が面白かった。これを見ると個人的に思った事は実はグロクロの不調の方が香川の不調より遥かに大きく影響しているのではないかという事。ムヒタリアンに関しても数字は面白い。「どうしてムヒと香川を一緒にクロップが出すのか」とかムヒのチームに与えている影響力などを数字から見ていくと実に興味深い。まあまず数字を見てもらいたい。

14 :名無しに人種はない@実況・\(^o^)/:2014/11/28(金) 07:46:40.49 ID:8R+Qorg20.net
09/13 [BL03] ~ 11/26 [CLGS5] 得失点
オーバメヤン出場時 1081分 得点 20 / 失点 16 (+4) 得点率 1.67 / 失点率 1.33 (+0.34)
オーバメヤン不出場 359分 得点 7 / 失点 2 (+5) 得点率 1.75 / 失点率 0.5 (+1.25)

香川出場時 1009分 得点 20 / 失点 5 (+15) 得点率 1.78 / 失点率 0.47 (+1.31)
香川不出場 431分 得点 7 / 失点 13 (-6) 得点率 1.46 / 失点率 2.71 (-1.25)

ムヒタリアン出場時 978分 得点 20 / 失点 11 (+9) 得点率 1.84 / 失点率 1.01 (+0.83)
ムヒタリアン不出場 462分 得点 7 / 失点 7 (0) 得点率 1.36 / 失点率 1.36 (0)

グロスクロイツ出場時 824分 得点 12 / 失点 16 (-4) 得点率 1.31 / 失点率 1.75 (-0.43)
グロスクロイツ不出場 557分 得点 15 / 失点 2 (+13) 得点率 2.42 / 失点率 0.32 (+2.10)

ロイス出場時 651分 得点 13 / 失点 7 (+6) 得点率 1.80 / 失点率 0.97 (+0.83)

インモービレ出場時 628分 得点 14 / 失点 11 (+3) 得点率 2.01 / 失点率 1.58 (+0.43)

ラモス出場時 521分 得点 9 / 失点 6 (+3) 得点率 1.55 / 失点率 1.04 (+0.51)

15 :名無しに人種はない@実況・\(^o^)/:2014/11/28(金) 07:47:35.43 ID:8R+Qorg20.net
09/13 [BL03] ~ 11/26 [CLGS5] 得失点
上段 香川と同時起用している時 下段 香川と同時起用していない時
オーバメヤン 680分 得点 12 / 失点 4 (+8) 得点率 1.59 / 失点率 0.53 (+1.06)
401分 得点 6 / 失点 12 (-6) 得点率 1.35 / 失点率 2.70 (-1.35)

ムヒタリアン 608分 得点 14 / 失点 1 (+13) 得点率 2.07 / 失点率 0.15 (+1.92)
370分 得点 6 / 失点 10 (-4) 得点率 1.46 / 失点率 2.43 (-0.97)

ロイス 526分 得点 12 / 失点 2 (+10) 得点率 2.05 / 失点率 0.34 (+1.71)
125分 得点 1 / 失点 5 (-4) 得点率 0.72 / 失点率 3.62 (-2.90)

グロスクロイツ 489分 得点 8 / 失点 5 (+3) 得点率 1.47 / 失点率 0.92 (+0.55)
335分 得点 4 / 失点 11 (-7) 得点率 1.08 / 失点率 2.96 (-1.88)

インモービレ 350分 得点 8 / 失点 4 (+4) 得点率 2.05 / 失点率 1.03 (+1.02)
278分 得点 6 / 失点 7 (-1) 得点率 1.94 / 失点率 2.27 (-0.33)

ラモス 291分 得点 6 / 失点 2 (+4) 得点率 1.86 / 失点率 0.62 (+1.24)
243分 得点 3 / 失点 4 (-1) 得点率 1.11 / 失点率 1.48 (-0.37)

23: 名無しに人種はない@実況・\(^o^)/ 2014/11/28(金) 09:11:23.24 ID:JFHk0PSB0.net
>>14>>15
これ面白いね
一番得点率高いのがインモが出てるときで
一番失点率高いのが香川が出てないときか

ちなみに得失点差の数字大きい順に並べてみたらこうなったよ

1.グロスクロイツ不出場時 +2.10
2.香川出場時 +1.31
3.オーバメヤン不出場時 +1.25
4.ムヒタリアン出場時 +0.83
4.ロイス出場時 +0.83

http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1417123450/

ドルトムントの心臓グロスクロイスの不調

何れの選手の出場時間も何試合分も考慮されるので、いつもの2chで出てくる1試合だけの話しに比べると随分いいデータといえるだろう。ここから言える事は、香川の圧倒的なポジティブな影響力だ。そして不調にしてもやりすぎだろといえるグロスクロイツの失点率がヤバイ。もしグロクロがもう少し失点率が低ければ何か違ったのではないかとさえ思える数字だ。ドルトムントにとって怪我人が大量にでる中、このグロクロの不調というのは本当に致命傷になっていたのではないか。そして後半戦になりグロクロは外されて試合に出ておらず最近のドルはかなり勝率が高い。

クロップがムヒタリアンと香川を一緒に出す理由

もう一つ実に興味深い数字がある。興味深いムヒタリアンと香川の話だ。2chなどでは盛んにムヒと香川の相性が悪いと言う事が声高に叫ばれているが、数字を見るとむしろムヒは香川と一緒に出ないと本当に酷いロストマシーンと化しているといえるだろう。

香川と一緒のムヒ 608分 得点 14 / 失点 1 (+13) 得点率 2.07 / 失点率 0.15 (+1.92)
香川と一緒にでないムヒ 370分 得点 6 / 失点 10 (-4) 得点率 1.46 / 失点率 2.43 (-0.97)

香川にとっては相性がいいとは言いがたいムヒタリアンだが、ムヒタリアンから見ると実は香川は非常に相性がいい選手だ。最近頻繁にクロップがムヒと香川を同時に投入するのは、香川ファンにとっては不満が残る采配なのだが、怪我人だらけのチーム事情を考えてムヒを有効活用するしかないクロップからすると、香川と一緒にムヒを出す事で、ムヒの悪い失点への影響を最小限に抑える事が出来るといえるわけだ。ただし、ムヒと一緒に出ると香川は守備やパスコース作りにばかり回るので本人の成績としては攻撃面で数字が残らないのではないかと思う。香川ファンからは不満が残る面でもあるだろう。

実際数字を見ると香川は前線の選手としては圧倒的に守備が上手い。そしてボールをキープするわけではないが、パスコースを作ってカバーする能力も高い。これはマンU時代ですらそうで得失点で見ていくと香川が入っている方が守備力が圧倒的に上がっていた。元々ボランチだった香川は、ボランチとしてみれば守備力が高いとはいえないかもしれないが、トップ下としてみた時は確実に守備がうまい選手に入る。何故か香川が守備が出来ないと思っている人が2chなどでは多いようだが、実際にはドルでも日本代表でも前線の選手としては本当に屈指の守備力を誇っていると思う。得点を取れなくなった香川の今の良さは前は全くダメだったパス能力が高くなり、散したりスルーパスをだしたりと多彩になった。しかも豊富な運動量を生かしたプレスやインターセプトの能力が今の香川は異常に高い。若干目には見え難い利点となったが、今の香川のプレースタイルも以前とは違う利点は確かにあると思う。

最近の香川とムヒとドルトムントの勝率の関係性

上の得失点のデータは去年の年末頃までのデータ。今年に入ってからは以前よりドルの調子が良く、実はこの前のバイヤン戦で負けるまではリーグではほぼ負けなしで着ていた。ただし、相変わらずムヒの問題は残っている。スタメンによる勝敗の違い。

103 :名無しに人種はない@実況・\(^o^)/:2015/04/05(日) 09:48:35.98 ID:Bnl72edE0.net
香川スタメンで使えば負けは無かったな
後半戦13試合 香川スタメン6勝2分0敗(勝率75%)ムヒ抜きなら全勝ですが

01/31(土)26:30 [BL18] A△0-0 レヴァークーゼン グロクロロイスカンプル
02/04(水)28:00 [BL19] H●0-1 アウクスブルク カンプルロイスオバメ
02/07(土)23:30 [BL20] A ○3-0フライブルク ロイス香川カンプル
02/13(金)28:30 [BL21] H ○4-2マインツ 05 ロイス香川カンプル
02/20(金)28:30 [BL22] A ○3-2シュトゥットガルト ロイス香川カンプル
02/24(火)28:45 [CL16] A ●1-2ユベントス ロイスムヒオバメ
02/28(土)23:30 [BL23] H ○3-0シャルケ 04 ロイス香川ムヒ
03/03(火)28:30 [DFB4] A ○2-0ディナモ ドレスデン ロイス香川クバ
03/07(土)23:30 [BL24] A △0-0ハンブルガーSV ロイス香川ムヒ
03/14(土)26:30 [BL25] H △0-0ケルン ロイス香川ムヒ
03/18(水)28:45 [CL16] H ●0-3ユベントス ロイスカンプルムヒ
03/21(土)23:30 [BL26] A ○3-2ハノーファー96 ロイス香川クバ
04/04(土)25:30 [BL27] H ●0-1バイエルン カンプルロイスクバ

ムヒスタメン1勝2分2敗(勝率20%)

http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1428179049/

ムヒの調子は最近になっても戻っておらず、チーム全体としてみるとかなりの悪影響があるといわざるを得ないだろう。

Suedtribuene
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88

ドルトムントvsユベントス予想スタメン

ドル公式ツイッターが予想するスタメン

ドルトムントvsユベントスメンバー予想
https://twitter.com/BVB/status/578175540609290240

CLでの過去の成績

ドルvsユーベ
https://twitter.com/ChampionsLeague/status/578182018707652608

Goal.com による試合前記事

ドルトムントとスコアレスドローはないとみるアッレグリ 「少なくとも1ゴールが必要」 – Goal.com
http://www.goal.com/jp/news/175/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0/2015/03/18/9935102/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A8%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%83%AA-%E5%B0%91%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%82%82%EF%BC%91%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81