2 – 1 | ||
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武藤 嘉紀 前半43分 塩谷 司 後半13分 |
得点 | エルドル ショムロドフ 前半40分 |
武藤 嘉紀 前半33分 | 警告 | ファルフ サイフィエフ 後半24分 イゴール クリメツ 後半27分 |
採点
Pos | No. | 選手名 | 採点 | 寸評 |
GK | 23 | シュミット ダニエル | 5.5 | CBが抜かれた後1vs1の形で失点がありスーパーセーブはなかったが、全体的にミスのない手堅いプレーを見せた |
DF | 2 | 三浦 弦太 | 4.0 | ややボール回しで危ないシーンもあり不安定な守備となった。失点シーンでは決定的な場面でカバーに入った所を抜かれて決められてしまった |
DF | 3 | 室屋 成 | 7.0 | 守備の堅さと素早い攻撃参加を見せた。ボールを持った状態でのプレーはやや課題が残ったがサイドでのポジションのとり方は攻撃でも光るものがあった。失点直後の場面で室屋の個人技で仕掛けて素晴らしいクロスで武藤のゴールをアシスト。仕掛けたタイミングなどもメンタルの強さを感じさせる素晴らしい出来。また後半でもオーバーラップを何度も見せ決定的なシーンでも守備で戻って奪うなどスタミナと守備の堅さも見せた |
DF | 4 | 佐々木 翔 | 4.5 | 攻撃参加の後の守備でもよく戻り危ない場面を防いだが、左サイドはなんどか危ない場面で崩されており、佐々木がやや前にでていたタイミングで左サイドの裏を崩されて失点 |
DF | 18 | 塩谷 司 | 6.5 | 中盤でのボールキープやボール回しで違いを見せ、縦に惜しいパスを何度も供給した。危険な場面での戦術的ファールも光った。後半には勝ち越しを決める決定的なゴール。運動量の多さからも調子の良さを感じさせた |
DF | 20 | 槙野 智章 | 4.5 | DFラインでのボール回しがやや難しい中、安定したパス回しで攻撃面でいいプレーを見せたが、相手のボールの場面でスピードで裏をとられてしまい失点 |
MF | 10 | 乾 貴士 | 5.5 | 後半36分OUT 明らかに足元の技術で圧倒しておりテクニックの違いを感じた。特に攻撃では圧倒的で試合を通じてかなりレベルの違いを感じさせたが、守備では相変わらずもらさを感じさせた。特に後半になると足が止まり守備で走れなかった。相変わらずの諸刃の剣 |
MF | 14 | 伊東 純也 | 5.5 | 右サイドからの突破でいい形でのクロスを何度か見せたが、崩し切ることができなかった。後半は激しく突破を繰り返したが前半は消えていた時間が長く少し調子の悪さも感じさせた |
MF | 17 | 青山 敏弘 | 4.5 | 中盤での奪い合いではウズベキスタンとせめぎ合う形になり、ウズベキスタンのムサエフにいいプレーをさせてしまった。また塩谷が精力的に動いていたため、やや物足りなさを感じた |
FW | 11 | 北川 航也 | 5.5 | 決定的なチャンスをゴール前で何度かもてたがゴールはできなかった。決定力という点で課題を残している |
FW | 13 | 武藤 嘉紀 | 6.5 | 後半40分OUT 何度か決定的な場面で何度も顔をだし、守備でもよく走った。失点した直後の場面で決定力を発揮してヘッドで1ゴール |
交代 | ||||
MF | 8 | 原口 元気 | 5.0 | 後半36分IN 乾に変わっての出場。足が止まってきた乾の代わりに守備固めで入った感じだったがしっかりと勝ちきった |
MF | 6 | 遠藤 航 | – | 後半40分IN 時間が短すぎて採点は不能。守備での硬さは見せた |
監督 | – | 森保一 | 6.5 | ターンオーバーをしての勝利。さらにサブのメンバーの組み合わせからも光るプレーを見出したことで、グループリーグ突破を決めた後の試合として考えられる中では一番素晴らしい結果。敢えて言えば失点と得点の少なさがやや気になるが、サブのメンバーでも勝ちきれたという事に意味があった |
試合後、森安監督のコメント
-10人メンバーを入れ替えての逆転勝利。今日の試合について
「選手たちが総合力を見せようと総力戦で戦って結果を見せてくれた」
-次の試合について
「決勝トーナメントに向けてもチームで準備をして次の一先に準備を尽くしていきたい」
日本代表スタメン
前回の試合から北川を除くほぼ全員のスターティングメンバーを入れてターンオーバーしていた。キャプテンは青山。決勝トーナメントの日程がきついことを考えてサブの組のモチベを維持し経験を積ませつつ、スタメン組を温存する構成。現在の日本代表のサブのレベルが高いからこそできるようになった戦略で有り、今後のW杯などの大きな大会でも主力選手のコンディション調整と新しい選手に大会本番で出場機会を与えることができる。若手の育成、サブのコンディション調整、調子のいい選手の発掘、スタメンの疲労予防などターンオーバーによる効果は一隻何鳥にもなる。層が厚く選手が多い強豪国や選手層の熱いクラブチームなどではむしろ常套手段として使われており、日本もこの大会に限らず、日本の選手層の暑さを利用するためには、今後もこのノウハウを残して欲しい。
塩谷は調子の良さを感じさせたのDMFとしてのスタメン候補に躍り出たのではないだろうか。特にコンディションが万全とは言いにくいDMFの中で最近のクラブでの出場試合数が少ない柴崎や発熱していた遠藤の代わりに、塩谷も十分選択候補になったと思う。またRSBの室屋も再三右サイドを崩し試合の機を読む決定的な仕事をしたのでスタメン候補の一角に入ったのではないかと思う。あまり評価はされていない室屋だが個人的な評価では右サイドバックとしては素晴らしい選手になってきていると思う。この試合でもSBとして与える試合への影響力としてはこれ以上となるとさらにアシストを増やすか得点するくらいしかないのではないか。またCFでは大迫の代わりで北川よりも武藤の方がアピールできたのではないだろうか。
試合の総評
DFラインの微妙なプレーと、相手の突破力のあるドリブルで失点して嫌な流れだったが、その失点直後に室屋の縦に突破からの武藤のヘッドとFC東京のラインで攻撃が決まり同点に追いついた。クラブでの連携面が代表でも機能する所を見せた。またその後は日本が再三崩し、相手の選手が1人倒れた状態でも審判が止めず試合は続行されていたすきに塩谷が素晴らしいミドルで逆転。試合を決めた。
スタッツ
43% | ボール支配率 | 57% |
15 | シュート | 11 |
5 | 枠内シュート | 2 |
431(84%) | パス(成功率) | 548(84%) |
0 | オフサイド | 1 |
10 | フリーキック | 18 |
4 | コーナーキック | 7 |
0 | ペナルティキック | 0 |