さり気なくミスリードするメディアと、柔軟性の足りないハリル

──前半、内容は良かったが得点が取れなかった。それを受けて後半、どのような修正を考えたか?(大住良之/フリーランス)

 ハーフタイムでは2点目を狙いに行こうと言った。それによって、おそらくわれわれが完全に試合を握ることができた。われわれはボールを奪ったときに、前に行くべきか、少しキープすべきかというところで迷いがあり、ボールを簡単に失ってしまった。また、先ほども言ったように、フィジカル的にきつい選手が何人かいた。暑さもあったが、試合が進むにつれて、何人かの選手が走れなくなっていた。

 この失敗した試合に関しては多くのディスカッションをしないといけない。選手とはたくさんの話し合いをしてきたし、準備もしてきた。だが、われわれよりもフィジカルが強い相手に対して、対抗することができなかった。今日も10以上の決定的なチャンスがあったが、このように失敗し続けてはいけない。がっかりしているが、こうなってしまったと言うしかない。なでしこが負けていたので、われわれは勝たなければならないと思っていただけに、本当にがっかりしている。

──今後も日程的にきつい状況が続く中、フィジカルに関して今後どのような対応を考えているのか?(田村修一/フリーランス)

 次の準備としては、何人かの選手を交代して使うと思う。何人かの選手はかなり疲労しているし、けがもあるのでおそらくプレーできない。今日は空中戦でかなり支配されていた。大したことはできないが、他の選手にチャンスを与えるということだ。日本のフットボール界の責任ある方々は、今日何が起こったのかをしっかり見てほしいと思う。われわれに対して、きちんと疑問を抱かなければならない試合だった。この大会に入る前にも疑問を投げかけたが、今日もそれを繰り返そう。残念ながら私の方に理があると思う。真実を見ないといけない。これが日本のフットボールの現状だと思っている。

http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201508020006-spnavi

この質問と回答の記事で前後を読み飛ばしているマスコミがあったので、あまりに酷いと思ったから、良心的に全部書いてるスポーツナビのを引用してみた。この省略されてない奴を見て欲しい。

「他の選手にチャンスを与える」の真意

  「他の選手にチャンスを与える」⇒懲罰

のような印象を与えるが、実際には

  日程的にきつい⇒選手をローテーションする

という意味であるのが上の質問と回答を見ると直ぐ分る。

「フィジカル的にきつい選手が何人かいた」の意味

  「フィジカル的にきつい選手が何人かいた」⇒選手のスタミナやフィジカルの問題

のような印象を与えるが、上の質疑応答を見る限り実際には

  「フィジカル的にきつい」⇒日程に問題がある

という意味だと思われる

それでも疑問符も付くハリルの戦術

日程的に厳しいのは随分前から分っていたのではないだろうか。そもそも日程が厳しいからといって負けるほど強い相手だったとも思えない。それでも勝てたでしょと思わざるをえない部分が。コンディションが非常に悪かったとしても、今度は何故そういうコンディション面に配慮した戦術にしなかったのか疑問が出てくる。北朝鮮戦でも、縦に速い永井や突破力のある宇佐美など、前と同じく縦に速い戦術を前提とした布陣だったのは明らか。そしてボールキープせずに素早く攻撃するので当然スタミナが減る。これについてはDFの槙野も苦言を呈している。といっても、槙野も北朝鮮戦では2失点に絡む活躍だったので言い訳なのかもしれないけど。

 今後の修正点としては「90分タテに速いサッカーっていうのはあまりにも不可能」と認めた上で、「ゆっくりする時間帯とタメを作る時間っていうのは必要かなと思います」と語った。

「監督はタテタテと言うけど、もう少し幅を利かせたプレーだったりとか、ボールを動かすこと、時間を作ることを、僕たちが後ろから指示を出すことも必要なのかなと思いますね」

http://news.livedoor.com/article/detail/10425012/

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