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リアクションサッカーとは

 自分たちから動くのではなく、相手の動きにあわせ対応していくサッカーの考え方。
 リアクションサッカーはこの選手にはこの選手がつくというふうに、事前に決められた行動パターンにもとづき選手たちが動いていく。
 自分たちからボールを奪うというよりある程度相手に攻めさせ、相手のミスからボールを拾っていき、相手が攻めてできたスペースを利用し攻撃をしかける。
 相手のペースで試合が進むことが多いが、選手個人の役割が明確なため、リアクションサッカーの戦術はチームに浸透させやすい。

http://shoukyu.daijiten.biz/archives/2005/09/post_115.html

日本では、こういう感じで、「ポゼッションサッカー」と対になる形で「リアクションサッカー」などと並べられている。が、しかし、海外だと「reaction soccer」で検索しても「reaction football」で検索しても全く出てこないので、本当の本来英語での使われ方はよく分らない。ひょっとしたらゾーンプレスのような和製用語かもしれない。ちなみに、「Possession Football」は検索すると一応出てくる。ただし「Tiki-taka」の方が用語としては圧倒的に一般的に使われているようだ。

マリーシア

TVでマスコミが叫ぶ日本代表には「マリーシア」が足りないと。でも「マリーシア」って何?っていう話。

マリーシア(ポルトガル語: malicia)とは、ポルトガル語で「ずる賢さ」を意味するブラジル発祥の言葉である。サッカーの試合時におけるさまざまな駆け引きを指す言葉でもあるが、国によってその解釈は異なっている。イタリア語では「マリッツィア(Malizia)」と呼ばれる

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2

ただし、これも日本で言われている「マリーシア」はどうやら勘違いがあるらしい。以下のページの説明によると日本のTVなどのマスコミはかなりこれを誤用しているとしか思えない。

日本で「マリーシア」というと、ついずるい行為や反則スレスレのプレーがイメージされがちですが、実際にはそういう行為は「マランダラージ」と呼ばれるものであって、本来の意味ではありません。

ブラジルのほとんどの地域では、マリーシアは男女関係の駆け引きの時に使われているだけで、サッカー用語で「マリーシア」を使っているのは南部の一部の地域だけなのだそうです。そこで言われる本来のマリーシアとはずる賢いとは少し違うニュアンスで語られていて、「豊富な経験から得た知恵」、つまりマリーシアが足りないということは、「経験が足りない」というようなニュアンスになるわけです。

http://news.livedoor.com/article/detail/4801410/

ドリブルには色々な呼び方があった

ドリブルの上手さについて考えると、日本で言えば永井や宮市のようにスピードでぶっちぎるタイプのドリブルの上手さと、乾や斉藤、宇佐美のように細かい所にドリブルではいっていって抜くタイプのドリブルは違う性質を持つので、誰が一番上手いドリブラーか考えるのは案外難しいなと思った。そんな時に下のページを発見し面白い事が書いてあった。

これは面白いと思ったのでメモしておくことにした。表にすると

日本語 スペイン語 意味
ドリブル レガテ(regate) 相手を抜く行為
ドリブル コンドゥクシヨン(conducción) ボールを運ぶ行為
??? デスマルケ(desmarque) 相手のマークを外す
??? レチャッソ(rechazo) シュートのはね返りボール
??? セントロ・チュ(centro-chut) センタリングとシュートのあいの子

言葉の不在は行為の不在 ~サッカーにおける言語的な優位性~
http://blog.livedoor.jp/masayahiga/archives/51474858.html

これは雪が良く降る地域には雪を表す言葉が沢山あり、雨が多い地域には雨を表す言葉が沢山あるというどこかで聞いた話を思い出させる。日本も雨が比較的多い地域なので、時雨、梅雨、豪雨、雷雨、小雨、霧雨、五月雨、長雨、通り雨、色々な呼び方がある。日本もサッカーをやるならそれに付いての色々な状態を表す言葉がなければ意思疎通すら難しくなるわけで、この概念の不在というだけで結構日本人には理解するのが難しいサッカーの考え方というのがあるのではないかと思ったりした。

ゲーゲンプレス

ゲーゲンプレッシングともいう。ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督の代名詞とも言えるプレスを使った守備の方法

ボールロスト時にリトリートせず、その場でプレスをかけてボールを奪うというもの。

 ドルトムントの攻撃は、ディフェンダーやゴールキーパーからの前方へのロングボールを合図に発動され、敵陣で相手にボールが渡れば全員が連動してプレスをかける。そうして奪い返したボールを一気にゴールまで運んでしまうのだ。

 これは相手がボールを保持していることが前提であり、状況によっては「あえて相手にボールを渡す」という選択肢もあるほど。そして、驚異的に早い攻守の切り替えと、スピーディーな縦への攻撃が必要となるため、必然的にポゼッション率が下がってしまう。

http://www.footballchannel.jp/2014/03/02/post28874/

この話に限らないが、日本人もよく言う「ゾーンプレス」という言葉を日本人は恐らく理解していないのだという事に最近気づいた。そもそも「ゾーンプレス」というのは「ゾーンディフェンス」と「プレスディフェンス」を組み合わせた日本人の造語だという事が書かれているのを見たからだ。昔の加茂周監督時代の日本代表がを採用したことで、その頃からすっかり日本では「ゾーンプレス」で定着してしまっていた気がする。

参考になる解説

ドイツ・ブンデスリーガ研究 〜本家ドルトムントのゲーゲンプレッシング〜
http://soccer.skyperfectv.co.jp/staffblog/310

海外サッカー観戦に使えるロシア語

見かけるロシア語の解説

ヴァロータ:ゴール
ウダール:シュート
ワロータ:惜しい
ミャーチ:ボール
ニチャー:引き分け
シターンガ:ゴールポスト
パダーチャ:フィード、クロス
シトゥラフノーイ ウダール:フリーキック
ピリダーチャ:パス
コントラァタッカ:カウンターアタック
ダバイダバイ:早く早く!、行こう行こう!
ウルチャイチェ:手当てしてくれ
マスタル ズドロヴァ:上手すぎ!
アパースナ:危ない
スパスィーチェ:助けてくれ!
パーモチ:助ける
ポーマシ:ヘルプ

アジン:1
ノーリ:0
アジンノーリ:1-0