セネガル戦の日本代表メンバーのトップスピードは原口で31km/h

ワールドカップは毎回 fifa が細かいスタッツを出してくれているので眺めるのが楽しい。見ていて面白かった所を抜き出してみた。元がpdfだったので適当に加工した。

日本代表の走る速さ

本田は、常々言われていたようにやはり最高速度はあまり出ていない。そして最高速度は長友ではなく原口。そして2番目は酒井と吉田が並んでいる。吉田も足が遅いとたまに批判している人がいるけど正直言ってCBとしてはむしろスピード感溢れる選手だと思う。

参考までに

・100m を 10 秒で走ると時速 36km/h
・30km/h で 100m を走ると 12秒程度

このトラッキングシステムがあると昔よくあったプロ野球選手の50m走のインチキ記録とかはもはや意味ない。サッカーのスタッツは正確に追跡された現実的な数字が並んでいると言う感じ。

走行距離とスプリント回数

走行距離とスプリント回数は予想通りの長友が1位。だが面白いのは「2番目が柴崎」だと言う点。柴崎はこの試合では非常にいい働きをしていて一時期のフィジカルの弱さを感じさせなかったが、数字も印象を裏付けている。むしろ印象以上に実際には走っていたと言うべきかも知れない。そして香川の数字にも着目するべきだろう。香川もたまに走っていないと言われることがあるが、走行距離は以前からいい数字をだしていて毎回長友と1位2位を競るほど。この試合も途中交代しているので数字こそ小さいが、90分換算すると10513と相当な数字になる。OMFやFWはあまり走らない選手が多いので運動量でみれば本当に世界でも屈指のOMFではないかと思う。

守備に関しても同じ事がいえて、そういう意味で実は香川はボランチの前でブンブンと煩く動き回るハエや蜂のようなタイプの守備をするので、実は守備に関してはDFWといわれる岡崎など同じで、OMFとしてはむしろ守備量が多い選手と言っていいと思う。

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