「SAMURAI BLUE」タグアーカイブ

ブラジルW杯前の日本代表選手のコンディション

心配すぎる日本代表のコンディションの不安要素を見つけた限り一覧

長友 「ふくらはぎの張り」練習別メニュー
内田 「右太腿肉離れ、腱断裂、手術回避による悪影響」 練習別メニュー
長谷部 「右膝2度手術、体の広範囲に張り」練習別メニュー
岡崎 「微熱」で別メニュー「親善試合最終戦での頭部からの出血」
酒井高 「右膝負傷」松葉杖で練習別メニュー
吉田 「右膝負傷」最近まで長期離脱(以前は股関節の問題も)
本田 「右膝半月板」「視力回復」「頸部手術」

ニュースソースとか

  • http://web.gekisaka.jp/news/detail/?140346-140346-fl
  • http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/06/06/kiji/K20140606008308280.html
  • http://www.sanspo.com/soccer/news/20140606/jpn14060605050013-n1.html
  • http://web.gekisaka.jp/news/detail/?140289-140289-fl
  • http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/06/05/kiji/K20140605008303560.html
  • http://www.sanspo.com/soccer/news/20140604/jpn14060405010003-n1.html
  • http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/p-sc-tp0-20140602-1310961.html

日本vsザンビア 国際親善試合

日本 4 vs 3 ザンビア
1 (前半) 2
3 (後半) 1
日本 コスタリカ
得点 本田 圭佑(前半40分)
香川 真司(後半28分)
本田 圭佑(後半30分)
大久保 嘉人(後半46分)
クリストファー カトンゴ(前半9分)
ネイサン シンカラ(前半28分)
ルバンボ ムソンダ(後半44分)
警告 大久保 嘉人(後半27分)
吉田 麻也(後半37分)
酒井 宏樹(後半41分)
クリストファー カトンゴ(後半34分)
8 シュート 8
12 直接FK 14
3 間接FK 2
3 CK 3
3 オフサイド 2
52 ボール支配率 48

http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/text/?gid=2014060601

Japan vs. Zambia - 7 June 2014 - Soccerway
http://int.soccerway.com/matches/2014/06/07/world/friendlies/japan/zambia/1665094/

試合の総評

全体の印象としてはザンビアが予想以上に強いチームで、一方の日本はコンディションの問題だけではなく連携や戦術面に偏りが見えてチームとしての課題が多々あった。

ザンビアの印象

ザンビアは中盤の守備のプレスが強く、本田や香川などキープレイヤーを中盤で抑えてきた。攻撃の戦術としてはフィジカルだけではなく、ロングボールだけでもなく、狭い所でのショートパスもかなり上手い。そこにサイドチェンジでフィールドを大きく使っていた。日本のコンパクトなプレスをサイドチェンジで揺さぶりボールを運ぶ。ある所まで持ち上がると今度は、一転中への速いクロスや強烈なミドルなどの飛び道具。日本の場合は運んだ後も人数をかけて細かく崩すが、ザンビアはパワフルなミドルがあり、これにより少人数がバイタル付近に近づくだけでペナルティエリアの中まで突破しなくても得点できる可能性がある。パスワークだけではなく最後はフィジカルも十分に生かした面白いスタイルだったように思う。何故か昔のベンゲルを思い出すような戦術だった。

あえて特筆すべき点はこのザンビア代表は主力が「CAFコンフェデレーションズカップ」の試合の関係で離脱*しており主要メンバーが少なかったという点だ。アフリカでW杯に出場できなかった国の主力抜きのメンバー相手としてこの結果を見るとコートジボワール戦には不安を残す形となった。

* : http://qoly.jp/2014/06/07/zambia-wants-to-see-how-far-we-are-from-worldcup

日本代表の印象

いつもに比べ中へ切れ込む攻撃パターンが多く、サイドからの攻撃がこの試合では少なかったように思う。また長友や内田、酒井がサイドの裏に抜けるプレーも少なく、サイドの裏の岡崎へ出すプレーも少なかった。これによりサイドからマイナスの低いボールで降り返すプレーはあまり見られなかった。代わりにサイドから中に切れ込むプレーは多く中央のバイタル付近からのシュートや、ゴール前のFWの裏へ出すボールを多用しており、柿谷や岡崎が裏へ抜け出す動きに合わせるプレーを主体としていたように思う。得点は1点目が相手のハンドによるPK、2点目がクロスボールがそのままゴールになるラッキーなゴール、3点目はその直後の隙を突くゴールと、ほとんどが正攻法の崩ではないのも気になる。

スタッツを一つ

スタッツで気になった所は、まずインターセプトの回数。

日本 ザンビア
15 インターセプト 30

http://www.goal.com/jp/match/%E6%97%A5%E6%9C%AC-vs-%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2/1665094/stats?ICID=MP_MS_4

日本が15に対して、ザンビアが30と倍も違う。これはフィジカルチームと対戦した時のいつもの日本の言い訳がしにくい数字だ。フィジカルを強みとするチームに単純に高さやスピードで負けるのとは違う。インターセプトはむしろパスワークの問題による所が大きいからだ。日本は前半にボールを回せてないイメージはあったものの後半は攻めれていた部分もあったので予想以上の開きという印象。しかし、よくプレーを見ると実は後半も日本の攻撃は青山の縦パス1本だったり、DFの森重が攻めあがるという特殊な形で得点しており、攻撃陣のパスワークで崩したわけではない。W杯のように日本対策をしたチームとの対戦を想定すると日本のパスワークに対策を立ててくるケースは常に想定されるパターンで、非常に意味のある試合だったように思う。

日本代表の選手のプレーとかで気になった所

採点
西川 4.5 失点数とミドル対応に課題。パスは違いを見せた
吉田 5  
長友 4.5 突破が少なく、自身の裏は防いだがクロスを上げられた
今野 5  
内田 4.5 決定機に加速で裏に抜けられ失点。体調に不安
遠藤 5  敵の中盤対策に決定的な仕事はできず守備には不安
山口 5.5 中盤をスタミナでカバーしたがミドルが失点に
香川 6  得点したが、連携は単調で多くが防がれた
本田 6  マークに苦しんだが、相手が浮き足立つ瞬間を仕留めた
岡崎 5  献身的に動いて貢献したがゴールにはつながらなかった
柿谷 4.5 裏への抜け出しは決まらず、それ以外は消えていた

大久保 6.5 連携対策を吹き飛ばす個人技と勝ちへの拘りを見せた
大迫  5  無難にプレーしたがFWとしては、もっとゴールに期待
森重  6.5 安定した守備と素晴らしいアシストで攻守に貢献
酒井宏 5  スピードとフィジカルは十分。コンディションは良好
齋藤  4.5 ボールタッチが少なすぎた。味方との意思疎通に期待
青山  6  コスタリカ戦でも見せた深い位置からの縦パスが決まった

ザック 5.5 勝利へのこだわりと結果を出すスタイルは流石。ただし相変わらず選手には無理をさせる傾向があり、明らかに調子の悪い内田や、試合中に右手を痛めた大久保、頭から出血した岡崎についても、怪我の後も試合に出場し続けてたので本番への影響が気になる。怪我の長谷部と酒井のコンディションも気になる。また本田も常に出場し続けているので、本田が怪我をした時のトップ下の交代などの形が想像できない。本田潰しで日本が対応できるのか不安が残る。

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ザックジャパンの成績

2ch のスレッドで見かけた「ザックジャパン成績」というレスが非常に面白かったので紹介してみる。

アジアカップ ← 優勝
アジア3次予選 ← 負けたのは突破決まってから
アジア最終予選 ← 4勝1分1敗で通貨ほぼ確定

アルゼンチン(親善) ← 勝利
フランス(親善) ← 勝利
ブラジル(親善) ← 敗北

勝率 ← 日本歴代監督1位
得点率の高さ ← 日本歴代監督1位
失点率の低さ ← 日本歴代監督1位

てな具合だぞザックてwこれで解任する方が難しい・・・
ちなみに詳細はこう

勝率ランキング
1位 33戦21勝-8分-4負 勝率:86.36% ザック
2位 20戦12勝-5分-3負 勝率:80.00% オシム
3位 50戦26勝13分11負 勝率:70.27% 岡田
4位 52戦24勝17分11負 勝率:68.57% トルシエ
5位 72戦38勝15分19負 勝率:66.67% ジーコ

得点ランキング
1位 -62得点 1試合平均得点:1.87 ザック
2位 -36得点 1試合平均得点:1.80 オシム
3位 -85得点 1試合平均得点:1.70 岡田
4位 -86得点 1試合平均得点:1.65 トルシエ
5位 114得点 1試合平均得点:1.58 ジーコ

失点ランキング
1位 21失点 1試合平均失点:0.63 ザック
2位 14失点 1試合平均失点:0.70 オシム
3位 41失点 1試合平均失点:0.82 岡田
4位 48失点 1試合平均失点:0.92 トルシエ
5位 70失点 1試合平均失点:0.97 ジーコ

http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eleven/1364378936/

吉田麻也の誤解と盲点「危険な選手の隣に居て欲しいのは吉田麻也」

 吉田の守備が酷いという風潮は偏見だと個人的には思っている。そして吉田が持つ本質的な弱点は別にあるような気がする。というような事を以下データを見てて思ったので書いてみる。まず、前回の日本vsコスタリカ戦でも多くのサイトで吉田の守備の不安要素を語り、森重の安定性について主張する話が多かったが、単純なボール奪取回数とボールロストした回数を見ると吉田に対する一部の主張は偏見なのではないかという気がしている。まずは、それについてのデータが下の表だが、ボール奪取回数とボールロストした回数を出している。

選手名 ボール奪取回数 ボールロスト回数
22吉田 麻也 14 1
16山口 蛍 13 2
6森重 真人 7 1
21酒井 宏樹 6 0
4本田 圭佑 6 1
1川島 永嗣 6 2
15今野 泰幸 5 1
10香川 真司 5 2
14青山 敏弘 4 1
7遠藤 保仁 4 1
18大迫 勇也 3 2
2内田 篤人 2 1
13大久保 嘉人 1 1
5長友 佑都 0 0

http://www.football-lab.jp/japan/report/?year=2014&month=06&date=02

調べて見ると、さらに一試合前のキプロス戦も同様に吉田がボール奪取回数No1だと分かる。この二つの試合でも吉田を批判的に語る論調はあったが、この数字を見る限り吉田の守備の問題は、単純な対面能力ではない。むしろ代表チームでは最もボールを奪う、山口と共にボールを奪う能力に特化した選手だといえるだろう。

そこで、タイトルに書いたように「危険な選手の隣に居て欲しいのは吉田麻也」なのだが、これの意味する所は、危険な選手の隣に吉田がいない時があるという事。ちゃんと相手に寄せてさえ居れば吉田は現在の代表で最もボールを奪うのが上手い選手だといわざるを得ないが、その吉田も相手の近くに居ない事には守備が出来ない。あえて吉田の問題とこれからの課題を考える場合は、試合中に見える重要なタイミングでマークを外して相手をフリーにしているシーンなどこそが吉田の本質的な問題だと思う。

同様に分かる選手の守備能力の問題

ちなみに、同様の問題は香川や本田に対しても向けられており、何故か日本では「トップ下=守備ができない」というような論調が中村俊輔以来常に付きまとっているが、実はこういう数値を見ていくと完全な誤解だと分かる。コンディションが悪いとされ守備も批判されていた本田だが、このコスタリカ戦に関しては守備では機能していたといわざるを得ない。また、特に香川はこの試合に限らず安定して常にボール奪取回数が多く。香川の守備能力が代表全体を見てもむしろ高い方だと分かる。香川の場合はインターセプトが上手くパスカットのスタッツが他の情報で見ても素晴らしい数字を常に出している。プレミアリーグにおいても香川のインターセプト回数は素晴らしくマンUの攻撃陣でも1位2位を争う。この数字を見る限り香川の守備に対する批判は、日本の一部のサッカーファンの間に漂うあまりに印象的すぎた中村俊輔の亡霊といわざるを得ない。

日本vsコスタリカ 国際親善試合

国際親善試合 日本 vs. コスタリカ

日本 3 vs 1 コスタリカ
0 (前半) 1
3 (後半) 0
日本 コスタリカ
得点 遠藤 保仁(後半15分)
香川 真司(後半35分)
柿谷 曜一朗(後半47分)
ブライアン ルイス(前半31分)
警告 大迫 勇也(前半7分)
今野 泰幸(前半39分)
ジャンカルロ ゴンサレス(後半18分)
16 シュート 8
8 直接FK 17
3 間接FK 8
7 CK 3
3 オフサイド 8
55 ボール支配率 45

http://brazil2014.yahoo.co.jp/game/text/?gid=2014060201

Costa Rica vs. Japan - 3 June 2014
http://int.soccerway.com/matches/2014/06/03/world/friendlies/costa-rica/japan/1660446/


https://www.youtube.com/watch?v=0OyDStgvC1Y

日本代表の選手のプレーとかで気になった所

ザッケローニ:相変わらず戦術的には安定した組み合わせを提示してくるのだけど、コンディション管理という面においてはむしろ過去の監督と比べてもリスキーな采配を好む傾向があると思う。この試合でもそれが一部見えたので本番が心配になる。本番で怪我ならまだしも、本番前に怪我で使い物にならなくなったら今までの4年が水の泡になるだけに心配

採点
川島4.5:セーブもするがパスの成功率が気になる
今野4:肝心の所でミスし失点
吉田5.5:素晴らしいボール奪取。体調は戻してきているが、昔からやらかすフリーにする癖が抜けきらない
森重6:DFラインからの素晴らしい組み立て
内田5:体調を戻してない。前半に痛め怪我が悪化
本田5:前回よりは体調も回復傾向ゴールには絡んだ
山口7:素晴らしいボール回収率
遠藤6:青山の縦パスに対して遠藤の散しが試合を変えた
香川7.5:安定のボール奪取率、素晴らしいクロスとゴール
岡崎5:攻撃は失敗していたが守備でカバー
大迫4.5:チャンスは十分にあったが得点なし
大久保5:自ら決定機を作るもシュートを外す
柿谷6:短時間で点を取った
青山6:素晴らしい縦パスでチャンスを作る

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中村俊輔による本田圭佑評

2010年に中村俊介がインタビューに答えて話している内容

 「本田が何をするのか…。読めないというより、宙ぶらりんで、足元で受けるのが多い。周りが気を使わないと消えちゃうかな。トップ下の位置で横に動くだけで、裏に抜ける動きがない。カメルーンみたいに強い相手になったら、どうなるかな」

 はっきりと“本田システム”に疑問を投げかけた。「今までは2トップが前で連動するから崩せていたけど、中でパスを回せなくて、外だけになるかもしれない。臨機応変に俺が中に入ったりしないといけないかな」と、攻撃に連動性を欠くことを心配していた。

 「(昨年11月の)アウェーの南アフリカ戦だって、わざわざ(右から本田、岡崎慎司、大久保嘉人の)3トップにしたのにあまり機能しなかったでしょ? トップ下というか、FWって考えた方がいい。その方が周りも割り切ってプレーできる。ゲームをつくるとかはしない方がいい。ただ、(相手の)ボランチに対する守備はやらないと。シュートだけ打てばいいっていうのは違う」

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/gekisaka/article/558

 今見るとなるほどと、ちょっと思う所がある。当時は本田が「足元で受ける」のが多いのに対して、逆に中村俊介が「足元で受けれない」ので後ろに戻すパターンが多く、バックパスが多いので批判されたりしていた。今思えば、日本代表がまだポゼッション志向ではないのに中村だけポゼッションサッカーのような事をしていた気がする。当時は思わなかったけど、丁度俊輔がスペインにいた時期だし、あのバックパスは今見るとポゼッションサッカー的なものになんらかしらの影響は受けていたんだろうなぁと。強豪と対戦する時はカウンターサッカーをするしかなかった当時の日本代表から見ると少し現実離れした目標のようではあったが、今その目線で見ると割と中村俊輔の本田の話も妙に現実感があるような気がして面白い。

「本田が何をするのか…。読めないというより、宙ぶらりんで、足元で受けるのが多い。周りが気を使わないと消えちゃう」

 これは今のミランで本田を見ると結構当たってる気がする。代表と違ってミランでは本田をカバーしたり周りでオフザボールの動きがないので個人で突破しないとダメなのだが、そうなると不思議と本田が凡庸な選手のように見えてしまうのだ。

補足

 注意書きしておかなければいけないのは、当時の中村俊輔の目標は兎も角、現実的にはまだ日本代表ではカウンターサッカーしか選択できない状況でもあった。つまり現実味がなかった。そして中村俊輔が思い描いていたカメルーン戦の想定もはずれた。実際のW杯では日本は本田を中心にしてカウンターサッカーで勝った。
 今から思えば勝てた理由は日本代表には当時はまだ強豪を相手にした時にはカウンターサッカーという戦術しか共通理解がなかった事やカウンターサッカーなら出来たことがあると思う。現実的な戦術だったというべきだと思う。宙ぶらりんになる本田にも十分にサポートがついた。なぜなら個人で勝てないからパスワークやチームワークで勝つというのが当時の日本代表の考え方で十分にお互いに協力し合う条件が前提にあったからだと思う。さらに当時の本田はフィジカルがあり、まだこの時は走力も十分であったし、FWを含めた中でも最も決定力だけは合った本田を前において機能した。それは0トップという名だったが、実際は得点能力だけは優れていた本田を単にCFとして機能させたということだと思う。戦術的な問題ではなく決定力でCF本田にしていた形。結果的には1-0でカメルーンに勝った。だから、W杯の結果という意味においては中村の予想も本田の評価も外れている。
 ただし当時の日本代表の人材や実行可能な戦術という現実的な側面をのぞけば、MF本田の能力に関しては割りと的確に見抜いていたのではないのかと。MFとしてはフィジカルと決定力の高さ以外の強みは当時も少なかったし、今はそこにフィジカルとスピードが弱みになってミランの試合をみるとある意味中村俊輔の評価も意味が分かるのだ。

長友の苦悩「サイドを駆け上がった末に見える景色」

シュート 成功率
1 本田 圭佑 144 9.7%
2 岡崎 慎司 122 17.2%
3 香川 真司 109 13.8%
4 前田 遼一 46 17.4%
5 長谷部 誠 44 2.3%
6 遠藤 保仁 40 7.5%
7 長友 佑都 38 0.0%

2014 3/6 のデータ http://www.football-lab.jp/japan/ranking/

これは日本代表のシュートが多い順ランキングで、長友はそこで7位につけてる。これ自体は非常に攻撃的で悪い数字ではない。ただ、決定率が0%という問題を除けばだけど。この問題は意外なほど長友のプレーにおいては苦悩を生み出しているのではないかと前々から思っている。長友は派手なドリブル突破、強靭なフィジカルを生かしたボールキープや守備、さらにスタミナを生かしたスプリント回数など素晴らしい特性のある選手だが、日本代表においては一つの問題がある。それはボールを持ち上がった後どうするかという所だ。日本代表のFWは世界の強豪と比べると基本的には決定力が低い傾向があるし、身長も低い選手が多く。ポストプレーで優位に立てない選手が多い。そんな中、サイドでボールを持ちあがった長友は中にクロスをあげても、効果的ではない場面があまりにも多い。そこで自分で切れ込んでシュートを打つパターンが出てくる。しかしシュートが入らない。クロスについては以前の長友は代表では成功率がかなり低い時期があったが、最近は長友自身のクロスの質はかなり良くなってきた。ただし代わりに中にいる選手から前田やハーフナー、豊田という長身でポストプレーも出来るような選手が今はいなくなってしまっている。今のFWは裏へ飛び出してボールを要求するタイプが多く、長友本人も裏への飛び出しがしたいタイプなので二者択一な選択になりがち、長友が裏まで抜けてしまうと相手のラインが下がってFWが裏に抜けるのは難しいし、そこで折り返してもクロスの効果が眼に見えて減っている。そこでシュートかクロスかという2択をせまられるが、中に切れ込んでのシュートが入らない・・・これは長友のプレーを見てると持ち上がった後どうするか本当に苦労してる印象がある。今回のブラジルW杯もハーフナーが選ばれず、長友の苦悩は続きそうだ。

日本代表の練習から予想される先発メンバー

 注目の本田と大久保は、それぞれのトップ下に配置。本田は1トップ柿谷、両サイドに清武、斎藤という攻撃布陣の中で練習。大久保は1トップ大迫、両サイドに岡崎、香川という布陣で連係を深めた。

 指宿合宿も25日の午前練習を持って終了。MF遠藤が「キツいですけど、いい練習ができた」と話せば、大久保も「かなり盛り上がってきた。結構キツいけど、一応(練習が厳しいことで有名な)国見(出身)なんで」と、充実の表情を浮かべた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140524-00000073-dal-socc

というニュースを見て、色々なるほどと思ったので、大久保の起用方法などについて予想してみる。勿論練習でトップ下をしているのだから基本的なポジションはトップ下だろう。一緒に練習したメンバーが香川、岡崎、大迫という点も注目で、香川岡崎は明らかに主力メンバーで先発だろうと予想できる。そこに大久保を入れるという事は興味深い。またそこに大迫が入っているという事も面白い。大迫は柿谷より先発される確率が高いと見ていいだろう。柿谷はリーグでも最近ゴールから遠ざかり大迫は逆に得点をしているので、近況からいけば大迫の方が調子がいい。大迫は先発要員という可能性が高いと思う。大久保に関しては、今までのチームの作り方を考えれば基本的には本田主体なので、大久保はサブになるだろうが、大久保が本田と交代して出場すると考えると、大久保は周りが主力メンバーの中に放り込まれる事になるので、サブ組み同士で練習するより意味がある組み合わせとも言える。大久保については、勿論本来FWなので右の岡崎やトップの位置に入っても十分機能するするだろうが、中村憲剛を外したことで本田の変わりにトップ下に入る選手が居なくなってる、また乾などを外した事で香川がトップ下に入って左を別の選手で埋まる形もバランスが取り難い。そこでキープ力も高く運動量も多い大久保という事なのだろう。

■追記
 その後のキプロス戦では大久保はFWとして交代しており、トップ下はあくまで本田に何かあった時のサブの形の一つとして練習していたようだ。

ブラジルW杯日本代表メンバー23人選出

【GK】
川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
西川周作(浦和)
権田修一(FC東京)

【DF】
内田篤人(シャルケ)
今野泰幸(G大阪)
長友佑都(インテル)
森重真人(FC東京)
吉田麻也(サウサンプトン)
酒井宏樹(ハノーファー)
酒井高徳(シュトゥットガルト)
伊野波雅彦(磐田)

【MF】
遠藤保仁(G大阪)
長谷部誠(ニュルンベルク)
山口蛍(C大阪)
青山敏弘(広島)

【FW】
本田圭佑(ミラン)
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
清武弘嗣(ニュルンベルク)
大久保嘉人(川崎F)
岡崎慎司(マインツ)
齋藤学(横浜FM)
柿谷曜一朗(C大阪)
大迫勇也(1860ミュンヘン)

http://www.goal.com/jp/news/2320/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8/2014/05/12/4812118/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%ABw%E6%9D%AF%E3%81%AB%E8%87%A8%E3%82%80%EF%BC%92%EF%BC%93%E5%90%8D%E3%81%8C%E6%B1%BA%E5%AE%9A

今の日本は怪我人多すぎ、コンディション悪すぎ。長谷部(半月盤の手術直後)、内田(肉離れ)、遠藤(慢性的な腰)、吉田(膝の靭帯)、本田(慢性化して治る見込みのない膝と足首)、宮市(何回目か忘れるくらいの怪我)、清武(スタメン外される位不調)。長友(完治はしそうにない半月板)ふくらはぎの問題が定期的再発のも気になる。調子がいいのは、岡崎と大久保、大迫くらい。

メンバーは保守的に以前出てた選手を選んだという形だろう。コンディション重視ならこうは選ばれないけど、今まで作ってきた戦術や連携があるからな。長い間試行錯誤してたこの三つだけは新しい選手にした印象

1.高さ対策ポストプレー役(旧前田的ポジション)
2.トップ下のサブ
3.遠藤長谷部の高齢化対策

 1の前田もマイクも豊田も高さがあるFWを全部切ってしまったのは気になるが、大迫が一応その役割で選ばれてそう。ただ、ちょっとプレースタイルは違う気がする。2のトップ下のサブは長い間中村憲剛か清武だったが結果的に清武を選んだっぽい。数字や調子のよさで言えば圧倒的に中村なんだけど、同じくらいの選手が居るなら若い方を選んだという事だから若さで清武だったのかなと。ただ、ザックは中村は清武よりは守備も良くてボランチでのプレーも期待出来たことを考えると戦術の幅は狭まって、随分先鋭化した切れ味鋭いけど脆い構成にした感は否めない。3番は結局細貝を外して青山という選択で、ここはどちらでもありえたけど代表での成績が良かったのは青山なので、数字で無難に決めてそうな雰囲気。

個人的には清武柿谷両方選んで、そこに大迫ってのはリスキーだなぁとは思う。いい勝負できるか、大敗するかの極端な結果もありえそうだから